国道410号
part3

R128加茂交差点〜R127南総文化ホール前交差点
南房総市→館山市

131.R128・R297重複区間 132.R128・R297安馬谷交差点を右折
 加茂交差点からはR128R297・R410の3国道重複区間を東に向かって走る。100番台国道との重複区間とあって歩道付きの対面2車線道路と整備されている。平坦な状態から下り勾配になった後に安馬谷交差点を右折して単独区間に戻る。左折の沓見方面の市道が旧道である。

133.安馬谷交差点の直後は1.8車線幅 134.平坦になるとセンターラインが現れる 135.新田集落
 安馬谷交差点の直後は1.8車線幅とやや狭い道幅の道路を上る。拡幅工事が行われているようだが拡幅用地にはポリドラムが置かれており雑草が生えていた。重機も見当たらない事からもしかしたら工事が中断しているのかもしれない。
 勾配を上り切るとセンターライン付きの2車線道路になる。道の駅「ローズマリー公園」に至る市道との交差点を通過する。その後センターラインがなくなり再び1.8車線幅道路になる。右カーブを曲がるとJR内房線の西側を並走しながら南に進む。

136.JR内房線の安馬谷踏切 137.交通量は少ない 138.千葉r297交差点を右折
 左の急カーブを曲がった先でJR内房線の安馬谷踏切を通過して右の急カーブを曲がる。集落内のカーブの多い1.8車線幅道路を走り、千葉r297との交差点を一時停止してから右折する。国道側に一時停止の義務があるのはr297の方が整備されており、R410のバイパスとして機能があるためだろう。

139.旧千倉町に入る 140.太平洋沿いを走る 141.南房総市千倉町瀬戸
 千葉r297との交差点からはセンターライン付きの2車線道路になるものの歩道がなく車線幅が狭いため走りやすいとは言い難い。瀬戸川橋のすぐ先の千倉駅に向かう市道との交差点を過ぎると短距離だけ太平洋沿いを走る。車線幅も少し広くなり歩道付きの場所があるなど道路状況が良くなる。

142.千葉r241交差点 143.KDDIの千倉海底線中継所を通過 144.千葉r251北朝夷交差点
 JR内房線の千倉駅の東で千葉r241交差点を通過する。そのすぐ先でKDDIの千倉海底線中継所の前を通る。国道の下にはアメリカまでを結ぶ海底ケーブルが敷設させている。その後歩道のない2車線道路を走っていると千葉r251北朝夷交差点を通過する。案内標識のR410の線が細く描かれている一方でr251(=房総フラワーライン)は通常の幅である事から単に通過するだけなら左折する方が走りやすいと思われる。

145.千葉r187千倉橋脇交差点 146.家屋が密集している 147.千葉r403支線(?)との交差点
 北朝夷交差点のすぐ先で千葉r187千倉橋脇交差点を左にカーブしながら通過する。その後もセンターライン付きの2車線道路ではあるものの車線幅が狭いうえに沿線に家屋が密集しているため走りにくさを感じる。北朝夷交差点から約2.4km、川口橋の南詰でT字路を通過する。ウオッちずでは交差している道路を県道としているが、スーパーマップルや現地の案内標識では県道扱いされていない。可能性としては千葉r403、和田白浜館山自転車道線が考えられるが、ウオッちずでも海沿いの道路の全てが県道扱いされている訳ではない。

148.交通量は多くない 149.「!(飛び出し注意)」 150.千葉r403支線(?)との交差点
 県道(?)との交差点からも若干狭い2車線道路が続いている。交通量は多くないが、これは海寄りを並走してる道路が2車線で走りやすいためそちらを利用されているせいかもしれない。
 道の駅「ちくら・潮騒王国」の近くを通る。この道の駅の登録路線はR410となっているが、海岸線沿いの市道に接している。道の駅を過ぎた所にも千葉r403支線(?)との交差点を通過している。

151.白間津花のパーキング 152.千葉r403支線(?)との交差点 153.房総フラワーラインと近接している交差点
 家屋密集地帯を抜けると走りやすい2車線道路になる。左側に海が見える状態を走っていると白間津花のパーキングを通過する。公衆トイレの他に直売所もあり、ただのパーキングにしては豪勢だが、道の駅「ちくら・潮騒王国」の第3駐車場でもある。ちなみに第2駐車場は南房千倉大橋公園である。
 海の見える2車線道路を快走していると3ヶ所目の千葉r403支線(?)との交差点を通過する。その後旧千倉町から旧白浜町に入ると沿線の家屋が増えて若干狭苦しくなる。乙浜港で房総フラワーラインと近接しているが、交差点の案内標識には左折方向が消されていた。

154.南房総市白浜町乙浜 155.市道との交差点を左折 156.直後のT字路を右折
 歩道がなくなった2車線道路を走っていると沿線の家屋が増える。家屋密集地を下っていると市道との交差点を左折し、直後のT字路を右折しなければならない。案内標識がなければ間違いなく直進してしまうだろう。逆方向に走行している場合も案内標識がなければ直進してしまう可能性が高い。

157.南房総市白浜町白浜 158.海岸線沿いを走る 159.野島埼灯台付近を通過
 シケイン状の連続交差点からは海岸線沿いを走る。家屋密集地帯とは異なり車線幅もやや余裕ができるため走りやすく感じる。房総半島最南端の野島崎の根元を通過する。最〇端とあって観光地化されており天気の良い休日は多くの観光客が訪れる場所である。

