国道411号
part3

R139深山橋交差点〜渋沢峠
奥多摩町→
→甲州市

102.竹の花トンネル 103.小留浦集落 104.留浦集落
 R139深山橋交差点を過ぎてすぐに竹の花トンネルをくぐって左の急カーブを曲がる。東京都川の最後の集落の留浦集落には麦山浮橋と同じような留浦浮橋があるが、対岸には特に何もない(あっても登山道くらい?)。

105.鴨沢橋 106.山梨県丹波山村に入る 107.鴨沢集落
 留浦集落を通り過ぎて奥多摩湖に沿って走っていると左にカーブして鴨沢橋を渡って山梨県丹波山村に入る。山深い場所ながら県境のすぐ近くに小さいながらも集落が存在している。

108.「大菩薩ライン」 109.お祭洞門 110.右カーブ部分に後山林道が交差している
 山梨県に入ってからは丹波川沿いとなるが、これは多摩川の山梨県内での呼称であり、東京都の多摩川と同一の河川である。お祭洞門という変わった名称のロックシェッドを通過するが、名称の由来は集落の名称と思われる。お祭集落の直後に右の急カーブを曲がるが、その途中に後山林道が交差している。

111.徐々に積雪が多くなっていく 112.天狗島橋 113.「この先立ち往生の恐れ積雪多し」
 丹波川に沿ってカーブの多い状態が続くが、勾配は緩やかである。右急カーブの直後に保之瀬第一洞門をくぐるが、第二洞門は確認できなかった。計画が途中で変更されて造られなかったのか、造られたもののその後廃止されたのかは分からない。

114.保之瀬集落 115.滝口第二洞門 116.勾配は非常に緩やか
 保之瀬集落を通過して滝口第一洞門と滝口第二洞門をくぐる。お祭洞門、保之瀬第一洞門、滝口第一洞門、滝口第二洞門の4つのロックシェッドはなぜかウオッちずには表記されていない(2022年2月時点)。

117.丹波山温泉大橋 118.道の駅「たばやま」 119.山梨r18丹波山村役場入口交差点
 丹波山温泉の対岸の丹波山温泉大橋を渡った先で道の駅「たばやま」を通過する。道の駅は国道に隣接しているが、高低差があるため勾配のある道路を走らなければならない。道の駅を過ぎると丹波川に沿ってカーブした後に山梨r18丹波山村役場入口交差点を通過する。交差点からは村の中心部を通り抜けており、センターライン付きの2車線道路ながら車線幅が狭く若干走りにくい。

120.丹波中学校付近からは走りやすくなる 121.閉鎖用ゲートを通過 122.大萩谷橋
 丹波中学校の近くまで来ると車線幅が広くなり道路状況が良くなる。奥秋集落の西端で閉鎖用ゲートを通過するが、R411に冬季閉鎖区間はないため災害発生時のゲートである。ゲート以西もカーブは多いものの勾配の緩やかな2車線道路が続いており、概ね快走できる。大萩谷橋の西詰に7台分の駐車場が設置されているが、旧大萩谷橋時代の道路だった場所が転用されている。

123.路面にうっすら積もっていた 124.羽根戸トンネル 125.大常木橋
 大萩谷橋を渡って少し進むと路面に雪が残っている区間があった。関東北部や北陸、東北地方に比べると積もっているうちに入らないかもしれないが、スタッドレスタイヤでなければ走行するのは困難と思われる。余慶橋を渡って丹波川の右岸に移ると日当たりが悪くなるため積雪場所が多くなる。羽根戸トンネルをくぐるが、東側に新羽根戸橋、西側に船越橋が掛かっており、トンネル部分だけ丹波川の左岸を通っている。さらに大常木橋を渡って左岸に移る。

126.丹波山トンネル 127.「甲府50km 甲州32km」 128.ひたすら谷筋を走る
 大常木橋から丹波川の左岸を走っていると丹波山トンネルをくぐる。そのまま左岸を走り続けていると泉水横手山林道との交差点を通過する。この辺りから西の丹波川は市村境となっており、対岸は甲州市域である。

129.尾崎行雄水源踏査記念碑前に駐車場あり 130.かたなばトンネル 131.大常木トンネル
 丹波川に沿って北に向かって走っているとかたなばトンネルをくぐり、左にカーブして進行方角を西に転じた後に大常木トンネルをくぐる。大常木トンネルは2011年に、かたなばトンネルは2018年に供用されており、どちらも旧道は通行不能である。

132.岩岳橋と一之瀬高橋トンネル 133.一之瀬林道が接続しているヘアピンカーブを曲がる 134.甲州市に入る(?)
 大常木トンネルを出てすぐに岩岳橋で一之瀬川を渡って一之瀬高橋トンネルをくぐり、トンネルを出ると天狗棚橋で柳沢川を渡る。緩やかな勾配を上っていると左のヘアピンカーブを曲がるが、その外側に一之瀬林道が接続している。2019年の台風によって道路が崩落したため、通行止となっており交差点付近のゲートが閉ざされていた(2022年2月時点)。
 ヘアピンカーブからの緩やかな勾配を上っていると甲州市に入る、と言いたいところだが、丹波山村との境は一之瀬川であり岩岳橋がR411での市村境である。橋と境標識とは約800m離れている。

135.走行車線部分に積雪なし 136.藤尾集落 137.閉鎖用ゲートを通過
 柳沢川の左岸を走っているが高低差があるため川面は見えない。カーブの多い山岳道路を走っていると藤尾集落を通過するが、閉鎖用ゲートは集落の甲州市街寄りに設置されている。ゲートを通過して少し走ると落合橋を渡り、東詰で一之瀬林道との交差点を通過する。

138.落合集落 139.家屋が点在している 140.法面が改修されていた
 一之瀬林道との交差点以降も緩やかな上り勾配の2車線道路が続いており、交通量が少ない事もあって走りやすい道路状況と言える。大きな集落はないが家屋が点在しており人里離れた場所ではない。

141.急カーブが多くなる 142.「甲府39km 甲州21km」 143.積雪が増える
 集落が途切れるとヘアピンカーブを含む急カーブが多くなる。これまで勾配が緩やかだったため実感しにくいが標高は1300m近くに達しており、進むにつれて路面の積雪量が増えていく。スタッドレスタイヤであれば問題ないが夏タイヤでは進めなくなってしまう可能性が高い。泉水横手山林道が接続している右ヘアピンカーブを曲がり、次の左ヘアピンカーブの先で大ダル林道との交差点を通過する。

144.カーブのセンターラインにはラバーポールが設置されている 145.気温は1℃ 146.花ノ木橋
 急カーブの多い上り勾配の2車線道路が続いており、センターライン上にラバーポールが設置されているカーブもある。カーブしている大日影橋や花ノ木橋が架かっておりそれまでの旧道は既に廃道となっている。

147.笠取林道との交差点 148.柳沢峠
 笠取林道との交差点を通過した後に柳沢峠を越える。標高は1472mとかなりの高さで、もちろんR411の最高地点である。その標高にもかかわらず市町村境ではなく、峠のどちら側も甲州市に属している。北側の眺望は良くないが、南側の眺望は良く晴れた日には富士山まで見える。駐車場と公衆トイレ、茶屋があるのも南側である。

国道411号 part4