国道355号
part1

R50寺崎交差点〜R6国府7交差点
笠間市→石岡市→小美玉市→石岡市

1.R50寺崎交差点 2.涸沼川を渡る 3.路側帯が石畳風
 旧笠間市の中心部の北に位置するR50寺崎交差点がR355の終点であり、ここから起点のある千葉県香取市に向かって南下する。早朝の交通量が少ないR50からやはり交通量が少ないR355に入る。涸沼川を渡り旧笠間市の中心部を走る。観光地だからか交差点付近を除いて路側帯が石畳風になっている。約1.0kmで茨城r1荒町角交差点を通過するが、東に接続している道路は旧道である。

4.茨城r311笠間駅入口交差点を左折 5.笠間駅前を東進 6.旧国道の市道との突き当たりを右折
 寺崎交差点から約2.0km、JR水戸線の笠間駅の手前で茨城r311笠間駅入口交差点を左折する。そして駅から離れるようにして東に走っていると約700m先で旧国道とのT字路に突き当たる。左折の水戸方面が旧道であり、途中で左折すれば荒町角交差点に戻る。

7.茨城r42八軒町交差点 8.市街地を抜けるとアップダウンあり 9.笠間市手越
 旧道との交差点のすぐ先の左カーブの途中に茨城r42八軒町交差点があるが、右折してr42に進めば笠間駅に至る。八軒町交差点からしばらくは沿線の建物は多いが、芸術の森公園入口交差点辺りから市街地から離れ、それに伴ってアップダウンも増える。JR水戸線の線路と並走しながら2車線道路を淡々と走る。

10.宍戸バイパスとの交差点を左折して現道へ進む 11.バイパスの下をくぐる 12.茨城r105大田町十字路交差点を右折
 水戸線に沿って走っていると寺崎交差点から約6.0kmで八反山交差点に至る。直進は宍戸バイパスなのでいつものように右折して現道に進む。八反山交差点以降も水戸線に沿った状態が続き、バイパスが跨線橋で水戸線と現道を一気にオーバーパスしている。現道と言えどもセンターラインが確保された2車線で家屋も途切れることなく建っている。八反山交差点から約1.5km、宍戸駅近くの茨城r105大田町十字路交差点を右折する。八反山交差点の案内標識には友部駅となっていたが、大田町十字路交差点のそれは宍戸駅となっている。友部駅は記載されていないが直進のr105に進む。

13.大田町十字路交差点からは1.5車線 14.石岡街道踏切 15.どう見ても市道が優先
 大田町十字路交差点からはセンターラインのない1.5車線とある意味現道らしい道路状況となる。宍戸駅のすぐ傍で踏切を渡る。道幅もさることながら踏切部分が凸形状、蒲鉾状になっているためか大型車両は通行禁止である旨の看板が設置されている。しかし公安委員会ではなくおそらくJRが設置したものと思われる。踏切から先も集落内の1.5車線幅道路が続いているが、案内標識が設置されていない市道との交差点を右折しなければならない。交差点の奥にある茨城r16交差点の案内標識が見えるので進むべき道路がどれか分かるが、突然現れる右折箇所に戸惑うかもしれない。

16.茨城r16交差点 17.茨城r109宍戸郵便局南交差点を左折
 市道との交差点の直後とr16交差点付近はセンターラインがあるがすぐになくなり1.5車線と狭くなる。涸沼川の手前で茨城r109宍戸郵便局南交差点に突き当たり、左折して石岡・茨城方面に進む。右折のr109にR355が案内されているが、これは宍戸バイパスを指している。

18.宍戸郵便局南交差点直後はセンターラインがある 19.茨城r16・r281交差点を右折 20.センターラインのない状態が続く
 宍戸郵便局南交差点からしばらくはセンターラインのある2車線だがそれも長くは続かずに1.5車線幅になってしまう。約500m進むと茨城r16・r281との交差点となるが、案内標識がないにもかかわらず右折しなければならない要注意な交差点である。交差点の奥、r16には案内標識が設置されているので何らかの理由で撤去された可能性がある。r16・r281交差点からも1.5車線幅だが沿線の家屋が少なくなっているため見通しが良くなっている。

21.北関東道以南は見通し良好 22.笠間市南小泉 23.センターラインがあっても広いとは感じない
 北関東道のカルバートをくぐってからも見通しの良い直線狭路が続いているが、集落に入ると道幅は同じだが精神的には狭く感じる。八反山交差点以南の現道区間には宍戸バイパスが全通しており、交通量は少なく道幅が多少狭くても気にならない。

24.宍戸バイパスとの交差点を左折してバイパスに合流 25.バイパス合流後は快走路 26.岩間バイパスとの下郷交差点を右折して現道へ進む
 八反山交差点から約4.8kmで宍戸バイパスとの交差点に突き当たり、鈍角に左折して石岡・下郷方面に進む。バイパスの方は笠間市街ではなく筑西が案内されている。バイパスと合流イコール整備されていない現道を走るという訳ではなく、現道が改良されたという感じで両側に歩道が設置されており線形も良いので走りやすい。下り勾配を走っていると左にカーブしている場所で下郷交差点を右折して現道へと進む。八反山交差点の案内標識には現道にもおにぎりが表記されていたがこちらにはバイパスにのみ表記されている。

