国道352号
part2

R116川西交差点〜長岡市栖吉町
出雲崎町→長岡市

55.出雲崎町大字松本 56.道路状況が良くなる 57.中永トンネル
 R116川西交差点の直後は2車線道路ではあるものの車線幅は狭い。緩やかな右カーブの手前で融雪水パイプが終わり、同時に道路状況も良くなる。アップダウンしている2車線道路を走り、緩やかな勾配を上った先で中永トンネルをくぐって長岡市に入る。平成の大合併以前は三島町だった地域である。

58.中永集落 59.新潟r443交差点 60.新潟県には支柱を挟み込んだおにぎりが多い
 中永トンネルからはやや急な勾配を下り、程なくして中永集落に差し掛かり、新潟r444交差点を通過する。センターラインがなくなった1.8車線幅道路を走っていると新潟r443交差点を通過し、その後センターラインが復活して2車線道路に戻る。

61.新潟r170日の出交差点を右折 62.米山橋の前後はS字カーブ 63.新潟r170脇野町交差点を左折
 中永トンネルを出てから約3.6kmで新潟r170日の出交差点に右折して長岡方面に向かう。日の出交差点からは平坦な2車線道路を走り、右カーブの先で米山橋を渡って左カーブを曲がる。その先のr170脇野町交差点を左折する。R352、r170ともに長岡と案内されておりどちらのルートからも長岡市街地に行く事ができる。

64.橋の前後にアップダウンあり 65.砦関道橋 66.平坦な直線道路
 脇野町交差点からは歩道のない狭苦しい2車線道路を走る。小木城橋と砦関道橋を相次いで渡るが橋の前後にアップダウンがある。砦関道橋以降は平坦な直線道路を東に向かって走る。

67.R403大野交差点を右折 68.R403が重複している 69.新潟r69新保交差点を左折
 脇野町交差点から約1.3kmでR403大野交差点に突き当たり、右折して引き続き長岡方面に進む。大野交差点からはR403が重複しているが、道路状況に変化はなく勾配もカーブもない2車線道路を南に向かって走る。約900mで新潟r69新保交差点に至り、R403とともに左折する。長岡市街の信濃川左岸に行くには直進した方が便利である。

70.上り勾配の先に高野橋 71.長岡市高野町 72.E8北陸道をくぐる
 新保交差点を過ぎてすぐに緩やかな勾配を上った後に高野橋を渡ってから緩やかな勾配を下る。以降は平坦な2車線道路を走るが、高野町集落内はカーブが多く若干走りにくさを感じる。左の急カーブを曲がって少し走るとE8北陸道の下をくぐる。

73.新潟r22交差点を右折 74.旧道らしき市道との交差点を通過 75.巻島1交差点を左折
 北陸道をくぐってすぐに左カーブを曲がり、その先の新潟r22交差点を右折する。急カーブの直後かつ凸部とあって見通しが悪いうえに信号機が設置されていないので対向車をよく確認しなければならない。
 新鮫面橋を渡ってからは平坦な2車線道路を走る。旧道と思われる市道との交差点を右にカーブしながら通過してからは街路樹のある状態となる。市道との巻島1交差点を左折して長岡市街・蔵王橋方面に進む。

76.新潟r473蔵王橋西詰交差点 77.蔵王橋 78.長岡市東蔵王町
 路側帯の広い2車線道路を走っていると新潟r473蔵王橋西詰交差点を通過し、緩やかな勾配を上った後に蔵王橋を渡る。これまで何ヶ所かの案内標識に表記されていた蔵王橋だが、信濃川という大河に架かっている点を除けばこれと言って特徴のある橋梁ではない。蔵王橋を渡り終えてからは長岡市の市街地の北部を東進する。

79.新潟r8・r498城岡橋交差点を右折 80.長岡市の中心部を走る 81.R8・R351・R403新町1交差点を直進
 上越新幹線の手前で新潟r8・r498城岡橋交差点を右折する。以前はr498とのみの交差点だったが、r8のバイパスが供用されてR8亀貝ICに行く事ができるようになっている。城岡橋交差点からは中央分離帯のない4車線道路となる。左側車線は7〜9時と16時30分〜18時30分の間はバス専用車線になる(日曜休日を除く)。標識はバス専用車線だが、タクシーと2輪車、3人乗り以上の乗用車も走行できる。
 北長岡駅の西で新潟r110東蔵王2交差点を通過した後にS字状のカーブを通過する。南側のカーブ部分から東に延びる道路は新潟r8の旧道である。さらに南下するとR8R351・R403新町1交差点に至る。案内標識にR352は表記されていないが、直進してR351との重複区間を長岡駅方面に進む。R351はこの交差点が起点もしくは終点という訳ではなく、新潟方面のR8に重複している。R403は引き続きR351・R352重複区間に重複している。

