国道297号
part1

R16市原埠頭入口交差点〜R465船子交差点
市原市→大多喜町

1.R16・千葉r243市原埠頭入口交差点 2.市原橋 3.白金通りとの交差点
 千葉県市原市の北部のR16・千葉r243市原埠頭入口交差点がR297の終点であり、ここから房総半島を横断して千葉県館山市の起点に向かう。市原市の中心部からは離れているものの東京湾沿いの埋立地に工場が多いせいもあってR16の交通量は深夜を除いて非常に多い。
 市原埠頭入口交差点からR297に入るとr243の市原跨道橋を挟んだ片側1車線道路を走り、約200m先で跨道橋に合流する。と言っても跨道橋からの車線が右側車線に、側道がそのまま左側車線になるため車線を変更する必要はない。

4.右側車線が減少 5.辰巳橋 6.辰巳橋以東は片側2車線道路
 千葉r24八幡交差点の手前で右側車線が減少するため、車線変更が必要なのは側道のR297ではなく本線の千葉r243の方である。対面2車線道路になって八幡交差点を過ぎると辰巳橋でJR内房線の上を通過する。東向き車線は1車線だが、西向き車線は2車線ある。辰巳橋からの勾配を下り切って平面道路に戻ると車線が増えて片側2車線道路になる。

7.山木三差路交差点を右折 8.山木三差路交差点以降はアップダウンあり 9.千葉r21郡本交差点
 沿線の家屋が少なくなってきた辺りでE14館山道の下をくぐり、直後の山木三差路交差点を右折して勝浦・大多喜方面に進む。右折車線の距離が短いくせに右折車両が多いため右側車線が渋滞しやすい。直進の市道は片側2車線道路が続くが、約300m先の若宮団地入口交差点の直後に左側車線が減少する。
 山木三差路交差点からはアップダウンのある対面2車線道路を走る。歩道は設置されているものの幅が狭く交通量の割に整備状況は良くない。約1.3km走ると千葉r21郡本交差点を通過する。

10.市原市藤井 11.山倉ダムと山田ダムの間を通る 12.バイパス並走区間の割に交通量は多い
 緩やかなアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を走っているとやや急な勾配を上って山倉ダムと山田ダムの間を通る。山倉ダムによる山倉貯水池の千葉こどもの国キッズダムという自然遊園地がある。片側2車線の市道との市原市役所入口交差点を通過して山倉貯水池の南西を下る。

13.山倉坂下交差点 14.海士有木踏切 15.千葉r292海士有木交差点
 下り勾配が終わった所で山倉坂下交差点を通過する。交差している道路はどちらも市道で、右折方向の道路は数十メートル先から千葉r140になる。ウォっちずによれば山倉坂下交差点のすぐ南に交差している北向きの一方通行の道路を県道と表記しており、現地の案内標識もそのようになっている。
 山倉坂下交差点を過ぎて少し走ると小湊鉄道の海士有木踏切を通過し、さらに少し走って千葉r292海士有木交差点を通過する。センターライン付きの2車線道路ではあるが、車線幅に余裕がなく昼間であれば交通量が多いため走りにくく感じるかもしれない。

16.市西小学校入口交差点以南は走りやすくなる 17.上総三又駅入口交差点 18.R297市原バイパス・千葉r13磯ヶ谷入口交差点を直進
 市道との市西小学校入口交差点を過ぎると沿線の建物が疎らになって見通しが良くなる。上総三又駅入口交差点は案内標識では十字路となっているが、駅に向かう道路は交差点の南にずれており交差点ではなく直後を左折しなければならない(北上の場合は交差点の直前を右折)。
 上総三又駅入口交差点を過ぎて緩やかな右カーブの先でR297市原バイパス・千葉r13磯ヶ谷入口を直進する。右折の姉崎方面のR297は市原バイパスで、約8.9km先でR16五井南海岸交差点で交差しており、その中間辺りにE14館山道の市原ICが接続している。市原埠頭入口交差点〜磯ヶ谷入口交差点の間は現道とバイパスが並走している区間ながら両者はやや離れたルートのため現道の交通量も多い。

19.平坦な直線道路を快走 20.上総山田駅入口交差点 21.二日市場2号踏切
 磯ヶ谷入口交差点からも対面2車線道路が続いているが、沿線の建物が少なく改良されているため走りやすくなる。市道との上総山田駅入口交差点を過ぎると沿線の家屋が増え、小湊鉄道の二日市場2号踏切付近は狭苦しい道路状況になる。

