国道419号
part1

R247衣浦大橋東交差点〜R153西町4交差点
高浜市→刈谷市→知立市→豊田市

1.R247・愛知r46衣浦大橋東交差点 2.立体交差化工事が進行中 3.愛知r47寺下橋南交差点
 愛知県高浜市の市役所から見て南西に位置するR247・愛知r46衣浦大橋東交差点がR419の終点であり、ここから岐阜県瑞浪市にある起点に向かう。交差点の名称が示す通り衣浦大橋の東詰にあり、交差点の上を衣浦臨海鉄道とR247・R419の跨道橋が横切っている。ただし、後者に関しては走行した時点では工事中で供用されていない。
 衣浦大橋東交差点から走り始めると建設中の跨道橋と衣浦臨海鉄道の間の片側2車線道路を北の方角に進む。500m弱走ると愛知r47寺下橋南交差点を通過するが、右側車線がそのままr47への右折車線になってしまう。

4.寺下橋南交差点からは片側1車線 5.高浜市芳川町 6.名鉄三河線をオーバーパス
 寺下橋南交差点からは片側1車線となり右にカーブして跨線橋の東側に出て、明治用水中井筋を渡ると反対側車線との対面2車線道路になる。駐停車禁止規制が敷かれた2車線道路を北進していると右に大きくカーブして跨線橋に上って市道と愛知r50の上を通過し、さらに名鉄三河線の線路も越える。

7.跨線橋からは片側1車線 8.高浜市に入る 9.愛知r299小垣江町西永井田交差点以北は車線増設工事が進行中
 跨線橋から下りて平面道路になると再び片側1車線道路になる。中央分離帯の幅は広く片側2車線でない事が不自然な感じである。交通量が多く信号のタイミングが悪く流れの悪い状態を走る。緩やかな左カーブを曲がり愛知r304吉浜小学校東交差点を通過してから程なくして刈谷市に入る。市境以降も道路と周辺の状況に変化はない。愛知r299小垣江町西永井田交差点を過ぎると車線増設工事が行われていた。

10.愛知r296上沢渡東交差点 11.片側2車線になった道路を北上 12.松栄町3交差点の先を側道に進む
 愛知r296上沢渡東交差点の手前で車線が増えて片側2車線となる。そのまましばらく交通量の多い片側2車線道路を走る。沿線の家屋が増えてきた状態をさらに走っていると松栄町3交差点を通過する。交差点の直後に側道が分岐しており、本来のR419は側道ではなく本線のみなのだが、このまま本線を走り続けると衣浦豊田道路を通らなければトレースできないという事態が発生してしまう。よって側道は国道ではないのだが敢えて側道に進む。

13.側道を走る 14.愛知r48松栄町交差点を左折 15.実は愛知r48
 R419によって上下線が分離された形の片側1車線の側道区間を走る。側道と言えどその距離は長く、約500m走った所で愛知r48松栄町交差点に至る。案内標識にはR419は直進となっているが、直進してしまえば側道に進んだ意味がなくなるのでr48と表記されている刈谷市街と案内された道路に左折する。r48に指定されている区間はごく普通の対面2車線道路でこれと言って特筆すべき事はない。

16.愛知r48野田町交差点からはR419現道に戻る 17.ごく普通の2車線道路 18.JR東海道本線
 松栄町交差点から約500m進むと野田町交差点に至るが、ここを右折する事でR419の現道に復帰する。野田町交差点を左折する側の道路が旧道であり、松栄町交差点〜野田町交差点の間は元から県道だった区間である。
 野田町交差点からはR419となるが道路状況としてはr48区間と変わらない対面2車線道路である。歩道がない分、r48に比べてグレードが落ちていると言える。野田新町駅のすぐ東側でJR東海道本線の踏切を通過し、ブラザー工業の刈谷工場の西側を通過する。

19.知立市に入る 20.猿渡橋は工事のため片側交互通行規制中 21.東海道新幹線
 吹戸川を渡ると知立市に入り、引き続き対面2車線道路を走る。バイパスが開通している区間だが、沿線には住宅も多く寂しげな雰囲気は皆無である。猿渡川に架かる猿渡橋は工事のため片側交互通行規制が敷かれていた。市道との本郷交差点付近で大きく右にカーブして進行方角を北東に転じ、東海道新幹線の高架をくぐる。新幹線の高架は高い位置にあるケースが多い中、ここは4.3mの制限高が設けられている。

22.R23知立バイパスとは接続していない 23.市道とのT字路を一旦停止して左折
 新幹線の高架からすぐにまた別の高架をくぐるが、これはR23知立バイパスである。高架の下は上重原1交差点となっており道路が交差しているのだが、この交差している道路はR23の側道ではなくただの市道である。R419のバイパスとR23のバイパスは西中ICで接続しているが、R419現道とは接続してない。上重原1交差点からも2車線道路を走っていると市道とのT字路に突き当たる。国道は一旦停止して豊田・知立駅方面に左折する。

24.名鉄三河線 25.鳥居1交差点を右折 26.コメダ珈琲店とサークルK
 T字路からすぐに名鉄三河線の踏切を渡り、さらにほんの少し走った所の鳥居1交差点を知立駅方面に右折する。R419も豊田市の、しかも市街地を通っているのだが、鳥居1交差点の案内標識には直進の市道の方に豊田と案内されている。とは言うものの鳥居1交差点からもこれまでと同じ2車線道路が続いており、特別に狭い訳ではない。

