国道323号

R34SAGAアリーナ前交差点〜R202浜交差点
佐賀市→唐津市

1.R34からは側道へ進む 2.R34・R203・R263・R264SAGAアリーナ前交差点
 佐賀県佐賀市の中心部の北に位置するR34・R203R263R264SAGAアリーナ前交差点がR323の起点だが、R263に重複しているため案内標識におにぎりは表記されていない。R34の長崎方面に重複しているR203も同様である。この交差点はR203の終点、R263、R264の起点である。以前は国立病院前交差点という名称だったが、現在の名称に変更されている。
 R34長崎方面からSAGAアリーナ前交差点に向かうには側道に入る。約200m走ってSAGAアリーナ前交差点を左折して大和方面に向かう。前述のとおり、R263に重複している。

3.片側2車線道路を北上 4.交通量は多い 5.R263バイパスとの佐賀工業団地交差点を右折して現道へ進む
 SAGAアリーナ前交差点から北に進むと交通量の多い片側2車線道路を走る。約500m走った所で佐賀r31との下高木交差点を通過する。交差点付近のr31は1.5車線幅と狭いが交通量が多い厄介な区間である。
 SAGAアリーナ前交差点から約1.7kmでR263バイパスとの佐賀工業団地交差点に至る。直進がバイパスで右折が現道である。R263走行時は現道を走行したが、今回も右折して現道へと進んでいる。

6.対面2車線道路を北上 7.佐賀競馬場の場外馬券売り場の前を通る 8.佐賀r48尼寺南小路交差点
 バイパスが並走している現道区間と言ってもセンターライン付きの対面2車線道路と特に劣悪な道路状況という訳ではなく交通量も多い。佐賀競馬の場外馬券売り場とイオン佐賀大和店の間を通った後に佐賀r48尼寺南小路交差点を通過する。

9.佐賀市大和町大字尼寺 10.R263バイパスとの肥前国庁前交差点を右折
 高志館高校の北で左にカーブした先でバイパスとの交差点に至る。左折は佐賀市街地に戻ってしまう方向のため、右折して福岡方面に進みバイパスとの合流を果たす。バイパス、現道ともに約3.4kmである。

11.E34長崎道・佐賀大和IC 12.E34長崎道の惣座橋をくぐる 13.左側車線が減少
 肥前国庁前交差点からは片側2車線道路を走り、すぐにE34長崎道の佐賀大和ICを通過する。ランプの橋はR323(実質R263)の佐賀市街方面からの入口の久池井橋のみで、福岡方面への出口は信号機を介する必要がある。R34長崎道の本線の惣座橋をくぐって市道との惣座交差点を過ぎると左側車線が減少する。現道を走行した場合は短い多車線区間に思えるが、バイパスを走れば起点から約5.7kmの多車線区間の終了地点である。

14.嘉瀬川の谷筋を走る 15.R263交差点を左折 16.佐賀r212交差点を右折
 対面2車線道路になった後に嘉瀬川の谷筋に差し掛かり沿線の家屋も少なくなる。徐々に近づいてくる赤色の橋の東詰の信号機のない交差点を左折してR263から分岐する。案内標識にR323のおにぎりが表記されていないため直進してしまわないように注意しなければならない。
 R263から分岐した直後に官人橋を渡り、西詰の佐賀r212交差点を右折する。こちら側の交差点にも信号機は設置されていないが、案内標識にはおにぎりが表記されているためルートミスする可能性はないだろう。逆方向に走っている場合はr212交差点の手前の案内標識にR263交差点も含まれておりおにぎりも表記されている。

17.嘉瀬川の右岸を走る 18.佐賀市大和町八反原 19.川上川第五発電所の取水堰の横を通る
 佐賀r212交差点からは嘉瀬川の右岸を走っており、左岸のR263とは並走状態となる。R263は福岡県福岡市の西部を結ぶ幹線国道の雰囲気が濃く交通量が多いのに対して、R323はセンターライン付きの2車線道路と整備状況はまずまずだが交通量は少ない。川上川第五発電所の取水堰の脇を通り過ぎるが、左岸側にはR263がある。

