国道301号
part1

R153拳母町1交差点〜R151杉山北交差点
豊田市→岡崎市→新城市

1.R153・R248・R420拳母町1交差点 2.久澄橋 3.片側2車線道路を走る
 愛知県豊田市の市役所の東に位置するR153R248R419R420挙母町1交差点がR301の終点である。交差している5本の国道は、西がR153・R419、南がR248、東がR301、そして北がR153・R248・R419・R420となっている。案内標識に表記されているのはR153とR248とR301だけであり、R419とR420は存在感がない。
 拳母町1交差点から走り始めてすぐに矢作川に架かる久澄橋を渡って豊田スタジアムの南を通る。豊田市の中心部から離れて行く方向だが、片側2車線と整備された状態である。

4.愛知r340御立町8交差点 5.愛知r340野見小学校西交差点 6.舗装や分離帯が新しい
 早朝のため交通量の少ない片側2車線道路を走っていると愛知r340との御立町8交差点と野見小学校西交差点を相次いで通過する。2つの交差点の間はr340重複区間である。その後は緩やかなアップダウンがあり小刻みなカーブが連続しているが走りにくさはさほど感じない。

7.泉町2交差点 8.泉町2交差点以東は対面2車線道路 9.浜居場住宅南交差点
 左にカーブしながら下っていると外環状線と呼ばれる市道との泉町2交差点を通過するが、ここで左側車線が左折専用車線になってしまう。交差点から東は対面2車線道路を走る。

10.R475/C3東海環状道の豊田松平IC 11.拡幅工事が行われていた 12.愛知r39松平橋東交差点
 沿線の建物の数が一気に少なくなるが、国道から見えないだけで南には造成された住宅地が広がっている。谷筋から視界が開けた所でR475/C3東海環状道の豊田松平ICを通過する。東海環状道はR475の国道番号とともにC3という高速道路ナンバリングの番号も与えられている。ちなみに、C1は名古屋高速都心環状線を、C2は名古屋第二環状道(名二環)を指す。
 豊田松平ICを過ぎても対面2車線道路が続くが、道路工事が行われており多車線化されるのかもしれない。松平橋を渡った直後の松平橋東交差点を直進するが、かつては右折の岡崎方面がR301であった。ウオッちずでは2021年4月時点でも国道扱いされていたが、現地の案内標識はr39のヘキサになっていた。なお、松平バイパスの整備に関連して松平橋も架けかえられている。

13.松平バイパス 14.松平トンネル 15.旧道と合流
 松平橋東交差点からは松平バイパスを走るが、このバイパスは走行した日の1ヶ月弱前の2021年3月24日に開通したばかりである。やや急な勾配を上っていると松平トンネルをくぐる。トンネルを出るとやや急な勾配を下った後に旧道と合流する。ランプ形式のためバイパスから旧道へ、旧道からバイパスへ行く事ができない。

16.旧道合流後も工事中 17.愛知r360交差点 18.ゆずり合いスペース
 旧道と合流した直後も工事が行われており、これも松平バイパスの整備に伴うものと思われる。河内橋の直後に愛知r360交差点を通過してからは工事は行われておらず普通の対面2車線道路を走る。

19.長閑な風景の中を走る 20.信号機と右折車線が設置されていた 21.「←松平氏発祥の地 松平東照宮・高月院」
 急なものを含めてカーブが多いが勾配はほとんどなく道路状況としては特に悪くもなく、交通量が少ない事もあって走りにくさは感じない。左カーブの途中で南の愛知r338に繋がる市道との交差点を通過するが、前回(2011年2月13日)走行時になかった信号機と右折車線が新たに設置されていた。市道との交差点からしばらくはカーブが少なくなる。松平氏発祥の地を通り過ぎるが、市道との交差点を左折して少し北に進むと資料館などがある。

