国道380号
part1

R197江戸岡交差点〜R56内子交差点
八幡浜市→大洲市→内子町

1.R197・R378・愛媛r27江戸岡交差点 2.西向き車線は2車線 3.交通量の多い2車線道路
 愛媛県八幡浜市の中心部に位置するR197R378・愛媛r27江戸岡交差点がR380の起点だが、R197に重複しているため案内標識等には一切表記されてない。また、R378は南の西予市方面しかないように見えるが、北の三崎港方面のR197にも重複している。
 江戸岡交差点から走行を開始すると東向きが1車線に対して西向きが2車線という変則的な車線数となっている。とは言うものの右側車線は江戸岡交差点で右折専用車線になっているので、実質的には長い右折車線としての機能しかないと言える。JR八幡浜駅のロータリー前で普通の対面2車線道路になる。

4.おにぎりはR197のみ 5.大洲八幡浜道路が建設中 6.JR予讃線
 2車線道路を走っていると沿線の家屋が徐々に少なくなり、谷の幅も狭くなる。交通量は市街地に比べると減っているが、それでも幹線道路のためある程度の交通量がある。JR予讃線の千丈駅の前を通過してから程なくして建設中の橋脚の近くを通過する。これはR197のバイパスで大洲八幡浜道路のものであり、この場所には八幡浜東ICが造られる計画である。大洲八幡浜道路の建設予定地点から少し進むと右にカーブした先でJR予讃線のガードをくぐる。

7.山の斜面にへばりつくように集落がある 8.登坂車線あり 9.夜昼隧道
 市街地を離れてからは緩やかな上り勾配が続いているが、沿線に家屋や河川が隣接しているせいか登坂車線は1ヶ所しか設けられていない。その登坂車線の中ほどに愛媛r235の交差点がある。登坂車線が終わって緩やかな左カーブを曲がってから夜昼隧道に入る。坑口の上を通っている道路はr235である。延長2141mと長大と言える長さだが開通は1971年頃と45年以上も経過している。

10.夜昼隧道からは大洲市 11.大洲市側には長い登坂車線がある 12.勾配が緩やかになってくる
 夜昼隧道は市境のためトンネル以西は大洲市域である。トンネルからは下り勾配が続いているが、八幡浜市側に比べてカーブのほとんどない直線的な道路なうえに長い登坂車線が設置されており、走りやすさは大洲市側に軍配が上がる。登坂車線が終わってからも緩やかな下り勾配が続いている。

13.愛媛r259交差点 14.愛媛r259交差点 15.大洲西トンネル
 ほぼ平坦な状態になった所で愛媛r259との交差点を右にカーブしながら通過し、少し進むと再びr259交差点を通過してr259の重複が解消される。案内標識ではr259に大洲市街となっているが、r259に指定されているのは500m程先の伊予平野駅付近までであり、それ以降は市道と愛媛r234で大洲市街地に行く事になる。r259との交差点からは上り勾配となり大洲西トンネルをくぐる。

16.松山道・大洲北只IC 17.R56宇和島方面との交差点 18.R56宇和島方面からの道路に合流
 大洲西トンネルからの下り勾配を走っていると前方に高架が見えてくる。松山道の高架で、手前で大洲北只ICを通過する。この大洲北只ICは宇和島方面としか接続しておらず、松山方面へは大洲南ICを利用しなければならない。
 大洲北只ICを過ぎてすぐに左側に分岐する道路があるが、これはR56宇和島方面への側道である。R56宇和島方面からR197(R380)八幡浜方面への側道とともにウォッちずでは白色で表記されている。R56宇和島方面への道路が分岐してからも勾配を上り、下りに転じ平坦になる所で宇和島方面からのR56に合流する。R197(R380)八幡浜方面からだと左に合流する形である。

19.R56・R197重複区間 20.R56・R197北只交差点を左折
 R56・R197重複区間を少し進み、北只交差点で大洲市街方面と大洲道路を経由する松山・内子方面に分岐する。大洲道路はR56のバイパスという位置付けだが、両端が松山道に接続しており、実質的には松山道の一部として機能している。そのため大洲道路(大洲IC〜大洲南IC間)は無料で通行する事ができる。R380は現道に重複しているため北只交差点を左折して大洲市街方面に進む。

