国道375号
part2

R433交差点〜R486清武交差点
三次市→東広島市

64.2車線区間が終わる 65.拡幅工事の真っ最中 66.川寄りが拡幅されている場所もある
 R433R434が重複した2車線道路を走っていると僅か200m程先で反対側の車線がなくなり、道幅は1.0車線と狭くなってしまう。拡幅工事が行われており山側の道路用地は既に整地されており拡幅されるのは時間の問題となっている。少し進めば右側の川寄りを嵩上げして拡幅しようと工事している区間もある。実はこの区間、スーパーマップルに「交通量多い」の書かれているため快走路を思い浮かべてしまうが、実際にはこんな道路状況である。人里離れた山間部ではないため交通量は皆無とまでは言わないが、決して多いとは言えない。

67.R433とR434のおにぎりは設置されていない 68.改良直後の箇所もある 69.断片的にで工事が行われている
 工事箇所以外は広いかと言えばそうでもない。広い場所があったとしてもそれは退避所としてしか使えなさそうなものである。おにぎりはR375しか立てられておらず、R433とR434が重複している事は一般人には分からないだろう。沿線に家屋がない場所でも拡幅工事が行われているが、走行した2015年10月時点ではまだまだ狭路が残っている。それでもR433とR434を走行した2014年8月に比べると改良済み区間が増えていた。

70.集会所らしき建物も新設されている? 71.改良済み区間もカーブが多い 72.狭路区間には待避所がある
 改良されたのは道路だけでなく集会所と思われる建物も拡幅に伴って建て替えられたようである。唐香集落では改良工事から多少時間が経過しているようでアスファルトからは新しさが失われていた。唐谷集落からはまた1.0車線と狭くなる。所々に待避所が設けられているが、往々にして待避所から離れた位置で対向車が来るものである。

73.広狭が混在している 74.見通しの悪いカーブが多い 75.江の川取水ダム付近も狭い
 狭路区間は見通しの悪いカーブが多く、対向車もほとんどいないと言える程少なくないので厄介と言えば厄介な区間である。前述のスーパーマップルに書かれている「交通量多い」という文言だが、“道路状況の割に”という文字を付け加えればあながち間違いとは言えない。江の川取水ダムの真横も狭いまま残っているが、管理棟が建っているため拡幅は難しいかもしれない。

76.離合できない1.0車線区間も多々ある 77.し尿処理場からは2車線道路 78.日下わかあゆトンネル
 取水ダムからも1.0車線幅の狭路が続くが、し尿処理場の前でセンターラインが現れるて以降は2車線道路となる。江の川の右岸を緩やかにカーブを描きながら東に向かって走っており、対岸にはこれまで並走していた三江線と広島r112が走っている。緩やかな勾配を上って日下わかあゆトンネルをくぐる。比較的新しいトンネルだが開通したのは2005年なので10年近くが経過している。

79.日下わかあゆトンネル以降は江の川から少し離れている 80.日山橋に向かって勾配を上る
 日下わかあゆトンネルを出て少し走ると緩やかな勾配を下りながら緩やかなS字カーブを通過する。このカーブ以降は江の川から少し離れており道路の両側に家屋と田畑がある。緩やかな右カーブを描きながら勾配を上った先で江の川の支流の神之瀬川に架かる日山橋を渡る。

81.R54・R184・R433・R434日山橋東詰交差点を右折 82.R54・R184・R433・R434尾関大橋北詰交差点を左折
 日山橋を渡り終えた所でR54R184・R433・R434日山橋東詰交差点に突き当たる。案内標識にはR54しか表記されてないが、R54松江方面にR184が、R54広島方面にR184とR375とR433とR434が重複している。5本もの国道が重複しているが、これまで同様に串刺しおにぎりは設置されていない。
 日山橋東詰交差点から200mも走らないうちに尾関大橋北詰交差点に至り、左斜め前方に進むとR54・R184から分岐する。R433とR434は重複したままだが、上位国道優先の法則から案内標識にはR375が表記されている。

