国道337号
part1

R36錦町2交差点〜R12江別太IC
千歳市→長沼町→南幌町→江別市

1.R36錦町2交差点 2.広い幅の2車線 3.北海道r258千代田町6交差点を右折
 新千歳空港に降り立ち、レンタカーを借りて向かったのが千歳市の市街地にあるR36錦町2交差点。R337の起点であり、ここから札幌市を迂回するようにして小樽市に向かう。錦町2交差点からは積雪期の除雪を想定してか幅の広い2車線道路を千歳駅に向かって走る。千歳市役所にも近く交通量は多い。約800m走ると千歳駅の前で北海道r258千代田町6交差点に突き当たり、右折して苫小牧・長沼方面に進む。

4.千代田町6交差点からは4車線 5.r258幸町6交差点を左折 6.JR千歳線の高架を通る
 千代田町6交差点からは4車線になるが、約200m先のr258幸町6交差点を左折しなければならないため多車線の恩恵はほとんど受けない。r258のルートを考えるとR36の旧道である事は充分に考えられ、4車線である点にも納得がいく。幸町6交差点を左折して2車線道路になってすぐにJR千歳線の高架をくぐる。

7.千歳線より北は住宅街 8.道の駅「サーモンパーク千歳」 9.早くも北海道らしい道路状況が見られる
 千歳駅の裏手に出ると沿線にはビルよりも普通の家屋が目立つようになる。同時に交通量も多少は減るためさらに走りやすくなる。錦町2交差点から約2.0kmで道の駅「サーモンパーク千歳」を通過する。道の駅としてはそれなりに規模の大きい市の市街地に近いというあまり見られないケースである。道の駅の直後に蛇行する千歳川の影響を受けてS字カーブが2ヶ所あるが走りにくいカーブではなく、その後は沿線の建物はさらに減って見通しの良い直線道路となっている。

10.市道との交差点を右折 11.根志越橋は20tの重量制限あり 12.市道との交差点を左折
 幸町6交差点から約2.6km先の新興住宅地の東の交差点を右折する。その先の根志越橋はどこにでもありそうな2車線の橋だが、20tの重量制限が敷かれている。橋の手前の幸福1交差点には根志越橋の重量制限を警告する標識が立っているが、それによると「この先左側の橋根志越 20t制限ですので それ以上の車両は右側の橋を通過願います 開発局」となっている。“右側の橋”とは上流側に架かっている離れた位置の橋を想像したが、実は隣接している人道橋に見える橋を指すようである。そして右側の橋は戦車(を積んだ車両)の通行が想定された橋である。
 根志越橋を渡ってからも見通しの良い直線道路が続いているが、市道との交差点を左折しなければならない。直進の道路で案内されている東部隊は地名ではなく陸上自衛隊の東千歳駐屯地を指している。

13.田畑の間を快走路で走り抜ける 14.さすがに直線ばかりではない 15.R337BP道央圏連絡道との祝梅交差点
 市道との交差点を左折してからはほぼ平坦で見通しの良い2車線快走路を走る。カーブがない訳ではないが緩やかなものばかりで走りやすさが損なわれる事はない。右カーブを曲がって程なくしてR337のバイパスに当たる道央圏連絡道の祝梅ランプの出入口の祝梅交差点を通過する。道央圏連絡道は無料で走行できるが歩行者や軽車両、原付が走行できない自動車専用道路である。

16.道央圏連絡道と近接 17.「新千歳空港IC 8月3日(土)開通」 18.R337BP・道東道千歳東IC
 祝梅交差点の先で緩やかな左カーブとなるがそのすぐ東には道央圏連絡道が走っており走っている車両も視認できる。その後も2車線道路が続いているが、道路沿いに樹木があるため道路外の景色はあまり見えない。直線基調のため道路そのものの見通しは良好である。
 錦町2交差点から約10.2kmでR337BP道央圏連絡道と道東道の千歳東ICを通過する。道央圏連絡道と道東道は直接接続しておらず、この交差点を経て千歳東ICを利用する必要がある。ここより北は現道とバイパスが一本化されている。

19.交通量が多くても流れは良い 20.千歳市泉郷には急カーブあり 21.長沼町に入ってから右にカーブ
 千歳東IC以北も走りやすい2車線快走路が続いている。千歳市と長沼町の市町境を挟むカーブのきつい区間はバイパスの建設が予定されておりスーパーマップルにも予定線が記載されているが、工事をしている気配はなかった。2007年発行のものなので6年も経過しているのだが、変化が見られないという事は何か問題があってストップしているのだろうか。

