国道401号
part2

博士峠〜R289鹿水口交差点
昭和村→南会津町

60.昭和村からは下り勾配 61.ガードレールの破損は積雪のせいだろうか 62.昭和村側もヘアピンカーブが多い
 博士峠を越えて昭和村に入ると勾配は上りから下りに変わる。道幅は1.8車線幅で勾配が緩やかな点も同じである。峠からしばらくは急カーブが少ないが、1kmほど走った辺りからヘアピンカーブを含む急カーブが連続している。

63.昌田橋 64.昭和村側の勾配も緩やか 65.博士バイパスとの交差点を右折
 ヘアピンカーブ連続感が終わって昌田橋を渡り、1.8〜2.0車線幅の道路をひたすら下る。左の急カーブを曲がってトンネル用の電気室の向いで博士峠バイパスとの交差点に突き当たる。案内標識のないこの交差点を右折する。左折すると博士トンネルを経て会津若松市方面に戻る。

66.博士トンネルの掘削残土だろうか 67.集落の前に水田が現れる 68.小野川集落
 博士峠バイパスに合流してからはセンターライン付きの2車線道路となり、一気に走りやすくなる。道路脇にうず高く積まれた土砂が確認できるが、おそらく博士トンネルの掘削残土と思われる。滝谷川沿いになると周辺に水田が現れ、さらに進むと小野川集落に差し掛かる。

69.福島r32交差点 70.喰丸トンネル 71.喰丸スノーキーパー
 小野川集落の西端で福島r32交差点を左にカーブしながら通過した先で喰丸トンネルをくぐる。トンネルの前後どちら側にもスノーシェルターが接続している。喰丸トンネルを出ると左のヘアピンカーブを曲がる。カーブ部分には喰丸峠を越える登山道(?)が分岐している。

72.長い下り勾配が続く 73.喰丸第2スノーシェッド 74.R400喰丸交差点を右折
 右の急カーブを曲がって喰丸第1スノーシェッドをくぐり、右、左の連続ヘアピンカーブの後に喰丸第2スノーシェッドをくぐる。さらに右、左の連続ヘアピンカーブを曲がる。
 勾配が終わってほぼ平坦になると同時にR400喰丸交差点に突き当たる。案内標識にR401のおにぎりが表記されていないため、どちらに進むのか迷うところだが、右折して金山方面に進む。

75.おにぎりはR400のみ 76.融雪水パイプがセンターライン代わり 77.平坦な直線道路を西進
 喰丸交差点からはR400との重複区間を走る。設置されているおにぎりはR400のみである。しばらくはセンターライン付きの2車線道路だが、融雪水のパイプがセンターライン代わりになると若干道幅が狭くなる。R400を走行した2023年5月4日はセンターラインが消えかけていたが、4ヶ月が経過した今回は新たに引き直されていた。

78.R400単独区間に道の駅「からむし織の里しょうわ」がある 79.R400佐倉交差点を左折
 家屋よりも水田の方が多い中を走っていると佐倉交差点に至り、左折して大芦方面に進むとR400との重複区間が終わる。喰丸交差点からの距離は約2.6kmである。川口方面へ直進すると約300m先に道の駅「からむし織の里しょうわ」がある。

80.佐倉交差点からは1.8車線幅 81.「大型車両 南会津方面へ 通行不可」 82.佐倉スノーシェッド
 佐倉交差点からは再び単独区間となるが、センターラインのない1.8車線幅と道路状況がやや悪くなる。下向橋を渡った先に大型車両の通行が不可能である旨の警告看板が設置されており酷道区間がある事が分かる。しばらくは大型車両の通行は不可能ではない1.8〜2.0車線幅道路が続く。

83.昭和の森キャンプ場の西を通る 84.村道との交差点付近のみセンターラインが引かれている 85.中見沢集落
 昭和の森キャンプ場の近くで開けた場所に出る。キャンプ場の入口のある村道との交差点の前後はセンターラインが引かれている。交差点を過ぎると2.0車線幅道路に戻り、程なくして中見沢集落に差し掛かって1.8車線幅道路になる。集落に入ってすぐに南会津方面の迂回路を示す看板が設置されているが、迂回路に指定された村道は1.5車線幅程度であり快適に走れるような道路ではない。また、会津若松方面からの左折はかなり鋭角である。

