国道384号
part1

R35戸尾町交差点〜佐世保港
佐世保市

1.R35・R206戸尾町交差点 2.車線幅が異様に広い 3.長崎r11塩浜交差点とR497西九州道と松浦鉄道の高架橋
 JR佐世保線と松浦鉄道の佐世保駅から程近いR35戸尾町交差点がR384の終点である。案内標識に表記されていないR206はR35に重複している。また、北に約1.6kmの佐世保市役所前交差点はR35の終点であると同時にR204R498の終点でもある。
 戸尾町交差点からR384に進むと広い車線幅の2車線道路を走る。戸尾町交差点から北北西に延びている四ヶ街商店街が観光地でもあり昼間は観光客をはじめとする歩行者が非常に多い場所である。200m弱走ると長崎r11塩浜交差点を通過する。交差点の上を2つの高架橋が跨いでおり、東側の低い方が松浦鉄道で西側の高い方が西九州道である。西九州道はR497の国道番号が与えられている高規格道路だが、全線開通には至っておらず佐世保市周辺では佐々IC以北が未供用である。

4.佐世保市内にもおにぎりが設置されている 5.フェリー乗場は左折 6.漁業関係の建物が多い
 塩浜交差点を過ぎると車線幅が狭くなるが、路側帯が広く取られており路上駐車車両がいても通行にはさほど影響しないだろう。R384の佐世保市内の区間は500mに満たない距離だが、交差点の近傍におにぎりが設置されている。塩浜交差点から約100mで市道との交差点を通過する。フェリー乗場は左折と案内されているが、国道は直進である。

7.駐車車両が多い 8.佐世保港端点
 市道との交差点からは漁業関係者と思われる路上駐車が目立つ。魚介類を中心としたセリ、佐世保朝市が開催されているのでそれを目的にした観光客の車もあるかもしれない。そのため早朝にもかかわらず人や車が多いという通常とは異なる状態となっている。R384の佐世保港側端点は市道との突き当たりであり、駐車場の奥は佐世保港の一部(佐世保川の河口)である。正面の建物は川の対岸に建っている。

9.フェリーターミナル入口 10.ターミナルビルの奥を左へ進む 11.フェリー上下船口
 国道の端点からフェリー乗場までは約400mと近く、徒歩でも何ら問題なく行く事ができる。佐世保駅の裏手にあたり、R384佐世保市内区間そのものを公共交通機関+徒歩という形でトレースする事は容易である。
 フェリー乗場に着くと乗船手続きをしなければならないが、多くのフェリーと同じく車検証を持って受付窓口に行かなければならない。九州商船のフェリー便は出港の30分前から販売が始まる。車を停めるのはロータリーの中のいかにも乗船待ち車両待機場のような場所ではなくターミナルビルの正面を過ぎて左に曲がった所である。案内の看板や路面ペイントがないため初めて利用する者にとっては分かりにくい。

12.フェリーなみじに乗船 13.佐世保港を望む 14.有川港に到着
 フェリーに乗船した後に定刻通り8:00に出港。67kmを2時間35分で結んでいる。高速船の場合は1時間20分である。島が多い海域を通っているため常に陸地が見える状態である。ただし、航路の中ほどは携帯電話の電波も届かない、届きにくいようである。

国道384号 part2