国道310号 |
part2 |
R170菊水町交差点〜R24本陣交差点 |
河内長野市→ →五條市 |
39.菊水町交差点以降も2車線 | 40.諸越橋の東詰を右方向へ進む | 41.河内長野市の中心部が近いとは思えない風景 |
R170菊水町交差点の直後に近鉄長野線のガードをくぐり、右直角カーブを曲がる。緩やかな勾配を下って左直角カーブを曲がり、石川に架かる諸越橋を渡った先の東詰は十字形状の交差点となっているが、R310は右方向へ進まなければならない。直進方向の急勾配の道路はプラザ坂下というモトクロスコースに出入りする道路である。諸越橋からは石川の支流に沿っており緩やかな上り勾配となっている。川の対岸は住宅地が広がっているが、道路からは学校の建物の一部が見えるだけで住宅地があるようには見えない。 |
42.河合寺集落 | 43.上り勾配が続く | 44.大阪r209くずの口バス停前交差点 |
河合寺集落では住宅地と繋がっている市道との河合寺交差点を通過する。集落の東では富田林市に抜けられる市道との交差点も通過し、その後はしばらく沿線に家屋のない状態を走る。寺元集落に差し掛かると大阪r209くずの口バス停前交差点を左にカーブしながら通過する。 |
45.大阪r201川上駐在所前交差点 | 46.6〜22時の間は自動車駐車禁止 | 47.急なカーブもある |
くずの口バス停前交差点からは石見川の北を走る。石見川はかなり蛇行しているが、R310は少し離れた集落を通っており、カーブは緩やかで勾配も急ではない。大阪r201川上駐在所前交差点を通過して集落が途切れる。交差点からは異常気象時通行規制区間に入り、勾配はきつくならないもののカーブが多くなり、その中には急カーブもある。一応はセンターラインのある2車線道路だが、車線幅が狭くバス等はセンターラインを割らなければ走れないカーブもある。 |
48.南河内グリーンロードとの交差点 | 49.大阪r211交差点 | 50.鳩原集落 |
集落が途切れた谷筋を走っていると南河内グリーンロードという広域農道との交差点を通過する。交差点の奥に設置された案内標識ではT字路に突き当たるかのうように描かれているが、実際には左の急カーブである。この南河内グリーンロードはR310とR371を結んでおり、2017年4月現在開通しているR371バイパスの南端とも繋がっている。 南河内グリーンロードとの交差点を過ぎるとやや急な右カーブを曲がり、その先で大阪r211交差点を通過する。r211はR310の県境方面に並走するような感じで交差しており、R310県境方面とr211は鋭角に曲がる必要がある。r211交差点を過ぎると鳩原集落を通り抜ける。 |
51.大阪府側で唯一のゆずりゾーン | 52.大阪r214交差点 | 53.太井集落 |
鳩原集落を通り過ぎると短く幅の狭いゆずりゾーンを通過する。乗用車がかろうじて収まる程度の幅しかないが、大阪府側で唯一のゆずりゾーンであり、500m以上手前からゆずりゾーンが案内されている。ゆずりゾーンを過ぎてすぐに右にカーブして大阪r214交差点を通過する。さらに石見川に沿ってカーブの多い2車線道路を走っていると太井集落を通り抜ける。 |
54.大阪r214交差点 | 55.小深集落 | 56.新橋 |
家屋が点在する中を走っていると大阪r214との交差点を通過する。案内標識にもR310がカーブしているように描かれているが、実際にはかなりの急カーブとなっている。r214交差点からは進行方角は東から南に替わるが、石見川の谷筋を走っているという点に変化はない。小深集落を通り過ぎるとしばらく家屋のない山中を走る。 |
57.行者湧水販売所の前を通過 | 58.石見川集落 | 59.道なりに走るだけだが矢印補助標識が付けられている |
石見川沿いの谷筋のカーブの多い2車線道路を走っていると行者湧水販売所の前を通る。さらに進むと石見川集落を通り抜けるが、この集落が大阪府側の最後の集落である。最期の集落とは言えその規模は比較的大きく空き家が目立つという事もない。 |
60.上り10%勾配 | 61.法面が保護されている箇所が多い | 62.金剛トンネル |
石見川集落を通り過ぎると勾配が多少きつくなり、それ以上に変化するのはカーブである。ヘアピンカーブを含む急カーブが増えるうえに緩やかなカーブも増えるので見通しは良くない。保護された法面が多いが、R310の府県境区間が土砂崩れ等で通行止になるという話はあまり聞かないので、崩落の後の復旧というよりは崩落を防ぐために事前に行っているものと思われる。 行者橋を渡った先で金剛トンネルに入る。奈良県の県境標識が橋の手前に設置されているが、県境は橋(石見川)ではなくトンネルの中ほどにある。 |
63.金剛トンネル以西は下り勾配 | 64.五條市街を見下ろせる場所もある | 65.下り10%勾配 |
金剛トンネルからは県境を越えるため下り勾配となる。やや急な勾配を下りながらカーブの多い2車線道路を走る。2車線とは言うもののセンターラインが消えかけている箇所が多い。交通量の多さ故に薄くなっていったのではなく、あまり保守されておらず年月の経過のせいと思われる。右のヘアピンカーブを曲がってからは視界が開けて五條市の市街地を望める場所を通る。しばらく平野部を見下ろせる場所を走っていると左にカーブして10%の勾配を下った後に急カーブを曲がる。 |