22.急カーブが連続 23.根引峠 24.豊田市花沢町
 松平氏発祥の地からは勾配がきつくなる同時にヘアピンカーブをいくつか曲がる。カーブが落ち着いた後に根引峠を越えて旧下山村に入る。峠からはカーブもほとんどない緩やかな勾配を下って行く。

25.愛知r338交差点 26.「新城44km」 27.愛知r477交差点は一部立体交差化されていた
 根引峠からの下り勾配がほぼ平坦になる辺りで愛知r338交差点を通過する。以降は郡界川の流域を東に向かって走っていると愛知r477交差点を通過する。R301豊田市街方面からr477へは本来は右折なのだが、跨道橋が架けられており交差点を通る必要がなくなっている。r477からR301豊田市街方面は交差点を通るものの常時左折が可能な構造である。これは、r477に入ってすぐの所にあるトヨタ自動車の下山テクニカルセンターのために造られたと思われる。

28.愛知r361交差点 29.豊田市大沼町 30.愛知r77根崎交差点
 愛知r477とのランプを過ぎると郡界川に沿って左にカーブしてから愛知r361交差点を通過する。以降もカーブの多い対面2車線道路が続いている。旧下山村の中心部に近付いても道路状況に変化はなく走りやすいままである。旧下山村の中心部に至る愛知r77根崎交差点を通過すると元々少なかった交通量はさらに少なくなる。

31.「新城39km」 32.山間の長閑な風景の中を走る 33.郡界川の流域を快走
 根崎交差点からも郡界川の流域を走っており、多少きついカーブはあるものの道路状況は良く走りやすい。山間部の長閑な風景が続くが、悪く言えば単調な景色である。交通量は少なくハイペースで走る事ができる。

34.愛知r336交差点 35.交通量は少ない 36.緩やかなアップダウンあり
 愛知r336交差点付近からは緩やかな上り勾配となる。岡崎市との市境付近のアップダウンのある状態を東に向かって走る。市境に近いとは言っても相変わらず道路状況は良好で走りやすい。

37.R473交差点 38.R301・R473重複区間 39.R473交差点
 緩やかな勾配を下った先でR473との交差点を通過する。約150m走るとR473が阿蔵方面に分岐して短い重複区間が終わる。短い重複区間だがR301とR473の串刺しおにぎりが設置されている。

40.「新城33km」 41.岡崎市に入る 42.拡幅工事が終わっていた
 R473との短い重複区間が終わってからもほぼ平坦な2車線道路が続いている。郡界橋を渡ると岡崎市に入り、やや急な右カーブを曲がる。以前は急カーブの直後に道幅が狭くなっていたが、拡幅されたようでセンターライン付きの2車線道路になっていた。舗装が新しい事から供用されてさほど年月が経過していないと思われる。

43.幅員減少 44.道幅は1.5〜1.8車線 45.センターライン付きの2車線道路に戻る
 狭路区間の全てが改良されたのではないようで、市境から約1.3kmで幅員が減少してしまう。狭いと言っても1.5〜1.8車線幅程度なので強烈に狭いという訳ではない。ただし、山岳部の狭路酷道とは異なりそれなりに交通量があるため厄介と言えば厄介である。600m程走るとセンターラインが復活して2車線道路に戻る。こちら側の舗装もさほど年月が経過していないと思われ、狭路区間の両側から改良の手が伸びているようである。

46.愛知r35交差点 47.愛知r333交差点 48.新城市作手中河内
 センターライン付きの2車線道路になったうえにカーブが少なくなるため走りやすさが向上する。その状態を走っていると愛知r35交差点を通過し、さらに少し走ると愛知r333交差点を通過する。やや急な左カーブを曲がると新城市に入る。岡崎市に入ってからここまでの間は郡界川が豊田市と岡崎市の境となっていおり、新城市側の市境は3つの市の境でもある。また、郡界川の豊田市側には道路がないため豊田市に属していながら橋を渡って岡崎市域と通らなければどこにも行けない家屋が存在している。

