国道270号 |
R225町頭交差点〜R3市来農芸高前交差点 |
枕崎市→南さつま市→日置市→いちき串木野市 |
1.R225・R226町頭交差点 | 2.「鹿児島53km 川辺20km 清水摩崖仏」 | 3.市民会館下交差点からは下る |
鹿児島県枕崎市の中心部の南、枕崎港に近いR225・R226町頭交差点がR270の起点だが、R225に重複しているため案内標識におにぎりは表記されていない。町頭交差点から北に向かって走り始めると緩やかな勾配を上り、市民会館下交差点から下り勾配となる。市民会館下交差点を東に向かうとJR指宿枕崎線の枕崎駅がある。かつては鹿児島交通の枕崎線があったが、1984年に廃線となっており現在は終着駅である。 |
4.園田病院付近はやや急な勾配 | 5.R225平田潟交差点を左折 | 6.新花渡橋 |
園田病院付近からはやや急な勾配を下って市街地を離れる。町頭交差点から約1.3kmで平田潟交差点を左折して新花渡橋を渡る。町頭交差点〜平田潟交差点がR270の上位国道との重複区間の全てである。 |
7.新花渡橋からは上り勾配 | 8.鹿篭陸橋 | 9.鹿篭陸橋の先で急勾配を下る |
花渡川の右岸に移ってからは緩やかな勾配を上る。鹿篭陸橋で市道の上を通った後にやや急な勾配を下る。花渡川沿いを少しだけ走った後に神浦橋を渡って左カーブを曲がる。カーブの手前に水流跨線橋があるが、下には廃線になった鹿児島交通の枕崎線が敷設されていた。 |
10.花渡川の左岸を快走 | 11.金山跨線橋 | 12.南さつま市に入る |
適度なカーブを繰り返す2車線道路で花渡川の左岸を走る。川寄りの西側に鹿児島交通枕崎線跡があるが、木が生い茂っておりかつて鉄道があった事を偲ばせるものは確認できない。 金山駅跡のすぐ先で金山跨線橋を通過するが、線路跡も駅跡も痕跡は確認できない。川床橋で花渡川の渡ってからは右岸を走り、程なくして市境を越えて南さつま市に入る。鹿児島交通枕崎線は左岸を通っていた。 |
13.家屋と田畑が混在している | 14.鹿児島r269交差点 | 15.交通量は少ない |
南さつま市に入ってからも勾配の緩やかな2車線道路が続いており、交通量が少ない事もあって走りやすい道路状況と言える。緩やかな勾配を下っていると鹿児島r269交差点を通過し、その後も花渡川に沿った2車線道路を快走する。 |
19.市ノ瀬橋 | 20.新田集落 | 21.北向き車線にもゆずり車線がある |
加世田川沿いになってから程なくして市ノ瀬橋を渡り、以降は左岸を走る。加世田川はかなり蛇行しているが、R270の線形は良く走りやすい。北向き車線にも延長500m弱のゆずり車線が設置されている。 |
22.鹿児島r275交差点 | 23.南さつま市加世田内山田 | 24.加世田川沿いを快走 |
加世田川に架かる上内山田橋の東詰で鹿児島r275交差点を左にカーブしながら通過する。その後しばらく加世田川の右岸を走った後に内山田橋を渡って左岸に移る。内山田橋の直後に複数の商業施設があるが、南さつま市の中心部からは若干離れている。 |
28.南さつま市の中心部を走る | 29.「吹上浜サンセットブリッジ」 | 30.万之瀬橋 |
南さつま市の中心部の中心部を通っているが、歩道付きの2車線道路に整備されており走りにくさは感じない。鹿児島r31本町交差点を通過してさらに北上すると万之瀬橋で万之瀬川を渡る。吹上浜サンセットブリッジという橋梁の写真付きの標識が設置されているが、この橋はR270ではなく鹿児島r2に指定された万之瀬川の最も下流に位置する橋梁である。なお、r2は加世田日吉線という自転車道線であり、吹上浜サンセットブリッジも車両では通行できない。ただし、鹿児島r2は自転車道線とは別に都城隼人線という通常の自動車用の路線も存在している。 |
34.第二新山橋 | 35.鹿児島r20交差点まで上る | 36.鹿児島r20交差点 |
鹿児島r20交差点からは片側2車線道路になる。バイパスが造られる以前はr20の単独区間であり、それに改良を加えた形となる。左にカーブしながら緩やかな勾配を上り、市道の跨道橋をくぐった直にr20交差点を通過して重複区間が終わる。 |
37.バイパス内にとるパがあるが… | 38.R270現道と合流 | 39.現道合流後も快走路が続く |
鹿児島r20の重複区間が終わると緩やかな勾配を下り、蓑毛橋からは上り勾配になる。蓑毛橋の少し北に簡易パーキングが設置されていおり、とるパにも指定されているようだが、標高が高い訳でもなく長閑な田園風景が見えるだけである。勾配を上り切った所でR270現道との交差点を通過して緩やかな勾配を下って行く。 |