22.長沼町内も快走路 23.北海道r870交差点を左折 24.緩やかなカーブと上り勾配
 長沼町も快走路が続いており走りにくさは微塵も感じない。幌内神社の近くを通り過ぎて程なくして北海道r870との交差点を左折する。案内標識にはどちらにもR274が案内されているが、それぞれ方向が異なる地名が表記されている。r870交差点からは緩やかな上り勾配となり緩やかなカーブを通過しながら北西に進む。

25.R274東9南6交差点を左折 26.串刺しおにぎりが立てられている 27.R274東2南7交差点を右折
 北海道r870交差点から約1.4kmでR274東9南6交差点に至る。北海道に多く見られる方角と数字を組み合わせた交差点名称だが、進入する道路によって方角や数字が変わるため、地図などでは別の名称が使用されているかもしれない。弊サイトでは走行方向から見た名称を記載している。
 東9南6交差点を左折するとR274と重複して江別・札幌方面に進む。道の駅「マオイの丘公園」は厳密にはR274沿線にあるが交差点から300mと至近の位置にある。北海道らしい牧歌的な風景の直線道路を走っていると約3.9km先の東2南7交差点を右折する事でR274から分岐して単独区間に戻る。

28.長沼町東2線南 29.長沼町の中心部に差し掛かる 30.北海道r3・r45東町北1丁目5交差点を左折
 R274との短い重複が終わってからも2車線快走路が続いており、国道ネタ的には特筆すべき点はない。ただただ淡々と北上するだけである。長沼町の中心部に入り、東2南7交差点から約5.1kmで北海道r3・r45との東町北1丁目5交差点を左折する。町の中心部を通っているが道幅が狭くなる事もなく走りやすいままである。

31.東町北1丁目5交差点の西側は商店街 32.町の中心部を抜けるといつもの風景 33.長沼町を出る手前に急カーブがある
 東町北1丁目5交差点からしばらくは商店が建ち並ぶ間を走っているが、町の中心部の商店街にありがちな狭い道路ではない。町役場の前を通過し、北海道r3との交差点を過ぎると徐々に沿線の建物の数が減ってきて、最終的には見慣れた田畑の間を走る快走路となる。平坦かつ直線的な道路を走っていると急な右カーブを曲がる。

34.堺橋を渡って南幌町に入る 35.南幌町も快走路 36.北海道r1080南15西13交差点を右折
 右急カーブから程なくして堺橋で旧夕張川を渡って南幌町に入る。堺橋の直後にやや急な左カーブがあるのを除いて、相変わらずの直線道路を走る。南幌町に入ってから約2.4kmで北海道r1080との南15西13交差点を右折する。他府県ではありえない1000番代の国道だが、面積の広い北海道ではことさら珍しいものではない。

37.南幌町南15線西 38.北海道r1009・r1080緑町2交差点を左折 39.南幌町市街地を走る
 南15西13交差点から先も平坦な直線道路が続いており、周囲の風景ともどもこれまでと変化はない。約2.2km走り北海道r1009・r1080緑町2交差点を左折する。その後南幌町の市街地を通り抜けるが、長沼町と同様に町の中心部にありがちなごちゃごちゃ感もなく、2車線快走路のまま通り抜けられる。

40.江別市に入る 41.江別市も(ry 42.江別太交差点を右折
 南幌町の中心部を過ぎると田園風景が広がった中を走り、緩やかな左カーブの手前で市町境を越えて江別市に入る。市境付近の左カーブを過ぎれば直線道路で江別市の市街地方向に進む。道央道の高架が見えてくるとその手前の江別太交差点を右折しなければならない。直進の道路も走りやすい2車線なので真っ直ぐ行く可能性もあるが、9割方の車両が右折するので流れに任せていれば国道をトレースできる可能性は高い。

43.道央道・江別東IC 44.R12江別太IC 45.R12との交差点を右折
 江別太交差点のすぐ先で道央道の高架をくぐり、交通量の割に信号機のない地味な交差点で江別東ICを通過する。やや交通量が増えてきた直線道路を走っていると緩やかな上り勾配となってJR函館本線を越えると同時に江別太ICに差し掛かりR12への側道が分岐する。案内標識にはR337は直進と示されており、このままR12と直接交差せずに直進する他にないように思える。しかしそちらはバイパスであり、江別市街地の石狩川左岸にR337が走っている事から現道はR12と重複していると考えられる。よってここは敢えて側道に進みR12との重複区間を含む現道走る事にする。側道に分岐後に左にループしてR12に突き当たり、右折して札幌・江別市街方面に進む。バイパスが開通したせいかどうかは不明だが、R337は案内標識等に表記されてない。

国道337号 part2