国道388号
part3

R10交差点〜R327交差点
延岡市→美郷町

117.R10・R326重複区間 118.祝子大橋 119.延岡市の市街地を走る
 R10R326交差点からは3本の国道の重複区間となる。串刺しおにぎりが設置されているもののR10とR388だけでR326はない。これはR326の起点からR10に重複しているためと思われる。道路状況は二桁国道との重複区間とあって片側2車線と整備されており交通量も多い。右にカーブしながら宮崎r223交差点を通過した後に祝子大橋を渡る。少し西にJR日豊本線が並走しており、延岡駅も近く沿線には商業施設が多い。

120.R10・R218・R326昭和町交差点を直進 121.延岡大橋 122.バイパス沿線には商業施設が多い
 延岡駅の南東でR10・R218・R326昭和町交差点を直進する。R326の起点はこの交差点のため3国道重複区間が終わる。R218はこの交差点が終点であり、起点は熊本市にあり九州を横断している。
 昭和町交差点からもR10との重複区間が続いており、交通量の多い片側2車線道路を走る。延岡大橋で五ヶ瀬川と大瀬川を渡って以降も郊外型の商業施設の多いバイパス然とした状態を走る。

123.宮崎r16平原町交差点 124.E10東九州道の延岡南ICへの支線が分岐 125.塩浜高架橋の下を通る
 R10の旧道である宮崎r16との平原町交差点を通過して少し走るとE10東九州道の延岡南ICに向かうR10支線とのランプを通過する。ここで右側車線がインターチェンジへの支線となり、国道をトレースできるのは左側車線のみである。支線の側道のような状態を走った後に塩浜高架橋の下で反対側車線と合流してから沖田橋を渡る。なお、延岡南ICを境に北の大分方面は無料だが南の宮崎方面は有料である。

126.JR日豊本線と並走 127.宮崎r49・r224土々呂町交差点 128.「宮崎77km 日向12km E10東九州道3km」
 沖田橋からはJR日豊本線と隣接状態で並走しながら南に向かって走る。海に近い場所を走っているが、標高が低く防砂林があるため海は見えない。日豊本線とともに緩やかな右カーブを描いて海から離れる。宮崎r49・r224土々呂町交差点を通過してから土々呂駅の南を通る。ひとつ隣の旭ヶ丘駅も同様だが、国道側に出入口は設置されていない。

129.門川町に入る 130.船越交差点 131.門川IC以降は片側2車線道路
 宮崎r226とJR日豊本線を挟み込むようにして緩やかな勾配を上っていると名もなき峠を越えて門川町に入る。左にカーブしている下り勾配を走っていると船越交差点を通過してE10東九州道の門川ICのランプに上下線が分離される。反対側車線と合流すると同時に門川ICのランプも合流するため、以降は片側2車線道路になる。前述の通り、延岡南ICから南の区間は有料だが、門川ICまで無料であればR388(実質R10)の対面2車線区間の交通量はもっと減少すると思われる。

132.串刺しおにぎりの設置数が多い 133.宮崎r226本町交差点 134.R10中須交差点を右折
 片側2車線道路を走っていると宮崎r224加草交差点を通過して右カーブを曲がり、JR日豊本線と門川湾の間を走る。宮崎r232鳴子交差点を通過した後に門川駅の東を通るが、この駅も国道側に出入口が設置されていない。
 宮崎r226本町交差点を通過し、門川町役場の前を通ってすぐの中須交差点を右折してR10から分岐して単独区間になる。R10との重複区間の距離は約17.1kmである。大分県と宮崎県の県境を含む区間で酷道を堪能したが、この先にもまだ酷道区間が残っている。

135.宮崎r226交差点 136.早くも道幅が狭くなる 137.小園交差点
 中須交差点からすぐに宮崎r226交差点を通過してからJR日豊本線の北郷踏切を通過する。その先の市道とのT字形状の交差点を過ぎるとセンターラインがなくなり1.8車線幅道路になってしまう。はじめのうちは狭路ながら片側にだけ歩道が設置されているが、それもなくなってしまう。約1.5km先の小園交差点の手前でセンターラインが復活する。

138.E10東九州道の五十鈴川橋 139.五十鈴川の流域を快走 140.集落間も改良済み
 小園交差点からはセンターライン付きの2車線道路になる。上り勾配となるが道路状況が良いため走りにくさは感じない。五十鈴川に沿った場所でE10東九州道の五十鈴川橋の下をくぐる。その後は五十鈴川の左岸を走っており、川は蛇行しているがR388はカーブがあるものの緩やかなものばかりで走りやすい道路状況である。

