国道399号
part6

鳩峰峠〜R113竹原交差点
高畠町→南陽市

273.鳩峰峠の直後に冬季閉鎖用ゲートあり 274.山形県側はヘアピンカーブが多い 275.カーブが多く見通しは悪い
 鳩峰峠の山形県側には冬季閉鎖用のゲートが設置されている。右側にはコンクリートブロックが設置されており閉鎖時に脇を抜けられないようになっている。道幅は1.5〜1.8車線幅と福島県・宮城県に比べて若干広いが、ヘアピンカーブが多いのが特徴である。ヘアピンカーブ間のカーブは比較的緩やかなものが多いが見通しが良い訳ではない。

276.長い下り勾配 277.福島県、宮城県よりも路上堆積物が多い 278.連続ヘアピンカーブ
 ヘアピンカーブを含むカーブの多い狭路をひたすら下る。北にR113、南にR13とE13東北中央道があるためわざわざ酷道区間を走る必要がないせいもあって交通量は極めて少ない。

279.標高500m付近から道幅が広くなる 280.最後の連続ヘアピンカーブ 281.冬季閉鎖用ゲート
 標高500mを下回った辺りから道幅が広くなるが快適に走れる程ではなくヘアピンカーブも残っている。樹木が伐採されて視界が開けた所で最後の連続ヘアピンカーブを曲がると下有無川の谷筋区間に入りカーブが落ち着く。
 鳩峰峠から約6.5kmで冬季閉鎖用のゲートを通過する。ゲートの奥(南陽市寄り)に転回スペースはなく、作業道(?)を利用して転回するしかない。ただし、転回できるのは小型トラックまでで大型トラックの転回は極めて困難だろう。

282.直線道路を下る 283.大沢山橋 284.センターラインが完全に消えている
 冬季閉鎖用のゲートからは直線基調の狭路を下って行く。大沢山橋を渡って以降は2車線道路になるが、センターラインが完全に消えてしまっている。線上をタイヤが通って削れる程の交通量はないため、保守が後手に回っているだけだろう。

285.ぶどうまつたけラインとの交差点 286.高畠町の中心部の南を走る 287.北に0.8〜1.0kmの位置にR113が並走
 センターラインが見える状態になった直後にぶどうまつたけラインという広域農道との交差点を通過する。その後は集落に入っており点在する家屋の間を通り抜けながら平坦で直線的な2車線道路を走る。北に0.8〜1.0km行くとR113が並走しており、高畠町の中心部の東には道の駅「たかはた」もある。

288.山形r1交差点 289.山形r1・R7交差点を右折
 高畠町の中心部の南で山形r1交差点を通過し、約500mで山形r1・r7交差点を右折して新潟・南陽方面に進む。最初のr1交差点からr1・r7交差点からはr1が重複、r1・r7交差点からはr7が重複している。

290.「新潟137km 白石56km 南陽8km」 291.山形r7交差点 292.石ケ森橋
 山形r1・r7交差点からは北の方角に向かって走り、約400m先でr7交差点を通過して短い重複区間が終わる。弥生橋の北詰で自転車横断帯が横切っているが、これは山形r384(米沢県南公園自転車道線)で、山形交通高畠線の廃線跡が転用されている。r384との交差点を過ぎると緩やかな勾配を上って石ケ森橋を渡る。

293.R113根岸交差点を直進 294.おにぎりはR113のみ 295.直線道路を快走
 石ケ森橋の勾配を下り切ると左カーブが始まり、その途中でR113根岸交差点を通過する。案内標識にR399のおにぎりは表記されていないが、直進して新潟・南陽方面に進む。R113との重複区間に入ってからも道路状況に大きな変化はなく平坦で直線的な2車線道路が続く。

