国道403号
part7

R405樽田交差点〜R117市川橋右岸交差点
上越市→
→飯山市→野沢温泉村

315.2.0車線幅道路を走る 316.新潟r301交差点 317.交通量は非常に少ない
 R405樽田交差点からは単独区間となり小黒川の右岸を上って行く。センターラインは引かれていないが2.0車線幅はあるので乗用車で通行する分には全く問題ない。新潟r301との交差点付近からは支流の須川川沿いとなるが、道路状況に変化はなく交通量の少ない2.0車線幅道路を走る。

318.須川集落 319.キューピットバレイ 320.キューピットバレイ以降も2.0車線幅
 カーブの多い上り勾配区間で須川集落を通り抜けてキューピットバレイの前を通る。夏はキャンプ、冬はスキーができる施設で、新潟・長野県境は冬季閉鎖区間であるものの閉鎖されるのはここよりも奥である。スキー場の横を走っていると左、右とヘアピンカーブを曲がる。道幅は引き続き2.0車線幅が続く。

321.連続ヘアピンカーブ以降は1.8車線幅 322.最奥の水田付近は眺望が良い 323.ガードレールのない箇所もある
 2連続ヘアピンカーブを過ぎてからは道幅が少し狭くなり1.8車線幅になる。しばらくカーブの少ない状態が続き、左のヘアピンカーブを曲がってからはヘアピンカーブを含めてカーブが多くなる。家屋はないがいくつかの水田のある場所を通るが、その辺りはかなり眺望が良い。

324.勾配は緩やか 325.チェーン封鎖用の支柱が立っている 326.酷道としては開放的
 左カーブを曲がっていると菱ヶ岳1号線林道との交差点を通過する。以降は1.5車線と道幅がさらに狭くなるが、北側が開けており眺望は良好である。菱ヶ岳2号線林道との交差点を通過するが、この林道はスキー場を通っているため冬期は当然ながら通行できない。スキー場の南端付近でいくつかのヘアピンカーブを曲がる。道路の両側に黄色い支柱が立っているが、間にチェーンを張って通行止にするためのものである。

327.標高は800mを超える 328.2ヶ所目のチェーン封鎖地点 329.北側の眺望が利いている
 菱ヶ岳の真西で連続ヘアピンカーブを曲がると標高が800mを超える。1.0車線幅区間もあるが待避所が所々に設置されており、交通量が少ない事もあってそれほど走りにくいとは感じない。ただし、紅葉期となると交通量が増える可能性があり、曜日や時間によっては離合に難儀するシーンに遭遇するかもしれない。不動滝に行く事ができる登山道(?)が接続している駐車スペースを過ぎて少し走ると左、右とヘアピンカーブを曲がる。新潟県側では最後のヘアピンカーブである。

330.「幅員減少に着き 通行注意」 331.県境の閉鎖ゲート 332.長野県飯山市に入る
 西の方角に向かって走っていると左にカーブして閉鎖用ゲートを越えて1.0車線幅と狭くなる所で伏野峠を越えて長野県飯山市に入る。県境の峠ながら眺望は利かず、境標識も設置されていない。前回走行時(2012年9月8日)の時点では県境より南は国道に指定されていなかったが、いつの間にか国道になっていた。と言っても整備されて道路が繋がったのではなく分断区間を繋いでいた林道(?)を国道にしただけである。県境には信越トレイルが横切っており、西に宇津ノ俣峠、東に須川峠がある。

333.長野県側は1.0車線幅狭路 334.眺望良好 335.路盤崩落補修痕あり
 長野県飯山市に入ると勾配が下りになる他に変化はなく、1.0車線幅の狭路が続いている。新潟県側と同様に眺望は比較的良好である。県境付近にはガードロープが設置されていたが、県境から離れるとガードロープもガードレールもない状態となる。

336.国道にありがちな鬱蒼さは少ない 337.カーブが多く見通しは悪い 338.ガードレールなし区間が多い
 野々海温井林道が交差している右カーブを曲がる。この林道は野々海池付近まで繋がっているが、1.0車線幅と狭いうえに未舗装である。そもそも出入口にゲートが設置されており一般車は通行できない。
 林道との交差点からしばらくは開けた場所を走っており鬱蒼とした雰囲気は皆無である。標高900m辺りから急なカーブが連続しており見通しが悪いため走りやすいとは言えない。離合できない箇所も多いが新潟県側とは異なり待避所はほとんどない。