141.宮崎r225交差点 142.「国道388号 庭谷〜黒木間 早期着工を」 143.五十鈴川沿いを走る
 宮崎r225交差点を右にカーブしながら通過するが、以降は沿線の家屋が目に見えて少なくなる。一方で道路状況には変化がなく、これまでと変わらず五十鈴川の左岸を走る。交通量が少ないせいもあって快適に走る事ができる。

144.狭路区間が残っている 145.路面の状態は良い 146.沿線には僅かながら家屋がある
 中須交差点から約11.8km走るとセンターラインがなくなり道幅も狭くなる。1.8車線幅だったものが徐々に狭い区間の割合が増えて1.5車線幅に落ち着いてしまう。道幅は狭くなってしまったが、勾配も急カーブもほとんどなく路面も安定している。大分県と宮崎県の県境区間に比べると格段に走りやすいと感じる。

147.町道との交差点を通過 148.五十鈴川沿いの狭路をひたすら走る 149.美郷町に入る
 旧北方町方面に抜けられる町道との交差点を通過し、その後も五十鈴川の左岸の狭路を走る。奥に複数の集落が存在しているが、交通量は極めて少ない。川に沿った左急カーブを曲がった先で町境を通過して美郷町に入る。

150.美郷町に入った直後に短い2車線区間あり 151.美郷町内も狭路が続く 152.追分橋
 美郷町に入った直後にセンターラインが描かれた区間があるが、距離が短いため2車線道路とは言い難い。法面に落石防止ネットが張られており、その工事のついでに整備されたのだろうか。その後はこれまでと同じ1.5車線幅の狭路が続く。視界が開けた後に追分橋を渡って黒木集落に差し掛かる。

153.宮崎r20黒木交差点 154.黒木交差点以降はセンターラインなし 155.広狭が混在
 追分橋からはセンターライン付きの2車線道路を走るが、宮崎r20黒木交差点を通り過ぎると1.8車線幅と狭くなってしまう。五十鈴川の右岸に移り、2車線と1.8車線幅を繰り返しながら川沿いを走る。

156.片側交互通行規制区間 157.道の泉北郷 158.災害復旧工事中
 板ヶ原集落を通り過ぎると1.8車線幅区間となるが、工事のため片側交互通行規制が敷かれていた。その後も1.8車線幅道路が続いているが、公衆トイレと東屋のある道の泉北郷を過ぎると1.5車線とさらに狭くなる。その後はセンターライン付きの2車線道路になるが、災害復旧工事により車線がふさがれており片側交互通行規制が敷かれている区間があった。

159.下ノ原集落 160.町道との交差点を通過 161.五十鈴川流域を快走
 下ノ原集落からはセンターライン付きの2車線道路を快走できる。五十鈴川は相変わらず蛇行しているが、R388は忠実に沿っている訳ではなく線形が改良されており走りやすい。

162.宮崎r210交差点を左折 163.ゆずり車線 164.片平集落
 旧北郷村の役場(現在の美郷町役場北郷支所)を通り過ぎて五十鈴川を渡って緩やかな勾配を上ると宮崎r210交差点に突き当たる。R388は左折して西郷方面に進む。交差点の奥に宇納間地蔵尊がありそこに至る階段は365段である。r210交差点からすぐに集落が途切れるが、ゆずり車線が終わった後に膳所ヶ谷集落や片平集落を通過する。

165.山口トンネル 166.和田越トンネル 167.和田越トンネルからは下り勾配
 緩やかな勾配を上っていると山口トンネルと和田越トンネルを連続でくぐる。両トンネルの東側の和田峠を越えている道路が旧道であろう。和田越トンネルからは下り勾配となるが、こちら側にもゆずり車線が設置されている。

168.和田大橋 169.R327・R503交差点を左折
 和田越トンネルからの勾配が落ち着いた所で和田大橋を渡り、南詰でR327R503交差点に突き当たる。案内標識にR388は表記されていないが、左折して日向・南郷方面に進む。R503はR327の両方向に重複しており、ここから先は2ヶ所目の3国道重複区間である。

170.R327・R388・R503重複区間 171.快走路区間にも法面崩落箇所あり 172.R327・R503交差点を右折
 R327・R388・R503の3国道重複区間となってからも走りやすい2車線道路が続いている。耳川の右岸を約1.3km走って西郷発電所の前の交差点を右折するとR327及びR503から分岐して単独区間となる。

国道388号 part4