国道296号
part1

R14宮本町交差点〜R51酒々井交差点
船橋市→八千代市→佐倉市→酒々井町

1.R14宮本町交差点 2.東京方面の車線と合流
 千葉県船橋市の南東に位置するR14宮本町交差点がR296の終点であり、千葉県の北部を横断する形で太平洋に面した匝瑳市に向かう。宮本町交差点は信号機のある交差点とない交差点の2ヶ所に別れており、西側の信号機付きはR14東京・市川方面と、東側の信号機なしはR14木更津・千葉方面と接続している。よって、千葉方面から来た場合の左折は信号機のない交差点を、東京方面から来た場合の右折は信号機付きの交差点から進入する。東京方面から進入した場合は道なりに走るだけだが、千葉方面から進入した場合は直後の交差点を左方向へ進む。

3.E14京葉道・花輪IC 4.千葉r8交差点を左折
 宮本町交差点から200m弱でE14京葉道の花輪ICを通過する。ここで接続しているのは東京方面からの出口と千葉方面への入口である。花輪ICを過ぎてすぐに千葉r8との交差点に突き当たって八千代・鎌ヶ谷方面に左折する。交差点の上を横切っている高架道路は花輪ICDランプ橋で、京葉道の東京方面から成田・津田沼方面への出口である。なお、花輪ICの東京方面はr8へ右折して京葉道の本線を越えた所にある。

5.千葉r8交差点からは片側2車線道路 6.中野木跨道橋の手前を側道へ進む 7.千葉r8中野木交差点を右折
 千葉r8との交差点を左折してからは片側2車線道路になる。栄橋でR14と京成本線の上を越えた先で花輪ICのDランプが合流する。約800m先の中野木跨道橋の手前を側道に進み、中野木交差点を右折して成田・八千代方面に進む。r8と重複している片側2車線区間は船橋市と習志野市の市境を通っている。東側が習志野市域だが、中野木交差点を右折しても市境を越えずに船橋市域のままである。

8.中野木交差点からは対面2車線道路 9.千葉r69成田街道入口交差点を左折
 中野木交差点からは対面2車線道路で歩道が片側にしか設置されていない。道路のグレードは落ちるものの幹線道路のため交通量は少なくない。約400m東の千葉r69成田街道入口交差点を左折して成田・八千代方面に進む。案内標識にr69のヘキサが表記されていないが、四街道市が案内されており幹線道路として機能している。

10.前原跨線橋 11.狭苦しい対面2車線道路 12.前原3号踏切
 成田街道入口を左折した直後から右カーブを曲がりその途中の前原跨線橋でJR総武本線を越える。存在意義があるのかと問いたくなるような狭い歩道を備えた2車線道路をを走る。沿線には家屋が建ち並んでおり狭苦しさを感じる。千葉r135津田沼駅入口交差点を過ぎた先で新京成電鉄の前原3号踏切を通過する。

13.船橋市前原東 14.薬園台駅の南を通過 15.商業施設も多い
 前原3号踏切からは新京成電鉄の南東側を並走しながら引き続き狭苦しく感じる対面2車線道路を走る。薬園台駅付近で市道との交差点を右にカーブしながら通過すると新京成電鉄から離れる。

16.陸上自衛隊習志野駐屯地の北を通る 17.船橋市習志野 18.千葉r57習志野台団地入口交差点
 陸上自衛隊の習志野駐屯地の北を通り過ぎた後に千葉r57習志野台団地入口交差点を通過し、陸上自衛隊の習志野演習場の北を走る。習志野演習場は船橋市と八千代市に跨っているものの習志野市域は隣接しているだけで含まれていない。船橋市に習志野という地名があり、演習場はそこに属している。R296の北に新京成電鉄の習志野駅と北習志野駅があるが、どちらも船橋市に属している駅である。

19.八千代市に入る 20.千葉r57新木戸交差点 21.左側は道路用地
 習志野演習場の北端の市道との交差点上に市境が横切っており八千代市に入る。その直後に千葉r57新木戸交差点を通過すると重複区間が終わる。八千代市に入ってからも道路状況と沿線風景に変化は見られない。左側に道路用地と思われる舗装済みの空き地があるが、一部区間のみが供用されている道路が全線開通するとそちらの方が優先となる交差点形状になりそうである。

22.八千代市大和田新田 23.新川大橋通りとの交差点 24.狭苦しい2車線道路
 住宅と商業施設が混在している間を走っていると新川大橋通りという市道との交差点を緩やかな右カーブを描きながら通過する。新川大橋通りを東に進むとR296の八千代バイパスに至るが、2023年1月の時点では複数の未供用箇所が残っている。この交差点の北も舗装済みの空地があり、新川大橋通りがR296八千代バイパスまで繋がった際に交差点の形状が変更される可能性がある。

25.千葉r262市役所入口交差点 26.千葉r201交差点 27.萱田町時平神社の前を通る
 八千代市役所の南で千葉r262市役所入口交差点を通過する。r262は市役所方面の北ではなく南の幕張方面に延びている。さらに少し走ると千葉r201交差点を通過する。r201は停車場線であり、その先に京成本線の京成大和田駅がある。r201交差点から離れると緩やかな下り勾配となるが、狭苦しい2車線道路という点に変化はない。

28.大和橋 29.R16下市場交差点
 印旛放水路(新川)に架かる大和橋を渡ると緩やかな上り勾配となり、緩やかな右カーブと左カーブの先でR16下市場交差点を通過する。立体交差点でありR16の下市場跨道橋が交差点の上を越えている。

