国道320号
part2

R56(宇和島道路)津島岩松IC〜R197交差点
宇和島市→鬼北町

51.相変わらずおにぎりはR56のみ 52.愛媛r37南楽園入口交差点 53.旧津島町の中心部を走る
 宇和島道路の津島岩松ICを右折してすぐに左にカーブして芳原川に沿って北上する。沿岸部を走ってきた愛媛r287との交差点の直後に津島大橋を渡り、北詰で愛媛r37南楽園入口交差点を右にカーブしながら通過する。旧津島町の中心部を走っているため沿線の建物が多い。

54.愛媛r4交差点 55.松尾トンネル 56.宇和島道路と並走
 市街地の北部で愛媛r4との交差点を通過し、さらに進むと再びr4との交差点を通過する。2ヶ所目で交差したr4は宇和島道路の津島高田ICに接続しており、その間には道の駅「津島やすらぎの里」がある。
 r4交差点からは沿線の建物が少なくなり上り勾配になると同時に登坂車線が現れる。登坂車線がなくなった所で松尾トンネルをくぐる。隣接するようにして宇和島道路の新松尾トンネルが掘られており、トンネルを出ると現道と宇和島道路が近接して並走している。

57.愛媛r46交差点 58.商業施設が点在 59.宇和島南ICを右折
 緩やかな勾配を下り切った所で愛媛r46との交差点を通過する。このr46の路線名を宇和島城辺線と言い、愛南町の中心部付近から内陸部を北上してここに至っている。r46交差点からは平坦な2車線道路を走っており、宇和島市の中心部に近付くためか交通量は増大し、沿線の商業施設も多くなる。
 宇和島市の市街地に入る手前で宇和島道路との宇和島南ICとの交差点を右折する。正面の道路は宇和島南ICの流出路のため直進できない。宇和島道路の愛南方面、松山方面どちらに向かう場合も左折した後にそれぞれの方向に進む。

60.愛媛r37寄松交差点 61.交通量が多く流れが悪い 62.城南中学校前交差点を右折
 宇和島南ICの直後に愛媛r37との寄松交差点を通過する。r37は旧津島町の中心部で交差しており沿岸部を北上してきたものがここで再び交差している。寄松交差点を過ぎると宇和島市の中心部に近付いているせいもあって沿線には商業施設が混在しており交通量も多く流れが悪くなる。天赦公園の北西角で市道との城南中学校前交差点を右折して松山・西予市方面に進む。

63.天赦園前交差点を左折 64.天赦園前交差点からは4車線 65.丸之内3交差点を右折
 城南中学校前交差点から約200m進み、天赦公園の北東角の天赦園前交差点を左折する。4車線道路を約200m進み、丸之内3交差点は右折しなければならない。直進の市道は宇和島市役所や市街地、宇和島道路の宇和島朝日ICに向かうルートに当たるため直進する車両も少なくない。

66.市立病院入口交差点を左にカーブ 67.丸之内和霊神社前交差点を左折
 丸之内3交差点からも4車線道路が続いており、300m弱先の市立病院入口交差点を左にカーブする。案内標識では左折であるかのように描かれているが、ただの左カーブのため左右どちらの車線からも国道をトレースする事ができる。市立病院入口交差点から約200m進み、丸之内和霊神社前交差点は左折である。ほぼ200mおきに右左折しなければならないが、R56の案内に従っていれば良いうえに交通の流れもR56優先という感じなのでルートミスの可能性はさほど高くないだおる。

68.宇和島市中央町 69.R56・R381栄町港交差点を右折
 丸之内和霊神社前交差点からも4車線道路が続いており、宇和島城の東側を北上する。東側にはアーケードが並走しておりおそらくは宇和島市の繁華街と呼べる場所だろうが、交通量は意外にもそれほど多くなかった。
 丸之内和霊神社前交差点から約600mでR56R381・愛媛r268栄町港交差点に至る。ここでR56が直進で左右どちらもR320となっており、進むべき方向を見失いそうだが、左折のR320は宇和島道路までの連絡道と言える区間のため、国道トレースであれば右折が正解である。この交差点を右折する事によって起点のR56・R321交差点から続いていたR56との重複区間が終わる。その距離は約62kmである(宇和島道路経由の場合もほぼ同じ距離)。栄町港交差点はR381の終点だがR320鬼北方面に重複しており案内標識等には表記されていない。

70.栄町港交差点からは片側3車線 71.左端車線がロータリーへの進入車線になる 72.ロータリー直後の交差点で左側車線が左折専用車線になる
 栄町港交差点からは片側3車線道路となって東の方角に進む。300m弱進むと左端車線がJR予讃線の宇和島駅の駅前ロータリーへの進入路となり、中央分離帯もなくなる。上下合わせて4車線の道路を走り、ロータリーの出口を通過した先の交差点で左側車線が左折専用車線となり、以降は対面2車線となる。多車線区間は500mに満たない距離しかなく、R320(R381)を走るのであれば最初から右端車線を走っておいた方が良いだろう。

73.天神トンネル 74.丸穂トンネル 75.柿原トンネル
 2車線になった直後に上り勾配となり、下りに転じたと同時に天神トンネルに入る。天神トンネルを出てすぐに次の丸穂トンネルに入り、左にカーブする。丸穂トンネルを出てすぐに柿原トンネルに入る。市街地に近い場所に3つ連続で500m弱〜1000m超のトンネルを通過しているが、全て平成に入ってから開通したトンネルである。

