国道365号
part5

R8木之本IC口交差点〜R21関ヶ原西町交差点
長浜市→米原市→
→関ヶ原町

200.R8・R303・R365串刺しおにぎり 201.北陸道 202.R8・R303木之本交差点を直進
 木之本IC口交差点からはR8R303・R365の3本の国道の重複区間である。3本以上の国道の重複区間自体はさほど珍しいものではないが、この3国道重複区間には3つ串刺しおにぎりが設置されている事は特筆に値する。3本(以上)の国道の重複区間は数多くあれど全てのおにぎりが設置されている場所は非常に少ない。
 3国道重複状態を東進していると北陸道の下を通過し、木之本駅の南西でR8・R303木之本交差点に至る。案内標識には右折方向にR8のおにぎりが表記されており、行き先としてR365関ヶ原方面となっている。さらには支柱に付けられた細長い標識にはR365揖斐川方面を右折として案内している。これらの案内は決して誤りではない。なぜなら木之本交差点を右折してR8とともに進むのもR365(とR303)としてはバイパスとしてより走りやすいルートとして確立されている。しかし、木之本交差点を直進する道路はR365(とR303)の現道として存在している。よってここは直進して現道へと進む。なお、ウォッちずではバイパスルートにはR8とR303のおにぎりしか表記していないので、R365のトレースとしては現道の1本のみの可能性もある。

203.JR北陸本線の木ノ本踏切 204.数字が見えないが30km/h制限 205.突き当りを右折
 木之本交差点を直進してすぐにJR北陸本線の木ノ本踏切を通過する。踏切の前後には木ノ本駅のそれぞれ東口と西口のロータリーに繋がる道路が交差している。踏切を過ぎると緩やかな上り勾配となり、歩道は石畳風になっているが補修部分がアスファルトにされておりやや凹凸が大きい。道幅は乗用車にとっては特別狭い幅ではない。
 木之本交差点から約400mで市道とのT字路に突き当たる。案内標識におにぎりは表記されてないが、正面にソトバが立てられており右折である事が分かる。左折の余呉方面は旧道であり、道なりに進むと余呉大橋の北詰でR365との交差点に出る。

206.T字路からは普通のアスファルト舗装 207.2ヶ所目の突き当たりは左折 208.T字路左折後は狭い
 旧道とのT字路からは普通のアスファルト舗装になり、融雪水パイプがセンターライン代わりをしている2.0車線幅の道路を走る。道路沿線の建物は店舗兼住宅が多く、かつては商店街であって事が窺える。約400m進むと再びT字路に突き当たるが今度は左折である。こちらには案内標識が設置されていないが、目立つ位置にソトバがあるので迷う事はないだろう。右折するとR8(R303重複)に行く事ができるが、大型車両は通行を遠慮するようにとの看板が立てられている。
 2ヶ所目のT字路からは1.5車線とさらに狭くなり、沿線には店舗兼住宅が密集しているため走りにくく感じる。市道が交差しているS字カーブを通過するが非常に見通しが悪い。

209.R303東横町交差点を右折 210.東横町交差点以降も狭路が続く 211.R303BPとの田部東交差点を直進
 緩やかな上り勾配の狭路を走っているとR303東横町交差点に至る。案内標識におにぎりの表記がなく、その脇に立てられたソトバを一見しただけではどの方向に国道が伸びているのか判別しにくい。左折が市道で、左斜め前方の金居原方面がR303の現道で、右折の高月方面がR365の単独区間である。
 東横町交差点からも1.5車線程度の狭路が続いているが勾配はなくなり平坦になる。沿線の家屋が少なくなると道幅が広くなり、程なくしてR303の金居原バイパスとの田部東交差点に至る。案内標識が設置されてない交差点だが、直進がR365で右左折両方向がR303バイパスである。木ノ本駅方面を除く3方向にはそれぞれ案内標識が設置されているが、木ノ本駅方面への道路におにぎりは表記されていない。

212.滋賀r281田部交差点 213.滋賀r280柏原交差点 214.滋賀r279阿弥陀橋交差点を左折
 田部東交差点を過ぎると走りやすい2車線道路になる。約400m走ると滋賀r281との田部交差点を通過し、約100mの重複の後に古橋方面に分岐して行く。その後しばらく平坦な直線道路を走り、左にカーブしながら滋賀r280柏原交差点を通過する。高時川の右岸を走っていると滋賀r279阿弥陀橋交差点に至り、左折して阿弥陀橋を渡る。阿弥陀橋を渡り切ると緩やかに下りながら右カーブを曲がって滋賀r332交差点を通過する。

215.長浜市下山田 216.滋賀r278丁野交差点 217.滋賀r265郡上交差点
 阿弥陀橋からの勾配を下り切った後は平坦かつ直線的な2車線道路になる。左カーブを曲がり、山田川に架かる本堂橋を渡った先で滋賀r278交差点を通過する。約700m南の丁野交差点でr278がR8方面に分岐する。さらに南下していると滋賀r265郡上交差点を左にカーブしながら通過する。南西に北陸道が走っているのが見える。r265郡上南交差点付近からは北陸道から離れて行く。

