国道301号
part3

R362西天王町交差点〜R1篠原交差点
浜松市→湖西市→浜松市

117.天竜浜名湖鉄道の新居街道踏切 118.三代橋 119.浜名湖(猪鼻湖)沿いを走る
 R362西天王町交差点からすぐに天竜浜名湖鉄道の新居街道踏切を通過してから釣橋川に架かる三代橋を渡る。橋の南東側は浜名湖の一部の猪鼻湖であり、以降は湖沿いを走る。元々出入口の狭い浜名湖の枝湾とあって湖面は非常に穏やかである。

120.尾奈駅前を通過 121.浜松市北区三ケ日下尾奈 122.左に見えるのは静岡r310の新瀬戸橋
 天竜浜名湖鉄道の奥浜名湖駅付近からは湖岸を離れて両側に家屋が建っている状態となる。湖岸から多少離れたものの湖面が見える場所もある。尾奈駅の前を通り過ぎると天竜浜名湖鉄道は湖から離れるが、R362は引き続き湖に近い場所を走る。対岸の陸地が迫っている場所には瀬戸橋と新瀬戸橋が架けられており、どちらも静岡r310の指定を受けている。

123.瀬戸トンネル 124.拡幅工事が進行中 125.横山集落
 瀬戸トンネルをくぐると湖西市に入る。トンネルの直後に静岡r310瀬戸トンネル南交差点を通過するが、前述の新瀬戸橋、瀬戸橋が架かっている猪鼻瀬戸が猪鼻湖の出入口である。瀬戸トンネルからは浜名湖沿いを走り、横山集落に差し掛かると湖岸から離れる。南にある洲ノ鼻が枝湾の松見ヶ浦の出入口である。

126.浜名湖(松見ヶ浦)沿いを走る 127.天竜浜名湖鉄道のカルバート部はバイパスが供用済み 128.静岡r4多米峠入口交差点
 洲ノ鼻の根元を通り過ぎると松見ヶ浦沿いを走る。猪鼻湖と同様に出入口が狭いため湖面は穏やかな日が多い。松見ヶ浦の北西端で天竜浜名湖鉄道の下をくぐるが、かつては三ヶ日駅寄りの制限高3.0mの少し狭い場所を通っていた(以前の制限高は4.0mであったが、バイパス供用後に変更されたようである)。天竜浜名湖鉄道をくぐってすぐに静岡r4多米峠入口交差点を通過する。交差点の名称の由来となった多米峠を越えると愛知県豊橋市に行く事ができ、愛知県においてもr4の番号が与えられている。

129.「弁天島13km」 130.青平跨線橋 131.静岡r333・r334太田交差点
 多米峠入口交差点を過ぎてすぐに今川橋を渡るがその前後の勾配はやや急である。緩やかな勾配を上ってS字状のカーブを曲がると青平跨線橋を通って天竜浜名湖鉄道と東西が入れ替わる。天竜浜名湖鉄道に沿っている緩やかにアップダウンしている2車線道路を走り、下り勾配の先で静岡r333・r334太田交差点を通過する。豊橋方面に延びているr334も県境を越えているが、愛知県での番号はr401である。

132.緩やかなアップダウンあり 133.静岡r330日の岡上交差点 134.湖西市新所
 太田交差点以南は天竜浜名湖鉄道が西に向かうため並走状態が解消される。引き続き緩やかなアップダウンのある2車線道路を走っていると静岡r330日の岡上交差点を通過する。基本的には平坦な状態だが、浜名湖に注ぐ河川に架かっている橋の前後にアップダウンがある。

135.R301バイパスとの五田橋交差点を左折 136.一の橋 137.JR東海道本線と並走して東進
 五田橋と古見橋を相次いで渡った直後の五田橋交差点を左折して鷲津駅方面に進む。直進の新居・湖西市役所方面にもR301のおにぎりが表記されているが、こちらはバイパスであり約1.0km南の静岡r3古見交差点までしか供用されていない。
 現道とは言え特に道路状況が劣悪という訳でもなく普通の対面2車線道路が続いている。一の橋を渡るが、その下にはJR東海道本線が通っている。愛知県新城市で通った睦橋と同様に前後の勾配が全くない。その後は東海道本線の南を並走しながら東に向かって走る。

138.静岡r173交差点 139.市道との交差点を右折 140.静岡r3小名川交差点
 鷲津駅に近付くと周辺の建物が多くなる。静岡r173交差点を通過した後に鷲津駅の駅前ロータリーに接する鷲津駅前交差点を通過する。そのすぐ先の市道との十字路を右折して静岡r3小名川交差点を通過する。前述のとおり、右折してr3を西に進むとバイパスの南端に行く事ができる。

