国道286号
part1

R45勾当台公園前交差点〜R457野上交差点
仙台市→名取市→仙台市→川崎町

1.R45・R48・R346・宮城r22勾当台公園前交差点 2.片側4車線 3.R48広瀬通り交差点を直進
 R286の起点はR45・R48・R346・宮城r22との勾当台公園前交差点である。北にr22、西に定禅寺通という市道、南にR48・R286、東にR45・R346となっている。r22から進入した場合の案内標識にはR45のおにぎりは表記されているが、R48とR286のおにぎりは表記されていない。おにぎりが消された痕が確認できるが、その下にはR4のおにぎりが表記されていた。勾当台公園前交差点から南はR4、北は約700m先までR48であった。R4の指定は解除され、R48は仙台西道路に一本化された際に宮城r22になっている。
 勾当台公園前交差点からは片側4車線とかつては一桁国道だった事もあってよく整備されている。約400m走ると広瀬通り交差点を通過するとR48が山形方面に分岐する。この交差点の案内標識にもおにぎりが表記されていない。起点から下を通っていた地下鉄南北線は仙台駅のある東に逸れていく。

4.青葉通との交差点 5.早朝であれば交通量は少ない 6.愛宕上杉通との交差点を右折する
 R48との短い重複区間が終わってからも片側4車線道路が続ている。この整備状況はR286本来のものではなくかつてはR4だった事によるものである。青葉通と南町通の間は地下鉄東西線の上を通っている。仙台駅の真西を通り過ぎると沿線の高層ビルが少なくなっていく。
 勾当台公園前交差点から約1.9km走ると愛宕上杉通との交差点に至る。4車線とも右折車線となるが、R286をトレースするには右側の2車線を走る必要がある。左端車線は南小泉方面、左から2番目の車線は白石・長町方面である。交差している角度からして仙台駅方面への左折はできなさそうだが、左端車線から左折車線が分岐しているため左折可能である。

7.宮城r235荒町交差点 8.昭和市電通との交差点 9.愛宕大橋
 愛宕上杉通との交差点を右折してすぐに宮城r235荒町交差点を通過するが、ここで左端車線がr235への左折専用車線になる。緩やかな下り勾配が始まり、右側に1車線付加されて4車線になった直後の昭和市電通との交差点で左端車線が長町方面への左折専用車線になる。ここで地下を通っている地下鉄南北線が市道への逸れていく。この市道はかつてはR4であり、旧々道と言える。
 センターライン上にラバーポールが設置された上下線合計6車線の愛宕大橋をを渡ると仙台市青葉区から太白区に入る。昭和市電通に対するバイパスであり、この区間もR4の旧道という事になる。

10.「急カーブスピードおとせ」 11.片側3車線道路が続く 12.宮城r273宮沢橋交差点を右折
 愛宕大橋を渡り終えた後に左の急カーブを曲がって大年寺山の麓を走る。広瀬川沿いになった所の宮城r273宮沢橋交差点を右折する。左に直進兼左折車線が付加されて、元々の3車線は全て右折可能である。起点が勾当台公園前交差点になる以前はこの交差点が起点であり、直進のr273がR4の旧道である。案内標識にR286のおにぎりが表記されていない交差点がほとんどだったが、かつてR4だったという事が関係しているのかもしれない。ただし、R4からR286に変更されたのは2016年4月1日なので7年以上が経過している。

13.宮沢橋交差点以降も片側3車線 14.宮城r258長町中学校前交差点 15.鹿野2交差点
 宮沢橋交差点からも片側3車線道路が続いており、一部は反対側車線との間に高低差がある。沿線の建物が増えてきた所で宮城r258との長町中学校前交差点を通過する。その先の鹿野2交差点から東、長町方面は2008年以前はR286だった道路で、長町駅の北西のR4旧道との交差点が起点であった。

16.「山形60km 川崎26km」 17.沿線には商業施設が多い 18.山田交差点で右端車線が右折専用車線になる
 太白区の区役所も近く、沿線には多くの商業施設が建ち並んでおり、また仙台市内に向かう道路でもあるので、曜日を問わず昼間は交通量が多いであろう事は想像に難くない。イオンの他、複数の店舗に囲まれた山田交差点で右端車線が太白団地方面への右折専用車線になる。

19.E48仙台南部道路・山田IC 20.名取市に入る 21.E48仙台南部道路を挟んだ片側2車線道路
 山田交差点からは片側2車線道路となり、程なくしてE48仙台南部道路との山田ICを通過する。ハーフインターチェンジのため、長町IC方面としか接続していない。山田ICの直後に名取橋で名取川を渡ると名取市に入り、右にカーブしてE48仙台南部道路の本線の名取1号橋をくぐる。以降はE48仙台南部道路を挟んだ片側2車線道路を走る。E4東北道とR6仙台東部道路を結ぶ路線だが、半分以上は暫定2車線である。

22.トラックターミナル付近に桁の端部が見える 23.名取2号橋 24.E4東北道・仙台南IC
 高速道路に分離された片側2車線道路を走っているとトラックターミナルの出入口の交差点を通過した後に東向き車線がE48仙台南部道路の名取高架8号橋の下をくぐってきて普通の片側2車線道路になる。名取2号橋を渡ると再び仙台市太白区に入り、E4東北道の仙台南ICを右にカーブしながら通過する。E48仙台南部道路の茂庭高架1号橋、次いで仙台南ICのランプ橋の人来田橋をくぐった先で仙台南ICの流出路が合流してくる。

