国道327号
part2

R503家代交差点〜R265椎葉交差点
諸塚村→椎葉村

65.「椎葉24km 鶴富屋敷」 66.耳川の左岸を上って行く 67.恵後の崎トンネル
 R503家代交差点からはR327の完全な単独区間となるが、道路状況には特に変化はみられない。耳川に沿って緩やかな上り勾配の2車線道路を走っていると恵後の崎橋を渡った後に恵後の崎トンネルをくぐる。川沿いの道路が旧道だろう。

68.リバーサイドルート 69.岸原1号橋 70.古園一号トンネル
 恵後の崎トンネルを出てからも市村境となっている耳川に沿った2車線道路を快走する。斜面に張り付いているかのような道路だったものがいくつもの橋が架けられて線形が改良されるとともに2車線化されており走りやすくなっている。左にカーブしている古園一号トンネルをくぐるが、その西に旧道のトンネルと塚原ダムがあり、トンネルには3.5mの制限高が設定されている。

71.古園橋 72.古園二号トンネル 73.古園二号トンネルの西までは2車線道路
 古園一号トンネルを出ると塚原ダムのダム湖畔を走っており、中入橋と古園橋を渡る。さらに進むと古園二号トンネルをくぐる。この二号トンネルにもダム湖沿いに旧道があり、その中にあるトンネルにも3.5mの制限高が設定されている。トンネルを出ると旧道との交差点を通過し、2車線道路を走る。

74.突然狭くなる 75.左ヘアピンカーブからは椎葉村 76.建設中の椎葉界谷トンネル
 古園二号トンネルから程なくしてセンターラインがなくなり道幅は1.5車線幅にまで狭くなる。右にカーブした後に左のヘアピンカーブを曲がるが、ヘアピンカーブに村境があり以降は椎葉村となる。村境の直後に椎葉界谷トンネルが建設中であり、扁額を含んだ坑口部分はほぼ完成しているように見えた。

77.狭路区間に公衆トイレあり 78.道路状況の割に交通量は多い 79.椎葉界谷トンネルの西側坑口付近を通過
 2018年8月時点では椎葉界谷トンネルは供用されていないため耳川沿いの狭路を走らなければならない。周囲に人家のない場所だが、なぜか公衆トイレが設置されている。椎葉界谷トンネルの西側の接続予定箇所を左にカーブしながら通過する。

80.供用済みの橋梁もある 81.谷を跨ぐ橋梁が建設中 82.佐土の谷集落
 その後供用済みの2車線の橋を渡るが、その先でセンターラインがなくなると同時に右の急カーブを曲がる。バイパスはこのまま直進して橋梁で谷を越えるものと思われる。ヘアピンカーブが2ヶ所もある佐土の谷集落を通過する。

83.廃屋らしき家屋も見られる 84.所々に離合困難箇所がある 85.村道との交差点を右方向へ進む
 廃屋も見られる佐土の谷集落を通り過ぎてからも1.5車線幅の狭路が続いている。所々に離合できる箇所があるものの見通しが悪く快適に走れるとは言い難い。唖谷バス停付近、松尾新橋の北詰で村道が交差しているが、ここは道なりに右方向へ進む道路が国道である。案内標識は設置されていないが、バス停の脇のおにぎり下の補助標識が右方向を向いている事から判断するしかない。

86.竹の八重集落の東に改良済み区間あり 87.竹の八重集落 88.竹の八重集落の西側は狭い
 村道との交差点を過ぎると道幅が1.8〜2.0〜2車線とやや広くなる。新しい舗装の2車線道路を少し走った後に狭くなり、竹の八重集落は1.5車線狭路で通過する。集落を通り抜けてからも狭路が続いている。