82.引き続き時間帯別バス専用車線が続く 83.おにぎりはR351のみ 84.R351・R403・R404・新潟r36大手通り交差点を直進
 新町1交差点からも引き続き左側車線が時間帯別バス専用車線となっている4車線道路を走る。沿線はアーケード街となっており昼間であれば交通量が非常に多い区間である。新町1交差点から約1.4km走るとR351・R403・R404・新潟r36大手通り交差点を通過する。ここでR351とR403が大手大橋方面に向かうがR404が重複してくるため完全な単独区間とはならない。左折のr36は停車場線であり主要地方道ながらその延長は短い。

85.4車線道路を南下 86.新潟r498追廻橋交差点を左折
 大手通り交差点を過ぎてからもアーケード街の4車線道路が続いているが、バス専用車線は解除されている。カーブを描いている殿町2交差点を通過した先で新潟r498追廻橋交差点を左折する。r498はR8とR17の旧道であり、R352の城岡橋交差点から追廻橋交差点の区間もそれに該当する。

87.上越新幹線とJR信越本線、上越線 88.長岡市四郎丸 89.R404学校町交差点を右折
 追廻橋交差点から少し走ると左カーブを曲がり、その先で上越新幹線の高架橋をくぐり、次いでJR信越本線と上越線のアンダーパスを通過する。アンダーパスには3.6mの制限高が設定されている。アンダーパスから程なくしてまた左カーブを曲がり、その先のR404学校町交差点を右折する。ここでR404が分岐して完全な単独区間となる。

90.前田1交差点を左折 91.長岡市長倉西町 92.R17長倉交差点
 学校町交差点からは市民文化公園の西側を走り、500m弱南の前田1交差点を左折する。交差点の手前には越後鉄道の栃尾線が横切っていたが、1973年に廃止されており路上に痕跡は残っていない。
 前田1交差点からも沿線に家屋が建ち並ぶ2車線道路を走る。緩やかな右カーブを曲がった後にR17長倉交差点を通過する。立体交差点となっているが、すぐ北に栖吉川が流れているためR17とは南魚沼・小千谷方面としか繋がっていない。約800m北のR404・新潟r9美沢3交差点はR17の両方向と接続している。

93.新潟r472長倉町交差点 94.バイパス化された快走路 95.制限速度は30km/h
 長倉交差点を通過した直後に新潟r472長倉町交差点を通過する。r472はR352の分断区間を迂回する最短ルートの一部だが、最短に拘るのでなければR17をチョイスした方が便利と思われる。新潟少年院付近はバイパス化されており沿線に建物は少ない非常に走りやすい。バイパスが終わり栖吉町集落に入るとセンターラインがなくなり1.5〜1.8車線幅の狭路になってしまう。

96.集落が途切れるまでは融雪水パイプが埋設されている 97.積雪時と異常気象時は通行止になる 98.路面状況は安定している
 谷筋に入ると小刻みなカーブが多くなる。行き止まり区間とあって交通量は多くないが、集落を通り抜けているため皆無とは言えない。集落が途切れると通行止規制区間に入るが、その条件は積雪時と連続雨量100mmを超えた場合である。規制状況を知らせる標識が設置されているが、集落のない行き止まり区間にこのようなものがあるのは登山客やハイキング客に向けたものと思われる。集落が途切れて以降も狭路が続いているが、沿線の建物がないため集落内よりも走りやすく感じる。

99.抜橋 100.雑草が生い茂る中を走る 101.萱峠バイパスの現場事務所ではなかった
 抜橋付近からはセンターライン付きの2車線道路になるが、道路の両側には雑草が生い茂っておりセンターライン寄りを走らざるを得ない。道路を挟んでプレハブと重機が置かれた場所を通る。萱峠バイパスの現場事務所かと思ったが、砂防ダム工事のそれのようである。

102.「R352はここまで この先は通行不能区間です」 103.左側に鋸山花立登山口駐車場 104.長岡市栖吉町側端点
 左の急カーブを曲がって栖吉川を渡ると上り勾配となり、勾配を上り切った所が長岡市栖吉町側の端点であり、舗装が途切れる。栖吉町集落の端から約2.6km、R17長倉交差点から約6.6kmの距離である。端点の手前には鋸山花立登山口駐車場がある。

105.端点の広場(?)で転回可能 106.端点から長岡市街方面を撮影
 端点の先の右前方に道らしきものがあるが車両での進入は不可能である。ウオッちずでは徒歩道が記載されており萱峠まで繋がっている。ただし、この点線は国道扱いされていない。

107.鋸山花立登山口駐車場 108.鋸山花立峠登山口 109.花立登山口
 鋸山花立登山口駐車場は未舗装ながらロープで駐車桝が作られており40台程度は停められる。場所を考えるとかなり多いように思えるが、紅葉期はそれでも足りないくらいである。駐車場の北の仮設トイレ付近には鋸山花立峠登山口が、南に花立登山口がある。

 長岡市栖吉町側の端点から萱峠の向こう側の旧山古志村種苧原側の端点までの直線距離は3km弱だが、迂回には30km程度走らなければならない。ルートは市道や農道まで含めると複数存在するが、R17→新潟r472→新潟r23→新潟r24が最もスタンダードだろうか。筆者はできる限り距離を短くするため新潟r515の風口峠を経由するルートを通っている。距離は29km程度だが時間は1時間も要している。

国道352号 part3