国道370号
part4

R169宮滝大橋北詰交差点〜R25針インター北交差点
吉野町→宇陀市→奈良市

160.吉野川沿いの2車線道路 161.駐車禁止規制は7月1日〜8月31日 162.南大野集落
 R169宮滝大橋北詰交差点からも引き続き吉野川沿いの2車線道路が続く。谷筋とは言え大きな河川の開けた谷筋のため明るい雰囲気で概ね走りやすい道路状況である。南大野集落に入るとセンターラインがなくなり道幅も1.8車線幅と狭くなってしまう。

163.奈良r16窪垣内交差点を左折 164.窪垣内交差点からは2車線道路 165.入野トンネル
 宮滝大橋北詰交差点から約6.1kmで奈良r16窪垣内交差点を左折して針・大宇陀方面に進む。鋭角な角度での左折だが、乗用車であれば問題なく曲がれるだろう。窪垣内交差点からは2車線道路になる。上り勾配を走っていると集落が途切れる辺りでヘアピンカーブを曲がる。さらに上ると入野トンネルをくぐる。トンネル内はやや狭くセンターラインが引かれていない。

166.奈良r256交差点 167.水谷トンネル 168.色生トンネル
 入野トンネルの出口の直後に右の急カーブを曲がり、以降は小刻みなカーブ連続する2車線道路を走る。左にカーブして進行方角を東から北に戻した後に奈良r256交差点を通過する。前述のとおり、吉野町の中心部から津風呂湖南岸を経てここに至っている。その後は津風呂湖川の流域を走り、水谷トンネルと色生トンネルをくぐる。

169.色生集落 170.奈良r28三茶屋交差点 171.宇陀市に入る
 色生集落を通り過ぎると蛇行している津風呂川を何ヶ所も渡りながら谷筋を走る。奈良r28三茶屋交差点を通過するが、右折方向は小名集落より東、日の森峠に点線区間があるため車両での通り抜けはできない。津風呂川沿いをさらに走ると宇陀市に入る。

172.奈良r135交差点 173.緑の道標・宇田路栗野 174.関戸峠を越える
 宇陀市に入ってから緩やかな勾配を下っていると奈良r135交差点を通過する。以降は谷筋ながら開けており沿線には集落も存在している。緩やかかつ短距離の関戸峠を越える。名称が付けられているのが不思議なくらいの峠だが、水系を分ける峠であり、南の津風呂川は紀の川水系で北の宇陀川は淀川水系である。

175.宇陀市大宇陀大東 176.奈良r219万六交差点 177.R166捨生交差点を直進
 宇陀川の流域を北上していると奈良r219万六交差点を通過した先でR166捨生交差点に至る。案内標識にR370のおにぎりは表記されていないが、直進してR166との重複区間を桜井・針IC方面に進む。交差点の西には道の駅「宇陀路大宇陀」があり、交差点が出入口になっている。

178.R166重複区間 179.R166内原交差点を右折 180.奈良r217野依交差点を左折
 捨生交差点からはR166との重複区間を引き続き北の方角に向かって走る。宇陀川沿いの家屋密集地を通り抜けている市道が旧道と思われ、現在の国道はそのバイパスなのだが、供用されてかなりの年月が経過しているようで沿線の家屋が多く歩道の整備状況も良いとは言い難い。100番台国道と重複しているせいもあって昼間は交通量が多いため流れが悪くなる事もある。
 約2.7km走ると内原交差点に突き当たり、右折してR166から分岐した直後の奈良r217野依交差点を左折して榛原方面に進む。北行の場合は2つの交差点の案内はひとつにまとめられており、野依交差点には案内標識が設置されていない。

181.宇陀川沿いを快走 182.奈良r198交差点 183.宇陀市榛原篠楽
 野依交差点からは宇陀川の左岸を走っており、ほぼ平坦でカーブも緩やかなため見通しが良く走りやすい。宇陀川から離れて少し走ると奈良r198交差点を道なりに右にカーブしながら通過して宇陀市の中心部に近付く。

