国道324号
part3

茂木港〜R32江戸町交差点
長崎市

119.茂木港側端点 120.長崎r34茂木交差点 121.港から離れると上り勾配になる
 茂木港側の端点は高速船乗り場から約550m南に進んだ所にあり、富岡港側端点とは異なり、港のすぐ傍の交差点である。信号機どころか案内標識もないため非常に分かりにくい。端点から長崎市街方面に進んだ直後に長崎r34茂木交差点を通過する。以降はセンターライン付きの2車線道路となるが、歩道がなく車線幅が若干狭いため走りやすいとは言い難い。また、港町を離れると上り勾配が始まる。

122.勾配区間にも集落がある 123.若菜川の流域を走る 124.制限速度は40km/h
 上り勾配が始まってからも沿線の家屋が多い状態が続くが、若菜川沿いの市道との交差点からは家屋も少なくなる。交通量はそこそこあるにもかかわらず歩道は設置されておらず走りにくさを感じる。

125.R324支線・長崎r51転石交差点 126.田上絆橋の下を通る 127.斜面に家屋が建ち並ぶ
 端点から約3.0kmでR324支線と長崎r51との転石交差点を通過する。交差点の直近を跨いでいる田上高架橋はr51で、田上ICまでの区間と田上ICから東の区間がR324に指定されており、その先にE34長崎道の長崎ICがある。
 転石交差点からも上り勾配が続き、長崎r237田上交差点を過ぎた所から下り勾配になり、市道の田上絆橋の下を通る。この市道を走ると長崎市の中心部を通らずにR34(R57・R251重複)まで行く事ができる。

128.周辺の住宅の数の割に勾配は急 129.歩道が狭く走りにくい 130.長崎市上小島
 田上交差点からは沿線の家屋が多く、斜面にも多くの家屋が建っているのが見える。商業施設もあり交通量もそれなりに多いにもかかわらず歩道は設置されておらず勾配もきつく急カーブも多いため走りにくい。

131.国道はこの交差点を右折 132.商店街区間の入口 133.茂木港方面を撮影
 長崎電気軌道の崇福寺電停のすぐ傍の交差点まで来ると勾配がなくなって平坦になる。案内標識が設置されていないため道なりに進んでしまいそうになるが、直進は市道であり国道は右折しなければならない。右折は禁止されていないが、右折車線がないため対向車の状況によっては渋滞の原因を作ってしまいかねない。
 右折した先はインターロッキング舗装であり、道幅が狭い事もあって車両で進入するのを躊躇いそうな道路状況である。沿線には店舗兼住宅があるため商店街に入ったような雰囲気である。

134.西向き一方通行区間 135.アーケードのない商店街を進む 136.一方通行区間が終わる
 路面電車の交差点から2,30m先の十字路を左折すると一方通行区間が始まる。乗用車同士であれば離合できないくもない道幅だが、商店街という事で一方通行規制がかかっているのかもしれない。100m弱で崇福寺通りという市道との交差点となるが、対面2車線の市道とあって一時停止は国道側にある。

137.制限速度は20km/h 138.道幅は一方通行区間と大差ない 139.アーケード国道
 崇福寺通りとの交差点からもインターロッキング舗装の狭路が続いているが、一方通行ではなく対面通行区間である。対面通行であるためか、制限速度は20km/hとかなり低く設定されている。200m弱進むと緩やかな左カーブを曲がり、その先からアーケード街になる。

140.浜ん町アーケード街 141.集配中の貨物車を除いて駐車禁止 142.集配中の貨物車が駐車中
 全国でも珍しい国道に指定されたアーケード街区間は10時から翌日の5時までの間は歩行者専用となるため、車両で通行できるのは5〜10時までの5時間だけである。車両通行可能時間帯であっても4t超の車両は進入できず、また集配中の貨物車を除いて駐車禁止である。車両通行可能時間ではあったが、写真を撮りながらゆっくり走るなんて事はできないため、適当なコインパーキングに車を停めて徒歩にてアーケード街区間に進入している。

143.アーケードの出口は左折 144.R34・R57・R202・R206・R251江戸町交差点
 約350mで浜ん町アーケードが終わって交差点に至る。国道は横断歩道を直進して長崎電気軌道を越えて銕橋を渡った直後を左折する。右折車線と左折車線を含む4車線の道路を約50m進んだ所で市道との中央橋交差点を右折し、4車線道路を200m弱進むとR34・R57・R202R206R251江戸町交差点に至る。この交差点がR324の起点である。かつては県庁前交差点という名称だったが、県庁が移転したため現在の名称に改称されている。また、R57とR251はR34に、R206はR202に重複している。