20.川上川第一発電所の前を通過 21.右折して昭和橋を渡るとR263に至る 22.規模の小さな集落を繋いでいる
 川上川第一発電所を通り過ぎると昭和橋の西詰を通るが、東詰にはR263が交差している。その後は谷筋が少し開けた状態になる。嘉瀬川に名尾川が合流する辺りでやや急な左カーブを曲がって進行方角を北から西に変化させる。嘉瀬川を挟んだR263との並走状態もこのカーブまでである。

23.嘉瀬川の対岸は佐賀r209 24.熊の川温泉 25.佐賀r275上熊川交差点
 引き続き嘉瀬川の右岸を走っていると熊の川温泉を通過する。規模は大きくないが温泉宿がいくつか建っている。フジカントリークラブの北で佐賀r275上熊川交差点を通過する。

26.緩やかなアップダウンの2車線道路を快走 27.鮎の瀬橋 28.嘉瀬川左岸で集落が途切れる
 上熊川交差点からは嘉瀬川に沿って走り、フジカントリークラブの入口を右にカーブしながら通過する。鮎の瀬橋を渡るが、その手前と奥に佐賀r209が交差しており橋上が重複区間となっている。鮎の瀬橋からは嘉瀬川の左岸を走るが、鮎瀬集落を過ぎると集落のない状態になる。

29.雄渕トンネル 30.龍野橋 31.佐賀r44交差点
 雄渕トンネルの前後には旧道と思しき道路が交差しておりウオッちずでは県道扱いされている。おそらく佐賀r209と思われるが、r209本線(?)は対岸を通っている。雄渕橋が架かっているものの歩行者専用のため車両での通行はできない。
 龍野橋で嘉瀬川を渡って左岸に移るが、この橋も手前と奥にr209が交差しており橋上だけ重複区間となっている。龍野橋の西詰のr209交差点のすぐ先で佐賀r44交差点を通過する。

32.市道の矢櫃橋の南詰を通過 33.佐賀r37交差点 34.旧道との古湯温泉南口交差点と古湯温泉トンネル
 市道の矢櫃橋の南詰を通過するが、この市道は嘉瀬川の左岸を通っておりセンターライン付きの2車線道と比較的走りやすい道路である。右にカーブしながら佐賀r37交差点を通過するが、交差点から数十メートルはR323の旧道である。バイパスは全線開通しているが、ウオッちずではまだ国道扱いされている(2022年8月時点)。
 r37交差点を過ぎて天河大橋を渡った北詰で現道との古湯温泉南口交差点を通過して古湯温泉トンネルをくぐる。交差点の名称からも想像できるが、旧道は古湯温泉を通り抜けている。

35.佐賀r278古湯温泉西口交差点 36.嘉瀬川ダムの西を通過 37.富士しゃくなげ湖の西岸を走る
 古湯温泉トンネルを出てすぐに佐賀r278との古湯温泉西口交差点を通過してやや急な勾配を上って行く。古湯温泉街を迂回するバイパスだけあって沿線に建物はなく道路状況も良いため走りやすい。嘉瀬川ダムの手前で信号機のない交差点を通過するが、交差しているのは旧道である。
 勾配が緩やかになる辺りで嘉瀬川ダムの脇を通過する。ダムの天端は一般車両も通行可能である。ダムサイトの直後にはダムの駅しゃくなげの里という道の駅のような施設がある。その後はダム湖の富士しゃくなげ湖の湖畔を快走する。

38.鷹の羽第一号橋 39.佐賀r299交差点 40.大道1号橋
 富士しゃくなげ湖に注ぐ多くの沢に架けられた橋を渡りながら湖畔を快走する。ダムは通りすぎたものの道路状況の良い状態が続く。佐賀r299との交差点の南東には公衆トイレのある駐車場が設けられている。r299交差点からも複数の橋を渡りながら富士しゃくなげ湖の湖畔を走るが、河川としては嘉瀬川ではなく支流の神水川に代わっている。

41.栗並大橋 42.神水川大橋 43.「下り7%勾配」
 支流の栗並川に架かる栗並大橋を渡った先で栗並集落に至る市道との交差点を通過ながら右カーブを曲がり始め、カーブの途中で北天グリーンロード(佐賀北部広域農道)との交差点を通過する。右カーブが終わると直線の神水川大橋を渡り、神水川の左岸を走る。この辺りでダム湖から河川に戻る。7%の勾配の警戒標識が立っているが道路状況が良いせいもあってそこまで急な勾配には思えなかった。

