国道325号
part1

R3東町交差点〜R3中央通り交差点
久留米市→広川町→八女市→
→山鹿市

1.R3・R209・R322東町交差点 2.「熊本72km 八女12km」 3.福岡r750交差点
 西鉄天神大牟田線のガードのすぐ傍のR3・R209・R322東町交差点がR325の起点だが、R3に重複しているため案内標識におにぎりは表記されていない。北にR3、南にR3・R325、西にR209、東にR322となっている。現在のR322にかつてはR210が重複していたが、バイパスの供用に伴って約1.4km北の東櫛原交差点に起点が移動している。また、約900m西の六ツ門交差点はR264の終点の交差点である。
 東町交差点から南に向かってR3との重複区間を走り始めるが、西鉄久留米駅のすぐ近くとあってタクシーが多かった。昼間であれば車両だけでなく歩行者や自転車も多い場所であろう。比較的大きな駅に近い幹線国道の割に対面2車線と道路状況は貧弱と言える。1〜2km程度西を並走しているR209が多車線道路でR3のバイパスとして機能しているのかもしれない。

4.福岡r728・r752・r753一丁田交差点 5.福岡r755苅原交差点 6.上津荒木交差点
 JR久大本線のガードの下で福岡r728・r752・r753一丁田交差点を、少し先で福岡r755苅原交差点を通過する。さらに南下を続けると市道との上津荒木交差点を通過するが、交差している市道は片側2車線道路で、R322や久留米ICとR3(R325重複)、R209を結ぶ重要な道路である。

7.一桁国道(との重複区間)にしては道路状況は貧弱 8.福岡r86交差点 9.福岡r86二軒茶屋交差点
 沿線の商業施設はほとんど途切れる事なく続いており幹線国道の雰囲気が濃い2車線道路を走る。信号機のない福岡r86との交差点の直後に信号機のあるr86二軒茶屋交差点を通過する。前者は案内標識も設置されておらず県道との交差点とは認識しがたい。

10.福岡r82交差点 11.アップダウンを繰り返す 12.E3九州道の上津橋
 二軒茶屋交差点からは緩やかな上り勾配となり、右カーブ部分で福岡r82交差点を通過する。カーブしている事を示す矢印が路面にあるためr82への左折(逆方向であれば右折)できないのではと思ってしまうが、案内標識が設置されているので右左折は可能なのだろう。ただし、r82は1.5車線と狭いので積極的に通るような道路ではないように思える。アップダウンを繰り返した後にE3九州道の上津橋の下をくぐる。

13.広川町に入る 14.広川町内もアップダウンを繰り返す 15.福岡r84工業団地入口交差点
 緩やかな勾配を下り切る直前で広川町に入り、引き続きアップダウンのある2車線道路を走る。福岡r84工業団地前交差点を通過するが、r84を100m強進んだ所に広川ICが接続している。なお、広川ICは元々広川SAのみだった所に追加で設けられたインターチェンジである。構造上、上り線の広川SAを利用して広川ICで流出する事は可能だが、それ以外は不可能である。

16.広川町新代 17.広川役場の西を通過 18.八女市に入る
 工業団地入口交差点を過ぎてすぐは急なカーブが連続しているが走りにくく感じる程ではない。福岡r84の現道との川瀬交差点を通過するが、この交差点から少し東に行くと弘川町役場がある。おぎしま橋で広川を渡ってすぐに市町境を通過して八女市に入る。境標識の手前に八女市と書かれた補助標識のあるおにぎりが立っているが、境標識が立っている場所が市町境である。

19.福岡r4本村北交差点 20.周辺には商業施設が建ち並ぶ 21.R3・R442大島交差点
 八女市に入ってさほど走らない距離で周辺の商業施設が増える。福岡r4本村北交差点を左にカーブしながら道なりに通過して直後の市道との本村南交差点を左にカーブしながら道なりに通り過ぎる。一丁田交差点〜本村北交差点の区間にはかつては西鉄の福島線の併用軌道があったが、国道の改良のため1958年に廃止となっている。
 その後直線道路を走っているとR3・R442大島交差点を通過する。R325は直進して引き続きR3との重複区間を熊本・山鹿方面に進む。なお、案内標識のR442のおにぎりの下に「バイパス」と表記されているが、現道は福岡r96やr795に降格している。

