国道278号
part2

R278尾札部バイパス交差点〜R5交差点
函館市→鹿部町→森町

66.八木川橋 67.車線幅の狭い2車線道路 68.尾札部バイパスとを結ぶ市道との交差点
 尾札部バイパスとの交差点を左折した直後に左にカーブして八木川橋を渡る。バイパスにも八木橋という橋が架かっている。現道はセンターライン付きの2車線道路ではあるが、歩道がなく車線幅がやや狭いうえに沿線に多くの家屋があるため若干の走りにくさを感じる。上り勾配の右カーブを曲がった後に尾札部橋を渡る。

69.交通量は多くない 70.沿線の家屋が途切れる事なく続く 71.北海道r83川汲交差点
 海に近い場所を走っているため平坦でカーブも少ないが沿線の家屋が多いせいもあって走りにくさを感じる。川汲川橋を渡った先で北海道r83川汲交差点を通過する。r83は函館南茅部線という路線名であり、函館市の市街地の西部に行く事ができる。

72.白破線になっても追い越せる場所は少ない 73.建物ひとつ向こうは太平洋 74.バイパス供用後の現道にもおにぎりは多い
 川汲交差点からも家屋が建ち並ぶ中の2車線道路が続いている。川汲交差点の周辺は旧南茅部町の中心部だった所で、尾札部バイパスの沿線にかつての町役場がある。また、右側の建物の向こう側に太平洋が広がっており建物の間から海面を見る事ができる。

75.函館市臼尻町 76.バイパス並走区間の距離は長い 77.豊崎トンネル
 弁天岬の根元でやや急な左カーブを曲がって臼尻漁港付近を通過する。この辺りのバイパスには道の駅「縄文ロマン南かやべ」がある。その後も海沿いの集落を走っていると右側の建物がなくなって太平洋が良く見えるようになり、その直後に豊崎トンネルをくぐる。

78.豊崎トンネル付近からは海岸線沿いを走る 79.北海道r980交差点 80.バイパス合流後も海沿いを走る
 豊崎トンネルからは海岸線沿いを走る。海寄りにも家屋が建っている状態になった所で北海道r980交差点を通過する。r980は臼尻豊崎線という路線名で行止り道道だが、尾札部バイパスの供用済み区間が接続しているため500m程はバイパスの一部として機能している。なお、尾札部バイパスの未供用区間の工事は既に始まっているようである。
 r980との交差点からはバイパスとの並走区間が終了するが、交通量はさほど増えない。バイパスが造られている区間とは言え、r980交差点以南に比べると歩道もあり車線幅も普通の幅なので走りにくさはあまり感じない。

81.大船稲荷神社付近を通過 82.シーサイドルートを快走 83.函館市双見町
 大船町集落では歩道のない2車線道路となるが、車線幅はこれまでに比べると狭くない。大船漁港を過ぎると集落が途切れて海岸線沿いを走る。尾札部バイパスの北端は大船漁港付近に接続するものと思われ、隣の双見町集落は狭いながらも両側に歩道が設置されている。

84.落石にも注意を要する 85.「森37km 鹿部9km」 86.快走路に見えるが落石注意区間
 双見町集落から隣の岩戸町集落にかけては断崖の下を走っている箇所がある。平坦でカーブも少なく眺望の良い快走路に見えるが、落石注意区間に指定されている区間も存在している。

87.左のトンネルは旧道か? 88.荒々しい地形だが道路状況は良い 89.鹿部町に入る
 岩戸町集落では内陸側にトンネルが確認できるが、おそらく旧道と思われる。現在の国道から至近の位置にあるが、前後の道路だった部分は雑草が生い茂っており坑口付近にフェンスらしきものが見えるので通り抜ける事はできないだろう。引き続き海岸線に沿った2車線道路を走っていると中ノ川を渡って鹿部町に入る。

90.大岩覆道 91.北海道r43交差点 92.ところ橋
 鹿部町に入ってからも海岸線に沿った2車線道路が続いており、風景に変化は見られない。大岩覆道をくぐった先で三味線滝の前を通る。道路のすぐ傍に滝が流れており、その前には乗用車数台程度停められるスペースがある。沿線の家屋が増えた所で北海道r43との交差点を通過する。r43は鹿部バイパスの旧道区間であり、尾札部バイパスとは異なり全線が供用されているせいか道道に降格されている。バイパスに入ると緩やかな上り勾配となってところ橋を渡る。旧道のr43に架かっている橋は常呂川橋という。

