国道378号
part4

愛媛r344交差点〜R56御殿内橋東交差点
西予市→宇和島市

158.西予市明浜町高山 159.旧明浜町役場付近は2.0車線 160.海岸線沿いの狭路が続く
 愛媛r344交差点を通過して海沿いを走り、明浜町高山集落に入ると同時に道幅が狭くなるが、すぐにセンターラインが復活して2車線道路に戻る。しかし、旧明浜町役場(現在の西予市役所明浜支所)の手前でまた狭くなる。沿線の家屋が少なくなった所で再びセンターライン付きの2車線道路になる。その後、家屋が途切れた所でまたしてもセンターラインがなくなって1.5車線程度と狭くなる。

161.明浜歴史民俗資料館付近は2車線 162.宇和島湾を望む 163.ミカン畑を走り抜ける
 左ヘアピンカーブを曲がった先で明浜歴史民俗資料館の前を通るが、そこだけ歩道付きの2車線道路と整備されている。まず歩道が、次いでセンターラインがなくなって道幅も1.0〜1.5車線幅と狭くなる。その後センターライン付きの2車線道路になり、緩やかな勾配を上り標高40m前後とやや高い位置を走る。急カーブが連続しているが、交通量が少ないためさほど走りにくさを感じなかった。

164.「急勾配 steep slope ここから1.3km」 165.見通しの悪いカーブが多い 166.慰霊塔が立っている
 比較的長い2車線区間が終わると道幅が狭くなる。部分的に拡幅された場所もあるが基本的には1.0〜1.5車線幅の狭路が続いている。センターラインが復活して以降も急カーブが多い。慰霊塔が立っている前を左のヘアピンカーブで通過し、右左の急カーブを曲がった後に集落に入る。

167.本浦集落 168.枝浦集落 169.「宇和島25km 吉田13km」
 本浦集落と枝浦集落を相次いで通過するが、これらの集落は西予市明浜町狩浜に属しており、No.140の写真の地点から始まった異常気象時通行規制区間の終点でもある。枝浦集落を完全に通り過ぎると道幅が広くなりセンターライン付きの2車線道路になる。相変わらずカーブが多いものの概ね走りやすい道路状況である。

170.西予市明浜町渡江 171.集落内も海沿いを走る 172.渡江トンネル
 だけの鼻の根元を左にカーブするとセンターラインがなくなり、その状態で明浜町渡江集落に入る。緩やかな勾配を下り切った後は湾に沿って右にカーブする。集落を通り過ぎると渡江トンネルに入るが、その手前からセンターライン付きの2車線道路になる。

173.明浜町俵津にはバイパスが開通済み 174.愛媛r45交差点 175.俵津玉津トンネル
 明浜町俵津集落では海寄りにバイパスが造られており歩道付きの2車線道路となっている。ウォッちずでは現道も国道扱いされているが、道なりに進むとバイパスを走る事になる。愛媛r257と愛媛r45が交差しているのだが、バイパスと現道の間は国道扱いされている。r257は案内標識が設置されてないが、r45は設置されている。
 現道と合流してからも2車線道路が続いている。海沿いを走っていると俵津玉津トンネルをくぐる。坑口の前後で交差している海沿いの道路が現道であり、渡江トンネル区間とは異なりウォッちずでは国道色に塗られている。

176.深浦トンネル 177.右の急カーブに接続しているのは旧道か 178.左に接続している道路が旧道?
 俵津玉津トンネルを出ると深浦集落を通過し、次の深浦トンネルをくぐる。深浦トンネルの東も道路改良が済んでおりカーブの多い狭路から直線的な2車線道路に変わっている。右、左、右とやや急なカーブを通過するが、最後の右カーブには旧道らしき道路が交差している。海に沿って2車線道路を走っていると右急カーブを通過するが、そこに交差している道路は合流してきた旧道の可能性がある。

179.カーブが多い2車線道路 180.愛媛r271交差点は直進
 旧道らしき道路と合流してからも2車線道路が続いているが、急カーブが多い。愛媛r271交差点は直進なのだが、直進車線と交差点の奥の道路がずれているので直進には見えないかもしれない。また左折のr271方面が優先的な構造をしている。

181.愛媛r271交差点以降は1.8車線幅 182.見通しの悪い狭路 183.愛媛r273交差点
 愛媛r271交差点以降のR378は1.8車線幅の狭路となっている。一方でr271はR56まで1.7km程あるが全て2車線と道路状況としてはR378に勝る。r271交差点でR378の扱いが悪いのは道路状況の差に起因するのだろう。カーブが多く見御通しの悪い狭路で集落内を走っているとセンターラインが現れた直後に愛媛r273交差点を道なりに左にカーブしながら通過する。

184.広いのは愛媛r273交差点付近のみ 185.見えているのは法花津湾 186.視界が広がると道路状況も良くなる
 愛媛r273交差点を過ぎてすぐにセンターラインがなくなり1.5車線幅と狭くなる。左、右と2ヶ所のヘアピンカーブを通過した後にやや広い谷筋を走る。峠部分を越えて下り勾配になると視界が開け、同時にセンターライン付きの2車線道路になる。その後は緩やかなカーブが連続している2車線快走路を下って行く。

187.愛媛r272交差点を左折 188.愛媛r272が重複している 189.愛媛r272交差点を右折
 2車線快走路を走っていると愛媛r272との交差点に突き当たり、左折してR56・吉田方面に進む。信号機は設置されていないが案内標識があるので迷う事はないだろう。R378八幡浜方面が突き当たる形だが、一時停止の義務はないようである。ただし、交差点形状からしていくら交通量が少なくても一時停止した方が良いのは言うまでももない。
 r272交差点からも2車線道路が続いている。r272が重複しているのだが、その事を示すものは存在していない。約500m走るとT字路を右折してr272が分岐して行く。直進してr272を500m程進むとR56に行く事ができるため、R56に行くのであればr272を走った方が早い。なお、R378御殿内方面からだと突き当たる形だが、こちらには一時停止の義務がある。

190.愛媛r272交差点からしばらくは2車線 191.御殿内集落 192.R56御殿内橋東交差点
 愛媛r272交差点を右折してからも2車線道路が続いているが、300m程走った所でセンターラインがなくなり1.5〜1.8車線幅になってしまう。御殿内集落の家屋と山に挟まれた間を走り、センターラインが復活し少し走るとR56御殿内橋東交差点に至る。交差点の手前の本村川に架かっている橋が御殿橋だが、非常に短い橋である。

 伊予市と宇和島市(旧吉田町)とを結ぶ国道で、起終点ともにR56との交差点となっているが、内陸部を走るR56に対してR378は概ね海岸沿いを走っている。そのためR56の72kmに対してR378は122kmとかなりの差がある。狭路が多い事からもR56の代替路としての機能は一部の区間を除いてほとんど持っていないと言える。