44.佐賀市富士町大字大野 45.佐賀r39下無津呂交差点 46.北天グリーンロードとの交差点
 中原橋を渡って神水川の右岸に移ってからも道路状況に変化はなく走りやすいままである。緩やかな上り勾配の2車線道路を走っていると佐賀r39下無津呂交差点を通過する。やや急な左カーブを曲がった直後に北天グリーンロードとの交差点を通過する。栗並大橋と神水川大橋の間の交差点からここまでは広域農道が重複している事になる。

47.佐賀r12交差点 48.麻那古集落 49.縦断方向のグルービング溝あり
 北天グリーンロードとの交差点から少し走ると佐賀r12交差点を通過するが、案内標識は設置されているものの信号機どころか右折車線もなく主要地方道との交差点には見え難い。麻那古川の流域を走っていると麻那古集落を通過し、以降は集落のない状態となるが田畑はあるため人里離れた場所という感じではない。

50.観音峠まで上り勾配が続く 51.唐津市に入る 52.唐津市側も走りやすい
 緩やかな勾配を上っていると観音峠を越えて唐津市に入る。佐賀市側に比べると勾配はややきついものの一般的に言えば緩やかと言える範疇である。やや急なカーブがあるものの大半のカーブは緩やかなので走りやすいと言える。

53.短い登坂車線あり 54.細川集落 55.幅員減少は路側帯が狭くなる程度
 佐賀方面向きには登坂車線が設置されているが、延長は200m程度と短い。国道のすぐ傍にある荒川の滝を通り過ぎると唐津市側の最初の集落の細川集落に差し掛かる。細川集落以降は勾配は変わらないが急カーブが多くなり、左ヘアピンカーブを曲がると緩やかなカーブが多くなる。

56.唐津市にも縦断方向のグルービング溝がある 57.谷筋が広くなる 58.佐賀r276交差点
 緩やかな下り勾配の2車線道路で玉島川の左岸を走る。カーブは緩やかなものがほとんどで交通量が少ないため走りやすい。谷筋が広がり比較的規模の大きな集落に入った所で佐賀r276交差点を通過する。右折方向の市道はR323の旧道と思われる。また、交差点付近は平成の大合併以前の七山村の中心部だった場所である。

59.堂原橋 60.佐賀r143交差点 61.玉島川の左岸を快走
 佐賀r276交差点から程なくして堂原橋を渡る。橋の北詰で交差している市道は旧道と思われる。玉島川の右岸を少し走ると佐賀r143交差点を通過してから七山橋を渡ってからは左岸を走る。

62.柳瀬集落 63.集落のない場所も快走路 64.佐賀r306玉島交差点
 玉島川は蛇行している箇所もあるがR323の線形は良く走りやすい。左にカーブして川から離れると同時に旧道らしき市道との交差点を通過する。一本松橋の前後で右カーブを曲がって佐賀r306玉島交差点を通過して左カーブを曲がると玉島川沿いに戻る。

65.E35/R497西九州道・浜玉IC 66.E35/R497西九州道の谷口高架橋 67.佐賀r306大江交差点
 玉島川沿いを走っているとE35/R497西九州道の浜玉ICを通過する。R497は福岡都市高速との福重JCTを起点、E34長崎道との武雄JCTを終点とする高規格道路で、2022年8月時点では3ヶ所の未開通区間が残っている。E34/R497西九州道の本線の谷口高架橋をくぐった直後の大江交差点で佐賀r306が分岐する。

68.ひれふりランド前交差点 69.R202二丈浜玉道路との渕上ランプ 70.R202・佐賀r347浜交差点
 浜島川に沿って走っていると左カーブを曲がってひれふりランド前交差点を通過する。やや急な勾配を上るとR202二丈浜玉道路との渕上ランプを通過する。右折の福岡方面は有料道路だったが、2003年4月1日に無料化されている。案内標識にある“有料道路経由”が差しているのはE35/R497西九州道である。
 渕上ランプの直後に浜玉高架橋でJR筑肥線の上を通ってやや急な勾配を下り切った所でR202・佐賀r347浜交差点に突き当たる。この交差点がR323の終点である。渕上ランプ〜浜交差点はR202が重複している。