国道399号
part3

R114谷津交差点〜福島r12交差点
浪江町→飯舘村

111.谷津交差点からは1.5車線幅狭路 112.異常気象時通行規制に入る 113.全ての家屋の出入口が塞がれている
 R114谷津交差点を右折した直後からセンターラインのない1.5車線幅狭路になってしまう。異常気象時通行規制に指定されており、雨量が150mmを超えると交通止になる。区間距離が8.5kmとなっているので谷津交差点〜福島r62交差点間が対象と思われる。また、道路沿いもしくは少し入った所に家屋が点在しているが、帰宅困難区域内のため出入口が塞がれている。

114.「上り8%勾配」 115.「幅員減少」 116.所々に待避所が設置されている
 センターラインが現れて対面2車線道路になった後に8%の急勾配を上る。約1.2km走ってセンターラインが消えると道幅は1.0〜1.5車線幅とさらに狭くなる。待避所が設けられているがカーブが多く見通しが悪いため気を遣った走行になってしまう。

117.離合できない場所も多い 118.「これより 手七郎部落」 119.車が乗り入れられそうな場所も塞がれている
 1.0〜1.5車線幅の狭路をひたすら走る。勾配はほとんどないもののカーブが多く見通しは悪い。帰宅困難区域であるため住民がおらず、元々少なかった交通量がさらに少なくなっているのだろうが、対向車が現れないとは言い切れない。

120.急勾配を下る 121.手七郎集落への町道との交差点は道なりに進む 122.塩浸集落への町道との交差点
 速度抑制のためのカラー舗装が剥がれかけて凹凸が大きくなっている急勾配を下って橋を渡ると手七郎集落に至る町道との交差点を道なりに右へと進み、次いで塩浸集落に至る町道との交差点を通過する。手七郎集落そのものが帰宅困難区域に含まれているため交差点の直後が閉鎖されている。塩浸集落に至る方は道路の端にカラーコーンが置かれているだけなので進入自体は可能である(帰宅困難区域に含まれておらず通行が可能なのか、単にカラーコーンが移動されただけなのかは不明)。

123.ヘアピンカーブ連続区間を走る 124.飯舘村に入る 125.雑草が生い茂って道幅が狭くなっている
 2つの町道との交差点を過ぎてからは1.5車線幅のまま連続するヘアピンカーブを曲がって標高を上げる。ヘアピンカーブ区間が終わると名もなき峠を越えて飯舘村に入る。飯舘村に入った直後こそカーブは緩やかだが、すぐにヘアピンカーブ程ではないものの急カーブがいくつか連続している。白御影石で造られた飯舘村の碑のある左カーブ付近から集落に差し掛かる。正確に言えば集落跡だろうか。飯舘村内も帰宅困難区域があり、東日本大震災以前には建っていた家屋は解体されて更地になっている。沿線の田畑から雑草が伸びておりただでさえ狭い道幅がさらに狭くなっている。

126.左の緑色のシートで覆われているのは汚染土か? 127.狭路区間はまだ終わらない 128.左ヘアピンカーブを曲がる
 1.8車線幅とやや狭い道路を走っていると水田跡が途切れ、以降は1.5車線とさらに狭くなる。比曽川の手前で左ヘアピンカーブを曲がり、次いで右カーブを曲がって長泥橋を渡る。

129.福島r62交差点 130.交通量は極めて少ない 131.「上り10%勾配」
 平坦になった後に福島r62交差点を通過する。交差点の手前で一時停止しなければならないが、これは県道側も同様で4方向全てに一時停止の義務がある。また、かつては交差点の周辺に長泥集落があったが、多くの家屋は解体されており除染関連の施設が目立つ。
 r62交差点からは1.8車線幅とやや狭い道路を走り、始めは緩やかだった勾配が徐々に急になりカーブも多くなる。短距離ながら1.0車線幅と狭くなった後にセンターラインが復活するが、その手前には10%勾配やつづれ折れありの警戒標識が確認できる。

132.紫陽花が咲き乱れるヘアピンカーブ連続区間 133.長泥展望台 134.長泥展望台から望む
 センターライン付きの2車線道路になると連続するヘアピンカーブで標高を上げる。7つほどのヘアピンカーブを曲がった先の道路脇に長泥展望台という小さなスペースが設置されている。そこから長泥集落方向を見下ろすとヘアピンカーブが連続しているR399を望む事ができる。ベンチとテーブルが置かれており休憩する事もできるが、場所が場所だけにあまり手入れはされていないようである。仮に手入れがされていたとしても猿の生息域のためゆっくり弁当等を食べるのは難しいかもしれない。

135.バイパスが建設中 136.長滝集落 137.側溝にふたがなければ離合不可
 長泥展望台を過ぎてからもヘアピンカーブがあるがせいぜい2連続程度である。バイパス工事現場の傍を通るが、どのようなバイパスが建設されるのかは検索しても出てこなかった。道路から少し離れた所に家屋がある長滝集落を通り抜ける。帰宅困難区域からは外れているため出入口は塞がれていない。

138.村道との交差点からセンターラインが復活 139.赤石沢集落 140.赤石沢集落以降に狭路区間が残る
 割木集落で村道との交差点を過ぎるとセンターライン付きの2車線道路になり、隣の赤石沢集落にかけては快走できる。やや急な左カーブを曲がるとセンターラインがなくなり道幅も1.5車線幅程度と狭くなる。

141.「40km/h」「 高・中速車」 142.村道との交差点を右折 143.福島r31交差点を左折
 比較的家屋が密集している町集落で村道とのT字路を右折し直後の福島r31交差点を左折する。2つの交差点間の距離は2,30mしかなく、信号機もないため左折すべき所を直進してしまいかねないので要注意である。

144.町集落内の制限速度は30km/h 145.集落を出ると快走路に戻る 146.センターラインが消えている区間あり
 福島r31交差点からはセンターラインはないものの2.0車線幅なので乗用車で走る分には特に狭く感じない。集落を出るとセンターラインが復活して走りやすくなる。やや急な右カーブを曲がってから少し走ると赤宇木橋を渡って左カーブを曲がる。センターラインが消えかけている区間もあるが道幅が狭くなる訳ではないので走りにくさは感じない。

147.交通量は非常に少ない 148.急カーブもあるが概ね走りやすい 149.大火集落
 緩やかなカーブを描きながら緩やかな勾配を下って平坦になった後にやや急な右カーブを曲がる。家屋が点在する大火集落を走っていると場外馬券発売所、ニュートラックいいたての出入口の交差点を通過する。東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故によって一時的に閉鎖されていたが、避難指示が解除されても施設補修費用等を考慮して廃止となっている。

150.飯舘村役場はこの交差点を右折 151.福島r12・r315交差点を左折
 一旦家屋が途切れた後に飯舘村役場に至る村道との交差点を通過する。緩やかな勾配を上った後に下って石橋を渡った直後に福島r12・r315交差点を左折して福島方面に進む。R399が通っている月舘が直進のr315に案内されている事からも想像できる通り、R399よりもr315の方が道路状況が良い。

国道399号 part4