30.勝田台駅付近には高層ビルもある 31.商業施設の割合が多い 32.千葉r155井野交差点
 京成本線の勝田台駅及び東葉高速鉄道の東葉勝田台駅に近付くと中高層のビルがいくつか建っており商業施設の割合が多くなる。ただし、道路状況は大した変化はなく歩道付きの対面2車線道路である。勝田台駅入口交差点の直後に市境を越えて佐倉市に入り、京成本線の北側を並走していると千葉r155井野交差点を通過する。

33.佐倉市上志津 34.市道の上座跨道橋をくぐる 35.山万ユーカリが丘線をくぐる
 京成本線に沿って走っていると京成本線のユーカリが丘駅の傍で市道の上座跨道橋をくぐり、次いで山万ユーカリが丘線をくぐる。山万ユーカリが丘線は不動産会社が運営している鉄道である。いわゆる新交通システムであり、架線等がなく幅も狭いため歩道橋に見える。ユーカリが丘線付近からは左カーブを曲がって京成本線から離れて北東の方角に進む。

36.R296八千代バイパスとの交差点 37.手繰川に向かって下る 38.市道との臼井台交差点を左折
 緩やかな右カーブを曲がりながらR296八千代バイパスとの交差点を通過する。八千代バイパスはイオンタウンユーカリが丘店付近までは現道と並走するようなルートだが、以降は北西に向かってR16との米本交差点に至るルートである。2023年1月時点では未供用区間があり全線供用には至っていない。
 上座総合公園の北で緩やかな勾配を下り、手繰川に架かる手繰橋付近からしばらくは平坦になる。その後、緩やかな勾配を上り、市道との臼井台交差点を左折して成田・佐倉市街方面に進む。案内標識では道なりに左へ進むように描かれているが、通常の交差点と同様に直角に左折する形である。交差点を短絡するような道路があり、形状が変更される以前は左カーブだったのかもしれない。

39.佐倉市臼井田 40.新興住宅地と旧住宅地が混在している 41.千葉r64中宿交差点を右折
 臼井台交差点からしばらくは上り勾配が続くが、峠部分を過ぎると下りに転じる。周辺に臼井台、稲荷台、王子台といった新興住宅地があるが、国道は旧来の住宅地を通り抜けている。
 臼井台交差点から約1.0kmで千葉r64中宿交差点に突き当たる。案内標識が設置されていないため事前にルートを確認しておかないとどちらに進むのか判断に迷うかもしれない。右折が国道で、左折のr64はセンターライン付きの2車線道路ながら狭いため大型貨物車両は進入禁止である。

42.京成臼井第01号踏切 43.京成本線と並走 44.市道との交差点を左折
 中宿交差点からも狭苦しい2車線道路が続いている。京成本線の京成臼井第01号踏切の直後の千葉r64交差点は左へ進む。案内標識にはT字路を左折するかのように描かれているが、道なりに進むだけである。比較的交通量の多い交差点ながら信号機も右折車線も設置されていない。
 r64分岐後は京成本線に沿っており、歩道は相変わらず不完全ながら沿線の建物が少ないため多少なりとも走りやすくなったと感じる。緩やかな上り勾配の右カーブを曲がっていると市道との交差点に突き当たり、左折して成田・佐倉市街方面に進む。右折の臼井市街方面の市道を走って王子台の中の交差点を右折すると臼井台交差点に戻るが、その市道の方が道路状況が良く走りやすい。

45.佐倉市江原 46.鹿島橋 47.R296佐倉バイパスとの鹿島橋交差点を直進
 市道との交差点を左折してからは南東の方角に向かって平坦な直線道路を走る。江原台という住宅地を過ぎると緩やかに下って鹿島橋を渡る。東詰で現道と佐倉バイパスとの交差点があり、直進が現道で右折がバイパスである。案内標識は設置されておらず意識していなければ直進してしまう可能性の方が高い。

48.千葉r57歴史博物館前交差点 49.市道との市役所下交差点を右折 50.市役所下交差点からは上り勾配
 緩やかな右カーブを曲がってから千葉r57歴史博物館前交差点を通過する。r57の反対方向、南側が国立歴史民俗博物館の出入口である。歴史博物館前交差点から約300m東の市役所下交差点は右折しなければならない。案内標識は設置されているもののR296は大型貨物車通行禁止であり直進の市道へ進む車両も多いので要注意である。市役所下交差点からは交差点の名称が示す通りやや急な勾配を上って佐倉市役所の東を通過する。

51.佐倉市鏑木町 52.新町交差点からは下り勾配 53.R296佐倉バイパス・千葉r65鏑木交差点を左折
 佐倉市役所の出入口を過ぎると勾配が緩やかになり一旦平坦になるが新町交差点を過ぎると下り勾配になる。平坦な部分は沿線に家屋が建ち並んでおり多少狭苦しく感じるもののセンターライン付きの2車線道路である。勾配を下り切った所でR296佐倉バイパスと千葉r65との鏑木交差点に至り、成田・富里方面に左折する。右折の八千代・四街道方面がバイパスである。大型貨物車両通行禁止区間はこの交差点までである。

54.鏑木交差点からは走りやすい2車線道路 55.酒々井町に入る 56.本佐倉交差点
 鏑木交差点からも対面2車線道路が続いているが、両側に歩道が設置されており路側帯も広いため走りやすくなる。緩やかなアップダウンを繰り返す快走路を走っていると市町境を越えて酒々井町に入る。

57.千葉r76上本佐倉交差点 58.R51酒々井交差点
 酒々井町の中心部の南西で千葉r76と千葉r137との上本佐倉交差点を通過するが、r76とr137の間は7,80mほど離れている。また、r137はR51の旧道に当たる。2つの県道との交差点の直後にR51酒々井交差点を通過して匝瑳・富里方面に進む。

国道296号 part2