339.寒川橋 340.所々に路面の補修痕がある 341.南側は開けている
 ヘアピンカーブに近い急カーブを曲がりながら寒川橋を渡るって1.0車線幅狭路を走り続ける。等高線に沿っているためカーブは多いものの勾配は非常に緩やかである。また、所々に路面の補修痕が確認できるが、工事の際は通行止にだったと思われる。

342.センターラインが復活 343.雑草の生い茂り具合が旧道感を出している 344.「幅員減少」
 県境から約6.2kmの左ヘアピンカーブを曲がるとセンターラインが現れるが、ほぼ消えかけており夜間だと視認できないかもしれない。左直角カーブの次に右カーブを曲がって直線道路を走ると幅員減少の警戒標識が立っている。2車線のまま集落に辿り着く事はできない。

345.狭路区間が残っている 346.溜池の間の快走路 347.標識が上下逆になっている
 1.5車線幅狭路を走って左、右と直角カーブを曲がった先で再びセンターラインが現れる。溜池の間の直線道路を走るとまたしても道幅が狭くなるうえにカーブが多くなる。幅員減少地点にカーブに注意を促す警戒標識が立っているが、上下が逆さまになっている。おそらく上の金具が外れて回転してしまったのかもしれないが、下り勾配である事を示すため敢えて逆さまで取り付けられている可能性も否定できない。。

348.溜池の直後にも1.5車線幅狭路 349.みゆき野のラインとの交差点 350.棚田の間を下る
 溜池の間を過ぎると1.5車線幅狭路となり、急カーブが連続している。周辺に水田はあるものの家屋はない。水田に囲まれた場所でみゆき野ラインという市道(広域農道?)との交差点を通過する。道幅の狭いR403に対してみゆき野ラインはセンターライン付きの2車線道路である。飯山市の中心部に行くにはみゆき野ラインから新潟r95を通るルートの方が便利な可能性がある。なお、みゆき野ラインから交差点に突き当たると、R403は幅員狭小のため4t車以上は通行止という警告の標識が設置されている。右左折どちらが対象かの記載がないため、伏野峠方面だけでなく野沢温泉方面も含まれていると思われる。その警告を裏付けるように、以降も1.0車線幅の狭路を下る。

351.水田地帯を過ぎても狭路が続く 352.県境の山を正面に望む 353.右ヘアピンカーブで進行方角を北から南に戻す
 水田地帯を過ぎても1.0〜1.5車線幅の狭路が続く。勾配は比較的緩やかなもののヘアピンカーブが連続しているため走りやすいとは言い難い。連続ヘアピンカーブが終わると一旦北に向かって進むため正面に見える山々は新潟県との県境である。右のヘアピンカーブを曲がると進行方角が北から南に戻る。

354.寒川の右岸を走る 355.野俣川橋 356.ゴミ処分付近から広くなる
 寒川の右岸の緩やかな下り勾配の狭路を走る。支流の野俣川に架かる野俣川橋を渡ってすぐにゴミ処分場の南を通るが、その辺りから道幅が広くなる。平日であれば多くのゴミ収集車が通ると思われる。

357.藤沢集落 358.JR飯山線の火の見場踏切 359.長野r480交差点を右折
 藤沢集落に入ると市道が接続している右カーブを曲がってから緩やかな勾配を下る。平坦になると同時にやや急な左カーブを曲がり、JR飯山線の火の見場踏切を通過した直後に長野r480との交差点に突き当たる。案内標識が設置されていないため左右どちらが国道かと迷うかもしれないが、ソトバによって右折が国道である事が分かる。逆方向に走っている場合は案内標識が設置されているので迷う事はないだろう。

360.千曲川とJR飯山線の間を走る 361.桑名川駅付近を通過 362.千曲川の堤防の内側を快走
 長野r480交差点からは千曲川とJR飯山線の間を走る。千曲川は長野県内での呼称であり新潟県内では信濃川と呼ばれている。センターラインのない2.0車線幅道路を走っていると桑名川駅付近から家屋が点在する中を走る。対岸にはR117が並走しているせいもあって交通量は非常に少ない。

363.長野r480交差点を左折 364.市川橋 365.R117市川橋右岸交差点を右折
 桑名川橋を渡った直後の長野r480交差点を左折して長野・野沢温泉方面に進む。10%の急勾配を上った後に市川橋で千曲川を渡って野沢温泉村に入り、東詰でR117との市川橋右岸交差点に突き当たる。右左折ともにR117のおにぎりしか表記されていないが、右折して長野・飯山方面に進む。新潟県小千谷市の上村交差点で分岐してから約97kmも走っている。ちなみに上村交差点からR117を走行した場合は約62kmである。

国道403号 part8