国道344号
part2

R13金山交差点〜R7上安町交差点
金山町→真室川町→酒田市

63.「酒田63km 真室川9km」 64.朴山集落 65.最上広域農道との交差点
 R13金山交差点を右折して単独区間となっても整備された2車線道路のため走りにくさは感じない。ほとんど勾配がなく緩やかなカーブの快走路を淡々と走る。真室川町の飛び地がある辺りで最上広域農道との交差点を通過する。

66.真室川町に入る 67.山形r320交差点 68.平岡橋
 右カーブを曲がっていると町境を越えて再び真室川町に入り、その直後に山形r320交差点を通過する。沿線の家屋はほとんどないが北の山裾を通る道路沿いには多くの家屋が建っている。山形r324交差点を過ぎると左にカーブした後に平岡橋を渡る。真室川町の中心部に入る手前で最上広域農道との2ヶ所目の交差点を通過する。

69.JR奥羽本線 70.市街地で左の急カーブを曲がる 71.山形r35交差点を右折
 真室川町の市街地に差し掛かるとJR奥羽本線のアンダーパスをくぐって山形r35交差点を通過する。真室川IC付近からの奥羽本線のルートはR344ではなく山形r35沿いを通っている。やや急な左カーブを曲がった先で再びr35との交差点となり、右折して酒田・八幡方面に進む。

72.新橋 73.アップダウンのある快走路 74.山形r321交差点
 山形r35交差点を右折して少し走ると新橋で真室川を渡る。緩やかな勾配を上りながら真室川公園の横を通り過ぎる。秋山スキー場付近で上りから下りに転じた後に曲線半径の大きいヘアピンカーブを曲がって山形r321交差点を通過する。

75.八千代橋 76.鮭川の流域を快走 77.山形r322交差点
 八千代橋を渡るが、その下を流れている河川は鮭川である。その後は鮭川の右岸を走っており、カーブ、勾配ともに緩やかな2車線道路が続く。小国川を渡って少し走ると山形r322交差点を通過する。

78.水田の間を走り抜ける 79.山屋集落 80.旧道(?)沿いに家屋が建ち並ぶ
 鮭川右岸の平坦な場所を淡々と走る。交通量は少なく流れは良いが、ゆっくり走る車がいると延々と付き合わなければならない可能性がある。沿線には集落が断続的に続いており、水田と家屋が混在した中を走る。

81.カーブの先に真室川小国大規模林道との交差点 82.「酒田39km 八幡27km」 83.交通量の少ない快走路
 左カーブの先で真室川小国大規模林道との交差点を通過する。林道ではあるが2.0車線幅以上が確保された舗装路である。その後も鮭川の右岸を走っておりアップダウンしている快走路をひたすら走る。

84.雨量通行規制区間の起点を通過 85.ロックシェッドが連続している 86.大沢川林道との交差点
 高坂集落を過ぎると雨量通行規制区間に入る。主寝坂道路の現道区間と同じ連続雨量150mm超で通行止になる。山岳道路区間に入るため上り勾配が続いている。鮭川から離れて八森橋を渡ると大沢川林道との交差点を通過する。この林道を北に進むと高坂ダムに行く事ができる。

87.落石対策と落雪対策が混在 88.山岳道路を走る 89.青沢トンネル
 勾配はさほど急ではないものの急カーブの多い2車線道路を走る。積雪地の山間部とあって落石対策だけでなく落雪対策も施されている。左ヘアピンカーブを曲がってロックシェッドを通過した後に青沢トンネルをくぐる。トンネル内はセンターラインが引かれているものの車線幅が狭く大型トラック同士の離合は困難である。

90.酒田市に入る 91.「路肩注意」 92.慈光滝
 青沢トンネルからは酒田市に入る。市町境を越えるため下り勾配となるが、真室川町側と同様に勾配は急ではない。急なカーブはあるものの真室川町側に比べるとマシと言える。大俣川沿いを走っていると慈光滝が見える。国道のすぐ傍にあるため道路上からも見えるが、駐車スペースがない。酒田市街寄りに少し広い路肩あるのでそこに停めるしかないだろう。ただし、走行時は工事用の重機や資材が置かれており駐停車不可であった。