141.湖西市鷲津 142.市道との清源坂交差点を左折 143.三ッ谷交差点
 谷津通りと呼ばれる市道との交差点を過ぎて工場の横の部分だけ下り勾配となる。その後ほぼ平坦な状態になってから市道との清源坂交差点を左折する。右折して西に進むとR301バイパスと静岡r3との古見交差点から南に延びた市道との交差点に至り、鷲津駅付近をパスするルートを形成している。清源坂交差点からも2車線道路が続いており、市道との三ッ谷交差点を過ぎるとJR東海道本線と隣接した状態での並走となる。

144.JR東海道本線と並走 145.東海道新幹線 146.市道との泉町交差点を左折
 JR東海道本線と並走していると沿線の家屋が途切れた所で東海道新幹線の下をくぐる。右カーブを曲がって東海道本線と離れた後に泉町交差点に至り、左折して浜松・国道1郷方面に進む。直進の市道はR1の旧道である静岡r417に行く事ができるが大型貨物車両は通行禁止である。

147.新居関所跡を通過 148.旧新居町の中心部を走る 149.静岡r417栄町交差点
 泉町交差点から少し走ると新居関所跡を通過する。浜名橋を渡って新居町駅のある場所を走る。北と東を浜名湖、南と東が浜名川に囲まれた島のような場所だが、多くの橋が架かっており島である事を意識せずに往来できる。
 関所跡からさほど走らない距離に静岡r417との栄町交差点があるが、このr417は前述のとおりR1の旧道である。国道であった頃と県道に降格してしばらくは旧R1の両方面が優先となった交差点形状であったが、2021年4月の時点ではR301が優先になるように変更されている。

150.新居町駅の前を通過 151.新居弁天入口交差点 152.西浜名橋
 在来線とともに新幹線とも近い距離で並走しながら真東に向かって走っていると西浜名橋で新弁天島に渡る。並走しているJR東海道本線と東海道新幹線の他に歩道用の橋や競艇新大橋と合計5本もの橋が架かっている。北を並走している東海道新幹線の北に市境があり、島の南3分の1が湖西市で北3分の2が浜松市である。

153.「弁天島」 154.静岡r323新弁天交差点 155.中浜名橋
 新弁天島内の市境を越えて行き来できる唯一の道路である静岡r323との新弁天交差点の直後の中浜名橋を渡って浜松市西区に入る。ここにはJR東海道本線と東海道新幹線と歩道用の橋が架けられている。

156.弁天島駅 157.弁天大橋 158.「浜松市街13km」
 弁天島駅の前を通り過ぎた後に弁天大橋を渡ると島部分を終えて浜名湖を渡り切る。西浜名橋、中浜名橋とは異なり歩行者用の橋は別ではなく車道橋と一体化している。弁天大橋から徐々にJR東海道本線と東海道新幹線から離れていく。かつては一桁国道であった区間だが、対面2車線と道路状況が特別良い訳ではない。南に浜名バイパスが並走しているためか、交通量は意外に多くない。

159.静岡r49新町交差点 160.静岡r49馬郡交差点 161.かつてのR1区間
 旧東海道でもある静岡r49との新町交差点を通過するが、r49の交差点から約250mの区間は東向きの一方通行である。新町交差点から約1.1kmで同じくr49の馬郡交差点を通過する。r49は細江舞阪線という路線名なので新町交差点〜馬郡跨線橋南交差点の間は支線のような存在なのだろう。右折して南へ進むと浜名バイパスの馬郡ICに行く事ができるが、このインターチェンジは豊橋方面とのみ接続している。馬郡交差点からは沿線の建物が少なくなり、引き続き平坦で直線的な2車線道路を走る。

162.静岡r65坪井町交差点 163.両側に道路拡幅用地あり
 静岡r65坪井町交差点を通過する。右折して南下すると浜名バイパスの坪井ICに行く事ができるが、こちらは両方面に接続している。市道との篠原町西交差点以東は道路拡幅用地らしき空き地が南北ともに広がっている。舗装はされているものの継ぎ目から雑草が生えており長期間に渡って放置されている様子が窺える。

164.R257方面が分岐 165.R1・R42・R257篠原交差点
 R1R42R257篠原交差点はまずR257浜松市街方面が左に分岐した後にR1静岡方面の交差点となる。前述のとおり、この区間はR1の旧道という事情があるため、R1・R42豊橋方面に右折する事はできない。なお、この交差点はR301の起点であると同時にR42とR257の起点でもあり、R257はR1の旧道に当たる。