86.見沢橋 87.集落内はやや狭い 88.「祝開通 博士トンネル」
 見沢橋を渡ってやや急な右カーブを曲がって集落内のやや狭い道路を走る。博士トンネルの開通を祝う幟が立てられており、この辺りも会津若松方面との往来が楽になるという恩恵を受けているものと思われる。ただし、前述のとおり、新鳥居峠を含む区間が大型車通行不可の酷道のため南会津町(旧南郷村)への影響は小さいと思われる。

89.新鳥居峠区間が始まる 90.大型車両はR401南会津方面に通り抜け不可の警告 91.「上り10%勾配」
 畑沢橋を渡った後に集落が途切れて新鳥居峠区間に入る。大型車両がR401南会津方面へ通り抜けできない旨の警告が改めてなされているが、しばらくは1.8〜2.0車線幅道路が続く。10%の勾配区間もあるが2.0車線幅なので走りにくさはさほど感じない。

92.「幅員減少」 93.1.0車線幅狭路 94.少しだけ広くなる
 10%の急勾配が終わって勾配が緩やかになった所で幅員減少の警戒標識が立っている。その傍を通り過ぎて直後から道幅は1.0車線にまで狭くなる。約1.5kmで1.8車線幅に回復するが、それまでの間に2つのヘアピンカーブがありそこは大型車両では曲がり切れない可能性が高い。

95.工事のため片側交互通行規制中 96.被災現場を通る 97.規制区間内に資材置き場も含まれている
 1.8車線幅になってからは勾配、カーブともに緩やかになる。並松山集落に至る道路との交差点からは災害復旧に伴う工事の片側交互通行規制が敷かれていた。規制延長が400m程あるため待ち時間は3分近かった。なお、並松山集落は廃村であり、そこに至る道路も舗装されていない。

98.再び1.0車線幅狭路が始まる 99.大芦橋 100.直線区間もある
 災害復旧工事現場から程なくして道幅は再び1.0車線幅にまで狭くなる。玉川に架かる大芦橋の前後は急カーブもある。その後廃村と思われる三階山集落にかけては1.8車線幅と少し広くなり線形も良くなる。

101.駒止湿原への村道との交差点は右へ進む 102.急カーブが連続する狭路を走る 103.比較的開けた場所を走る
 三階山集落で駒止湿原に至る村道(?)との交差点を右方向へ進む。案内標識に設置されておらず交差点形状がY字のためどちらが国道かわかりにくいが、おにぎりが設置されているため迷う事はないだろう。なお、村道は約300m南から未舗装路になるため、駒止湿原に行くのであればR289駒止トンネルの旧道から入る方が無難である。
 村道との交差点からは勾配は緩やかなもののヘアピンカーブが多くなり、大型車両で通行するのが不可能と思われるカーブもある。比較的空が開けており明るい雰囲気の区間が多い。

104.南会津町に入る 105.新鳥居峠 106.会津若松方面を向いて撮影
 佐倉交差点から約12km、右ヘアピンカーブの途中で新鳥居峠を越えて南会津町に入る。峠の手前に境標識、他ではあまり見られない峠標識(?)が設置されている。旧鳥居峠は石城山の向こう、直線で3km程の位置にあるが、おそらく車道としては開通しておらずR401が指定される頃には新鳥居峠が開通していたものと思われる。

107.南会津町に入ってからは下り勾配 108.新鳥居峠からしばらくは緩やかなカーブが多い 109.ヘアピンカーブ連続区間は2.0車線幅
 新鳥居峠を越えると緩やかな下り勾配が始まる。道幅は1.8〜2.0車線幅で強烈に狭い訳ではない。峠の直後と1km離れた辺りに急カーブが連続している。道幅は2.0車線幅となり多少なりとも走りやすくなる。

110.交通量は非常に少ない 111.芝橋 112.センターラインが消えかけている
 鹿水川の流域をひたすら下って行く。大型車両が通り抜けられない酷道区間とあって交通量は非常に少ない。集落に近付くとセンターライン付きの区間もあるが消えかけている場所が多い。

113.界集落が見えてくる 114.さゆり荘は解体中 115.R289鹿水口交差点を左折
 下り勾配が終わるのに前後して視界が開け界集落に差し掛かる。集落と言っても沿線には通常の家屋ではなくスキー場や宿泊施設がある。佐倉交差点から約18kmでR289鹿水口交差点に突き当たる。この交差点の案内標識にもR401のおにぎりが表記されていないが、左折して檜枝岐・田島方面に進む。

国道401号 part3