83.市街地までは快走路 84.国土交通省三次国道出張所前を通過 85.尾関山公園の北の峠部分を通過
 尾関大橋北詰交差点からも2車線道路が続いている。緩やかな勾配を下り江の川の右岸を東に向かって走る。国土交通省の三次国道出張所の前を通過すると上り勾配となり、尾関山公園の北で名もなき峠を越えてやや急な勾配を下る。

86.鳳源寺の前からは歩道なし 87.広島r39太才町交差点を右折 88.三次小学校前を通過
 鳳源寺付近から歩道がなくなるため狭苦しい感じの2車線道路になってしまう。三次市の市街地とその西を通るR54とを結んでいるルートのため、交通量は少なくない。尾関大橋北詰交差点交差点から約2.0kmで広島r39との太才町交差点に至り、右折して三次市街方面に進む。市街地にありがちな歩道がなく狭苦しく感じられる2車線道路を走る。市役所からは少し離れているが、すぐ近くに三江線の尾関山駅があり他にも裁判所や文化会館等がある。

89.広島r112三次町を左折 90.三次町交差点以降は走りやすい2車線道路 91.巴橋西詰交差点を右折
 太才町交差点から約900m南下すると広島r112三次町交差点に突き当たる。R433・R434交差点以東の区間において江の川を挟んで並走したr112とはここで交差する。R375(とR433とR434)は左折して引き続き三次市街方面に進む。
 三次町交差点からも2車線道路が続いているが。広めの歩道が整備されており走りやすく感じられる。ただし、市街地に差し掛かっているせいもあって交通量は多い。緩やかな左カーブを描きながら緩やかな勾配を上ると巴橋西詰交差点となるが、国道は右折して巴橋を渡らなければならない。道なりに走っていれば自然と国道をトレースできる交差点形状ではないが、案内標識は設置されていない。あるのは三次町交差点方面から見て奥の信号機柱に付けられたおにぎり下の補助標識である。

92.R433・R434巴橋東詰交差点 93.三次市役所入口交差点 94.三次消防署南交差点を右折
 巴橋で馬洗川を渡った東詰に案内標識のない交差点があるが、実はこの巴橋東詰交差点がR433とR434の終点の交差点である。非常に中途半端な位置にある交差点が終点と言われてもピンとこないが、かつてはR183やR184に指定されていたものがバイパスの開通によってR375を残して指定を外れてしまい、現在のような状態になったものと思われる。R433とR434が終点を迎えてもR375はまだ続いており、巴橋東詰交差点を左斜め前方に進む。
 巴橋からの勾配を下り切ると巴橋東交差点を通過し、さらに先で三次市役所入口交差点を通過する。その名の通り三次市役所の出入口に当たる交差点だが、市役所とは100mも離れていない。沿線に個人商店が多い道路を走っていると三次消防署南交差点に至る。案内標識におにぎりが表記されていないが、右折の三次駅・国道183号方面が国道である。かつては左折が国道に指定されていたが、1.5車線狭路を含む区間があったためか経路変更が行われたようでウォッちずでは白色に変更されている。

95.正面にあるのは三次駅 96.R183・R184三次駅前交差点を左折
 三次消防署南交差点からも2車線道路が続いており、沿線には飲食店が目立つ。約150mでR183・R184三次駅前交差点に至る。案内標識がないため事前にルートを確認する必要があるのだが、交差点を左折して庄原方面に進む。正面に三次駅があるが、島根県美郷町から並走していた三江線の終点の駅であり芸備線や福塩線も乗り入れているなどターミナル駅として機能している。そのせいか駅前が大幅に改良されておりまだ舗装が新しかった。

97.R183・R184重複区間 98.R183・R184上原交差点を右折
 三次駅前交差点からはR183・R184との重複区間だが、三次市の中心部であるうえに東西と南北をそれぞれ結ぶ国道が重複しているとあって交通量は多い。片側2車線の道路を約700m走って上原交差点を右折するとR183とR184から分岐して単独区間となる。左折して北上する道路が旧道で、上原北交差点と上新町交差点の2ヶ所を左折すると三次消防署南交差点に戻る。このうち上原北交差点〜上新町交差点の間が1.5車線幅と狭い。

