国道352号
part4

R17井口新田交差点〜枝折峠
魚沼市

168.井口新田交差点の東にもアーケードあり 169.新潟r70吉田交差点 170.平坦な直線道路
 R17・R291井口新田交差点を過ぎると再びアーケード街となり広い路側帯の2車線道路を東に向かって走る。短いアーケード街が終わると普通の2車線道路に戻る。新潟r371の旧道と思われる市道との井口交差点を過ぎてE17関越道の湯之谷第1トンネルの上を通る。さらに走ると新潟r70吉田交差点を通過する。平坦な直線道路で見通しが良く交通量も少ないため走りやすい。

171.芋川橋 172.「奥只見シルバーライン3km先」 173.新潟r50交差点
 佐梨川の右岸を走っていると芋川橋を渡って左岸に移る。芋川橋以降はセンターラインのない2.0車線幅道路だが、平坦な直線道路のため走りにくさは感じない。新潟r50との交差点を通過する。井口新田交差点から東はr50が並走しているが、点線区間があるためR352のバイパスとしても抜け道としても利用できない。

174.猿跳橋 175.センターラインはないが快走可能 176.新潟r265折立温泉交差点
 やや急な左カーブを曲がって猿跳橋を渡る。センターラインが復活して下折立集落内を走っていると新潟r265折立温泉交差点を通過する。右折してr265を少し走ると温泉宿がいくつか建っているが温泉としての規模は小さい。

177.「尾瀬奏でロード ここから」 178.新潟r50(奥只見シルバーライン)との交差点
 沿線の家屋が少なくなった所で新潟r50交差点の左折車線が現れる。その距離は400mと結構長く、途中には尾瀬奏でロードというメロディロードがある。ただし、溝が掘られているのは左折車線だけで国道本線を走っているとメロディーを聴く事ができない。井口新田交差点から約10.0kmでr50との交差点を通過する。ここから先のr50は奥只見シルバーラインと呼ばれている道路で22kmのうち18kmがトンネルという県道である。枝折峠のバイパスとしても利用できるが、2輪車は通行禁止である。交差点の近傍にみみずく広場という公衆トイレのある駐車場が設置されている。

179.魚沼市上折立 180.新潟r299交差点 181.奥只見レクリェーション都市公園
 新潟r50(奥只見シルバーライン)との交差点を過ぎてからも走りやすい2車線道路が続いており、この先に酷道区間がある事を感じさせない。片側交互通行規制の工事現場を通過した後に新潟r299交差点を通過して大湯橋を渡る。r299は栃尾又温泉までの行き止まり県道であり、佐梨川右岸の大湯温泉も通り抜けている。大湯橋を渡った先には県立奥只見レクリェーション都市公園の出入口がある。

182.大湯温泉 183.「なだれ注意」 184.大湯スノーシェッド
 佐梨川の左岸の大湯温泉を通り抜けると沿線の家屋が途切れ、この先枝折峠まで無人地帯となる。その割に道路状況は良く、走りやすい2車線道路が続いておりスノーシェッドも造られている。

185.快走路区間が終わる 186.1.5車線幅道路 187.待避所あり
 新潟r299交差点から約2.4kmでセンターラインがなくなり道幅も1.5車線程度と狭くなる。直線的で見通しが良く待避できる場所が数ヶ所ある。酷道区間なので基本的には交通量は少ないが、場所柄、紅葉の時期は増大する傾向にあると思われる。

188.銀嶽橋 189.新潟r518交差点を左折 190.枝折峠区間に入る
 左の急カーブを曲がって銀嶽橋を渡り、その先で右の急カーブを曲がる。橋からはセンターライン付きの2車線道路だが長く続かず1.8車線幅道路になってしまう。鬱蒼とした狭路を少し走ると新潟r518との交差点に至り、R352は左方向へ進む。案内標識は設置されていないが路側線が左方向へ繋がっているので判別ができなくもない。なお、r518は駒之湯温泉線という路線名で約1.4km南にある温泉とR352と繋ぐ県道である。この交差点から先は2006年までは2輪車通行禁止で、午前は東向き午後は西向きの一方通行規制が敷かれていた。現在はこれらの規制は解除されているが、路線バスとマイクロバスを除く大型貨物車は通行禁止である。

191.「銀山平17km 枝折峠10km」 192.比較的開けた状態 193.2車線区間は崩落復旧の結果だろうか
 新潟r518交差点の直後は灰の又沢に沿っているため鬱蒼としているが、いくつかのヘアピンカーブで沢から離れると同時に標高を上げると開けた状態になる。南を向いた斜面のため日もよく差し込んでくる。道幅は狭いものの1.5〜1.8車線程度は確保されており強烈に狭いという訳ではない。800m弱の2車線区間が存在しているが、法面が防護されている事から崩落したかもしくは崩落させないために法面を処理した際に道路も整備されたのかもしれない。

194.「赤沢」 195.小刻みなカーブが多く見通しは悪い 196.数少ないスノーシェッド
 2車線区間が終わると1.5〜1.8車線幅区間に戻る。小刻みなカーブが多く見通しは悪いが、等高線に沿っているため勾配は緩やかである。深い谷を通っているが、ガードレールは設置されていないがその代わりにワイヤーロープが張られており転落の危険性は低い。カーブ部分に短いスノーシェッドが設置されているが、これは谷のような地形で雪が流れてくる場所だからであろう。

197.支柱を挟むおにぎりが多い 198.「銀山平13km 枝折峠6km」 199.所々に待避所が設置されている
 小刻みなカーブが連続する狭路をひたすら走る。お盆休み中の良く晴れた日だったが、交通量は少なく車よりも自転車の方が多かった。所々に待避所が設置されているが、乗用車同士であれば待避所以外でも離合できなくはない。待避所を利用するのは路線バスやマイクロバスと遭遇した時くらいだろうか。

200.ヘアピンカーブ部分にスノーシェッド 201.「段差あり」 202.小さいながら路上河川
 奥只見シルバーラインの湯の沢トンネルに接近した急カーブとその直後にもスノーシェッドが設置されている。その後も勾配の緩やかな1.8車線幅の道路を走っていると段差ありの警戒標識が確認できる。標識の先には路上河川がありその前後の凹凸に注意を促すための標識である。

203.標高は800mを超える 204.「長峰」 205.路面は比較的良好
 灰の又沢を見下ろしながらカーブの多い狭路をひたすら走る。酷道区間とは言え舗装状況は良好で落石も少ない。同じR352の長岡市種苧原の端点付近に比べると走りやすいとすら感じる。

206.「落石注意」 207.枝折峠 208.「県境43km 銀山平7km」
 標高1000mを超えるとカーブが幾分か少なくなる。新潟r518交差点から約10.4kmで枝折峠に到着する。この日は対向車は一切遭遇しなかったが、峠の駐車場には10台以上の車が停まっていた。駐車場には公衆トイレも設置されており登山道の入口としても機能している。そして枝折峠から県境までは43kmもあり、そのほとんどが山岳狭路酷道である。

国道352号 part5