49.新城市に入ってからの風景も長閑 50.愛知r35田原交差点を右折 51.「豊橋41km 豊川37km」
 新城市に入ってから程なくして集落に入り比較的開けた風景の中を走る。山間部ながら勾配はほとんどなく、直線基調なので見通しも良く非常に走りやすい。新城市に入ってから約5.0kmで愛知r35田原交差点に突き当たり、右折して豊橋・豊川方面に進む。田原交差点からも平坦で直線的な2車線快走路が続いている。

52.新城市作手田原 53.交通量は少ない 54.愛知r436交差点
 巴川の左岸の山裾の平坦な2車線道路を南に向かって走る。左、右とカーブした後に巴川を渡って旧作手村の中心部と言える場所に差し掛かる。合併して豊田市になった旧下山村と同様に旧作手村の中心部の道路状況は良好で走りやすい。新城市役所の作手総合支所の東を通り過ぎた後に愛知r436交差点を通過する。

55.愛知r437交差点 56.道の駅「つくで手作り村」 57.愛知r37交差点
 愛知r437交差点を通過して少し走ると道の駅「つくで手作り村」を通過する。交通量が少ない割に道の駅には多くの車両が停まっていた。道の駅の敷地の南で愛知r37交差点を通過する。右折のr37方向に「本宮山スカイライン」と案内されているが、本宮山スカイラインはr37ではなく約1.5km東で接続している愛知r527(と愛知r526)である。その名の通り、本宮山の尾根を通る道路で2006年までは愛知県が管理する有料道路であった。

58.「この辺り標高500m ゆっくりしてきん作手高原」 59.山間部の快走路を走る 60.気温は2℃
 道の駅と愛知r37交差点を過ぎてからもほぼ平坦な2車線道路が続いており、交通量が少ない事もあって非常に走りやすい道路状況である。走行したのは4月の上旬だが内陸部とあって気温は2℃とかなり低かった。

61.「下り8%勾配」 62.ヘアピンカーブで標高を下げる 63.愛知r435交差点付近からは上り勾配
 戸津呂集落の手前では8%の急勾配を下り、集落内には複数のヘアピンカーブを曲がらなければならない。愛知r435交差点付近からは上り勾配となるが、等高線に沿っているためカーブは少ない。

64.和田集落 65.愛知r526和田交差点 66.急カーブが連続
 やや急な勾配を下りほぼ平坦になった所で和田集落を通り抜ける。その後緩やかな勾配を上っていると愛知r526和田交差点を通過する。前述のとおり、本宮山スカイラインを構成する県道のひとつで、本宮山以北は愛知r527に指定されている。和田交差点からは集落が途切れた場所を走る。

67.「下り10%勾配」 68.新城市の市街地が見える 69.ヘアピンカーブが連続
 ヘアピンカーブが連続する区間に入ると勾配も9%から10%と急になる。標高300m辺りからは直線で約4km離れた新城市の市街地が見える場所もある。雁峰林道が交差している右のヘアピンカーブを曲がり、さらに複数のヘアピンカーブで標高を下げる。ヘアピンカーブの数は多いがセンターライン付きの2車線道路なのできっちり減速すれば容易に通過できる程度である。

70.E1A新東名の臼子川橋 71.安全速度は20km/h 72.臼子川橋の下でヘアピンカーブ
 前方に2本の橋梁が見えるが、これはE1A新名神の臼子川橋(の上り線と下り線)である。橋の下で左、右と急カーブを曲がる。安全速度は20km/hとかなり低く設定されているが、狭路ではなくここもセンターライン付きの2車線道路である。

73.視界が開ける 74.愛知r21竹生神社南西交差点 75.R151杉山北交差点
 臼子川橋付近の急カーブを過ぎると視界が開けると同時に勾配が緩やかになる。愛知r21交差点付近からはさらに勾配が緩やかになる。竹生神社の真南でr21竹生神社南西交差点を通過する。その後もごく緩やかな下り勾配の2車線道路を走っているとR151杉山北交差点に至る。R301は直進して新城市街方面に進む。

国道301号 part2