国道421号 |
part1 |
R1浅川交差点〜石槫トンネル |
桑名市→東員町→いなべ市 |
1.R1・三重r401浅川交差点 | 2.桑名市の市街地を西進 | 3.JR関西本線と近鉄名古屋線の員弁街道踏切 |
三重県桑名市の中心部の南部に位置するR1・三重r401浅川交差点がR421の起点である。R1は片側2車線道路だが浅川交差点がその南端である。R421はごく普通の対面2車線道路で始まっており、桑名市の中心部を通っているとあって昼間であればそれなりの交通量がある。約500m進むとJR関西本線と近鉄名古屋線の員弁街道踏切を通過する。 |
4.おにぎりシールあり | 5.R258・三重r68上野交差点を本来であれば右折 | |
踏切以西も道路状況に変わらないが、周囲の建物は住宅が主となり高層のものが少なくなる。いくつかの緩やかなカーブを通過しながら2車線道路を走っているとR258・三重r68上野交差点に至る。案内標識にR421のおにぎりが表記されていないが、右折してR258大垣方面に重複している。本来は右折してR258の本線に合流するのだが、走行した日は跨道橋の付替え工事が行われていたため側道に通行止規制が敷かれており右折できなかった。三重r3桑部橋を経由して三重r143、R1、R258と迂回している。 |
6.北向き車線の跨道橋が付替え工事中 | 7.R258重複区間は片側2車線 | |
前述の通り上野交差点の上を通っている跨道橋のうち、北向きの2車線の付替え工事が行われており、南向き車線を対面通行になっていた。本来の4車線が2車線になっている事から交通量の多い昼間であればかなり流れが悪くなるのではなかろうか。工事現場を通り過ぎると片側2車線の本来の姿に戻り、交通量の多い状態を北上する。 |
8.R258西別所ICを側道に進む | 9.側道に入ってからの分岐を左方向へ進む | |
約1.0km進むと西別所ICに至り、側道に進んだ後にY字形状の分岐を左に進む。完全な立体交差で信号機がないように見えるが、R258大垣方面からR421いなべ方面に向かう際には信号機が設置されている。R421いなべ方面と桑名市街方面の市道との行き来もその信号を通過しなければならない。 |
10.西別所IC以降も片側2車線 | 11.桑名ICまで直線道路を下る | 12.東名阪道・桑名IC |
西別所ICの側道から本線に合流すると意外にも片側2車線道路である。イオン桑名新西方店の南西の交差点までは上り勾配で交差点を過ぎると下り勾配になる。直線道路なのだが勾配は上り下りともやや急である。勾配を下り切った所で東名阪道の桑名ICを通過するが、インター以西も引き続き片側2車線道路である。 |
13.アップダウンを繰り返す | 14.星川交差点で左側車線が左折専用になる | 15.三重r26星川西交差点 |
桑名IC以降もアップダウンしながら直線的な片側2車線道路を走る。下り勾配を走っていると三重r63(厳密に言えば市道)との星川交差点で左側車線が左折専用車線となり、右にカーブしながら星川交差点を通過する。左折してr63を東に走ればR258・R421との上野交差点に戻ってしまう。 車線が減って対面2車線になってすぐに三重r26星川西交差点を通過する。沿線には商業施設が多く賑やかな雰囲気で、交通量も多く車の流れはあまり良くない。 |
19.弁天川沿いを走る | 20.見通しが良く走りやすい | 21.三重r612鳥取(沢)交差点 |
弁天橋西交差点からは市町境の弁天川の右岸を走っており、沿線の建物は少ない。三重r142西之坪交差点を通過してからは弁天川から離れる。ごく緩やかなアップダウンと緩やかなカーブを繰り返す2車線道路を走る。交通量は決して少なくないが、信号機付きの交差点が少ないためこれまでに比べると流れは良好である。 |
28.いなべ警察署東交差点からも対面2車線道路 | 29.三岐鉄道北勢線 | 30.R365三笠橋南詰交差点 |
