国道403号
part1

R7本町交差点〜R8大野畑交差点
新潟市→田上町→加茂市→三条市

1.本町交差点から東に進む 2.本町交差点直後は6車線 3.東港線十字路交差点
 新潟市役所と新潟駅の中間に位置する本町交差点がR403の起点である。交差点の北に接続している新潟r565から見ると新潟駅方面のR7と新潟市役所方面のR116の2本の国道しか表記されていないが、実はR7・R8・R17・R49R113・R116・R289・R350・R402・R403・R459と合計11本もの国道が交差しておりそれぞれ起終点となっている。1ヶ所に交差する国道の数としては最多であろう。
 R403はR7だけでなくR8・R17・R49・R113・R350・R459と8国道重複状態で東に進む。1本の支柱に8つのおにぎりが並ぶ壮観な光景を見てみたいが残念ながらさすがにそんなものは設置されていない。6車線の道路を走っていると萬代橋の手前で車線が減少して4車線となって信濃川を渡る。萬代橋を渡り終えた直後の東港線十字路交差点でR113とR350が左折する。東港線十字路交差点はR7・R8・R17・R49・R113・R350・R403・R459の8本の他にR345も交差しており、R113と重複しているが故に案内標識等には表記されていない。

4.流作場五差路交差点を道なりに右に進む 5.新潟r33東大通交差点を左折 6.東大通交差点以降は4車線
 東港線十字路交差点を過ぎると再び6車線となる。新潟r1も交差している流作場交差点を道なりに右に進んだ先で新潟r33東大通交差点となるが、ここは左折しなければならないため左車線を走っている必要がある。東大通交差点からは4車線となって新潟駅から離れる形で進む。

7.新潟r3・r464栗ノ木橋交差点を右折 8.JR信越本線と白新線をアンダーパス 9.片側3車線の道路を南進
 約900m進むと新潟r3・r464との栗ノ木橋交差点を右折する。R403の起点をこの栗ノ木橋交差点としているものも見られるが、道路時刻表の距離を見る限りは本町交差点が正しいように思える。
 栗ノ木橋交差点からは片側3車線となり程なくしてJR信越本線と白新線をアンダーパスする。そのすぐ先で新潟r51笹越橋交差点を通過し、新栗ノ木川に沿って南に向かう。

10.紫竹山交差点 11.紫竹山IC
 中央区と東区と境を走っていると紫竹山交差点を通過した直後でR7(新発田方面)がまず分岐し、R7・R8新潟バイパスの本線をくぐった直後でR8・R17(長岡方面)が分岐する。忘れがちであるが本町交差点からこの紫竹山ICまでR7・R8・R17・R49・R459と重複している。R7とR8に関しては市街地を迂回する新潟バイパスで繋がっており本町交差点〜紫竹山ICが盲腸線状態と言える。

12.日本海東北道 13.R49茅野山ICを側道に進む 14.R49をオーバーパスしてから反対車線と合流
 紫竹山ICからもR49・R459との重複は続く。片側2車線の亀田バイパスを走っていると中央区と江南区との境を越えた直後で日本海東北道の新潟亀田ICを通過する。以降も片側2車線の平坦な直線道路を走っていると茅野山ICに至り、側道に進む事でR49からの単独分岐を果たす。本町交差点から9.6kmである。側道に入ったR403は右にカーブしながらR49とR459の上を通過し、下って行くと反対車線と合流する。

15.新津バイパス 16.小阿賀野川を渡って秋葉区に入る 17.磐越道の新津西SICを通過
 茅野山ICからは対面2車線道路となって水田の間を走り抜ける。新潟r247割野交差点を過ぎて程なくして信濃川と阿賀野川とを繋ぐ小阿賀野川を渡って秋葉区に入る。秋葉区に入ってからも水田を走り抜ける2車線道路が続く。磐越道の高架をくぐるが、その新潟市寄りには新津西スマートICが造られている(ただし、新潟中央IC方面とのみ接続)。

18.R460大鹿交差点 19.南向きだけ2車線 20.R460古田交差点
 新津西スマートICからも2車線快走路を走っていると車線が増えた直後にR460大鹿交差点を通過する。大鹿交差点からはR460と重複しながら南向き2車線+北向き1車線の3車線道路を走る。緩やかな上りと下りを通過して900m走った所で古田交差点となり、R460が旧巻町方面に分岐する。

21.古田交差点直後に右車線がなくなる 22.平坦な快走路が続く 23.新潟r41交差点を左折
 古田交差点を通過した直後に右車線がなくなり、以降は対面2車線となる。2車線とごく普通の道路状況ながら水田に造られたバイパスのため直線的で沿線の建物はほとんどなく見通しは良い。快走路の新津バイパスを走っていると新潟r41との交差点に突き当たる。ここが新津バイパスの南端である。非常に不自然な終わり方だが計画ではこの先もバイパスが延伸される事になっている。もっとも2006年時点で既にこの状態であり6年経っても何も変わっていない。