184.奈良r198中西バス停前交差点を左折 185.近鉄大阪線沿いを走る 186.奈良r31榛原駅前交差点
 宇陀市の中心部の手前で奈良r198中西バス停前交差点を左前方に進む。案内標識は設置されているが、見逃すと直進してしまう可能性が高い。中西バス停前交差点からも2車線道路が続くが歩道がなく走りやすいとは言い難い。近鉄大阪線沿いになった後に奈良r31榛原駅前交差点を通過する。

187.榛原駅前交差点からも2車線道路 188.市道との榛原ロータリー交差点を左折 189.榛原ロータリー交差点からは1.8車線幅
 榛原駅前交差点からも2車線道路だが、沿線に建物が建ち並んでおり狭苦しさを感じる。市道との榛原ロータリー交差点は左折して名張・桜井方面に進む。交差点の真ん中に照明柱が設置されており、右折はその手前から行うようになっている。榛原ロータリー交差点からはセンターラインのない1.8車線幅道路を走る。

190.R369萩原交差点を左折 191.R165・R369交差点を右折
 宇陀市の中心部の東で萩原交差点に突き当たる。ここを左折して近鉄大阪線のガードをくぐった直後の交差点を右折して名張方面に進む。最初の交差点からはR369が、ガード直後の交差点からはR165とR369が重複している。そしてこの先、終点の針インター北交差点までR370の単独区間は存在しない。

192.R165・R369・R370重複区間 193.R165・R369福地交差点を左折
 R165とR369の重複区間を近鉄大阪線に沿って走ると約600mで福地交差点に至る。直進のR165名張・室生方面と左折のR369針IC方面に別れるが、R370が重複しているのは後者である。よって左折して針IC方面に向かう。なお、交差点の東に架かっている橋梁は榛原跨線橋といってR369のバイパスである。このバイパスによってR369は宇陀市の市街地を通る必要がなくなったが、現道も国道に指定されたままである。

194.おにぎりあり 195.緩やかな上り勾配の狭路 196.五月ヶ丘交差点を道なりに進む
 福地交差点からはセンターラインのない1.8車線幅道路を上って行く。200m強でバイパスとの五月ヶ丘交差点を道なりに進む。左折ではなく道なりに進むせいか案内標識は設置されていない。

197.バイパス合流後も上り勾配 198.登坂車線が延伸されている 199.旋回改良とともに登坂車線が追加
 バイパスに合流するとセンターライン付きの2車線道路となり、引き続き勾配を上る。市道との玉立橋東詰交差点を過ぎると登坂車線が現れる。以前は600mに満たない延長だったが、改良工事が行われて香酔峠側の登坂車線と繋げられて1.7kmにまで伸びている。

200.香酔峠 201.奈良市側の勾配とカーブは緩やか 202.奈良r28外の橋交差点
 登坂車線の終点で香酔峠を越えて奈良市に入る。境標識は峠の少し南に設置されている。宇陀市側とは異なり、奈良市側は勾配、カーブともに緩やかである。大和高原広域農道との吐山交差点を通過し、さらに走ると奈良r28外の橋交差点を左にカーブしながら通過する。

203.奈良r781白石交差点 204.奈良市都祁白石町 205.針インター西交差点
 奈良r781白石交差点を通過して緩やかな勾配を上っていると針インター西交差点を通過する。案内標識ではE25針ICに直結しているかのように描かれているが、約200m東の針インター交差点までは一般道である。針ICの南隣には道の駅「針T.R.S」があり、駐車台数は普通車460台、大型車46台とかなりの規模を誇っている。

206.名阪架道橋 207.名阪架道橋からは下り勾配 208.R25・R369針インター北交差点
 針インター西交差点の直後の名阪架道橋でE25名阪国道の上を通り、約300m下った所でR25・R369針インター北交差点に至る。R369はそのまま笠木方面に続いているが、R370はこの交差点が終点である。二桁国道との交差点ではあるが、R25の非名阪は三桁国道に勝るとも劣らない酷道である。