国道267号
part1

R3国道267号入口交差点〜鹿児島r396求名交差点
薩摩川内市→さつま町

1.R3・鹿児島r44国道267号入口交差点 2.肥薩おれんじ鉄道 3.九州新幹線
 鹿児島県西部の薩摩川内市のR3・鹿児島r44国道267号入口交差点がR267の終点であり、ここから概ね北東に位置する熊本県人吉市に向かう。r44から交差点に進入した場合のみ案内標識が通常の長方形ではないものが設置されている。
 R267に入って下目橋を渡ると緩やかな勾配を下って肥薩おれんじ鉄道をアンダーパスする。薩摩国分寺跡の南で九州新幹線の高架橋をくぐる。肥薩おれんじ鉄道はJR鹿児島本線だった路線で九州新幹線の開業後に第三セクター化された鉄道だが、川内駅より南の区間はJR鹿児島本線のままである。

4.市街地ながら整備されている 5.川内川の堤防の内側を走る 6.川内川の右岸を快走
 商業施設が点在する間を走っていると緩やかな左カーブを曲がって川内川の堤防の内側を走る。瀬口排水ポンプ施設を通り過ぎると堤防と同じ高さまで緩やかに上って川沿いを走る。

7.鹿児島r339田海町交差点 8.旧道(?)との交差点 9.斧渕橋
 川内川から少し離れた後に鹿児島r339田海町交差点を通過する。田海橋を渡った先で市道との交差点を通過する。この市道は旧東郷町の中心部を通り抜けており、おそらくは旧道と思われる。バイパスに入ったR267は右にカーブしている斧渕橋を渡る。

10.鹿児島r46東郷小学校前交差点 11.鹿児島r335交差点 12.アップダウンを繰り返す快走路
 鹿児島r46東郷小学校前交差点を通過した直後に薩摩川内市役所の東郷支所の前を通過する。これは東郷町役場だった建物である。その東で鹿児島r335交差点を通過し、何度かアップダウンを繰り返した後に鹿児島r344交差点を通過する。

13.司野橋 14.薩摩川内市東郷町南瀬 15.鹿児島r346南瀬交差点
 川内川の支流の岩切川に架かる司野橋を渡るが、その辺りから上り勾配が基本となる。南を流れている川内川は大きく蛇行しているが、R267は緩やかなカーブばかりで線形が良く走りやすい。霧島神社のある小高い山の南を通り過ぎると鹿児島r346南瀬交差点を通過する。

16.さつま町に入る 17.川内川の右岸を走る 18.鹿児島r392交差点
 川内川に沿った緩やかな右カーブを曲がっているとさつま町に入る。川から少し離れた山裾を走っているが、快走路である点に変わりはない。鹿児島r392交差点を通過するが、r392が接続しているのは信号機のある二渡交差点ではなく前川橋の東詰の信号機のない交差点である。

19.山崎大橋 20.R328山崎三文字交差点
 緩やかな右カーブを曲がった後に山崎大橋で川内川を渡り、その東詰でR328山崎三文字交差点を通過する。R267薩摩川内方面、R267・R328伊佐・出水方面、R328鹿児島・入来方面の三方向の道路が交差しているため、山崎“三差路”交差点と誤認しそうだが、山崎“三文字”交差点である。

21.R267・R328串刺しおにぎり 22.右側車線が減少 23.「いねむり注意」
 山崎三文字交差点からは片側2車線道路になる。R328が重複しており串刺しおにぎりも設置されている。約1.1km先、クオラリハビリテーション病院の前で右側車線が減少し、以降は対面2車線道路を走る。線形と景色が単調で居眠りを誘発しやすいのか注意を促す標識が設置されていた。

24.「こくどう267号 ちくりんの里」 25.宮之城運動公園の入口を通過 26.鹿児島r406交差点
 山崎三文字交差点からは交通量がやや増えているが流れが悪くなる程ではなくスムースに流れている。五反田橋を渡ってからの勾配を上っていると宮之城運動公園の入口の交差点を通過する。その後の緩やかな勾配を下っていると鹿児島r406交差点を通過する。

27.R328屋地交差点を右折 28.さつま町の中心部を走る 29.R504旧道との交差点
 鹿児島r406交差点を過ぎてからさらに下ってさつま町の中心部の手前でR328屋地交差点を右折する。さつま町の中心部であり、かつては国鉄宮之城線が南東側を通っており宮之城駅が置かれていた。左カーブを曲がって宮都大橋の南詰で町道との交差点を通過するが、右折方向の町道はR504の旧道である。

30.宮都大橋 31.R504轟交差点 32.県さつま庁舎前交差点を右折
 川内川に架かる宮都大橋を渡った直後にR504轟交差点を通過する。霧島方面のR504はバイパスであり、旧道時代は宮都大橋がR267とR504の重複区間だった。轟交差点から約200mで町道との県さつま庁舎前交差点を右折して伊佐方面に進む。案内標識では直角カーブのようになっているが、左折及び直進方向に道路が交差している。

33.さつま町の中心部を離れる 34.大願寺集落 35.さつま町中心部以降もアップダウンが多い
 県さつま庁舎前交差点からはさつま町の中心部を離れる方向に進むため程なくして沿線の建物が少なくなる。しばらく上り勾配が続いた後に平坦な状態を走り、次いでやや急な勾配を下って夜星川橋を渡る。夜星川橋の前後にもやや急な勾配がある。

36.柏原橋 37.瀬田八幡下交差点 38.旧鶴田町の中心部を走る
 やや急な右カーブを曲がりながらつるだ特産品販売所の前を通り過ぎた直後に柏原橋を渡る。その先瀬田八幡下交差点で交差している町道はかつて鹿児島r399に指定されていたが2010年3月31日に廃止になっている。路線名は川口薩摩湯田停車場線であり、国鉄宮之城線の薩摩湯田駅を結ぶ停車場線であった。
 瀬田八幡下交差点からは緩やかな上り勾配が続いており緩やかなものばかりながらカーブが連続している。勾配が落ち着いた所で周辺の家屋が増えるが、これは旧鶴田町の中心部に差し掛かったためである。

39.鹿児島r397鶴田小前交差点 40.鹿児島r404交差点 41.さつま町鶴田
 旧鶴田町の中心部の東でやや急な勾配を下っていると鹿児島r397鶴田小前交差点を通過する。2022年4月に鶴田小学校は別の学校と統合したうえでかつての鶴田中学校跡に移転している。そのためこの交差点の名称も変更されるかもしれない。
 鹿児島r404交差点の直後に鶴田橋を渡る。その後も緩やかなカーブが連続する2車線道路を走る。薩摩川内市と人吉市を結ぶルートながら交通量はさほど多くなく、ハイペースで走る事ができる。

42.神崎橋 43.長閑な風景の中を快走 44.劣化の激しいおにぎりあり
 神崎橋や下手橋で前川を渡りながらその流域を走る。アップダウンもカーブもあるが、どちらも緩やかなので走りやすい。羽有集落では国鉄宮之城線跡が隣接しているが、駅は設置されておらず線路敷は道路に転用されている。

45.鹿児島r402交差点 46.鹿児島r396求名交差点
 鹿児島r402交差点を左にカーブしながら通過する。r402の求名橋を渡った先に国鉄宮之城線の薩摩求名駅があったが、現在は駅や線路は撤去されて小さな公民館が建っている。薩摩橋と第2薩摩橋で前川を渡った後に鹿児島r396求名交差点を通過する。r404、r396ともにやや南を並走しているR504まで行く事ができる。

国道267号 part2