国道341号
part2

R46野中交差点〜R13上淀川橋交差点
仙北市→大仙市

54.R46重複区間が始まる 55.JR田沢湖線と並走 56.田沢湖線と交差する事もある
 野中交差点からはR46と重複区間となって大仙市方面に進む。二桁幹線国道と重複しているとあって路肩が広く整備状況は非常に良い。その割に交通量はさほど多くないためハイペースで走る事ができる。野中交差点の北でガードをくぐった田沢湖線と並走しながら玉川を生保内橋で渡りると少し急なカーブをいくつか通過して田沢湖線のガードをくぐる。その後は左側の田沢湖線と近接しながら並走して刺巻駅の前を通過する。

57.左のパラソルは秋田の風物詩、ババヘラアイス売り 58.東向きには短い登坂車線あり 59.田沢湖線には秋田新幹線が走る
 跨線橋を通ると田沢湖線は右側に移るが道路状況は大した変化もなく淡々と2車線道路を走る。沿線の駐車スペースには秋田県の風物詩とも言えるババヘラアイス売りが見られる。田沢湖線と共に才津川沿いを走っているが、幹線国道らしく大した勾配でも距離でもないのに登坂車線が設けられている。

60.二桁国道なので防雪柵も立派 61.旧角館町まで田沢湖線と並走 62.仙北市田沢湖卒田
 田沢湖線と同時に才津川を渡って左岸に移って少し谷筋を走ってから平地に出る。平地に出ると鉄道が走っており駅もあるため沿線の家屋の数が増える。秋田r50真崎交差点付近からは交通量も増え、これまでがハイペースで走れただけに流れが悪くなったと感じる。

63.家屋がある場所は折り畳み式の防雪柵 64.電光掲示板が各地の距離を表示している=渋滞等なし 65.R46現道・角館BP羽根ヶ台交差点を左折して現道へ進む
 交通量が多くなった幹線国道(と重複しているR341)を西に向かって走る。生田駅付近からは田沢湖線は南西に、R341(実質R46)はほぼ真西に進むため並走状態が解消される。野中交差点から約16.4km走った所で羽根ヶ台交差点となり、R46が2方向に分岐する。直進の秋田・角館方面が角館バイパスで左折の大仙・R105方面が現道である。今回はR341のトレースしているのであっておそらくバイパスではなく現道に重複していると考え、左折して現道を進む。なお、角館バイパスは地域高規格道路の盛岡秋田道の一部であるため、自動車専用道路であり歩行者・自転車・125cc以下の車両は走行できない。

66.ガードは田沢湖線ではなく秋田内陸縦貫鉄道 67.再び才津川沿いを走る
 羽根ヶ台交差点からも引き続きR46と重複しながら西の方角に進む。交差点から約400mで鉄道のガードをくぐるが、これは野中交差点から並走していたJR田沢湖線ではなく秋田内陸縦貫鉄道である。ガードを越えると才津川に沿って進む。旧角館市街地に向かうルートだけあってバイパスが開通していても交通量は多い。

68.R46・R105本町交差点 69.R46・R105・R341重複区間 70.R46・R105城廻交差点を直進
 羽根ヶ台交差点から約1.0km先の本町交差点で北からR105が交差してくる。ここからはR105も重複しているため、R46・R105・R341の3国道重複区間となる。レアな3国道重複区間だが3つの串刺しおにぎりどころか2つ串刺しおにぎりも存在しない。そして僅か500m程進んだ所の城廻交差点でR105が大仙方面に分岐する。R341も大仙市を通っているのだが、中心部である旧大曲市域に向かうならR105を走るので誤った案内ではない。同じ大仙市でも旧協和町や西仙北町に行くのであればR341(実質R46)を走った方が効率的であろう。

71.城廻交差点からは急勾配を上る 72.秋田r250川原町交差点 73.玉川の左岸は市街地然としていない
 城廻交差点からは右にカーブしつつやや急な勾配を上る。旧角館市街地を見下ろしながら勾配を下り切って市街地の北端を西進する。秋田r250川原町交差点を通過して玉川を渡ってから左に大きくカーブして進行方角を南に取る。この左カーブの僅か150m西にはR46角館バイパスが走っているが、山があるため直接見る事はできない。