40.道の駅「きんぽう木花館」 | 41.南さつま市金峰町大野 | 42.日置市吹上町中之里 |
金峰橋を渡った先で道の駅「きんぽう木花館」を通過する。2022年8月現在、R270で唯一の道の駅である。堀川を離れて直線基調の2車線道路を北上する。鹿児島農業大学校の東の名もなき峠の手前の上り勾配の途中で市境を越えて日置市に入る。日置市に入ってからも走りやすい2車線道路が続いている。 |
43.鹿児島r22・r294中原交差点 | 44.アップダウンを繰り返す | 45.花熟里交差点 |
旧吹上町の中心部で鹿児島r22・r294中原交差点を通過する。案内標識にはr22のヘキサしか表記されていないが、左折の地名が案内されていない道路がr294で、支柱にソトバが確認できる。ソトバは左折方向のみとなっているが、東に約300mはr22に重複している。なお、r294は停車場線であり、左折した先には鹿児島交通の伊作駅があった。 緩やかな勾配を上って旧吹上町の中心部から離れ、以降はアップダウンを繰り返す2車線道路を快走する。西には薩摩湖があり、その南西には鹿児島交通の薩摩湖駅があった。前述の鹿児島r2(加世田日吉自転車道線)はこの薩摩湖駅から吉利駅付近まではかつての鉄道跡が転用されている。 |
46.「宝山」 | 47.日置市吹上町小野馬場 | 48.鹿児島r35永吉交差点 |
花見橋を渡って短い勾配を上ってからはカーブが落ち着いて直線的な状態になるがアップダウンは続く。第一塩入橋を渡った後に鹿児島r35永吉交差点を通過し、直線ながらやや急な勾配を下る。 |
49.浜田橋 | 50.日置市日吉町吉利 | 51.吉利交差点 |
永吉交差点からの勾配を下り切った所で浜田橋を渡るが、左側に見える歩道のような橋は鹿児島r2(加世田日吉自転車道線)の橋である。鹿児島交通時代の永吉川鉄橋は下流に50m程の位置にあったが、現在では橋脚だけになっている。浜田橋からもカーブの少ない2車線道路を淡々と北上する。市道との永吉交差点を通過する。 |
52.右はただの歩道、左は鹿児島r2(加世田日吉自転車道線) | 53.水田の間を走り抜ける | 54.鹿児島r37日置帆の港交差点 |
永吉交差点から北は両側に歩道が設置されているように見えるが、右(東)側はただの歩道だが左(西)側は鹿児島r2(加世田日吉自転車道線)である。この状態は約900mに渡って続く。r2が離れる手前に鹿児島交通枕崎線が交差していたはずだが、その痕跡は確認できない。 水田の間を走っていると入橋を渡って鹿児島r37日置帆の港交差点を通過する。r37とは逆の西に進むと約400m先にr2の終点がある。永吉交差点からも適度にアップダウンしている2車線道路が続く。 |
55.日置市日吉町神之川 | 56.右折するとE3A南九州西回り道の美山ICに行く事ができる | 57.海岸線沿いを走る |
概ね海に近い場所を走っているものの海岸線とはやや距離があるせいで海面が見える場所はない。神之川橋を渡って緩やかな勾配を上り、市道との交差点を左にカーブしながら通過する。右折して市道を東に進むとE3A南九州西回り道の美山ICに至る。2022年8月の時点では鹿児島方面としか接続していないハーフインターチェンジである。また、美山PAが併設されているが、相互利用は不可能である。 緩やかな右カーブを曲がると海岸線沿いを走るようになる。内陸側は断崖となっており海との間の僅かな場所を通っている。駐車場に江口浜展望所が設置されているが、展望台がなくとも遮る物がなく東シナ海を一望できる。 |
61.いちき串木野市に入る | 62.「落石注意」 | 63.鹿児島r306交差点 |
緩やかな勾配を上っている途中で市境を越えていちき串木野市に入る。やや急な右カーブを曲がって小高い山の間を通り抜けて下っていると平地に出る所で鹿児島r306交差点を通過する。 |
64.交差点の1600m手前に案内標識がある | 65.「薩摩川内18km いちき串木野市街6km」 | 66.いちき串木野市大里 |
鹿児島r306が分岐してからはほぼ平坦な直線道路を走る。終点の市来農芸高前交差点の案内標識が1600mも手前に設置されているため、複雑なルートなのでは想像してしまうが、実際はごく普通の2車線道路を道なりに走るだけである。 |
67.薩摩渡瀬橋 | 68.R3市来農芸高前交差点 | |
大里川に架かる薩摩渡瀬橋を渡った直後にR3市来農芸高前交差点に至る。案内標識にはT字路であるかのように描かれており、交差点の手前でカーブしているため見えにくいが、奥にも道路が続いておりその先に市来農芸高校がある。 |