国道417号
part5

R365織田北交差点〜R8桜橋交差点
越前町→南越前町

196.旧織田町の中心部を走る 197.福井r104三崎交差点 198.おにぎりはR365のみ
 織田北交差点からはR365との重複区間を越前海岸(梅浦)方面に向かって走る。旧織田町の中心部と言える場所を通っているため沿線には小規模ながら商業施設もある。福井r104三崎交差点を過ぎると沿線の建物が少なくなる。おにぎりはR365しか設置されておらずR417が重複している事を示すものは存在しない。

199.越前町下山中 200.福井r264交差点 201.山中トンネル
 断続的に続く集落を通り抜けていると福井r264交差点を通過する。直進のR417には越前海岸(梅浦)が、左折のr264には越前海岸(道口)と案内されており、r264はR417を短絡するルートでもある。r264交差点からは沿線の集落が途切れた場所を上り、旧道との交差点の先で山中トンネルをくぐる。

202.山中トンネルからは下り勾配 203.謎のカルバートボックス 204.安野橋
 山中トンネルからはセンターライン付きの2車線道路を下る。道路状況は悪くないが東西方向の谷筋のせいか日当たりが悪く薄暗い。航空写真で見ると上部に通路が視認できるボックスカルバートをくぐるが、川寄りには接続している道路はない。旧道が存在しているものの階段で接続しなければならない高低差がある。そのまま川沿いを下っていると安野橋を渡る。

205.栃尾平大橋 206.直進方向の梅浦バイパスは建設中 207.栃尾平橋の下を通過
 栃尾平大橋を渡り切った先で左の直角カーブを曲がらなければならない。直進方向に道路が見える道路は梅浦バイパスで、走行時(2023年12月9日)は建設中であった。以前は道なりの急カーブであったが、開通が近いようで直角カーブに変わっていた。開通後は道なりに走るとバイパスを通らされるようになるだろう。(→2024年3月10日に開通)直角カーブから続く左カーブが終わると栃尾平大橋の下を2回通過する。安野橋の傍の案内標識にも確認できる。

208.建設中の梅浦バイパスが確認できる 209.奥に見えるのは(仮称)3号橋か 210.(仮称)5号橋の傍でバイパスが合流
 狭苦しく急カーブが連続している2車線道路を下っていると建設中の梅浦バイパスを正面に見ながら右カーブを曲がり、次いで左のヘアピンカーブを曲がる。右カーブの左手に見えているのが(仮称)5号橋でヘアピンカーブの奥に見えているのが(仮称)3号橋だろう。梅浦バイパス3つの橋梁とひとつのトンネルでループを形成しており、(仮称)5号橋の傍で現道に接続する。

211.梅浦バイパス合流後は若干狭苦しい 212.福井r6中筋交差点 213.R305・R365梅浦交差点を左折
 梅浦バイパスの合流予定地点を過ぎると狭い谷筋に家屋が建ち並ぶ中を通っており狭苦しさを感じる。集落内の割に勾配が急なため走りにくく感じる。福井r6中筋交差点の直後にR305・R365梅浦交差点に突き当たる。案内標識にはR305のおにぎりしか表記されていないが、R417は左折して敦賀・南越前方面に進む。前述のとおり、織田北交差点が実質的な終点であり、この先の真の終点までR305が重複している。R365は加賀・あわら方面のR305に重複しており、こちらも起点のR8R364黒瀬交差点まで60kmに渡る重複区間となっている。

214.海と断崖の間を走る 215.黒崎トンネル 216.黒崎トンネル以降は1.8車線幅
 梅浦交差点からはR365に変わってR305との重複区間となる。これまでの案内標識にあった越前海岸に沿っており、新保港の傍を通る。城ヶ谷漁港付近を過ぎると緩やかながカーブが連続するようになり黒崎トンネルをくぐる。トンネルを出るとセンターラインがなくなり1.8車線幅と狭くなる。沿線には家屋が建ち並んでいるため走りにくく感じる。

217.道口交差点を左折 218.急勾配を上る 219.福井r264交差点を右折
 梅浦交差点から約2.9kmで町道との道口交差点を左折する。道の駅「越前」が案内されている直進の町道はR417(実質R305)の旧道である。旧道との交差点からは海岸を背にして内陸に向かい、かなりの急勾配を上る。約300mで福井r264との交差点を右折して敦賀方面に進む。

220.福井r264交差点からも急勾配 221.右直角カーブを曲がる 222.越前バイパスを快走
 福井r264交差点を右折してからも急勾配の2車線道路が続く。大きく左にカーブした先で右の直角カーブを曲がる。不自然なカーブに思えるが、本来は左方向にもバイパスが造られてT字路になるはずである。越前バイパスの南半分は2010年7月14日に開通したが、北半分は工事が始まっている気配すら感じられない。開通済みの区間は多少のアップダウンはあるものの直線的で沿線の建物のほとんどないため非常に走りやすい。