89.野地道口橋 90.野地トンネル 91.岩屋戸大橋と大イチョウトンネル
 野地道口橋からはセンターライン付きの2車線道路となり、右にカーブした先で野地トンネルをくぐる。トンネルの手前には川沿いの断崖路を走る旧道が交差している。野地トンネルを出て少し進むと岩屋戸大橋を渡り、その直後に大イチョウトンネルに入る。岩屋戸大橋の下には耳川だけでなく旧道も通っている。トンネルの坑口の上に見える道路は旧道ではなく村道である。

92.耳川の対岸には旧道がある 93.「高千穂55km 五ヶ瀬42km 椎葉市街11km」 94.そごう橋
 大イチョウトンネルを出ると旧道への連絡道路との交差点を通過し、アップダウンしている2車線道路を走る。左にカーブしているそごう橋を渡り終えた直後に旧道との交差点を通過する。

95.旧道に比べてアップダウンが大きい 96.春大橋
 耳川の左岸を走る旧道に比べてアップダウンの大きい2車線道路を走っていると春大橋を渡って右岸に移る。橋の手前では旧道が分岐しており、そちらは常に左岸を走っている。

97.岩尾大橋と岩尾トンネル 98.石原トンネル 99.工事のため幅員が減少
 緩やかな上り勾配の岩尾大橋を走っていると岩尾トンネルに入り、石原谷を挟んで石原トンネルをくぐる。ウォッちずでは岩尾トンネルが石原第一トンネルとなっているが、扁額は岩尾トンネルとなっているためウォッちずの誤りと思われる。
 石原トンネルを出た直後に旧道との交差点を通過する。この旧道は2018年8月時点では未だに国道色に塗られているが、案内標識等は設置されておらず普通に走っていればバイパスを通る事になる。また、石原トンネルの西に道路工事現場があり、その区間の供用を以って旧道の降格が行われるのかもしれない。

100.トンネル工事中 101.新石原集落 102.カーブの多い狭路を走る
 トンネル工事に関連して片側車線が通行止にされている区間を通過するが、交互通行規制等は敷かれていなかった。建設中のトンネルの手前を左にカーブすると1.5車線幅の狭路で耳川沿いを走る。川と国道の間にへばりつくようにして数軒の家屋が建っている。

103.岩屋戸ダムの横を通過 104.ダム湖畔にも家屋がある 105.ダムから離れると2.0車線幅になる
 岩屋戸ダム付近には1.0車線幅と特に狭い区間が存在している。ダム湖畔であっても道幅が広くならずに狭路が続いているが、カーブは比較的少ない。ダム湖畔の中ほどで道幅が広くなり、1.8〜2.0車線幅程度になる。

106.ダム湖畔にしてはカーブが多い 107.またしても道路改良工事現場を通過 108.椎葉村物産センター
 岩屋戸ダム湖の西端付近でさらに道幅が広くなり尾平橋を渡った直後に椎葉村物産センターの前を通過する。沿線にコンビニ等のない椎葉村にあっては貴重な休憩&食事ポイントである。

109.那須橋の手前を左直角カーブ 110.那須橋 111.那須橋を渡った所を道直角カーブ
 物産センターからは2車線道路を走るが、300m弱で左直角カーブを曲がって那須橋を渡り、渡った先では右の直角カーブを曲がる。北詰に接続している道路はR327の旧道であり、音ヶ瀬トンネルの北で現在の国道に合流している。南詰に接続している道路は広域基幹林道であり、美郷町の南郷地区に行く事ができる。なお、那須橋の下を流れている川は耳川ではなく支流の十根川である。

112.十根川の右岸を走る 113.R265椎葉交差点を右折
 緩やかな上り勾配とカーブの2車線道路で十根川の右岸を走っているとR265椎葉交差点に至る。直進、右折ともにR265のおにぎりが表記されているが、R327は右折してR265との重複区間を高千穂・五ヶ瀬方面に進む。ここから終点の馬見原交差点までの区間は全てR265が重複しており、この椎葉交差点がR327の実質的な終点と言える。

国道327号 part3