国道297号
part2

R128墨名交差点〜R16市原埠頭入口交差点
勝浦市→大多喜町→市原市

53.狭い2車線を北上 54.千葉r233交差点の先から上り勾配 55.R128勝浦バイパスとは鴨川方面とのみ接続
 墨名交差点でようやくR128から分岐して単独区間となる。センターラインのある2車線ではあるものの駅近くの建物密集地とあって幅は広くない。千葉r333との信号のない交差点を過ぎて左にカーブする辺りから上り勾配となり、左カーブを曲がった直後に外房線をオーバーパスする。住宅地の西側の緩やかな勾配を走っているとR128勝浦バイパスとの墨名ICを通過する。串浜大橋際交差点からバイパスに進んでもここでR297に入る事は可能である。しかし鴨川方面としか接続しておらず、いすみ方面との往来はできない。

56.内陸部に入っていく 57.上り勾配が長く続く 58.幅員減少の標識だが特に狭くなる訳ではない
 墨名ICから数百メートルは道路西側に住宅地があるが、それ以降は家屋も少ない山間部に入る。意外にもアパートがちらほらあるのは近くに大学があるからだろう。緩やかな上り勾配の2車線道路を淡々と走る。幅員減少の標識も見られるが走行に影響はない程度の道幅である。

59.勝浦市宿戸 60.千葉r82松野交差点 61.勝浦市杉戸
 蛇行する夷隅川を渡って千葉r82松野交差点を通過する。激しく蛇行している夷隅川を尻目にR297は比較的良好な線形を保っている。r82佐野交差点を過ぎて夷隅川の右岸を走っていると市町境を越えて大多喜町に入る。

62.快走路を走り続ける 63.道の駅「たけゆらの里おおたき」 64.大多喜町堀之内
 大多喜町に入ってからも道路状況や車窓から見える景色に変化はない。いすみ鉄道の久我原駅の南東で夷隅川を2回渡って程なくして道の駅「たけゆらの里おおたき」を通過する。2013年1月時点ではR297単独区間では唯一の道の駅である。南側にはコンビニが隣接しており休憩ポイントとしての利用価値は大きい。その道の駅のすぐ先で左に大きくカーブして2車線の快走路を走る。上り勾配が続いているが、自動車であれば気にならない程度の勾配である。

65.R465八声交差点 66.R128重複区間にはなかった串刺しおにぎり 67.R465船子交差点
 墨名交差点から16.8km走ると八声交差点となり、ここからR465との重複区間となる。墨名交差点以南のR128重複区間と異なりこちらにはR297・R465の串刺しおにぎりが複数設置されている。R465の旧道でもある千葉r231上原交差点を右にカーブしながら通過し、上り勾配から下り勾配へと、峠のような場所を走って、勾配を下り切った所の船子交差点でR465が分岐していく。重複距離は2.0kmと短い。

68.大多喜町中心部の東部を北上 69.市原市との境の手前は急勾配・急カーブ 70.ヘアピンカーブ連続
 船子交差点を通過して程なくしていすみ鉄道をオーバーパスして、左に緩やかにカーブしながら大多喜町の中心部から離れていく。千葉r27横山交差点を過ぎると上り勾配となり、集落を出るとヘアピンカーブが連続する山岳道路の様相を見せる。最後のヘアピンカーブで市原市に入る。

71.市原市に入ってからは快走路 72.急なカーブもあるが数は少ない 73.圏央道・市原鶴舞IC(予定)
 市原市に入ってからは2車線快走路が続く。周辺にはゴルフ場が多く国道に交差している市道のうちのいくつかはゴルフ場の出入口に当たる道路である。家屋が点在する規模の小さい集落を結びながら北北西の方角に進む。千葉r171山小川交差点のすぐ先で高架道路が横切っているが、これが2012年度中に開通する予定の圏央道である。走行した2013年1月12日はまだ開通しておらず、市原鶴舞ICの出入口に当たる交差点も工事中だった。

74.「千葉32km 牛久5km」 75.小湊鉄道と並走 76.R409米沢交差点
 市原鶴舞IC予定地からも2車線快走路が続いており特筆すべきものはない。上総鶴舞駅付近からは小湊鉄道に隣接する形で並走する。上総牛久駅を中心とする市街地の東でR409米沢交差点を通過する。房総半島を縦断するR297に対してR409は横断する国道である。米沢交差点の先で左にカーブすると小湊鉄道を挟んでR409と並走状態になるが、市原高校付近から両者は離れていく。

77.小湊鉄道との並走は続く 78.市原市馬立 79.小湊鉄道の踏切を通過
 蛇行する養老川と小湊鉄道の間を北上する。小湊鉄道と隣接している状態から少し距離をおいてから沿線の家屋の数が増えてくる。千葉r144馬立駅入口交差点を通過して集落を通り抜けていると養老川を渡り、その先で小湊鉄道の踏切を渡る。

80.交通量は増えているが快走路である点に変化なし 81.市原バイパスとの交差点を直進して現道に進む
 直線的かつ平坦な2車線道路を北上しているとR297BP・千葉r13磯ヶ谷入口交差点に至る。直進がバイパスで左折が現道と考えるのは甘い。ここでは直進が現道であり、今回は直進している。

82.おにぎりも設置されている 83.交通量が多いせいか狭苦しく感じる 84.ダム湖(?)脇を通過
 磯ヶ谷入口交差点からすぐにR297のおにぎりを確認できる。千葉r292海士有木交差点を通過してすぐに小湊鉄道の踏切を渡り、千葉r140山倉坂下交差点を通過する。その後は新興住宅地らしい整った住宅地の東側を走る。すぐ東には山倉ダムが造った山倉貯水池があるのだが、国道から直接見えないせいもあってとてもじゃないがダムがあるようとは思えない。

85.交通量は多い 86.住宅地を走る 87.山本三差路交差点を左折
 進むにつれて沿線の建物は増えてきて、同時に交通量も増えてくる。新興住宅地を離れて千葉r21郡本交差点を通過する。新興住宅地は過ぎたものの沿線の家屋の数は多い。直線の下り勾配を走っていると市道との山本三差路交差点に突き当たる。R297はこの交差点を左折である。

88.館山道 89.内房線をオーバーパス
 山本三差路交差点からは片側2車線になり、交通量もこれまでになく多い。館山道の高架下をくぐり、流れの悪い状態を走っているとJR内房線を跨線橋で越える。鴨川市まで並走していた内房線だが、ここでオーバーパスした内房線は反対側の千葉市〜館山市を結ぶ方である。跨線橋を降りた所で千葉r24八幡交差点を通過する。

90.市原埠頭入口交差点へは側道へ入る 91.R16市原埠頭入口交差点
 八幡交差点からすぐに高架道路と側道とに別れる。右車線を走っているとそのまま高架道路に行ってしまうので、R297トレースであれば左車線を走って側道に進まなければならない。側道に入って少し走るとR16との市原埠頭入口交差点に至る。ここでおよそ半分がR128重複区間というR297は終了である。