国道285号
part2

R105諏訪岱交差点〜R103上陣場交差点
北秋田市→大館市→鹿角市

67.米内沢新橋 68.萩ノ下橋 69.旧道と合流
 諏訪岱交差点からはR105との重複区間となる。緩やかな勾配を下って米内沢新橋を渡った後は上り勾配となり、萩ノ下橋で秋田内陸縦貫鉄道の上を通過する。その後も緩やかな勾配を上り、旧道と思われる市道との交差点を通過する。

70.上り4%勾配 71.R105・R285の串刺しおにぎり 72.カーブの少ない快走路
 旧道と合流してからも上り勾配が続いているが、松栄集落からは多少のアップダウンはあるものの概ね平坦な状態になる。早朝であれば交通量は非常に少なく走りやすい状況である。昼間であってもさほど交通量は多くないと思われる。

73.下り8.2%勾配 74.秋田r198交差点 75.積雪地のため防雪柵がある
 8.2%の急勾配で小猿部川の流域まで下る。左カーブを曲がると勾配が落ち着き、秋田r198交差点を通過して小猿部橋を渡る。以降はほぼ平坦で直線的な2車線道路を北の方角に向かって走る。

76.R105・秋田r324小森交差点を右折 77.側道を走る 78.「鹿角45km 比内19km」
 鷹巣橋が横切るR105・秋田r324小森交差点を右折して鹿角・比内方面に進むと単独区間に戻る。諏訪岱交差点からの距離は約8.3kmである。鷹巣橋はr324の橋梁であり、左折すると大館能代空港に行く事ができる。空港には道の駅が併設されており、駐車場とターミナルは兼用である。
 小森交差点からはやや急な上り勾配の側道を走って本線に合流する。鷹巣橋は立派な橋だが高規格道路という訳ではないので合流後は普通の対面2車線道路を走る。バイパスとして造られた道路のようで沿線の建物は少ない。

79.小森橋 80.アップダウンのある2車線快走路 81.交通量はほとんどない
 緩やかなアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を淡々と走る。沿線に集落や田畑はあるが規模は小さく、それらを通り抜けているR285の交通量も非常に少ない。旧道らしき道路との交差点を何ヶ所か通過するが、集落を通り抜けているものもあるため閉鎖されていない。

82.湯の岱温泉 83.大館市に入る 84.小坪沢集落
 湯の岱温泉を通り過ぎて少し走ると市境を通過して大館市に入り、小森川流域の2車線道路が続いている。大館市の最初の集落の小坪沢集落の北の端を通り抜ける。集落の中心部と通っている道路が旧道だろう。

85.水沢集落を通り抜ける旧道と合流 86.板戸越トンネル 87.板戸集落
 左にカーブしながら旧道との交差点を通過し、水沢集落の西側を通り抜けた後に旧道と合流する。緩やかな上り勾配の2車線道路を走っていると板戸越トンネルをくぐる。次の板戸集落も中心部は旧道が通っており現在のR285は集落の西側を通り抜けている。

88.大館市比内町笹館 89.比内山麓広域農道との交差点 90.秋田r111交差点
 アップダウンとカーブの連続する2車線道路を走り、視界が開けた所で比内山麓広域農道との交差点を通過する。以降は比較的平坦な状態となり、水無橋を渡った後に秋田r111交差点を通過する。r111は大館市(旧比内町)と北秋田市(旧森吉町)を結ぶ県道だが、市境の前後が分断区間となっている。

91.長閑な風景の中を走り抜ける快走路 92.秋田r22交差点 93.道の駅「ひない」
 秋田r111交差点からは平坦な直線道路を走り、比内中央橋を渡るとやや急な左カーブを曲がる。秋田r22交差点を通過してから道の駅「ひうち」の前を通る。道の駅の奥には大館市役所比内総合支所があり、旧比内町の中心部と言える場所である。

94.JR花輪線をオーバーパス 95.秋田r52扇田交差点 96.扇田大橋
 道の駅を過ぎると緩やかな勾配を上ってJR花輪線の上を通ると下りに転ずる。跨線橋の前後にカラーコーンが並べられていたが、歩道工事に関するものと思われる。平坦になった所で秋田r52扇田交差点を通過して扇田大橋で米代川を渡る。

97.R103・R104中山交差点を右折 98.「十和田湖51km 鹿角25km E4東北道18km」 99.おにぎりはR103のみ
 扇田大橋を渡り終えた先でR103R104中山交差点に突き当たる。案内標識にR285のおにぎりは表記されていないが、右折して鹿角・十和田湖方面に進む。同じくR104も表記されていないが、R103の大館市街と鹿角の両方面に重複している。
 中山交差点からはR103とR104の3国道重複区間を走る。これまでと同様に平坦でカーブの少ない2車線道路が続いており、交通量が多くない事もあって非常に走りやすい道路状況である。

100.米代川の右岸を快走 101.軽井沢橋 102.沿線の家屋は少ない
 米代川の右岸の2車線快走路を淡々と走る。左岸にセンターライン付きの2車線道路があるが、これは大館バイパスの旧道である。秋田r136がJR花輪線の大滝温泉駅から大滝橋の手前(南詰)までしか指定されていないのはその名残だろう。大館バイパスの供用は1983年と40年近く経過しているが沿線の建物は少ない。

103.秋田r66交差点 104.新戸沢橋 105.葛原集落
 左にカーブしながら秋田r66交差点を通過する。r66はR285(実質R103。R104重複)の旧道であり、ここからは葛原バイパス区間となる。供用が開始されたのは2016年と比較的新しいバイパスである。旧道のうち、r66になったのは十二所大橋から折橋こ線橋にかけてのみで、大半は市道に降格している。

106.葛原新大橋 107.旧道と合流 108.鹿角市末広
 葛原新大橋で米代川を渡ると鹿角市に入り、末広跨道橋で旧道の上を通った後に左カーブの先で交差する。跨道橋を通っているためランプ構造かと思いきや平面で交差しているためバイパスから旧道へも行く事が可能である。旧道と合流してからも平坦で見通しの良い2車線道路をが続く。

109.旧道との交差点 110.末広橋 111.石野橋
 緩やかな左カーブを曲がって旧道らしき市道との交差点を通過すると末広バイパス区間を走る。集落は旧道の沿線には家屋が密集しているがバイパス沿線には水田ばかりである。末広橋で米代川の右岸に移って緩やかな右カーブを曲がって石野橋渡って左岸に戻る。

112.水田の中を走り抜ける 113.錦木橋 114.E4東北道の十和田IC
 水田の中を緩やかに左にカーブした後に錦木橋を渡る。R285が米代川を渡る最後の橋である。錦木橋を渡り終えた直後にE4東北道の十和田ICを通過する。R285(実質R103。R104重複)の上陣場方面からE4東北道への流入及び東北道から大館方面への流出はそれぞれ左折となるため信号機を介する必要はないが、その他の右折となる場合は信号機を介さなければならない。

115.R4東北道の陣場橋 116.R103・R104・R282上陣場交差点
 古川新橋を渡るが、これまでの米代川に架かっていた橋とは異なり支流の大湯川に架けられている。緩やかな右カーブの先でR4東北道の陣場橋の下をくぐり、R103・R104・R282上陣場交差点に至る。この交差点がR285の終点であるが、R103とR104に重複しているため存在感は薄い。なお、R104はこの後もR103との重複区間が続いており、単独区間になるには20km近く走らなければならない。