27.名鉄三河線の踏切 28.名鉄名古屋本線の踏切 29.愛知r51知立駅北交差点を左折
 徐々に建物が密集してくる間を走っていると名鉄三河線、次いで名古屋本線の踏切を通過する。2つの踏切の間は2,30m程空いているのだが、別の踏切として運用されているようでそれぞれの踏切で一旦停止して通行する必要がある。知立駅に近接しており渋滞が酷いのか、駅(とおそらく前後の線路も)の橋上化工事が行われていた。
 名古屋本線の踏切を通過してすぐに駅のロータリーの入口を通過して、出口に当たる知立駅前交差点を少し左にカーブしながら通過する。その先で愛知r51知立駅北交差点を左折する。

30.交通量は多い 31.R155西町交差点を右折
 交通量の多い2車線道路を走っていると、知立駅北交差点から約400mでR155西町交差点に至る。R419は案内標識に表記されていないが右折して豊田・伊勢湾岸道方面に進む。つまりR155との重複区間となる。直進する道路に国道1号と案内されているが、前後のルーティングを考えると知立駅北交差点〜西町交差点はR1の旧道と思われる。

32.R155・R1宮腰IC 33.交通量の多い片側2車線 34.豊田市に入る
 西町交差点を右折してR155に重複した直後にR1との宮腰交差点への側道が分岐する。この交差点の案内標識にもR419は表記されていないが、直進してR155との重複が続く。西町交差点からは片側2車線道路となっており、東西を結ぶ幹線道路とあって交通量は非常に多い。
 そんな状態の幹線国道を走っていると逢妻男川を渡って豊田市に入る。平成の大合併により市域を大きく広げた豊田市だが、ここから岐阜県境まで全て豊田市内である。豊田市に入ってすぐに愛知r284駒場町新生交差点を通過するが、左折してr284に進む車両が多く左側車線は渋滞気味であった。駒場町新生交差点からは交通量は多いものの流れは良くなる。

35.R155現道・豊田南バイパスとの駒場町向金交差点を左折 36.現道は対面2車線 37.愛知r56生駒町横山交差点と伊勢湾岸道
 西町交差点から約2.6km走ると駒場町向金交差点に至る。ここでR155が直進と左折の二手に別れるため、R419はどちらに重複しているのか判断に迷うところだが、正解は“どちらにも重複している”である。駒場町向金交差点を左折する方がR155現道に重複しているR419現道、直進する方がR155豊田南バイパスに重複しているR419バイパスと考える事ができる。なお、R155バイパスに接続している衣浦豊田道路の側道部分はR419に指定されているのだが、名鉄三河線を越える道路がないためバイパスの無料区間を走ってのトレースは不可能である。
 既に一度r48を走ってしまっているが、できる限り現道を通行するというルールに則って駒場町向金交差点を左折して現道を走る。バイパスと並走する区間のため交通量はさほど多くないが、かといって非常に少ないと言える程でもない。伊勢湾岸道路の下で愛知r56生駒町横山交差点を通過する。r51に右折か左折する事で豊田南ICに行く事ができる。

38.2車線道路が続く 39.現道区間もおにぎりはR155のみ 40.愛知r76との接続なし
 その後はやや狭い歩道の2車線道路が続く。沿線には大手企業の工場があれば普通の住宅もあり、また田畑もあるなど変化に富んでいる。緩やかな右カーブを曲がった先で愛知r239高岡中学校西交差点を通過して、R155・R419バイパスの上を通過するが直接の接続はない。その先で左にカーブして愛知r56も上を通過するだけで接続してない。トヨタ自動車の堤工場の東を2車線道路で走る。豊田南バイパスはこの工場の間を走っている。
 徐々に右にカーブして進行方角を東に変化させ、市道との聖心町2南交差点を通過し、東名の上を通る。R155・R419バイパス、r56、東名をオーバーパスしているが、掘割の道路の上を通っているおり跨道橋ではないため前後の勾配はない。さらに進むと愛知r76と交差しているが、こちらはr76が跨道橋となっており、しかも直接の接続はない。

42.土橋町2交差点を右方向へ進む 43.土橋町2交差点からは片側2車線 44.細谷町7交差点は一部立体交差化されている
 トヨタ自動車の元町工場の南で市道との土橋町2交差点を道なりに右方向へ進む。市道に左折するには鋭角に曲がらないとならないためか、左折が禁止されている。また、右方向にしか進めないので不要と判断されたのだろう、案内標識も設置されてない。
 土橋町2交差点からは中央分離帯を備えた片側2車線道路となる。左折方向の市道も片側2車線であり、バイパス開通後とは言え100番代国道が市道に劣っていると言える。緩やかな左カーブを曲がった先で一部立体交差化された細谷町7交差点を通過する。R419(実質R155)は右側車線を走っている必要がある。ここで交差している内環状線と呼ばれる市道も下手な国道よりも整備された道路である。

45.「足助25km 瀬戸25km」 46.愛知環状鉄道 47.上挙母4交差点を左折
 細谷町7交差点からは元の2車線道路に戻り、住宅が適度に密集している中を走り抜ける。やや距離が離れているもののバイパスが開通しており、市道の道路状況も良いためR419(実質R155)の現道を走る車両は余り多くない。愛知環状鉄道の高架をくぐった直後の上挙母4交差点を左折して豊田市街方面に進む。

48.豊田市上挙母 49.豊田市の市街地に近付く 50.R153・R155西町4交差点を右折
 上挙母4交差点からは愛知環状鉄道と名鉄三河線に挟まれた状態を北上する。豊田市の市街地に近付くため建物が多くなり高層のものも増えていく。豊田市役所の西でR153・R155西町4交差点に至る。幹線国道の交差点だがなぜか案内標識は設置されていない。交差点の北はR155、東はR153・R419、南はR155・R419、西はR153となっている。なおR155の豊田南バイパスはR153より南の区間しか開通していない。さらに重要な事を付け加えると、西町4交差点は7-9時の間は右折禁止のため該当の時間に通過する際は一旦直進するなどしなければならない。

国道419号 part2