国道305号
part1

R157むさし交差点〜R8黒瀬交差点
金沢市→野々市市→白山市→野々市市→白山市→川北町→能美市→小松市→能美市→小松市→加賀市

1.R157・R159・R249・R359むさし交差点 2.市街地の中の4車線道路 3.香林坊交差点からはタクシーの路上駐車多し
 北陸地方第一の都市、石川県金沢市の中心部に位置するR157R159R249・石川r13むさし交差点がR305の起点だが、案内標識にはR157とR159(とr13)しか表記されていない。交差点から西にR159・R359・R249、南にR157・R305となっており、R305はR157と重複して南に向かって走る。
 金沢駅からはやや離れているものの駅前通りとも言うべき道路と交差しており、また交差点には百貨店も隣接しているため昼間であれば非常に交通量が多い場所である。そんな場所のため4車線と言えども昼間は流れが悪く渋滞が発生している事も多い。金沢城公園の西側を南進し、金沢城公園や兼六園の西の入口に当たる石川r10香林坊交差点を通過する。観光地でもあるためバスの数が多いのも特徴である。香林坊交差点からはアーケード街を走っており、早朝にもかかわらず(だからこそ?)客待ちタクシーが非常に多かった。

4.石川r25・r45野町広小路交差点で右側車線が右折車線になる 5.門型の支柱に標識とおにぎりが付けられている 6.石川r22有松交差点を右折
 犀川大橋を渡った先の石川r25・r45野町広小路交差点で右側車線が右折車線となり、以降は対面2車線道路になる。が、100m程走ると車線が増えて再び4車線道路になる。信号機の切替りタイミングの悪い直線的な4車線道路を走り、石川r22有松交差点を右折する。直進のr22は片側2車線で加賀産業開発道路と名付けられている事から幹線道路である事が窺える。

7.有松交差点直後だけ1車線 8.4車線道路を西進 9.石川r146・r194横川交差点を左折
 有松交差点を右折した直後こそ西向き車線は1車線しかないが、反対側車線の右折車線がなくなると上下合わせて4車線になる。有松交差点から約1.2km走ると石川r146・r194横川交差点を左折する。左折車線が2本ある事から、交差点以降も4車線もしくは片側2車線である事が想像できる。

10.野々市市に入る 11.沿線には商業施設が多い 12.R8・R157三日市交差点を左折
 予想通り横川交差点からも4車線道路が続いている。緩やかな勾配を上っていると高橋川を渡って野々市市に入り、直後には北陸鉄道石川線の上を通過する。その後は平坦な4車線道路を走るが、沿線には商業施設が多く昼間であれば交通量が多い区間である事は想像に難くない。石川r179野々市交差点を通過すると緩やかに右にカーブし、西の方角に向かって4車線道路を走っているとR8・R157三日市交差点に至る。右左折がR8でR305はR157とともに左折して小松・白山方面に進む。案内標識にR157のおにぎりは表記されているが、R305のおにぎりは表記されていない。

13.2車線の側道 14.串刺しおにぎりにR305なし 15.R8・R157乾東交差点
 三日市交差点からは三日市高架橋の側道を走るが、車線は2本あり側道という雰囲気ではない。300m程進むと本線と合流して片側2車線道路を走る。一桁国道との重複区間でもあり交通量は多い。本線に合流してから約300mで白山市に入る。その後約400m先で再び野々市市に入りさらに約200m先で白山市に入るが、あまりに短距離で市境が入れ替わるせいか、最初の市境にしか標識が設置されていない。
 三日市交差点から約1.4kmで乾東交差点を通過するが、ここでR157が勝山方面に分岐して以降はR8とだけ重複している。この短い3国道重複区間には2つ串刺しおにぎりは設置されているが、3つ串刺しおにぎりは設置されていない。

16.乾東交差点からは片側3車線 17.総合運動公園口交差点を過ぎると右端車線がなくなる 18.片側2車線道路が続く
 乾東交差点からはR8だけとの重複区間となり、車線が増えて片側3車線になる。現白山市、旧松任市の市街地に近いが、沿線には飲食店を含む商業施設が多く一桁国道のバイパスらしい風景となっている。早朝にもかかわらず交通量は多く、大型車の割合も多い。白山市の市役所の南に位置する総合運動公園口交差点を過ぎると右側車線がなくなり、以降は片側2車線となる。車線の数は減ったものの周囲の状況は特に変わらない。

19.石川r157福留西交差点 20.川北町に入る 21.手取川大橋
 進むにつれて沿線の建物の数は減っていく。ルートからして旧道と思われる石川r157との福留西交差点を通過すると、沿線の建物はさらに減少する。石川r103水島西交差点を通過すると緩やかな上り勾配となり、r103BP末正交差点の先で北川を渡り川北町に入る。その後立体交差化された石川r176橘南交差点を通過してから手取川大橋を渡る。

22.能美市に入る 23.西任田高架橋で石川r171を越える 24.小松市に入る
 手取川大橋を渡り終えて少し走ると能美市に入る。橘南交差点以南は県道だけでなく市道との交差点も立体交差化されており信号機のない状態が続いている。石川r102五間堂交差点を越えて交差点からの側道の合流車線が終わる付近で市境を越えて小松市に入る。

