国道414号 |
part3 |
R414(旧道)交差点〜R135中島橋交差点 |
河津町→下田市 |
97.鍋失高架橋 | 98.鍋失トンネル | 99.登尾トンネル |
旧道と合流した直後に鍋失高架橋を走り、鍋失トンネルをくぐる。鍋失高架橋の全長は300m超あり、トンネル手前で大きくカーブしている。ちなみに2018年発行のスーパーマップル関東版には鍋“矢”トンネルとなっているが、鍋“失”(なべうしない)が正しい。さらに蛇足ながらスーパーマップルでは伊豆半島の地図は中部版よりも関東版の方が詳細である。鍋失トンネルを出てからも下り勾配の2車線道路を走り、食事処の前を左にカーブして登尾トンネルをくぐる。 |
100.登尾トンネル以南は急カーブが連続 | 101.対向車お知らせ電光掲示板 | 102.複数の停車スペースあり |
登尾トンネルからは勾配が急になりさらに急カーブが多くなる。ドライブインのような施設を回り込むようにヘアピンカーブを曲がり、さらに左の急カーブを曲がる。その先に小さい電光掲示板が設置されているが、これはセンターによって対向車を感知した際はその旨が表示されるものである。対向車お知らせ区間の中にカーブがあるがそれほど急ではなく速度が出やすいため車線を逸脱して事故になるケースが多かったのだろうか。長い勾配の区間だが、上りとなる北向き車線に登坂車線は設置されておらず、譲り車線として利用できる停車スペースが複数設けられている。 |
107.駐車場から見上げた七滝高架橋その1 | 108.駐車場から見上げた七滝高架橋その2 | 109.駐車場から見上げた七滝高架橋その3 |
ループの中は無料で利用できる町営駐車場となっており、乗用車が30台程度停められる広さである。橋の名称の由来となった七滝がある事から見学の拠点に利用される事が予想される。河津桜の開花時期や紅葉期の休日は行楽客の車で一杯になる可能性も考えられる。 |
110.河津七滝に至る町道との交差点 | 111.急カーブ連続区間を通過 | 112.川横集落 |
ループ部分が終わっても高架橋そのものは河津七滝に繋がる町道との交差点の手前まで続いている。七滝高架橋の下に行くには左折して町道を500m程走る。町道との交差点からしばらくは直線基調だが、中央分離帯付きの右ヘアピンカーブからは急カーブが連続している。奥原川を渡りながら右ヘアピンカーブを曲がるが、集落内を通っており周囲には多くの家屋が建っている。 |
113.山の斜面に建設中の河津下田道路が見える | 114.静岡r115交差点の手前にセンターラインなし区間あり | 115.静岡r115交差点以降は歩道がある |
川横集落を過ぎると河津下田道路の建設のために静岡r115が改良されており、R414も多少影響を受けて線形が変わっていた。河津川の対岸の山腹には建設中の河津下田道路が見える。なお、河津下田道路は修善寺道路、天城北道路から続く伊豆縦貫道の一部を形成する。 r115交差点の手前にセンターラインがなくなる区間があるがその距離は非常に短い。r115交差点を右にカーブしながら通過するが、河津下田道路の河津IC(仮称)が供用されれば、おそらくr115経由になると思われる。 |
116.河津町湯ヶ野 | 117.静岡r14下佐ヶ野交差点を右折 | |
静岡r115交差点を過ぎてすぐに左カーブを曲がってからは直線道路となり、やや急な勾配を下る。河津川との高低差がなくなった所で静岡r14下佐ヶ野交差点に至り、右折して西伊豆方面に進む。直進のr14に下田が案内されている事からも想像できるが、この交差点から先は酷道区間である。そのため天城から下りてきた車両の大半が直進する。 |
118.河津橋 | 119.「西伊豆32km」 | 120.短い長レアもセンターラインが引かれた箇所もある |
下佐ヶ野交差点を右折してすぐに1.5車線幅の河津橋を渡り、左の急カーブを曲がる。上り勾配の1.5車線幅道路を少し走るとセンターラインが現れるが、100m強で再び狭くなってしまう。交通量は少ないが集落も近く抜け道として利用されているため、通行するタイミングによっては複数の対向車に出くわす事もある。 |
121.沿線には少ないながらも家屋あり | 122.静岡r14付近との標高差は30m程 | 123.対向車お知らせ電光掲示板 |
標高が80mを越えた辺りで左側(北側)の視界が開ける。静岡r14付近の標高が50m程度なので標高差は約30mである。天川集落に下りる町道との交差点を過ぎると沿線の家屋が途切れる。登尾トンネルの南側のものよりも小さい対向車お知らせ電光掲示板を通過した直後に左カーブを曲がってロックシェッドをくぐる。対向車のお知らせはこのロックシェッドが対象区間である。 |
124.舗装状態は良好 | 125.急なカーブが多く見通しは悪い | 126.2車線区間でも制限速度は30km/h |
