国道355号
part1

R51佐原跨道橋交差点〜R6恋瀬橋北交差点
香取市→
→稲敷市→潮来市→行方市→小美玉市→石岡市

1.R51・R125・R356佐原跨道橋交差点 2.千葉r2水郷大橋南交差点 3.茨城県稲敷市に入る
 千葉県香取市の市街地の西に位置するR51R125R356佐原跨道橋交差点がR355の起点であり、ここから霞ヶ浦の東岸を通って茨城県笠間市の終点に向かう。案内標識にR125のおにぎりが表記されていないが、この交差点が起点であり、R355と同様に水戸方面のR51に重複している。
 佐原跨道橋交差点からやや急な勾配の側道を上って西江間橋の上で本線に合流し、直後に千葉r2水郷大橋南交差点を通過する。千葉r2は茨城r2でもあり、以北はR51・R125・R356・r2の重複区間である。水郷大橋で利根川を渡ると茨城県稲敷市に入る。R125とR356はともに千葉県内に起点がありながら、県内はR51に重複しているため知名度はかなり低いと思われる。

4.茨城r2・r101水郷大橋北交差点 5.片側2車線道路を北上 6.R51・R125・茨城r2北田交差点を直進
 水郷大橋を渡り切った直後、堤防を越えた所で茨城r11の上を通過し、左にカーブしながら緩やかな勾配を下って茨城r2・r101水郷大橋北交差点を通過する。案内標識にヘキサが表記されていないが、右後方の与田浦方面がr101で右前方の行き先が表記されていない道路がr2である。
 右カーブを曲がって水田と商業施設や集落の間を走っているとR51・R125・茨城r2北田交差点に至る。R355のおにぎりはまだ表記されていないが、直進して引き続きR51との重複区間を水戸・鹿嶋方面に進む。R125は土浦・竜ケ崎方面に分岐する。r2は並走している本線に当たる道路があり、それと国道を繋ぐ支線のような道路である。

7.平坦な直線道路を走る 8.左側車線が減少 9.茨城r2境島交差点
 北田交差点を過ぎてすぐに緩やかな右カーブを曲がって以降は直線道路を走る。周辺には水田が広がっており平坦で見通しが良く走りやすい。霞ヶ浦の南東端付近で左側車線が減少し、その直後に茨城r2境島交差点を通過する。北田交差点で交差していたr2は支線であり、ここで並走していたr2との重複が再開する。

10.西側に拡幅用地あり 11.潮来市に入る 12.北利根橋
 境島交差点以降は対面2車線道路を走る。西側に拡幅用地が確認できるが、少なくとも10年以上はこの状態のままで放置されている。上り勾配が始まる手前で潮来市に入ってから北利根橋を渡る。橋の下を流れる常陸利根川ではなく境標識が立っている場所が市境である。

13.R51・茨城r5永山ランプを側道へ進む 14.R51・茨城r5永山交差点を左折 15.潮来市永山
 北利根橋を渡った直後のR51・茨城r5永山ランプを側道に進み、側道を降りた先の永山交差点を左折する。ここでR51から分岐して単独区間になる。佐原跨道橋交差点からの距離は約7.9kmである。また、北利根橋と永山ランプの間で茨城r505の上を通っているが、これは桜川土浦潮来自転車道線という自転車道で、つくば霞ヶ浦りんりんロードという愛称が付けられている。永山交差点から約900m先の山下交差点からはR355牛堀麻生バイパスが分岐しているが、全線開通には至っておらず北端は市道との交差点である。
 永山交差点からも対面2車線道路が続いているが、沿線の家屋が多くなる点が異なる。霞ヶ浦の湖岸から少しな離れた山裾を通っているが概ね平坦である。湖岸には前述のr505がある。

16.平坦な2車線道路を走る 17.行方市に入る 18.制限速度は40km/h
 緩やかなカーブのある平坦な対面2車線道路を走っていると行方市に入る。以降も道路状況と風景に変化はなく、断続的に続く家屋に挟まれた2車線道路が続く。交通量は多くも少なくもないといった感じで、信号機付きの交差点が少ないため流れは良い。

19.茨城r2麻生交差点 20.茨城r222交差点 21.交通量が少なくなる
 行方市の中心部に差し掛かると茨城r2麻生交差点と茨城r222交差点を通過する。前述の牛堀麻生バイパスはr2との交差点までの区間の工事が始まっている。行方市の中心部を過ぎると沿線の建物は減るが途切れる訳ではない。

22.制限速度が50km/hに上がる 23.茨城r184南坂下交差点 24.追越できない区間が長い
 行方市の中心部から離れると対面2車線道路という状況に変化はないが沿線の家屋が少なくなって見通しが良くなるせいか制限速度が50km/hになる。霞ヶ浦の湖岸に茨城r405があるはずだが、行方市に入って以降は道路はあるもののウォっちずには県道を示す黄色に塗られていない。霞ヶ浦と北浦の間を南北につないでいる茨城r184との南坂下交差点を通過し、以降もほぼ平坦な2車線道路を北上する。