74.仙北警察署前交差点を右折 75.仙北警察署前交差点からは2.0車線 76.秋田r10荒屋敷交差点を過ぎると2車線
 城廻交差点から約2.4kmで旧角館町の市街地から来た市道との仙北警察署前交差点に突き当たる。市街地の西側の出入口に当たる道路との交差点だけあって市道の交通量も多い。仙北警察署前交差点を右折するとセンターラインのない2.0車線幅となる。これがR341単独であれば違和感を感じないだろうが、一応はR46との重複区間である。バイパスが開通する前はもっと交通量が多かったためボトルネックになっていた事は疑いない。秋田r10荒屋敷交差点を過ぎるとセンターラインは復活して走りやすい道路状況に戻る。

77.R46BP山崎交差点を直進 78.案内標識にはR46のおにぎりが残る 79.R46BP交差点を右折して合流
 羽根ヶ台交差点から約5.0kmでR46角館バイパスとの山崎交差点に至る。この山崎交差点以西の区間は2013年3月17日に開通したばかりとあって2011年発行のスーパーマップルには記載されておらず、開通後の更新の速さに定評のある(筆者調べ)ヤフー地図でさえも記されていなかった。さらには案内標識の直進する道路にR46のおにぎりが表記されておらず、危うく左折しかけるも信号待ちの間に気付いて事なきを得た。
 山崎交差点を直進してからも2車線道路が続いている。二桁国道とは言え角館バイパスが開通しているため交通量は少ない。左にカーブして入見内川を渡った先でR46BPとの交差点に突き当たる。現道側から進入する場合は一旦停止しなければならず、現道の交通量の少なさを物語っている。前述の通り盛岡秋田道路の一部の角館バイパスには信号機がなくかなりの速度で走っている車両が多いため、交通量は多くないとは言え右折進入には慎重を要する。

80.羽根ヶ台交差点以東の状態に戻る 81.相変わらずおにぎりはR46のみ 82.大仙市に入る
 角館バイパス合流後も現道を走っていればこれまでと同様の対面2車線道路を西進する。道路状況や周辺の様子はR46BPとの羽根ヶ台交差点より東の区間に似ており、二桁国道の割に交通量は少ないハイペースで走る事ができる。上野集落からは緩やかな上り勾配となり古米沢集落を通り過ぎて程なくして細越を越える事で大仙市に入る。

83.防雪柵完備 84.「秋田43km 協和15km」 85.秋田r252交差点
 大仙市に入ってからしばらくは沿線に集落がないため折り畳めない防雪柵で視界が遮られる状態となっている。稲沢集落からは断続的に集落が続いており防雪柵そのものが設置されていない。緩やかなアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を西の方角に淡々と進む。

86.二桁快走国道を淡々と走る 87.秋田市へはR46と仙北北部広域農道のどちらでも 88.大仙市協和荒川
 二桁国道とは思えない程少ない交通量の2車線道路を走る。繋川を渡り荒川の手前で仙北北部広域農道との交差点を通過する。案内標識には直進のR46にも広域農道にも秋田市が表記されている。広域農道との交差点を過ぎてすぐに下り勾配の左急カーブを曲がり、荒川の谷筋を走る。

89.カーブが多い 90.道の駅「協和」 91.秋田空港が近いため飛行機が見える
 カーブの多い荒川沿いの谷筋を抜けると道の駅「協和」の前を通過する。総延長170km近いR341だが、道の駅はこのR46重複区間内にある「協和」だけである。観光地である田沢湖周辺に存在していないのは意外な気がする。道の駅から西も荒川沿いを走るが蛇行する川の流れは無視しておりカーブは少ない。

92.大仙市協和境 93.R13・R46上淀川交差点を左折
 野中交差点から約44.1kmで上淀川交差点に至り、左折するとR46から分岐すると同時にR13との重複区間になる。R46は交差点を右折してR13と重複して秋田市にある終点の臨海十字路交差点に向かう。二桁国道同士の交差に完全に隠れているR341は案内標識に表記されていないのでルートを見失わないように事前確認が必要である。

94.R13重複区間 95.R13上淀川橋交差点を右折
 上淀川交差点からは同じ二桁国道でもさらに番号の若いR13との重複区間のため交通量は多い。上淀川交差点から僅か500m弱で上淀川橋交差点に至り、今度は右折する事でようやく単独区間になる。秋田空港だけでなく秋田道の協和ICとR13(旧協和町中心部)を繋ぐルートのため右折する車両も意外に多い。

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