76.須賀川ダムの管理所を通過 77.新折付橋 78.鮎返隧道
 柿原トンネルからは山間部を走っており、程なくして須賀川ダムの真南を通過する。その後はダム湖の南を走っているが、湖岸とは距離があるため湖面は全く見えず、新折付橋で湖に流れ込む正シ川を渡る際に水面が見える程度である。新折付橋を渡り終えてからはやや急な勾配を登り、鮎帰隧道を通過する。天神、丸穂、柿原の3トンネルよりも古いトンネルで歩道は申し訳程度の幅しかない。

79.鬼北町に入る 80.短距離ながらバイパスが開通していた 81.水分集落
 鮎帰隧道からはダム湖と言うより河川になった須賀川の左岸を走っていると鬼北町に入る。この市町境付近は沢を多く渡るのだが、それに沿ったいくつもの閉鎖された旧道が確認できる。2車線快走路と走っていると比較的新しい舗装の区間を通過するが、2車線ながら急カーブだった箇所のバイパスとして建設されたようである。そのバイパス区間が終わると鬼北町で最初の集落である水分集落を通過する。

82.成川集落 83.交通量は少ない 84.路側の青色は自転車道を示している
 家屋が点在する集落を走っていると奈良川に架かる新旭橋を渡る。その後は少しだけ山裾を走るが、それ以降は集落内を通り抜ける2車線快走路を走る。勾配はほとんどなく緩やかなカーブ主体で見通しが良い道路状況に加えて交通量が非常に少ないため走りやすい。

85.鬼北交番を通過 86.愛媛r57交差点 87.R381永野市交差点
 愛媛r316交差点を通過してから程なくして鬼北交番の前を左にカーブして通過し、愛媛r57交差点を通過する。さらに走ると道の駅「広見森の三角ぼうし」の真ん前でR381永野市交差点を通過する。ここで交差しているのはR381だけだが、R381に進んだ先にはR441との交差点がある。栄町港交差点からの距離は約13.4kmであり、起点の交差点から数えると75kmに渡って続く他の国道との重複区間がようやく終わる交差点である。

88.JR予土線とR441をオーバーパス 89.泉橋 90.愛媛r280交差点
 永野市交差点の直後に出目陸橋を通過するが、この陸橋で越えているのはJR予土線とR441である。R441とは近接しながらも線路が近いため陸橋で越えてしまい、僅かとは言えR381を経由しての接続となる。
 出目陸橋を渡った所で右にカーブして進行方角を東に変えて出目駅の北を通過し、2車線快走路を走る。永野市交差点以降はさらに交通量が減って走りやすさが向上している。左にカーブしている新興野橋を渡りなおもカーブしていると愛媛r280との交差点を通過する。何の変哲もない県道との交差点だが、このr280とは終点付近までの付き合いとなる。

91.岩谷トンネル 92.愛媛r282交差点 93.鬼北町藤野々
 愛媛r280交差点からは緩やかな上り勾配となるが走りやすさには大した影響はない。r280が分岐してすぐに岩谷トンネルをくぐるが、そのルートからしてr280がおそらく旧道だろう。ただし、トンネルを出てもr280とは交差せず、東側坑口の上を通り広見川の対岸を並走する状態が続く。山間部に向かっている割に勾配のない状態が続いている。大宿川を渡ってすぐに愛媛r282交差点を通過するが、R320ではなく対岸のr280まで伸びており、r280が国道だった事が窺える。また、R320沿線にも集落は存在しているが、対岸のr280沿線の集落の方が多いように見える。

94.広見川の右岸を快走 95.「梼原28km 下鍵山11km」 96.鬼北町冨西
 蛇行する広見川に沿ってごく緩やかな上り勾配と緩やかなカーブを繰り返す2車線道路を快走する。鬼北町冨西では若干車線幅が狭く信号機付きの交差点が設置されいているもののそれ以外はローカル快走国道といった感じである。一方で対岸を走っている愛媛r280は1.5車線幅が主体の狭路であり、沿線住民または沿線住民に用事がある者以外の需要はほとんどないと思われる。

97.対岸の愛媛r280は車両での通行が怪しい区間 98.前方のガードレールは愛媛r280 99.右側には愛媛r280が並走
 R320は相変わらずの2車線快走路を走る。対岸のr280は狭路と前述したが、その中でも古用集落の対岸に当たる区間は実線、つまり道幅3m未満となっておりグーグルストリートビュー車も走行していない。同じ実線区間でも沿線に家屋のある区間は走行している。新野地橋を渡って広見川の左岸に移るとr280と50m程だけ重複している。広見川の右岸にも道路があるが、これはr280ではなく町道である。

100.愛媛r280交差 101.少し背の低いおにぎり 102.堀切大橋
 愛媛r280とまた300m程だけ重複してから父野川・上大野方面に分岐していく。案内標識は立体交差しているかのようになっていたが、実際は通常のT字形状の交差点の手前にショートカットするかのような道路が接続しているだけである。r280の交差点の直後に大滝橋を渡り、北詰で右岸を走ってきた町道との交差点を通過する。その後は広見川の右岸を快走し、堀切大橋で広見川の屈曲部分を渡る。

103.愛媛r280交差点と道の駅「日吉夢産地」 104.R197交差点
 沿線の建物が増えてきた所で道の駅「日吉夢産地」を通過し、その北西角で愛媛r280との最後の交差点を通過する。r280交差点からの左カーブを曲がり切った先にR197との交差点があり、それがR320の終点である。場所の割に意外に交通量がある交差点だが信号機は設置されていない。