25.E4東北道の本線の茂庭橋 26.茂庭大橋 27.旧道との中ノ瀬東交差点からは左カーブ
 E4東北道の本線の茂庭橋をくぐって右カーブを曲がると左手に名取川を見ながらやや急な勾配の茂庭大橋を下る。旧道との中ノ瀬東交差点を過ぎると平坦になるがやや急な左カーブを曲がる。

28.宮城r31茂庭交差点 29.沿線の建物がなくなっても道路状況は変わらず 30.旧道との原山交差点
 宮城r31茂庭交差点を通過して左カーブを曲がると沿線の建物が途切れるが、道路状況は片側2車線のままである。やや急な左カーブを曲がった後に原山交差点を通過するが、交差している市道は旧道と思われる。

31.アップダウンとカーブが多くなる 32.山形方面は左側車線を走行 33.宮城r62交差点
 原山交差点からは名取川沿いを走っており、これまでに比べてカーブが多くアップダウンがある。馬尾坂橋を渡ってからは東向き車線との間に高低差が生じ、同じ高さに戻った所で宮城r62交差点を通過する。ここで右側車線がr62二口・秋保温泉方面への右折専用車線になり、以降は対面2車線道路になる。

34.川添橋 35.赤石パーキング 36.碁石川の谷筋を走る
 対面2車線道路になった後に碁石川に架かる川添橋や支流の支倉川に架かる相ノ原橋を渡る。車線は減ったが走りやすい道路状況が続く。公衆トイレのある赤石パーキングを過ぎると名取川の谷筋に入り、沿線の家屋が途切れる。

37.細渕1号橋 38.細渕2号橋 39.南赤石バイパスの建設が始まっていた
 川崎町に入ってすぐに細渕1号橋を渡って左の直角カーブを曲がって細渕2号橋を渡る。細渕1号橋から細渕2号橋に架けては片側1車線で、橋は上下線で別々である。支倉台の住宅地の出入口の手前で工事現場を通過するが、そこは市町境を挟む赤石バイパスの接続予定地点である。

40.宮城r119交差点 41.碁石川の右岸を快走 42.右折すると秋保温泉に行く事ができる
 緩やかなカーブを繰り返す2車線道路を走っていると宮城r119交差点を通過する。碁石集落と碁石川の間を走り、旧道と合流してからも走りやすい道路状況が続く。碁石川の右岸を走っているが川が見える場所は少ない。

43.北側の視界が開ける 44.釜房ダムの脇を通過 45.釜房大橋
 ほぼ平坦な状態から上り勾配となると北側の視界が開ける。川崎橋と金巻橋の間で釜房ダムの脇を通過する。ダムの天端は車両で通行する事が可能だが、右岸側から左岸側への一方通行、つまりR286との交差点が入口に当たる。釜房湖の湖畔を少し走ると右の急カーブを曲がって釜房大橋を渡る。

46.釜房湖畔を快走 47.元木橋 48.みちのく公園休憩所
 釜房大橋からしばらくは釜房湖の湖畔を走る。勾配は非常に緩やかなもののカーブが連続している。とは言え急なカーブではないので概ね走りやすいと言える。湖から離れた直後にみちのく公園休憩所という公衆トイレと食事処のある簡易パーキングを通過する。

49.みちのく杜の湖畔公園の北を通る 50.旧道(?)の交差点の手前にだけ中央分離帯あり 51.小野大橋
 釜房湖の西側に国営みちのく杜の湖畔公園があり、R286はその間を通り抜けている。みちのく公園のメイン駐車場の出入口の交差点から旧道と思われる町道との交差点の間には中央分離帯が設置されているが、車線が増える訳ではなく片側1車線である。対面2車線道路に戻ってから緩やかなS字カーブを描きながら小野大橋を渡る。

52.R457・宮城r47川内交差点 53.R457重複区間 54.川内大橋
 北川の左岸を走っているとR457・宮城r47川内交差点を通過する。左折してr47を南下した先に川崎町の中心部がある。川内交差点以降はR457が重複した状態になるが、道路状況に変化はなく走りやすい2車線道路が続く。左カーブを曲がって川内大橋を渡る。

55.E48山形道宮城川崎IC/宮城r14交差点を右折 56.R286・R457串刺しおにぎり 57.平坦な直線道路を快走
 川崎町の中心部の西でE48山形道と宮城r14が接続している宮城川崎ICを右折して山形方面に進む。直進がE48山形道で、左折のr14は川崎町の中心部を通り抜けている事から旧道と思われる。宮城川崎ICからは平坦な直線道路を西北西に向かって走る。歩道は設置されていないものの歩行者は少ない場所なので走りにくさはあまり感じないだろう。

58.宮城川崎IC以西は松並木が続く 59.R457野上交差点
 川内交差点から約4.0km、宮城川崎ICから約2.5kmで野上交差点を通過するとR457が蔵王エコーライン方面に分岐する。これより西の笹谷峠を含む区間は酷道だが、E48山形道を利用する前提で山形と案内されている。

国道286号 part2