22.福岡r96(?)平塚交差点 23.福岡r96・r795納楚交差点 24.国鉄矢部線跡の跨線橋
 大島交差点を過ぎてすぐに平塚交差点を通過するが、案内標識には福岡r96のヘキサが表記されているもののR442がバイパスに一本化された際に旧道がr96に降格・経路変更が行われており、ここで交差している区間は市道に降格しているはずである。約500m進むと福岡r96・r795納楚交差点を通過する。ここで交差しているr96とr795がR442の旧道に当たる。納楚交差点から少し走ると跨線橋を通るが、その下にあった国鉄矢部線は1985年に廃線となっており、現在は道路に転用されている。

25.馬場交差点 26.新矢部川橋 27.旧立花町に入る
 市道との馬場交差点の直後に新矢部川橋を渡る。上下線が別々の橋となっており、南向き車線の橋の右側はゼブラゾーンと南詰の交差点の右折車線になっている。橋の入口の上部にカバーで覆われた標識らしき物と橋に入ってすぐの場所に赤色に×印の信号機が設置されおり、路面電車が敷設されていたと思しき遺構だが、検索しても該当する路線を見つける事ができなかった。新矢部川橋を渡ると旧立花町に入り、沿線の建物が少なくなって見通しの良い2車線道路を走る。

28.福岡r715交差点 29.山間部区間に入る 30.福岡r82交差点
 平坦でカーブの少ない2車線道路を走っていると福岡r715交差点、r715丸野交差点、r715働く婦人の家交差点を相次いで通過する。このうちの丸野交差点で交差しているものは働く婦人の家交差点に接続しているものの現道である。兼松橋付近からは谷筋となり沿線の家屋が少なくなる。辺春川沿いになる所で福岡r82との交差点を通過する。R3久留米方面からだと鋭角に左折しなければならず、軽自動車であっても反対側車線にはみ出したり切り返しをしないと曲がり切れないだろう。ただし、R3久留米方面とr82を往来する車両は少ないと思われる。

31.道の駅「たちばな」 32.玉名広域農道(オレンジロード)との栗の尾交差点 33.福岡r796吹春交差点
 辺春川沿いを走っていると道の駅「たちばな」の前を通る。引き続き左岸を走っていると柴折橋で右岸に移った後に玉名広域農道(オレンジロード)との栗の尾交差点を通過する。川に沿って右にカーブした先で福岡r796吹春交差点を通過して吹春橋を渡る。

34.「速度注意 R=100m」 35.「熊本47km 山鹿21km」 36.福岡r805長瀬三ツ角交差点
 蛇行する吹春川に沿っており曲線半径100m程度のカーブが連続している。長い上りだが勾配はさほど急ではない。福岡r805長瀬三ツ角交差点を通過するが、r805の300m程はR3(とR325)の旧道と思われる。

37.車線逸脱防止用のラバーポールが設置されている 38.福岡r6交差点 39.熊本県山鹿市に入る
 長瀬三ツ角交差点以降は沿線の家屋はさらに少なくなる。山中集落の南端で福岡r6交差点を通過するが、r6を約700m南下すると熊本県との県境に至る。小栗峠ロードパークの前を左にカーブして通り過ぎてから小栗峠を越えて熊本県山鹿市に入る。

40.道の駅「鹿北」 41.勾配は緩やか 42.熊本r13交差点
 小栗峠から約1.4km下ると道の駅「鹿北」を通過する。福岡県側に比べて勾配はさほど変わらないが急カーブがほとんどないため走りやすく感じる。熊本r13交差点の直後には数少ない急カーブがある。

43.熊本r18岩野交差点 44.岩野川を渡る 45.熊本r197金堀交差点
 熊本r13交差点からは南の方角に向かって走っていると熊本r18岩野交差点を通過する。この辺りが旧鹿北町の中心部だった場所である。岩野川の流域を下っていると熊本r197金堀交差点を通過する。

46.「熊本32km 植木20km」 47.熊入交差点 48.山鹿市の中心部に近付く
 直線道路を走っていると池田橋の前後でS字状のカーブを曲がり、以降は真南に向かって進む。旧道と思われる熊入交差点を通過すると沿線に商業施設が増え始め、山鹿市の市街地に近付いている事が分かる。

49.R3・R443・熊本r200西上町交差点 50.「熊本27km 植木15km」 51.R3・R443・熊本r16中央通り交差点を左折
 吉田川橋を渡った南詰でR3・R443・熊本r200西上町交差点を通過し、以降はR3・R325・R443の3国道重複区間となる。山鹿バスセンターの前を通り過ぎてR3・R443・熊本r16中央通り交差点を左折してようやくR3から分岐する。が、R443が重複しているため完全な単独区間とはならない。起点の東町交差点からの距離は約45kmで、総延長の3割強である。

国道325号 part2