国道360号
part1

R41城跡公園前交差点〜R41交差点
富山市

1.R41・富山r44城跡公園前交差点 2.片側3車線道路 3.左端車線が減少
 富山駅や富山県庁、富山市役所の南に位置するR41・富山r44城跡公園前交差点がR360の起点だが、R41に重複しているため案内標識におにぎりは表記されていない。ちなみに城跡公園が指す城は富山城であり、交差点から見て北西にある。
 城跡公園前交差点から走り始めると二桁国道と重複しているせいもあって片側3車線と整備された道路状況となっている。約200m強南で左端車線が減少し、富山地方鉄道の路面電車が横切っている一番町交差点を通過する。一番町交差点を過ぎると片側3車線道路に戻るが、約500m進んだ所で再び左端車線が減少して星井町交差点を通過する。

4.星井町交差点以南は片側2車線 5.富山r3・r62城南公園前交差点 6.城南公園前交差点以南は4車線
 星井町交差点からは片側2車線道路を南下する。左、右と緩やかなカーブを曲がった後に富山r3・r62城南公園前交差点を通過する。城南公園前交差点からは中央分離帯の代わりにゼブラゾーン付きのセンターラインの4車線道路となる。富山市の中心部からは離れて行っているものの沿線には商業施設が多い。

7.R41・R359掛尾町交差点 8.早朝でも交通量は多い 9.富山r56赤田交差点
 城跡公園前交差点から約2.8km走るとR41・R359掛尾町交差点を通過する。この交差点はR359の起点であり、石川県金沢市までを東西に結んでいる国道である。掛尾町交差点以降も4車線道路が続いているが、周辺の建物の数は少なくなっている。富山r317掛尾町第二交差点、富山r56上袋交差点、r56赤田交差点を通過しながら南下を続ける。

10.北陸道・富山IC 11.富山IC以降も4車線道路 12.富山r55空港口交差点
 赤田交差点を過ぎてすぐに北陸道の富山ICを通過する。富山市の中心部と富山ICを結ぶ事から以降は車線が減る事を想像するかもしれないが、4車線道路が続いている。富山r55空港口交差点を通過するが、その名称が示す通り、富山空港の出入口に当たる交差点である。

13.富山r68下熊野南交差点 14.熊野橋 15.右側車線が減少
 空港口交差点以降も4車線道路を走り、富山r68下熊野南交差点を通過する。その後、緩やかな右カーブを曲がった先で熊野川に架かる熊野橋を渡り、片側2車線道路となって左カーブを曲がる。左カーブの途中で右側車線が減少し、富山r130とやまオムニパーク交差点を通過する。

16.おにぎりはR41のみ 17.富山市下大久保 18.富山r183下大久保六区西交差点
 対面2車線道路になってからもカーブの少ない平坦な状態は続いている。沿線の建物の数は少なくなっているが、途切れる事なく続いており寂しげな場所ではない。富山r35下大久保若草町交差点や富山r183下大久保六区西交差点を通過しながら淡々と南の方角に向かって走る。

19.「名古屋237km 高山77km 飛騨63km」 20.富山r341高内交差点 21.早朝であれば交通量は少ない
 下大久保六区西交差点を過ぎて直後の案内標識に名古屋までの距離が237kmとあるが、これは重複しているR41の起点があるため、200km以上も離れた名古屋市が表記されているのかもしれない。早朝のため交通量の少ない二桁国道との重複区間を淡々と走る。

22.富山r196西大沢交差点 23.富山r318交差点 24.山が近くなるのが分かる
 富山r196西大沢交差点の直後に富山r318交差点を通過する。西大沢交差点の北には富山地方鉄道笹津線の廃線跡が横切っているが、廃止されたのが40年以上前の1975年とあってその痕跡は残っていない。

25.下り5%勾配 26.富山r69・r188交差点 27.富山r25交差点
 緩やかな勾配を下っていると富山r65交差点を通過するが、以降は5%とやや急な勾配となるが、実際の勾配は5%よりも急だと感じられた。その勾配を下り切った所で富山r69・r188交差点を通過して新笹津橋を渡る。下流側に見えている笹津橋が旧道の橋と思われ、現在は南向きの一方通行規制が敷かれている。新笹津橋の上を左にカーブした先で神通川の左岸に着くが、そこでは富山r25との交差点を通過する。