160.リゾートマンションも建っている 161.「悪天候時!!高波注意!!」 162.道の駅「白浜野島崎」(の入口)
 房総半島の南端部とあって温暖な気候のためかリゾートマンションらしき高層の建物もいくつか見られる。海のすぐ傍を通っており、悪天候時は高波は波しぶきが路上にかかる事もあるため、注意を促す看板が立てられている。道の駅「白浜野島崎」を通過するが、道の駅の敷地は国道には接しておらず、市道を200m程走らなければならない。

163.白浜ポケットパークと滝口駐車場 164.「元禄地震の再来 想定津波高」 165.千葉r86交差点を左折
 道の駅(の入口)から少し走ると白浜ポケットパークの前を通る。滝口駐車場が隣接しているが、路面がタイルのため駐車できる場所か公園の一部なのか分かりにくい。七島橋の手前で左前方に歩道のような道路が伸びているが、これは何度か交差したと思われる千葉r403、和田白浜館山自転車道線である。
 川下港で右カーブを曲がって進行方角を北に転じるが、千葉r86交差点を左折して再び東に戻す。直進のr86に館山が案内されているが、市街地が目的地であればr86の方がより短距離・短時間で着く事ができる。

166.伊豆大島が見える 167.「R410この先 飛砂 走行注意」 168.カーブは多いが快走路
 千葉r86交差点からも引き続き海岸線沿いを走っており、海の向こうには伊豆大島と思われる陸地が確認できる。太平洋に面しているため強風が吹く事も多く、飛砂に注意を促す看板や電光掲示板の表示が確認できる。良く晴れた日曜日に走行したが、夏季と比べると観光客はあまり訪れないのか、交通量はさほど多くなかった。

169.飛砂(落砂?)が路面に堆積 170.南房総市白浜町根本 171.市道との交差点を左折
 根本海水浴場付近では海寄りに砂の山が形成されており、飛砂とも堆積した山から崩れた砂とも区別できない砂が路上に堆積していた。カーブ部分に堆積している事もあるので特に2輪車の通行には注意が必要である。
 根本海水浴を通り過ぎて右の急カーブの先で市道とのT字路に突き当たり、左折して館山・洲崎方面に進む。右折の白浜方面の市道を東に走ると野島崎の東のシケイン状の交差点に至り、R410の旧道と思われる。千葉r251北朝夷交差点からこの交差点にかけてR410とr251・市道が並走しており、R410はシケイン状の交差点を境に以西は内陸側で以東は海寄りとなっている。シケイン状交差点以西だけが海寄りの市道を国道に変更されたが、なぜか以東は変更されておらず家屋密集地を通り抜ける狭苦しい方が国道のままである。

172.地形が荒々しくなる 173.館山市に入る 174.海岸線から離れる
 市道との交差点からは山が海に迫っている場所を通っているが、道路状況としては走りやすい2車線道路が続いている。右の急カーブを曲がって館山市に入ると海岸線から少し離れた内陸を走る。

175.大神官隧道 176.千葉r252交差点 177.千葉r257相浜交差点
 緩やかな右カーブを曲がりながら千葉r252交差点を通過し、大神官隧道の先でもr252交差点を通過する。さらにその直後に千葉r257相浜交差点を通過する。洲崎の南側の出入口に当たる交差点で休日を中心にr257に進む車両も多いが、R410館山市街方面からの右折車線が短いため流れが悪くなりやすい。

178.館山市犬石 179.館山市佐野 180.藤原交差点
 相浜交差点からも走りやすい2車線道路が続いている。沿線には家屋が途切れる事なく建っているが、密集地ではないので道幅も充分な幅が確保されている。市道との藤原交差点を通過する。この交差点も洲崎の出入口のひとつであるが、R410館山市街方面から右折する車両が多いにもかかわらず右折車線が設置されておらず、ここも流れが悪くなりやすい。

181.藤原交差点からは上り勾配 182.館山運動公園の前を通過 183.真倉の切割
 藤原交差点からは上りとなるがその勾配は緩やかで走りやすさには変化はない。館山運動公園の近くで右、左とカーブを曲がった先で真倉の切割を通り抜ける。トンネルを掘らずに20〜20mも切り割られた風景は圧巻である。50m程東には明治期の切割も残っているが、廃止から80年が経過しており車両では進入できない。

184.開けた谷を走る 185.旧道との交差点 186.片側1車線道路を下る
 切割を通り抜けると比較的開けた谷を緩やかに下る。勾配がさらに緩やかになった所で中央分離帯が現れて片側1車線道路になる。館山市街方面に向かう市道との交差点を通過するが、この市道はR410の旧道に当たる。約1.4km先の千葉r250・r257下町交差点を境に南側は降格しているが、北側はなぜかまだ国道に指定されたままである。

187.千葉r86下真倉南交差点 188.千葉r188下真倉交差点 189.「千葉94km 木更津59km」
 片側1車線道路を走っていると千葉r86下真倉南交差点と千葉r188下真倉交差点を相次いで通過する。r86は旧白浜町へ、r188は旧千倉町に至るルートのためどちらも交通量が比較的多い県道である。下真倉交差点の直後の案内標識に終点のある木更津市までの距離が59kmとなっているが、R410の延長が105kmである事からかなり遠回りしている事が分かる。

190.南総館山大橋 191.南総館山大橋以北は片側2車線 192.R127・R128・R297南総文化ホール前交差点
 対面2車線の南総館山大橋でJR内房線の上を越えると車線が増えて片側2車線になる。300m程走るとR127・R128・R297南総文化ホール前交差点に至るが、この交差点がR410の起点である。R127の起点だが、R128と重複しているR297は約1km西の北条交差点が起点である。なお、R410の旧道は北条交差点が起点であった。なお、加茂交差点を右折し、R128・R297重複区間を西進した場合は木更津市からの距離は80km弱の距離となる。