93.青沢第1トンネル 94.愛の俣トンネル 95.北青沢トンネル
 慈光滝を過ぎてすぐに青沢第1トンネルをくぐる。その次にあるはずの青沢第2トンネルは存在していない。大俣川の右岸を走っていると愛の俣トンネルと北青沢トンネルを相次いでくぐる。“北”青沢トンネルという名称だが、青沢トンネルから見て北ではなく西の方角にある。

96.穴渕橋 97.十里橋 98.火焚橋
 北青沢トンネルからは蛇行する大俣川をかなりの数の橋梁で渡っている区間を走る。それぞれの橋に旧道があったのだろうが、その多くは痕跡すら見当たらない。道路が確認できても車止めが設置されていて進入できない。

99.「酒田市街23km R345観音寺11km」 100.屋敷代橋 101.山形r368交差点
 大畑橋を渡った後に右カーブを曲がると視界が開けると雨量通行規制区間の終点を通過する。真室川町側とは異なり閉鎖地点に転回可能な駐車スペースが設けられている。閉鎖地点を過ぎてすぐに集落に差し掛かり大俣川と白玉川の合流地点で矢代橋を渡る。以降の河川名は荒瀬川であり、その左岸を走っていると中台橋を渡って山形r368交差点を通過する。R344との交差点付近は集落内を通るただの狭い県道だが、北の方は鳥海高原ラインという観光道路でもある。

102.若神子橋 103.交通量の少ない快走路 104.石田集落
 山形r368交差点を過ぎると曙橋、三保六新橋、若神子橋と蛇行する荒瀬川を次々に渡っていく。規模の小さい集落を繋ぎながらアップダウンとカーブのある2車線快走路を淡々と走る。交通量も少なく非常に走りやすい。

105.酒田市常禅寺 106.旧八幡町の中心部に差し掛かる 107.山形r366交差点
 白玉橋と荒瀬川橋を渡り、緩やかなS字状のカーブを通過すると旧八幡町の中心部に差し掛かる。両側の歩道に街路樹が植えられた車線幅の広い2車線道路を走っていると山形r366交差点を通過する。交差点の北西にかつての町役場がある(現在は酒田市役所八幡総合支所)。

108.R345・山形r369観音寺交差点を左折 109.R345重複区間 110.R345交差点を右折
 山形r366交差点から少し走るとR345・山形r369観音寺交差点に至り、左折して酒田市街・立川方面に進む。案内標識におにぎりが表記されていないが、ここからはR345が重複している。
 R345が重複している状態で旧八幡町の中心部の西部を南下する。荒瀬川に架かる八幡橋の南詰の交差点を右折して酒田市街方面に進むとR345の重複が終わる。ひとつ違いとは言え格下の国道との重複区間の出入口で右左折しなければならない。

111.山形r59交差点 112.水田が広がっている 113.橋(?)の前後に段差が生じている
 R345交差点から山形r59交差点までは沿線には商業施設も含む建物が建ち並んでいるが、以降は水田の間を通り抜ける。これまでに比べて交通量は増えているが、流れが悪くなる程ではなかった。上安田集落で幅員減少の警戒標識が立てられているが、歩道がなくなる程度である。走行した日は用水路(?)に架かる橋の前後に段差が生じていたが、増水等の災害が原因かもしれない。

114.安田集落 115.山形r60・r364交差点 116.山形r60交差点
 歩道のない2車線道路のまま安田集落に入るが、沿線に家屋がある分狭く感じてしまう。山形r60・r364交差点を通過してすぐにr60交差点を通過する。2ヶ所目で交差しているr60はバイパスと思われるが、安田集落を迂回するR344のバイパスも計画されており、その一部に組み込まれるものと思われる。

117.E7日本海東北道 118.中央部はゼブラゾーン 119.R7・山形r42上安町交差点
 引き続き平坦な2車線道路を走っているとE7日本海東北道の下をくぐる。北側にも道路を通すための用地が確保されており、計画では片側2車線道路である事が窺える。ただし、2021年8月時点では工事をしている様子は一切確認できず、計画そのものが中止になっている可能性も否定できない。
 E7日本海東北道をくぐってからは南側にのみ建物が建っている。前述の多車線化工事のため北側には建設されていないのだろうか。酷道交通省の酒田河川国道事務所の前を通り過ぎてすぐにR7・山形r42上安町交差点に至る。この交差点がR344の終点である。起点側は40kmに渡る上位国道との重複区間があったが、終点側は単独区間となっている。