66.山中にヘリポートあり | 67.鬱蒼としている場所も走る | 68.交通量は非常に少ない |
等高線に沿った緩やかな下り勾配を走っていると広場のような場所の前を通る。道路との間にフェンスがあり出入口には鎖が張られている広場にはヘリポートが設置されている。周囲には病院どころか人家もない場所なので、災害時に使われるヘリポートかもしれない。ヘリポートを過ぎると鬱蒼とした場所を走る。センターラインがはっきり見えるものの路肩には落ち葉が堆積しており実用的は道幅は通常の2車線道路よりも狭くなっている。 |
69.ヘアピンカーブの警告 | 70.砂防ダムの前に右ヘアピンカーブ | 71.左側の低地に西川が流れている |
ヘアピンカーブに注意を促す看板が立っている手前でセンターラインがなくなり道幅が狭くなる。その後すぐに右のヘアピンカーブを曲がるが、カーブ部分は広いので容易に曲がる事ができるが、カーブが終わると1.8車線幅とやや狭い。ヘアピンカーブの奥に砂防ダムが見えているが、カーブ部分で西川を渡る事なくカーブの前も後も西川の右岸を走っている。ヘアピンカーブ部分に接続している市道(林道?)があるが、そちらは西川を渡っており、道幅は狭いながらも沿線に集落が存在している。 |
72.広狭を繰り返す | 73.乗用車同士の離合は可能 | 74.大阪府側よりカーブは少ない |
ヘアピンカーブ以降は勾配は緩やかになるものの道幅は1.8〜2.0車線と狭い。乗用車同士の離合であれば互いに減速すれば可能と思われるが、乗用車と大型トラックの離合は難しいと思われる。大阪府側に比べてカーブは少ないが決して見通しが良く走りやすい道路状況という訳ではない。 |
75.養鶏場(?)付近から景色が開ける | 76.再び下り10%勾配 | 77.右のフェンスは不法投棄防止用だろうか |
養鶏場(?)付近で景色が開けて明るくなる。市道との交差点を交差点を過ぎてしばらくは勾配は緩やかだがカーブの多い状況を走る。下り10%の警戒標識を過ぎると右にカーブして急勾配を下ると言いたいところだが勾配は10%もあるようには見えない。急勾配区間から道幅は1.5車線と狭くなる。谷側にはガードレールに加えてフェンスが設置されているが、おそらく不法投棄対策と思われる。 |
78.道幅は安定しない | 79.柵(遮音壁?)の向こうには住宅地が広がる | 80.住宅地との間には柵(遮音壁?)とガードレールがある |
広狭を繰り返す道路を走っていると視界が開ける。ガードレールに加えて柵が設置されているが、網目状のフェンスではなくまた向こう側に住宅地が広がっている事から遮音壁としての機能が主と思われる。右ヘアピンカーブを曲がった先で行く手に家屋が見えるが、R310はその中に入る事はできずガードレールと柵に沿って左にカーブしなければならない。 |
81.住宅地との道路の接続地点はガードレールで塞がれている | 82.住宅地の東を走る | 83.細谷川の谷筋を走る |
いくつか急カーブを曲がった後に住宅地との道路が交差している箇所があるが、ガードレールが置かれており行き来する事はできない。ガードレールが置かれているのは住宅地側の要望なのか、それともR310の管理者である県の意向なのかは不明である。 通れない交差点を過ぎると左にカーブしながら勾配を下り、細谷川の右岸を走った後に右のヘアピンカーブを曲がって今度は左岸を走る。住宅地に近い場所だが、それを思わせないような風景である。 |
84.景色が開けると同時に道幅が広くなる | 85.市道との交差点以南は普通の2車線道路 | 86.下り勾配は続く |
緩やかな勾配を上っていると景色が開けると同時に集落に差し掛かる。市道との交差点からはセンターライン付きの2車線道路になる。この市道を北上すると養鶏場(?)付近でR310との交差点に出る。 2車線道路になってからは下り勾配をなり、程なくして牧野小学校前交差点を通過する。交差しているのは市道だが住宅地を通り抜ける道路のため、対面2車線に歩道付きとよく整備されている。牧野小学校前交差点からも下り勾配が続いているが、カーブは緩やかで見通しが良いため非常に走りやすい。 |
90.五條ICを過ぎても下り勾配 | 91.JR和歌山線をオーバーパス | 92.R24・R168・R370本陣交差点 |
五條ICを過ぎてからも下り勾配を続いている。高規格道路のインターチェンジと市街地を結ぶ道路にしては歩道がなく若干の走りにくさを感じる。勾配がなくなった直後に跨線橋の勾配を上ってJR和歌山線をオーバーパスする。跨線橋からの勾配を下り切った直後でR24・R168・R370本陣交差点に至る。この交差点がR310の終点であり、起点の安井町交差点からの距離は40km弱と短い。なお、案内標識に表記されていないR370はR24の両方向に重複しており、さらに大和高田方面はR168も重複している。 |