99.JR芸備線を跨線橋で越える 100.左にはマツダ自動車の三次試験場がある 101.広島r470三次インター入口交差点を左折
 上原交差点を右折してすぐにJR芸備線を跨線橋で越える。跨線橋からしばらくは沿線の建物は多いが、マツダ自動車の三次試験場の正門付近からは建物がほとんどなくなる。緩やかな勾配を下っていると中国道の三次ICに直結している広島r470三次インター入口交差点を左折する。中国道に入るには直進である。

102.三次インター入口交差点からは沿線の家屋が増える 103.若干交通量は多いが流れは良い 104.広島r430交差点
 三次インター入口交差点からは沿線の家屋と交通量が増える。緩やかな右カーブを曲がっていると中国道の上を通過し、みよし運動公園の北を通過する。山手交差点で備北広域農道と交差し、カーブが連続する2車線道路を走っていると広島r432廻神交差点を通過する。以降は沿線の家屋がほとんどない中を走る。みよし風土記の丘の正門付近までは上りだが以南は下りとなっているが、どちら側の勾配も緩やかである。広島r430交差点を通過してすぐに西川橋を渡るが、以降は美波羅川の流域を走っている。

105.美波羅川の流域を快走 106.広島r45交差点 107.名もなき峠を越えるのに登坂車線あり
 美波羅川を何度か渡りながら平坦な2車線道路を快走する。広島r61やr45との交差点があるが信号機は設置されていないなどローカル国道の雰囲気が濃い。r45交差点を通過して大原集落を通り過ぎると山に挟まれた場所を走っており峠に当たる部分を通過する。上りも下りも勾配は緩やかだが、バイパスとして造られた道路のようでどちら側にも登坂車線が設置されている。

108.広島r440交差点 109.「呉74km 東広島39km 三和5km」 110.旧三和町に入る
 下り側反対車線の登坂車線がなくなって普通の2車線道路になってから勾配が収まって平坦になる。有原橋を渡って大きく左にカーブして広島r440交差点を通過する。有原橋の北詰で西に延びる道路がr440だったが、バイパスが開通して経路変更が行われたようである。r440交差点からは美波羅川に沿っていくつかのカーブを通過しながら2車線道路を走り、緩やかな右カーブを通過すると旧三和町に入る。

111.広瀬橋の前後でS字状にカーブ 112.広島r56交差点 113.広島r52敷名市交差点
 旧三和町域に入ってからも美波羅川流域の2車線快走路が続いている。緩やかなカーブがほとんどだが、広瀬橋の前後のS字カーブは若干急と言える。それでも見通しが良いせいもあって走りにくいと感じる程ではない。美波羅川に沿って走っていると広島r56交差点を通過し、約700m進んだ所で広島r52敷名市交差点を通過する。敷名市交差点付近は旧三和町の中心部に近いため周囲の建物が多い。

114.広島r52交差点 115.ローカル快走国道を走る 116.ごく緩やかなアップダウンがある
 家屋よりも田畑の割合が増えてきた所で広島r52が世羅方面に分岐する。r52交差点辺りからは美波羅川から離れて支流の飯田川に沿うようになる。長閑な風景の中を走っており、交通量も信号機付きの交差点も少なく快走できる。

117.東広島市に入る 118.東広島市に入ってからも快走路が続く 119.広島r28宮の首交差点を右折
 非常に緩やかな勾配を上っていると東広島市に入るが、沿線の集落は特に途切れる事なく続いている。東広島市に入ってからも2車線快走路が続いており、緩やかなアップダウンを繰り返しながら南下する。市境から約4.1kmで広島r28宮の首交差点に至り、右斜め前方に進む。

120.旧豊栄町の中心部を走る 121.R486清武交差点
 宮の首交差点からは沿線の建物が多くなるが、これは旧豊栄町の中心部に当たるためである。建物が密集しているため大型車には少々厳しい道路状況と言えるだろう。約500mでR486清武交差点に至る。R375はこのまま直進で、案内標識等に表示されていないが以南の区間はR486が重複している。

国道375号 part3