93.駒ヶ岳を望む 94.鹿部公園へは鹿部公園橋の手前を左折 95.北海道r43交差点
 緩やかな勾配と登った後に下り勾配となるが、直線道路の正面に駒ヶ岳が見える。この区間の旧道沿いに道の駅「しかべ間歇泉公園」がある。尾札部バイパスはバイパスに、鹿部バイパスは旧道に道の駅があるため、今回のように国道トレースをしているとどちらも立ち寄る事ができない。尾札部バイパスの現道が降格したらそちらには立ち寄る事ができるようになる。鹿部公園の出入口を通過して鹿部公園橋を渡ると下り勾配となり、下り切った所で北海道r43交差点を通過する。r43は鹿部バイパスの旧道だった区間が指定されているが、この交差点はそれ以前から指定されていた区間との交差点である。

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96.「長万部88km 森25km」 97.沿線の建物は少ない 98.北海道r43交差点
 北海道r43交差点からは上り勾配となる。旧町役場のあった尾札部バイパスとは異なり沿線の建物は非常に少ない。緩やかな下り勾配となり左カーブを曲がると旧道であるr43との交差点を通過する。国道のバイパスが開通して旧道が地方道に降格する際は、旧道がどちらかの方向に延伸されて他方は市町村道になる事が多いが、ここでは旧道の全区間がr43になっている。

99.アップダウンのある快走路 100.交通量は少ない 101.森町に入る
 旧道の北海道r43との交差点からはバイパス区間ではなくなるが、改良された2車線道路が続いているため非常に走りやすい。鹿部町と森町を結ぶメインルートだが交通量は少ない。JR函館本線の砂原回りの支線と海との間を走っているとトドメキ川を渡って森町に入る。

102.急カーブもあるが概ね快走路 103.内陸部の少し高い場所を走る 104.森町砂原東
 森町に入ってからもアップダウンのある2車線道路が続いている。多少急なカーブもない訳ではないが、交通量が少ないため走りにくさは感じない。海岸線より少し内陸を通っているため海が見える場所はほとんどない。また、さらに内陸にはJR函館本線の支線がある。

105.北海道r1028交差点 106.ハマナス台場公園 107.バイパスのため沿線の建物は少ない
 北海道r1028交差点を通過すると旧砂原町の中心部に差し掛かる。中心部と言っても沿線にあるのは一般の家屋が主で商業施設は少ない。r1028の沿線にも多くの家屋が建っている事からr1028が国道の旧道と思われる。

108.道の駅「つど〜る・プラザ・さわら」 109.森町砂原西 110.E5道央道の森ICまで6km
 沿線に家屋が点在する状態を走っていると道の駅「つど〜る・プラザ・さわら」を通過する。その後も街路樹のある歩道付きの2車線道路が続いている。交通量は増えているが、渋滞や流れが悪くなる程ではない。

111.砂原こ線橋 112.旧砂原町中心部付近よりも交通量が少ない 113.平坦な直線道路を快走
 緩やかな勾配を上って砂原こ線橋を渡って緩やかな勾配を下り切った所で右カーブを曲がる。以降は平坦な直線道路を走る。道路状況の割に交通量が少ないのは、旧道と思われる北海道r1028が主に利用されているからかもしれない。

114.上尾白内橋 115.森川こ線橋 116.森町の中心部の南を通る
 上尾白内橋を渡ってから緩やかな勾配を上ると森川こ線橋を渡る。砂原こ線橋、森川こ線橋ともにJR函館本線の上に架けられているが、前者は砂原周りの支線、後者は大沼周りの本線である。森川こ線橋からは森町の中心部の南を通っているが、市街地からは離れているため沿線の建物は多くない。

117.下中の川橋 118.森町中心部に至る町道との交差点を通過 119.R5・北海道r1156交差点
 下中の川橋からは上り勾配となり緩やかな左カーブを曲がっていると森町の中心部に向かう町道との交差点を通過する。町道との交差点のすぐ先でR5・北海道r1156交差点に至る。この交差点がR278の終点である。直進してr1156を800m程走るとE5道央道の森ICに行く事ができる。左折してR5を南下すると函館市の市街地、つまりR278の起点に戻る事ができる。両交差点間の距離はR5が約42kmとR278の半分以下である。