27.走りやすい現道 28.茨城r280は4km先通行不能との情報が表記されている 29.旧岩間町中心部は大型貨物車通行禁止
 下郷交差点から現道に進んでも2車線の割と走りやすい道路となっている。JR常磐線の西側を直線的に走っており沿線の家屋があろうとなかろうと走行には影響がない。桜川を渡った直後に茨城r280上郷入口交差点を通過するが、案内標識にはヘキサの代わりに×マークがあり「4km先通行不能」と記されている。単なる行止り県道であればこのような表記をしないので、調べてみると起点の茨城r42との間に分断区間を持つようだ。法令上はr42の道祖神峠まで繋がっているが、実体としては繋がっていないので案内標識に記されているのだろう。
 上郷入口交差点からは旧笠間町の中心部に入るため沿線の家屋が多くなる。バイパスが開通しているためか、市街地を通る現道には大型貨物車の通行規制が敷かれている。とは言えセンターラインのある2車線なので取りたてて狭い訳ではない。

30.茨城r30上町交差点の直後に左急カーブ 31.旧岩間町中心部と抜けると快走路 32.石岡市真家
 茨城r30上町交差点を通過した直後に左急カーブを曲がる。その先で緩やかな右カーブ辺りで市街地を抜けて周辺の建物も疎らになる。常磐道の岩間ICを繋ぐ茨城r43との交差点を通過しながら2車線快走路と淡々と走る。左カーブで石岡市に入ってからも道路状況に変化はない。

33.狭路区間もある 34.追越し禁止区間から追越しのための右側はみ出し禁止区間に変わる 35.R355BP東成井交差点を直進
 石岡市東成井ではセンターラインがなくなり1.5車線幅と狭くなる。この狭路区間は追越し禁止規制が敷かれているが、センターラインが復活した所で追越しのための右側はみ出し禁止規制に切り替わる。しかし規制が切り替わってすぐにR355BP東成井交差点になるため、わざわざ切り替える必要があるのかという疑問が浮かぶ。この東成井交差点は右左折が石岡岩間バイパスで直進が現道となっており、案内標識の3方向全てがR355、所謂三方開である。

36.東成井交差点からも快走路 37.小美玉市に入る 38.羽鳥駅前は若干走りにくい
 東成井交差点の直後は右急カーブとなっている他は緩やかなカーブなので概ね快走路と言える。一旦下った後に上っていると石岡市から小美玉市に入る。緩やかなアップダウンとカーブの2車線道路を走る。羽鳥駅近くでは家屋が密集しているため快走路とまではいかない。しかし交通量を考えると仕方ないと思えるレベルである。

39.横浜ゴム茨城工場前を走る 40.常磐道
 横浜ゴムの茨城工場の前を通過する。スイフトスポーツを購入した当時は純正の横浜ゴム製のタイヤを履いていたので奇遇、と言いたいところだが、タイヤメーカーの数が限られている事を考えれば奇遇でも何でもない。常磐線の西側を南下していると常磐道の下をくぐる。

41.旧道は閉鎖 42.石岡小美玉IC入口交差点を左折 43.石岡小美玉IC入口交差点直後は右急カーブ
 常磐道をくぐった直後に右に緩やかにカーブして再び石岡市に入り、さらにその直後に石岡小美玉IC入口交差点を左折して右急カーブを曲がる。市境の手前にはガードレールで閉鎖された旧道があり、交差点を曲がった先にも同様に閉鎖されている。石岡小美玉ICが開通する前は左折せずに直進するだけで済んだと思われる。ちなみに石岡小美玉ICはETC専用のスマートインターであり、東日本大震災直後の2011年3月24日に供用を開始している。

44.茨城r7は跨線橋兼跨道橋の立体交差 45.茨城r140国分町丁字路交差点 46.石岡市街地も大型貨物車の通行規制あり
 常磐線と並走しながら直線的な道路を走っていると徐々に沿線の建物が増えてくる。柏原工業団地とR6とを結んでいる茨城r7は跨道橋を兼ねた跨線橋でR355の頭上を通っている。石岡岩間バイパスは柏原工業団地を南北に縦断するルートを通っている。
 茨城r140国分町丁字路交差点付近からは石岡市街地に差し掛かるため沿線の建物は密集している。道路状況としては対面2車線のままだが旧岩間町市街地と同じ要因で大型貨物車の通行規制が敷かれている。にもかかわらず大型貨物車両が右左折できない交差点があるのは、バイパス開通以前は通行規制がなかったのかもしれない。

47.茨城r118守木町交差点 48.守木町交差点以南は下り勾配 49.R6国府7交差点を鋭角に左折
 市街地の南部で茨城r118守木町交差点を通過する。r118に小美玉や霞ヶ浦大橋が案内されているという事はR6との国府7交差点は左折禁止なのではと心配になるが結果を先に言うと杞憂に終わる。市街地からの下り勾配の先にある国府7交差点は右折だけでなく左折も可能である。R355はどこにも表記されていないが、左折してR6との重複区間となる。なお、この国府7交差点をR355石岡市街地からR6水戸方面への左折はかなり鋭角である点に注意が必要である。その角度はR477百井別れに勝るとも劣らないくらいであり、対向車線で信号待ちしている車両が停止線を越えて停まっていれば曲がり切れない可能性がある。逆方向からのトレースの場合でも右折はできるし左折に比べて曲がりやすいが、右折車線がないうえに右折する車両は少ないと思われるので追突される危険性が普通の交差点より高いと思われる。

国道355号 part2