24.信越本線を越える 25.r41矢代田交差点を右折
 r41交差点を左折すると緩やかな上り勾配となって信越本線を跨線橋で越える。跨線橋から降りた直後のr41矢代田交差点を右折して三条・加茂方面に進む。おそらく左折のr41が旧道の一部であろう。

26.沿線に家屋が建ち並ぶ 27.右折して町道に進むとバイパスの北端に至る 28.田上町中心部を走る
 矢代田交差点からは両側を家屋に挟まれた状態となる。道路状況としては決して悪くはないのだがこれまでが多車線もしくは水田を走り抜けるバイパスだったため狭苦しく感じる。新潟市秋葉区から田上町にかけていくつものカーブとアップダウンを繰り返しながらやや狭い2車線道路を走る。集落が途切れることなく続くため融雪水パイプも途切れる事なく続いている。
 田上町の中心部の手前の才歩川を渡った直後の交差点を右折して町道に進むとR403のバイパスの北端に至る。おそらくは新津バイパスと繋がるのだろうが2012年9月時点では5km近い未開通区間が残っている。

29.R403BP羽生田交差点 30.加茂市に入る 31.新潟r497加茂中前交差点を右折
 田上町の中心部を抜けて程なくしてバイパスとの連絡道路にしてR403に指定されている道路との羽生田交差点を通過する。右折すれば羽生田跨線橋を経てR403バイパスに至る。その距離は僅か500m程度である。
 羽生田交差点からも建ち並ぶ家屋の間をアップダウンやカーブを通り過ぎながら走る。そして家屋が密集している集落の中で市町境を通過して加茂市に入る。加茂市に入ってすぐに左側の信越本線と並走状態となり、新潟r497加茂中前交差点に至る。この交差点を右折して信越本線をオーバーパスする。

32.加茂氏の市街地に向かって走る 33.加茂川橋を渡る 34.R403BP幸町1交差点を直進
 跨線橋からの緩やかな下り勾配を走っていると平坦になってから加茂川橋を渡って加茂市の市街地の西部に入る。加茂川橋を渡り終わってから程なくしてR403BPとの幸町1交差点となる。R403をトレースするには直進の三条方面に進まなければならない。右折がバイパスだが、前述の通り田上町方面に戻るだけである。新潟r9との丸潟交差点以南も延伸工事が行われている。

35.加茂市市街地を離れる 36.沿線の建物は多いが快走路と言える 37.三条市西潟
 幸町1交差点からは加茂市の市街地を離れるため進むにつれて沿線の建物の数が少なくなっていく。とは言うものの沿線の家屋が途切れる事なく続いており寂しげな雰囲気は皆無である。三条市に入ってからも信越本線のすぐ近くを並走しており、新潟r212上保内交差点を道なりに右にカーブしながら通過してからはやや距離を置く。

38.R289興野交差点を右折 39.R289重複区間を走る 40.石上大橋で信濃川を渡る
 新潟r537塚野目交差点から程なくして左カーブの先でR289興野交差点となる。案内標識にR403は表記されていないが、右折してR289と重複してR8・三条燕IC方面に進む。興野交差点からは三条市の市街地の北側を西進する。R289との重複区間だからという訳ではないだろうが、道幅に余裕のある走りやすい2車線である。
 新潟r6荒町2交差点からは4車線となって新潟r1石上交差点を経て石上大橋で信濃川を渡る。r1とは2ヶ所目の交差点であり、信濃川を渡るのも2回目である。

41.須頃3南交差点を左折 42.JR弥彦線 43.新潟r1・r260上須頃南交差点
 石上大橋の北詰の須頃3南交差点を左折するとR289から分岐するもR8・R17との重複区間になってしまう。案内標識にはR403が表記されていないため事前にルート確認していないとR403を見失う事になる。ちなみにR17は終点の本町交差点からずっとR8と重複している。
 3国道重複状態となるも3つ串刺しおにぎりは設置されていない。一桁幹線国道らしい交通量の多い片側2車線の道路を走っているとJR弥彦線の下を通過し、さらに進むと新潟r1・r260上須頃南交差点を通過する。r1の路線名の新潟小須戸三条線が示す通り、新潟駅近くの流作場五差路交差点が起点でこの上須頃南交差点が終点と思われる。

44.三条大橋で信濃川を渡る 45.R8・R17大野畑交差点を右折
 上須頃南交差点から程なくして三条大橋で信濃川を渡り、その南詰の大野畑交差点を右折してR8・R17から分岐して単独区間に戻る。ここからはR8(とR17)との並走となるが、R403のルーティングがトリッキーすぎて並走しているようには思えない。

国道403号 part2