218.小谷城跡の南を通過 219.滋賀r265田川交差点 220.交通量は少なくないが流れは良好
 中腹に小谷城跡のある小谷山の裾野を走っていると右にカーブした後に田川橋を渡り、南詰で滋賀r265田川交差点を通過する。既に2ヶ所で交差したr265だがバイパスと現道の交差点に別れている訳ではなくr265が屈曲したルートのため交差点が3ヶ所存在しているだけである。その後は平坦な2車線道路を走っていると滋賀r276交差点を通過する。少し西の八景交差点はr276旧道との交差点である。

221.道の駅「浅井三姉妹の郷」 222.草野川橋 223.滋賀r271野村橋北詰交差点
 道の駅「浅井三姉妹の郷」を通過する。この道の駅は2017年3月25日にオープンしたばかりである。なお同じ日に北陸道の小谷城スマートICも供用が開始されている。道の駅を過ぎるとすぐに滋賀r273内保東交差点を通過し、草野川橋を渡った先でr273草野川橋南詰交差点を通過する。さらに2車線快走路を走っていると滋賀r271野村橋北詰交差点を通過する。

224.奥の信号機付きの交差点がr243交差点 225.滋賀r37国道東上坂交差点 226.滋賀r264交差点
 野村橋を渡った先で滋賀r243交差点を通過する。交差点の手前にも右折車線があるが、これは市道との交差点を右折するものでありr243は信号機付きの交差点に接続している。r243交差点から少し進むと滋賀r37国道東上坂交差点を通過する。r37に右折すれば北陸道の長浜ICや長浜市の市街地に行く事ができるため右折する車両も多い。国道東上坂交差点を過ぎてすぐに滋賀r264交差点を通過する。

227.米原市に入る 228.米原市に入ってからも快走路 229.滋賀r19・r40野一色東交差点
 山裾が姉川に迫った場所で市境を通過して米原市に入る。市境の前後の短い距離だけ集落が途切れているが、本格的な峠ではないので長浜側も米原側も市境付近に集落が存在している。平坦な2車線道路を南東の方角に走っていると滋賀r19・r40野一色東交差点を通過する。r40は路線名を山東本巣線と言って岐阜県本巣市まで延びる県道だが県境の品又峠が分断されている。r19はR21一色交差点までの短い主要地方道である。

230.「四日市68km 関ヶ原12km」 231.米原市春照 232.制限速度は50km/h
 その後も南西の方角に向かって平坦で直線的な2車線道路を走り、滋賀r248春照交差点や滋賀r551高番交差点を通過する。家屋が途切れることなく続いており、敦賀方面と関ヶ原方面を結ぶルートとあって周囲の風景が長閑な割に交通量は多く、平日であればトラックの通行も多い。

233.滋賀r244大野木交差点 234.大野木交差点以降は集落が途切れる 235.山を切り開いたバイパス然とした雰囲気
 緩やかな左カーブを曲がりながら滋賀r244大野木交差点を通過すると集落が途切れて低山に挟まれた谷筋を走る。山を切り開かれて造られたバイパスのような2車線道路を走っていると視界が開ける。

236.滋賀r531交差点 237.坂浅東部広域農道との藤川交差点 238.岐阜県関ヶ原町に入る
 谷筋を出ると藤川集落の南側を走り、滋賀r531交差点を通過する。このr531はウォッちずでは細くてくねくねしていながらも道路が繋がっているように描かれているが、実際には実質的には廃道となっている区間が存在している。すぐ東の藤川交差点で交差している坂浅東部広域農道があり、そちらを走る事でr531の廃道区間を通らずとも東西の往来は可能である。そのためr531の廃道区間が改良される可能性は皆無と思われる。
 藤川交差点からの右カーブが終わった所で県境を通過して岐阜県関ヶ原町に入る。峠でも河川でもない場所が県境であり、境標識が小さく薄汚れていて目立たない事から県境感に欠けている。

239.関ヶ原町玉 240.R21関ヶ原バイパス・伊吹山ドライブウェイとの伊吹山口交差点
 関ヶ原町に入ってすぐに玉集落を通り過ぎるが、その大部分は旧道と思われる道路沿いに建っており国道沿線に建つ家屋は少ない。緩やかな左カーブの先で岐阜r229玉交差点を通過し、直後にR21関ヶ原バイパスと伊吹山ドライブウェイとの伊吹山口交差点を通過する。R21の関ヶ原バイパスは伊吹山口交差点より東の区間しか開通しておらず、米原市街や彦根方面に行くのにバイパスを走ると遠回りになってしまう。伊吹山ドライブウェイは伊吹山頂付近までのピストン道路である。有料道路であり、料金は軽自動車・普通車で3,090円(2017年5月現在)と駐車場料金を含んでいるとは言えやや高いように思える。

241.R21関ヶ原バイパスの下を通る 242.緩やかな勾配を下る 243.R21関ヶ原西町交差点
 伊吹山口交差点を過ぎて直線道路を走っていると関ヶ原バイパスの橋梁の下を通る。緩やかな右カーブを曲がり緩やかな勾配を下っているとJR東海道本線をオーバーパスする。跨線橋からの勾配を下った先でR21関ヶ原西町交差点を通過する。二桁国道との交差点だがR365関ヶ原IC方面から以外の3方向に右折車線がなく、特にR21の両方向の交通の流れが悪くなりやすい交差点である。

国道365号 part6