いなべ警察署東交差点からしばらくは平坦だが少し走ると緩やかな上り勾配となり、名もなき峠を越えると下りに転ずる。下り勾配の途中で三岐鉄道北勢線の線路をオーバーパスしている。平坦になった所で右にカーブし、員弁川に架かる三笠橋を渡った先でR365三笠橋南詰交差点を通過する。交差点のすぐ西にはR475、東海環状道が建設中である。三笠橋南詰交差点のR365東員方面寄りに大安ICが接続する計画である。 |
31.三笠橋南詰交差点以西は緩やかな上り勾配 | 32.三岐鉄道三岐線 | 33.アップダウンを繰り返す |
三笠橋南詰交差点のすぐ西で高柳交差点、次いで消防南分署東交差点を通過するが、消防南分署東交差点から南の道路はR365の旧道であり、現役時代は軒先酷道として名を馳せていた区間である。緩やかな勾配を上っていると三岐鉄道の三岐線をオーバーパスする。以降はアップダウンを繰り返しながら2車線道路を西進する。 |
34.いなべ市大安町石槫下 | 35.正面の山は竜ヶ岳だろうか | 36.R306石槫北交差点 |
三重r140石槫下交差点を通過してから少し進むと急に視界が開ける。正面には三重県と滋賀県の境をなす竜ヶ岳が見え、少し南に釈迦ヶ岳があり、その間の低い部分が石槫峠である。水田の間を通る見通しの良い2車線快走路を走っているとR306石槫北交差点に至る。石槫トンネルが開通したとは言え、まだ狭路区間が残っているため案内標識の支柱に幅員が狭く大型車のすれ違いが困難である事を警告する標識が付けられている。 |
37.石槫峠区間は連続雨量200mm超、時間雨量40mm超で通行止になる | 38.勾配は非常に緩やか | 39.集落が途切れる |
石槫北交差点を過ぎてからも2車線快走路が続いている。滋賀県側に狭路区間がある旨の警告や雨量通行規制の予告標識が立てられているが、道路はいたって走りやすい。電光掲示板には「R421石槫峠 凍結注意」と表示されているが、これは旧道ではなく石槫トンネルを指しているのは言うまでもない。山裾で左にカーブして勾配が僅かにきつくなると集落が途切れて山間部に入る。 |
40.落合橋 | 41.宇賀渓 | 42.通行止の警告と道路情報板 |
集落が途切れてからはさらに勾配がきつくなるが、カーブは緩やかで2車線道路なので走りにくさはさほど感じない。宇賀川を落合橋で渡った先で宇賀渓への入口を通過する。走行したのが冬期とあって閑散としているが、キャンプ場があるため夏季や紅葉のシーズンはかなり混雑するようである。宇賀渓からもやや勾配のきつい2車線道路が続いている。 |
43.登坂車線あり | 44.旧道との交差点 | 45.石槫トンネル |
石槫トンネルの整備と併せて前後の区間も改良されており、登坂車線が設置されている。石槫大橋と水晶大橋も含まれており延長は800m程である。なお、水晶大橋付近に水晶キャンプ場があるのだが、旧道には車止めが設置されているため一般車両は乗り入れができなくなっている。また、右側の少し高い位置に見えるガードレールが旧道なのだが、一部はバイパスの擁壁に飲み込まれているため車両どころか徒歩で辿る事もできない。 登坂車線が終わった直後に石槫峠旧道との交差点があり、そのすぐ先に石槫トンネルがある。交差点から見える範囲にゲート等がないため通り抜けられそうな気がするが、約400m程進んだ所にゲートが設置されているため車両での通り抜けができなくなっている。石槫トンネルは2011年3月26日に開通することによって冬季閉鎖と2t車以上通行禁止規制が解除された。全長は4157mと無料で通行できるトンネルとしてはかなりの長さである。 石槫トンネル開通前、つまり石槫峠がまだ国道に指定されていた時代のレポートも残している。2004年3月31日のコンクリートゲート間と2010年7月18日のコンクリートゲート間を除く区間である。ただし、どちらも今回の走行とは逆方向(滋賀県近江八幡市→三重県桑名市)である。 |
国道421号 part2 |