296.拡幅(?)工事中 297.R13・R113深沼交差点/E13南陽高畠ICを直進
 拡幅と思われる工事箇所を走っているとR13福島・米沢方面へのショートカット機能を持つ市道との交差点を通過し、その先でR13・R113深沼交差点/E13南陽高畠ICを通過する。左折はE13東北中道の南陽高畠ICであり、案内標識には右折方向にR13、おにぎり下の補助矢印が右折と直進に向いている。よって直進と右折がR13である事は容易に判断できる。R399(とR113)はどちらかに重複しているのかという話になるが、直進と右折どちらにも重複している。ただし、R113は約2.6km先の赤湯交差点以西がR399に降格しているため国道トレースでは選択できない。なお、赤湯交差点はR399のかつての終点である。

298.南陽市に入る 299.R13・R113串刺しおにぎり 300.自動車専用道路
 深沼交差点から先の赤湯バイパスは自動車専用道路のため歩行者や自転車、軽車両、125cc以下の2輪車は進入できない。緩やかな上り勾配が始まり、E13東北中央道の本線の高畠深沼橋をくぐった直後に南陽市に入る。R13とR113の串刺しおにぎりは設置されているが、そこにR399のおにぎりは取り付けられていない。

301.R13・R113鍋田ランプを側道へ進む 302.左折車線と右折車線が分離 303.R13・R113鍋田交差点を右折
 深沼交差点から800m弱で鍋田ランプの側道へ進み、鍋田交差点を右折するとR13、R113から分岐して単独区間に戻る。東西方向どちらも側道から直進して再び赤湯バイパスに戻る事はできない構造である。なお、南陽市街方面のR399はかつてはR13に指定されていた。

304.かつては二桁国道だった区間を北上 305.山形r102交差点 306.R113・山形r102赤湯交差点を左折
 鍋田交差点からは普通の対面2車線道路を北上する。現在は二桁国道ではなくなっているが交通量は多い。山形r102交差点を通過して羽黒橋を渡って左にカーブした先でR113・r102赤湯交差点を左折して新潟・長井方面に進む。かつてはR399の終点だったが、起点が移動した1年後の2019年4月1日にR113をR399に変更したうえで終点も移動している。R399はR113現道にも重複しており、自動車専用道路区間を通らずにトレースする事も不可能ではない。しかし、R113現道は深沼交差点〜赤湯交差点の盲腸線状態となっているため、国道トレースでは走行しない区間である。

307.かつて100番台国道だった区間を西進 308.湯河原橋 309.椚塚交差点を右折
 赤湯交差点からはR13に替わってR113だった区間を走る。市街地を通り抜ける対面2車線道路であり、R13だった区間に比べると交通量は幾分か少なくなっている。湯河原橋を渡った先の市道との椚塚交差点は右折する。指定方向外進行禁止の標識が右折を禁じているが、これは交差点の手前の道路に対してであり椚塚交差点は右折も左折も可能である。

310.山形r156三間通交差点 311.南陽跨線橋 312.南陽市若狭郷屋
 椚塚交差点からも対面2車線道路が続いており、程なくして山形r156三間通交差点を通過する。r156は停車場線であり、左折して約700m先にJR奥羽本線・山形鉄道の赤湯駅がある。三間通交差点を過ぎると左カーブを曲がった後に南陽跨線橋で奥羽本線と山形鉄道の上を越える。右にカーブしながら跨線橋からの勾配を下り切った所で南陽市役所の西を通過する。

313.山形r3宮内交差点付近には商業施設あり 314.「新潟121km 長井14km」 315.R113のおにぎりが撤去されている
 左カーブを曲がって商業施設が集まっている場所を通過してから山形r3宮内交差点を通過する。山形鉄道のおりはた駅と西工業団地の間を通り過ぎると沿線の家屋が少なくなる。

316.R113現道との交差点 317.R113竹原交差点
 直線道路を走っているとR113現道との交差点を通過する。案内標識にR113のおにぎりは表記されていないが、この交差点より西の道路はR113に指定されているはずである。現道との交差点を過ぎてやや急な左カーブの先でR113バイパスとの竹原交差点に至る。この交差点がR399の終点である。赤湯交差点〜竹原交差点間の約6.8kmが終点の変更に伴って延伸された区間である。