22.上養老橋 23.水神橋際交差点 24.千葉r143馬立駅入口交差点
 二日市場集落を過ぎると上養老橋で養老川を渡る。橋の手前におにぎりが設置されているが、補助標識は「凍結注意」となっている。冬期間以外は「スリップ注意」に換装されている。
 小湊鉄道の東を南下していると市道との水神橋際交差点を通過し、約400m先で千葉r143馬立駅入口交差点を通過する。右折してr143を約250m走ると光風台駅に行く事ができるが、r143は停車場線ではなく駅を越えてさらに伸びており、水神橋際交差点の近くで市道と接続している。

25.「注意 急カーブ」 26.小湊鉄道と並走 27.新手綱橋
 馬立駅入口交差点から程なくして小湊鉄道と隣接した状態での並走となると平坦な直線道路となり沿線の家屋も少ないため見通しが良く走りやすい。新手綱橋の隣には小湊鉄道の第二養老橋梁が架かっている。小湊鉄道の橋梁は1925年前後(大正時代)に造られており、文化遺産として登録されているものがある。第二養老橋梁もそのひとつである。

28.旧道との交差点 29.上総牛久駅の周辺には商業施設が多い 30.R409米沢交差点
 小湊鉄道に沿って緩やかな左カーブを曲がって旧道と思われる市道との交差点を通過する。右折して約300m先の牛久三差路交差点でR409に接続している。また、交差点の直近に小湊鉄道の牛久踏切があるため、踏切用信号機が設置されており交差点用の信号機と連動していると思われる。
 旧道との交差点を過ぎると小湊鉄道とは少し離れる。上総牛久駅の近くとあって沿線には複数の商業施設が建っている。ただし、駅の出入口は南にしか設けられておらずR297の通っている北側とは連絡していない。
 緩やかな右カーブを曲がっているとR409米沢交差点を通過する。R409は上総牛久駅の南を通っており駅に行くにはR409を通る必要がある。米沢交差点の直後に千葉r284交差点を通過するが、右折の上総牛久駅方面は西向き一方通行である。

31.「勝浦38km 大多喜17km」 32.千葉r81のバイパス(?)が建設中 33.市原市池和田
 中橋を渡ってからは緩やかな勾配を上って行く。歩道設置工事と思われる現場を通過するが、東側に新設の道路が確認できる事から交差点を造っている工事の可能性が高い。工事現場からは緩やかに下り、開けた所からは小湊鉄道と並走状態になる。上総鶴舞駅の手前で鉄道と離れる。これはでは比較的近い距離で並走していたが、以降は4,5km以上離れる。

34.千葉r171交差点 35.千葉r168交差点 36.R468/C4圏央道・市原鶴舞IC
 ごく緩やかな勾配の2車線道路を快走していると千葉r171交差点を通過する。少し南下すると千葉r168交差点を通過し、すぐ先でR468/C4圏央道の市原鶴舞ICを通過する。前回走行時(2013年1月12日)は工事中で未供用だったが、3ヶ月後の4月27日に東金IC/JCT〜木更津東IC間が一気に開通した際に供用されている。

37.千葉r171山小川交差点 38.「急カーブ 注意」 39.千葉r148阪本橋交差点
 R468/C4圏央道の国道297号橋をくぐってから千葉r171山小川交差点を通過する。以降は平蔵川の流域を走っており勾配はほとんどないもののカーブが多くなる。阪本橋の南詰で千葉r148阪本橋交差点を通過する。

40.平蔵川の流域を快走 41.「勝浦26km」 42.市町境の手前は開けている
 蛇行している平蔵川に接近したり遠ざかったりしながら比較的開けた谷筋を走る。沿線にはほぼ途切れる事なく集落が続いており、交通量もそれなりにある。市原鶴舞IC以南はゴルフ場が点在しており、休日にはそれらに向かう車両も少なくない。

43.大多喜町に入る 44.連続ヘアピンカーブで標高を下げる 45.千葉r27横山交差点
 市町境が横切っている左ヘアピンカーブを曲がると大多喜町に入り、その後は連続ヘアピンカーブで標高を60mほど下げる。緩やかな右カーブを曲がると平坦になり千葉r27横山交差点を通過する。

46.千葉r150白山台交差点 47.大多喜橋 48.船子跨線橋
 千葉r150白山台交差点を通過した後に大多喜橋、次いで船子跨線橋を渡る。船子跨線橋の下を通っているのはこれまで並走していた小湊鉄道ではなくいすみ鉄道である(上総中野駅を境に西が小湊鉄道、東がいすみ鉄道に別れている)。

49.沿線の商業施設が多い 50.R465・千葉r172船子交差点
 船子跨線橋から南は商業施設が集まっているが、大多喜町の役場や駅があるのは夷隅川の対岸である。R465・千葉r172船子交差点を通過するとR465との重複区間となるがその事を示す物は存在しない。また、r172に大多喜市街と案内されている通り、夷隅川の対岸に行く事ができる。

国道297号 part2