21.やや急な勾配を上る 22.大洲隧道 23.市街地に向かって急勾配を下る
 北只交差点を左折するとすぐに上り勾配となり右にカーブした後に左にカーブしており、市街地に近い割に勾配・カーブともにきつい道路である。左カーブを曲がっていると大洲隧道をくぐり、トンネルを出るS字カーブを描きながら急勾配を下る。勾配の下に見えているのは大洲市の市街地である。

24.R56・R197・R441・愛媛r234片原町交差点 25.肱川橋 26.R56・R197・愛媛r43肱川橋北交差点
 平坦になった所、大洲市役所の東でR56・R197・R441・愛媛r234片原町交差点を通過する。この交差点はR441の起点である。片原町交差点を過ぎると緩やかな勾配を上って肱川橋を渡る。北詰の肱川橋北交差点ではR197が肱川方面に分岐する。これまでのR197は幹線国道と言える状況だったが、肱川橋北交差点〜大洲道路・大洲冨士IC(菅田交差点)間に狭路区間があるためか、案内標識が設置されていない。

27.R56の重複は続く 28.愛媛r231大洲駅前交差点 29.JR予讃線と並走
 肱川橋北交差点を過ぎてからもやや狭苦しい市街地らしい2車線道路を走る事になるが、愛媛r231大洲駅前交差点付近からは多少走りやすい2車線道路に変化する。市街地の東端でJR予讃線と少しだけ近接している。

30.愛媛r24交差点 31.商業施設が多く流れは悪い 32.R56十夜ヶ橋交差点
 市街地から離れているのだが沿線には商業施設が多く建っており、沿線店舗への右折車両が多いため休日の昼間などは長時間に渡って渋滞気味となる。北只交差点から約5.7kmで松山道の大洲ICが接続している十夜ヶ橋交差点を通過する事で大洲道路と合流する。

33.十夜ヶ橋交差点以降も商業施設が多い 34.松山道と並走 35.矢落川の左岸を走る
 十夜ヶ橋交差点の直後に大洲道路の高架下を通過する。沿線の商業施設が多い状態が続いており流れもあまり良くない。旧道と思われる市道との交差点を緩やかな右カーブで通過した後に緩やかな勾配の左カーブを走ってJR予讃線をオーバーパスすると同時に松山道の下をくぐる。その後は南にある松山道とJR予讃線と並走しながら、矢落川に沿ってカーブしながら東進する。

36.山間部区間に入る 37.チェーン着脱場が設置されている 38.内子町に入る
 北山駅付近を通過し、旧道と合流してからは山間部の谷筋区間に入るが、沿線には少ないながらも家屋が建っている。周辺の長閑な風景の割に交通量が多い2車線道路を走っていると市町境を通過して内子町に入る。

39.JR予讃線 40.松山道 41.愛媛r56・r229交差点へは側道へ
 内子町に入ってすぐに車線が増えて片側2車線になってJR予讃線のガードをくぐる。その後は一旦下りとなるが、再び上りとなった片側2車線道路を走っていると松山道の高架下をくぐり、愛媛r56・r229との立体交差を通過する。跨道橋部分を通過して松山道の下を通過し、緩やかな勾配を下る。

42.松山道・内子五十崎IC 43.内子五十崎ICを過ぎると車線が減少 44.愛媛r32知清交差点
 勾配を下り切った所で松山道との内子五十崎ICを通過し、その直後に右側車線が減少するして対面2車線泥に戻る。愛媛r244内子駅前交差点を通過し、市街地と言える場所を走っていると愛媛r32知清交差点を通過して小田川の右岸を走る。

45.右側に見えている道路は松山道 46.R56・R379内子交差点
 小田川に沿って2車線道路を走っているとR56・R379内子交差点に至る。案内標識にR380のおにぎりは表記されていないが、R379に重複しているため、左側の側道に進まなければならない。八幡浜市の江戸岡交差点からの距離は約28.0kmである。

国道380号 part2