25.能美市に入る 26.大長野ICを側道に進む 27.大長野交差点を右折
 小松市に入ったものの石川r169高堂交差点からの側道が合流する地点で再び市境を越えて能美市に入る。能美市の南西の端を掠めるように走っていると右側車線が減少する警告標識が現れる。しかし、R305トレースであれば大長野ICを側道に進まなければならないため、車線減少の有無にかかわらず左側車線を走っている必要がある。側道を下って平面の大長野交差点を右斜め前方に進む。この大長野交差点からようやく単独区間となる。

28.再び小松市に入る 29.R8旧道とあって単独区間でも沿線は賑やか 30.小松警察署の手前から4車線
 単独区間とは言えR8の旧道とあって多車線ではないものの整備された2車線道路である。約600m走ると市境を通過して再び小松市に入る。信号機のない石川r170交差点を通過して程なくして石川r54長田南交差点を通過する。交差点付近にはイオンやドンキホーテがあり、また北陸道の小松ICに至る県道でもあるのでR305に劣らずr54の交通量も多い。梯川を小松新橋で渡りr54白江交差点を過ぎて小松警察署の手前で車線が増えて4車線になる。

31.R360園町交差点 32.4車線道路が続く 33.石川r4・r22北浅井交差点
 4車線道路を走っていると小松市の市街地の東部でR360園町交差点を通過する。園町交差点以降も4車線道路が続いており、R360の旧道の市道と石川r25との沖町交差点を通過する。このまま市街地を離れるまで4車線道路が続きそうな感じだが、石川r4とR416の旧道のr22北浅井交差点では右側車線が右折車線になってしまう。交差点の先も4車線道路なのだが、右直兼用車線ではなく右折専用車線である。全ての交差点において右側車線が右折専用車線となってしまうわけではないが、いくつかの交差点では右折専用車線になってしまうため、注意が必要な区間である。

34.加南自動車学校付近で右側車線が減少 35.石川r11符津本町交差点 36.小松市矢田野町
 4車線道路から車線が減少するのは市道との今江交差点の少し北である。右側車線がなくなり交差点を通過してからは対面2車線道路になる。R8が並走している区間とあって交通量はさほど多くなく、一桁国道の旧道でもある区間をJR北陸本線に沿って南西の方角に走る。粟津駅の近くで石川r11符津本町交差点を通過し、少し走って駅前交差点でr11が分岐する。

37.加賀市に入る 38.箱宮町交差点を左折、ではない 39.箱宮町交差点の先を左折
 2車線道路と淡々と走っていると加賀市に入るが、道路状況や周辺の風景に変化はない。緩やかな右カーブの先の箱宮町交差点を直進し、直後のT字路を左折する。箱宮町交差点を左折して市道と経てR8に行く事もできるが、金沢方面としか接続していない。R305として左折する信号機のないT字路の直進側は一方通行の出口であるかのように×印があるが、実際は一方通行ではなく200m程先まで進む事ができる。ただし、通り抜ける事はできない。

40.R8の下をくぐる 41.右折後は側道を走る 42.R8重複区間
 T字路を左折するとR8の下をくぐり、直後の突き当たりを右折して側道を進み、片側2車線のR8に合流する。前述の通り、大長野ICから箱宮ICまでの区間はR8の旧道であり、2008年4月1日にR8が小松バイパスに一本化された際にR305単独区間になったという経緯がある。なお、同時にR360の経路変更および延伸(小松空港まで)とR416の終点の移動(北浅井交差点から東山IC)が実施されている。箱宮ICからは片側2車線の小松バイパスを走る。

43.石川r43分校交差点 44.左側車線が減少 45.湯の国橋
 アップダウンのある片側2車線道路を走る。石川r43分校交差点を通過すると上り勾配となり、名もなき峠を越えて下りに転じた所で左側車線が減少し、石川r39松山交差点を通過して対面2車線の湯の国橋を渡る。走行した時は湯の国橋の上流側に新たに架橋しようとする工事が行われていた事から多車線道路が延伸されるものと思われる。

46.北陸鉄道山代線跡は跨線橋で通過 47.多車線化工事中 48.加賀大橋
 2車線道路を走っていると跨道橋を越える。交差している道路は交通量の少なそうな市道で跨道橋の存在に違和感を感じるが、かつては北陸鉄道山代線が敷設されておりその跨線橋だったものである。と言っても当該の鉄道は1971年に廃線となったので40年以上も経過している。さらに進むと工事用のバリケードが並んでいる中を通る。その様子や場所からして災害復旧工事ではなく多車線化工事である事は容易に判断ができ、所々舗装も張られており完成までさほど時間を要しないものと思われる。加賀大橋も現在は対面2車線だが、下流側にもうひとつ架橋して多車線化されるようだ。

49.加賀大橋を渡ってからは片側2車線 50.R8・R364黒瀬交差点を右折
 加賀大橋からの緩やかな勾配を下り切ると車線が増えて片側2車線になる。しかし、その先のR8・R364R365黒瀬交差点を右折して大聖寺方面に進むため右側車線を走っている必要がある。この黒瀬交差点はR364の終点であり、表には出ていないがR365の起点でもある。

国道305号 part2