ロックシェッドを出てからも1.5車線幅の狭路が続いており、加えて急なカーブが多くなる。当然ながら見通しが悪く、常に対向車の存在に気を配りながらの神経を遣う走行となってしまう。部分的に広くなっている左ヘアピンカーブの先でセンターラインが復活して2車線道路となるが、約500m走るとまた狭くなってしまう。センターラインありの区間においても急カーブが多く制限速度は30km/hと低く設定されている。 |
127.広狭を繰り返す | 128.峰山トンネル | 129.稲梓川沿いを快走 |
3ヶ所目のセンターライン付き2車線道路になってすぐに町道との交差点を通過する。R414の狭路区間の迂回としては静岡r14+R135で海沿いを走るルートが一般的かもしれないが、ここで交差している町道を走るルートも迂回路として利用できる。目印は河津バガテル公園である。なお、河津橋付近からこの町道との交差点までの区間は、大型車両通行禁止(7月20日〜8月20日の間のみで路線バスとマイクロバスを除く)である。 町道との交差点を過ぎて緩やかなカーブをいくつか通過して峰山トンネルをくぐる。トンネルの南に旧道とともに河津隧道があったようだが、トンネルは埋もれており通行不能である。旧道の東側は停車スペースとして使われているようである。峯間山トンネル道路も一部を除いて通行できない。トンネルを出ると右カーブを曲がって稲梓川に沿って一時的に北の方角に向かって進む。 |
130.逆川集落 | 131.集落内にも狭路区間が残っている | 132.建設中の橋台が見える |
稲梓川に沿って左にカーブすると進行方角を西にして逆川集落を通り抜ける。やや急なS字カーブを曲がった先でセンターラインがなくなって1.5車線幅の狭路になってしまう。国道のすぐ隣で工事が行われていたが、これは前述の河津下田道路である。この辺りに逆川IC(仮称)が設置される予定である。 |
133.下田市に入る | 134.北の沢橋は架け替え工事中 | 135.北の沢仮設橋 |
1.5車線幅の狭路を走っていると市町境を通過して下田市に入る。下佐ヶ野交差点からの距離は約6.9kmである。下田市に入ってすぐにセンターライン付きの2車線道路になるが、100mも走らないうちに1.5車線幅に戻ってしまう。架け替え工事が行われている北の沢橋の架設橋からはセンターラインが復活する。仮設橋を含む迂回路には急カーブが含まれている。 |
136.北の沢集落 | 137.カーブは多いが走りやすい | 138.下田市箕作 |
北の沢集落からはごく緩やかな下り勾配の2車線道路で稲梓川の流域を走る。川に沿っているため急なカーブも存在しているが、信号機付きの交差点はなく交通量が少ないため非常に走りやすい。稲梓川が本流の稲生沢川に合流する手前で大きく左にカーブして進行方角を東に変える。 |
142.浄水場付近に集落なし | 143.下田市河内 | 144.稲生沢川の右岸を走る |
稲生沢川に沿って走っていると浄水場付近で左、右と急カーブを曲がり、志戸橋を渡って右岸に移る。右の急カーブを曲がって集落を通り抜けた後に左カーブを曲がると川沿いを走る。カーブは急だがほぼ平坦なので概ね走りやすい道路状況と言える。 |
145.左にあるのはお吉ヶ淵の祠 | 146.市道とのお吉ヶ淵交差点 | 147.新立野橋と立野トンネル |
稲生沢川に沿って走っているとお吉ヶ淵の祠の横を通り、お吉ヶ淵交差点を緩やかな左カーブを曲がりながら通過する。右前方に延びる市道はR414の旧道に当たる。伊豆急行と稲生沢川を挟むような形で南下していると蓮台寺駅の西を通過した後に新立野橋を渡って立野トンネルをくぐる。 |
148.静岡r118柳生入口交差点 | 149.伊豆急行と稲生沢川の間を通る | 150.伊豆急行 |
立野トンネルを出てすぐに柳生入口交差点を通過する。案内標識には右折の道路にもR414のおにぎりが表記されているが、2018年3月30日に静岡r118へと変更されており、それが案内標識に反映されてないだけである。なお、お吉ヶ淵交差点〜柳生入口交差点の旧道区間のうち、立野橋の北詰を境に北側は1991年に市道に降格した一方で南側は2018年3月30日まで国道に指定されたままであった。r118の終点が立野橋の北詰であり、そこまでの区間を国道として残していたが、ようやくr118を延伸して支線状態が解消されたという事になる。 柳生入口交差点からは伊豆急行と稲生沢川の間を走り、下田市の市街の北端と言える場所に差し掛かって左にカーブした先で伊豆急行のガードをくぐり、やや急な右カーブを曲がる。 |
151.中村大橋 | 152.東本郷1北交差点 | 153.無電柱化されている |
下田警察署の前からやや急な勾配を上って中村大橋を渡ってから同じくやや急な勾配を下る。中村大橋より南は下田市の中心部と言える場所を通っており、国道沿線の電柱や電線等は地下に埋設されている。町の中心部とは言え海水浴シーズンでもなければ交通量はさほど多くない。 |
154.下田駅入口交差点 | 155.R135・R136中島橋交差点 | |
稲生沢川と伊豆急行の間を走っていると伊豆急下田駅の出入口に当たる下田駅入口交差点を通過し、そのすぐ先でR135・R136中島橋交差点に至る。この交差点がR414の起点であり、またR135とR136の起点でもある。 |