25.旧道との船子交差点 26.水田の中を快走 27.養魚場の間を通る箇所もある
 旧道と思われる市道との船子交差点を左にカーブしながら通過すると山裾から離れて東側も平地が広がる。山裾を通っている市道は約2.4km北の井上交差点から茨城r183になるが、この区間も旧道と思われる。

28.見通しの良い快走路 29.R354高須交差点
 見通しの良い2車線快走路を走っていると旧玉造町の中心部の手前でR354高須交差点を通過する。かつて存在した鹿島鉄道の玉造駅からはやや離れている場所だが、交差点付近には広大な駐車場を備えた商業施設が集中している。R354を土浦方面に1.1km走ると道の駅「たまつくり」がある。

30.「笠間50km 石岡18km」 31.ドライブイン跡の前を通る 32.新浜陸橋
 関川橋を渡ってから左カーブを曲がって旧玉造町の中心部から離れて行く。緩やかな上り勾配が始まり右カーブを曲がっていると旧道らしき市道との浜交差点を通過し、ドライブイン跡を通り過ぎてから下って行く。再び上り勾配になった後に新浜陸橋を通過してから下る。陸橋の下にあった鹿島鉄道は2007年4月1日に廃止されている。

33.平須賀集落 34.高須交差点以南に比べてアップダウンあり 35.茨城r360羽生南交差点
 高須交差点以南の区間と比べてアップダウンがあるもののカーブは緩やかで見通しも悪くないため走りにくさはほとんど感じない。茨城r360羽生南交差点を通過する。以前は茨城r8茨城空港交差点以南の区間に狭路区間が残っていたが、拡幅されたようで茨城空港が案内されている。

36.集落が途切れる場所もある 37.小美玉市に入る 38.茨城r194交差点
 アップダウンのある2車線道路を走っているとよく保存されている三昧塚古墳の前を通って鎌田橋を渡ると小美玉市に入る。旧小川町の中心部の南で茨城r194交差点を通過する。

39.旧茨城r338との交差点 40.茨城r144交差点 41.茨城r8田木谷交差点
 茨城r338交差点と茨城r144交差点を相次いで通過する。r338は常陸小川駅停車場線であり、鹿島鉄道が廃線になった翌年(2008年)に廃止されている。にもかかわらず16年が経過した2024年12月においても案内標識にヘキサが表記されている。左折方向の行き先が消されているが、常陸小川駅が案内されていたものと推測できる。r144交差点からは緩やかな勾配を上って茨城r8田木谷交差点を通過する。

42.小美玉市栗又四ケ 43.バス専用道路並走区間 44.R6千代田石岡バイパスが建設中
 旧小川町の中心部を離れると交通量も幾分か少なくなり、勾配もカーブもほとんどない対面2車線道路を走る。工場の他に物流倉庫も立地している玉里工業団地付近は南側にバス専用道路が並走している。鹿島鉄道跡を転用したもので、JR常磐線の石岡駅付近まで延びている。
 工業団地の西で建設中の跨道橋の下をくぐるが、これはR6千代田石岡バイパスである。E6常磐道の千代田石岡ICの北東で分岐したバイパスは常磐線を越えてR355の少し北で茨城r7を延伸した所まで工事が行われている。

45.石岡市に入る 46.沿線には商業誌瀬宇Tが点在 47.R6・茨城r138山王台交差点を左折
 市道との石岡運動公園入口交差点で市境を越えて石岡市に入る。反対方向の小美玉市の境標識は確認できたが、石岡市のそれは確認できなかった。鹿島鉄道跡とは少し離れてしまったものの沿線には商業施設が多く、住宅地に挟まれている。
 石岡市の中心部に近付くと下り勾配が始まり、その途中でR6・茨城r138山王台交差点に至る。案内標識にR355のおにぎりが表記されていないが、左折してR6の内浦方面に重複する。r138のヘキサも表記されていないが、直進方向がそれである。行き先は表記されていないが、石岡駅の東口に行く事ができる。ただし、r138は停車場線ではなく駅の南で踏切を渡って西に延びている(ウォっちずでは踏切前後が県道表記されておらず分断している可能性がある)。

48.「東京80km 柏51km 土浦15km」 49.石岡跨線橋 50.茨城r118貝地交差点
 山王台交差点を左折してR6との重複区間に入ると緩やかな勾配を上って石岡跨線橋を渡る。跨線橋の下にはJR常磐線が通っているが、以前は鹿島鉄道(現在はバス専用道路)もあった。跨線橋を越えて商業施設が点在する中を走っていると茨城r118貝地交差点を通過する。

51.下り勾配が始まる 52.R6・R355現道との国府7交差点を直進 53.R6恋瀬橋北交差点を右折
 貝地交差点を過ぎて直線道路を下っているとR6・R355現道との国府7交差点を通過する。右折の角度が鋭角で右折車線は設置されていないが、大型貨物車両を除いて右折そのものは禁止されていない。なお、現道は石岡市の一部区間が国道の指定を外れているため、国道トレースで現道を選択する事はできない。
 国府7交差点からも下り勾配が続いており、約200m先の恋瀬橋北交差点を右折して筑西・笠間方面に進む。国府7交差点に接続している現道に対するバイパスだが、当初は茨城県道路公社が管理する有料道路であった(2005年3月31日に無料開放)。

国道355号 part2