223.福井r4交差点 224.「下り6%勾配」 225.越前くりや大橋
 福井r4との交差点を通過するが、信号機どころか案内標識も設置されておらず県道との交差点には見え難い。r4交差点を過ぎて6%勾配を下って右カーブを曲がると越前くりや大橋を渡る。橋上から日本海がよく見える。

226.旧道と合流 227.沿線には土産物店や宿泊施設が多い 228.狭路区間も残っている
 越前くりや大橋を渡り終えた先で旧道である市道との交差点を通過する。その後しばらくはセンターライン付きの2車線道路だが、茂原人工海水浴場付近から1.8車線幅になってしまう。沿線には家屋が建ち並んでおり余計に走りにくさを感じる。普段は交通量の少ない区間ではあるが、海水浴や蟹の時期は観光客の車が増える傾向にある。

229.高佐隧道 230.福井r19米ノ交差点 231.敦賀半島が視認できる
 センターラインが復活しても車線幅が狭く走りやすいとは言い難い。日和山神社の下の高佐隧道をくぐる。山側には旧道と思われる道路が並走しており、素掘りのトンネルが現在でも通行可能な状態で残っている。
 高佐隧道を出てからも海岸線に沿ってカーブの多い2車線道路が続いており、程なくして福井r19との米ノ交差点を通過する。以降も2車線道路が続くが、車線幅が広く走りやすくなる。沿線の建物がほとんどないため敦賀半島らしき陸地も視認できる。

232.午房ヶ平第1洞門 233.午房ヶ平第2洞門 234.若桜湾沿いを快走
 午房ヶ平第1洞門と午房ヶ平第2洞門をくぐり、若桜湾沿いの2車線道路を快走する。海岸線沿いの断崖の下を走っているが、沿線に集落がないせいか拡幅されており走りやすい道路状況である。

235.南越前町に入る 236.旅館・食事処が点在 237.糠ロックシェッド
 若狭湾に沿った2車線道路を快走していると南越前町に入る。断崖と海の間を通っており、集落は存在しないが旅館・食事処が点在している(中には廃業しているもののある)。道路状況としては走りやすいが断崖の下を通っているため土砂崩れの危険が少なからずある。

238.福井r3糠交差点 239.南越前町甲楽城 240.甲楽城高架1号橋
 糠河川トンネルという水路トンネルの河口側坑口の傍を通ってすぐに福井r3糠交差点を通過する。そのまま海岸線沿いを走っていると甲楽城集落に入り、漁港部分は甲楽城高架1号橋で通過する。

241.福井r206甲楽城交差点 242.敦賀湾越しの敦賀半島を望む 243.南越前町今泉
 緩やかな上り勾配が始まってから福井r206甲楽城交差点を通過し、甲楽城高架2号橋を渡る。しばらく標高30〜40mの少し高い場所を走り、今泉集落の手前で下ると海面との高低差がなくなり、その状態で今泉集落を通り抜ける。

244.南越前町河野 245.R305現道・R305しおかぜラインとの河野交差点は左方向へ進む
 旧河野村の中心部だった集落を通り抜けて左カーブを曲がっているとR305現道・R305しおかぜラインとの河野交差点を道なりに左方向へ進む。右折のしおかぜラインはかつては有料道路だったが、2008年9月に無料開放されている。有料道路だった区間のうち北側の約5.9kmがR305に、南側の約3.3kmが福井r204に指定されている。そのため、しおかぜラインに進んでしまってはR305のトレースはできない。

246.潮見トンネル 247.赤萩集落 248.旧道との交差点
 河野交差点からは海岸線から離れて上り勾配になった2車線道路を走る。潮見トンネルをくぐって河野川の流域を走っていると右の急カーブを曲がる。赤萩集落を通り抜けている町道との交差点を通過するが、この町道は旧道と思われる。

249.上赤萩橋 250.R8・R305桜橋交差点
 上赤萩橋を渡って旧道と合流して野球場がメインの桜橋総合運動公園の傍を通る。上り勾配が終わった直後にR8の旧道との交差点があるが、南北どちら方向もフェンスが設置されているため通行する事はできない。
 旧道との交差点の直後の赤萩橋の東詰でR8・R305桜橋交差点に至る。R305と重複しているせいで分かりにくいがこの交差点がR417の終点である。かつてはこの先のR305は分断されていたが、ホノケ山トンネルが供用されてE8北陸道やR365まで繋がっている。