28.「予告R360 時間通行止 飛騨市宮川町桑野地内」 29.上り5%勾配 30.岩稲橋
 富山r25交差点からは神通川の左岸をJR高山本線とともに上って行く。この勾配も5%だが、神通川右岸とは逆に5%よりも緩やかに思えた。神通川第二ダムの南を通過すると岩稲集落に入って右カーブを曲がる。高山本線がトンネルで抜けている場所をR360(実質R41)は岩稲橋で湖上を通過する。

31.雨量通行規制区間に入る 32.富山市楡原 33.楡原交差点を右折
 連続雨量120mm超で通行止になる雨量通行規制区間に入ってすぐに楡原集落に差し掛かり、その北部で市道との楡原交差点を右折して高山・飛騨方面に進む。直進の楡原方面の市道はR41の旧道に当たる。

34.JR高山本線 35.重忠トンネル 36.重忠トンネルを出ると左にカーブ
 楡原交差点を右折して少し走ると緩やかな勾配を下ってJR高山本線の下をくぐる。市道との交差点を通過した後に重忠トンネルに入り、トンネルを出ると緩やかな勾配を上りながら左カーブを曲がって進行方角を南に戻す。富山市の中心部方面に大沢野富山南道路が造られる計画があり、供用されれば楡原ICとなる予定で、楡原交差点との間の区間は連絡道路と言える。

37.楡原トンネル 38.布尻楡原大橋 39.富山r188下夕北IC
 上り勾配が終わった先で左にカーブしている楡原トンネルをくぐり、布尻楡原大橋でJR高山本線と旧道、神通川の上を通過する。橋を渡り終えるとすぐに富山r188下夕北ICを通過する。

40.下タ北IC付近の跨道橋の制限高は4.5m 41.庵谷町長大橋 42.旧道と合流
 インターチェンジを形成する跨道橋と少し南の市道の跨道橋には4.5mの制限高が設定されている。緩やかな右カーブを曲がると庵谷町長大橋を渡って神通川の左岸に移り、程なくして旧道との交差点を通過する。旧道と言っても狭路ではなく2車線道路である。ただし、集落内や峡谷を通っているため特に大型車にとっては走りやすい道路状況とは言い難い。

43.庵谷橋 44.庵谷大橋と庵谷トンネル 45.JR高山本線にはスノーシェッドあり
 旧道との交差点のすぐ先で庵谷大橋を渡るが、西の隣接するような位置にJR高山本線の橋梁が掛かっている。さらに進むと緩やかな左カーブを曲がり、庵谷大橋を渡った直後に庵谷トンネルをくぐる。庵谷トンネルの延長は1000mを超えており、西側に隣接するように高山本線のトンネルがある。トンネルの南側の坑口には鉄道にだけスノーシェッドが造られている。

46.道の駅「細入」 47.連続雨量120mm超で通行止 48.猪谷楡原道路が延伸工事中
 JR高山本線と隣接状態で並走していると道の駅「細入」を通過する。富山県の山間部の道の駅とあって除雪ステーションが併設されている。道の駅の直後からは雨量通行規制区間に入り、規制値は連続雨量120mm超となっている。道の駅から続く緩やかな勾配を上っていると左にカーブして5%の勾配を下る。カーブ付近では猪谷楡原道路が建設されている。

49.JR高山本線との並走が続く 50.猪谷橋と猪谷洞門 51.猪谷集落
 左カーブを曲がってJR高山本線と神通川の間を走っていると猪谷橋を渡って猪谷洞門を通過する。洞門を出て緩やかなカーブを曲がると猪谷集落に差し掛かる。山間部にある集落だが、猪谷駅もあり意外に規模は大きい。

52.富山r192猪谷交差点 53.下り5%勾配 54.R41交差点を右折
 猪谷集落を走っていると富山r192猪谷交差点を通過する。約100m先に猪谷駅があり、r192は停車場線である。猪谷交差点からは5%の下り勾配となるが、集落内でもあり数字ほど急な勾配には思えなかった。集落を出る前に上り勾配となり、再び下り勾配になる地点のR41交差点を右折して単独区間となる。起点の城跡公園前交差点からの距離は約27kmである。なお、交差点には信号機は設置されておらず、右折車線どころかセンターラインの切れ目もなく、R360に向かう車両が少ない事が想像できる。

国道360号 part2