国道262号
part2

R9木戸山トンネル西口交差点〜R191警察署前交差点
山口市→萩市

43.「長門61km 萩33km」 44.第二大峠橋 45.勾配は緩やかだが登坂車線ありr
 R9木戸山トンネル西口交差点からは単独区間となって対面2車線道路を走る。交差点からすぐに左にカーブした後は小刻みに緩やかなカーブを通過しながら意外に勾配の少ない道路状況が続く。登坂車線が設置されているが勾配が急という訳ではない。

46.「国道262号 最高地点 標高423m」 47.萩市に入る 48.萩アクティビティパークを通過
 登坂車線が終わる地点で峠部分を越えるが、その名もなき峠がR262の最高地点で、標高は423mである。最高地点からは下り勾配となりしばらく走ると市境を通過して萩市に入り、そのすぐ先で萩アクティビティパークを通過する。カートコースを併設したキャンプ場であり、周囲に人家はない。

49.山口r196交差点 50.小木原集落 51.山間部だが快走路
 萩市に入ってから程なくして比較的広大な駐車帯の前で右にカーブするが、そのカーブには山口r196が交差している。信号機どころか案内標識もソトバもなく県道が交差しているとは認識し難い交差点である。仁保入口交差点の北でも交差していたr196との2ヶ所目の交差点であり、R262の旧道に該当する。カーブの多い狭路で現在のR262とは比較にならない程走りにくそうである。
 r196交差点からもバイパス然とした2車線快走路が続いている。緩やかなアップダウンと緩やかなカーブを繰り返しており、交通量も非常に少ないので走りやすい。集落があってもなくても快走可能である。

52.山口r62・r359交差点 53.安全速度は40km/h 54.萩市板橋
 日南瀬集落で山口r62・r359交差点を通過する。山口市から来た場合は案内標識が設置されておらず、ソトバもr62だけなのでr359が交差している事が分からない。ちなみにr62の路線名は山口旭線であり、南下すれば山口市の中心部に至る。
 アップダウンとカーブを繰り返しながら日南瀬川の右岸を快走する。カーブが多いため安全速度が40km/hに設定されているが、そこまで急なカーブはないのでハイペースで走る事ができる。

55.道の駅「あさひ」と山口r10・r309交差点 56.所々に道路公園がある 57.落合川の流域を快走
 佐々並川を渡った先で道の駅「あさひ」を通過するが、その敷地の北端に山口r10とr309が交差している。平成の大合併以前の村名を冠した道の駅だが、旧旭村の中心部は佐々並地区ではなく明木地区にあった。r10・r309交差点からは上り勾配となり落合川の流域を走る。道路公園という標識をいくつか見かけるが、道路公園とは駐車帯を意味しており、駐車スペースと場所によっては自販機等が置かれている。

58.登坂車線あり 59.山口方面車線にも登坂車線あり 60.藤ヶ岩隧道
 長い勾配を上っていると登坂車線が現れ、左に緩やかにカーブしながら市道との交差点を通過する。交差点の手前には右折車線も設置されている。名もなき峠を越えると登坂車線が終わるが、逆方向の車線に登坂車線が現れる。その登坂車線がなくなり、釿切集落の北を迂回するように通り抜ける。家屋が面している市道が旧道と思われる。釿切川の流域を西に向かって走っていると藤ヶ岩隧道をくぐる。

61.萩市古戦場 62.小泉場隧道 63.不動滝橋
 釿切川から名を変えた小野山川の右岸を走る旧道の北の山の斜面を通っており、沿線に家屋のない状態が続く。小泉場隧道をくぐり、北西の方角に向かっていると不動滝橋を渡る。小野山川が蛇行している部分に架けられているため、川の上を2回通っている。

64.小野山隧道 65.角力場集落まで下る 66.南向き車線のみ追越し可
 引き続き小野山川の右岸の斜面を走っていると小野山隧道をくぐる。トンネルからは右にカーブしており、やや急な勾配を下る。上りとなる反対側車線に登坂車線は設置されていないが、オレンジの実線と白の破線を組み合わたセンターラインのため追い越す事は可能である。

67.山口r32角力場交差点 68.「萩10km 明木1km」 69.旧旭村の中心部の東部を走る
 右カーブした後の直線を下り、平坦になった所で山口r32角力場交差点を通過する。r32はR490の笹目峠、池ヶ峠の酷道区間を避けるルートであり、案内標識には表記されてないが中国道と萩を結ぶルートでもあるため、以北は交通量が増加する。とは言っても場所が場所だけに渋滞するような事にはならないと思われる。
 角力場交差点からは緩やかなアップダウンを繰り返しながら2車線道路を北上する。旧旭村の中心部に近い場所だが、東に造られたバイパスを通っているためごちゃごちゃ感はほとんど感じられない快走路であり、かつての村の中心部を通り抜けている感じはしない。

70.山口r308交差点 71.交通量は少なくない 72.山口r32交差点を右折
 旧旭村の中心部の北で山口r308交差点を通過する。このr308は旧旭村の中心部を通り抜けており、さらに西に進むとR490に至る。ただし、R490に近い所に0.8車線幅の狭路区間が存在している。
 r308交差点から緩やかな左カーブを曲がっていると山口r32との交差点を右折する。多くの地図では道なりに走っていればR262を走れるように見えるが、道なりなのはr32の方であり、R262をトレースするには明確な意思を持って右折しなければならない。なお、萩市の中心部へはr32の方が便利なため右折する車両はごく僅かである。

73.交通量は少ない 74.山田橋 75.快走路が続いている
 山口r32交差点を右折すると交通量が激減するが、道路状況は走りやすい対面2車線道路が続いている。明木川に沿って大きく右にカーブした後に蛇行する明木川を3ヶ所の橋で渡る。

76.山口r293交差点 77.山口r293交差点以降は沿線の集落が途切れる 78.川に沿ったヘアピンカーブ
 山田橋を渡ってからは明木川の左岸の山裾を走っており大きく左にカーブしていると山口r293交差点を通過する。r293は約200m先で山口r67と交差しており非常に短い県道に見えるが、r67、r10との重複を経た後に単独分岐して、山口市の阿東の道の駅「長門峡」付近まで繋がっている。ただし、長門峡を含む区間は遊歩道となっており車両での通行はできない。その遊歩道区間にはヘキサが設置されているようである。
 r293交差点からは阿武川と山に挟まれた状態となり、異常気象時通行規制区間に指定されている。沿線に集落は存在しないが、対岸のr67沿線には集落があるため人里離れている場所というイメージは薄い。阿武川が蛇行している部分で左のヘアピンカーブを曲がる。

79.異常気象時通行規制区間の終点を通過 80.「長門33km 萩市街5km」 81.安全速度は40km/h
 阿武川に沿って走り左にカーブした所で異常気象時通行規制の終点を通過する。規制区間の距離は2.5km程度である。規制区間が終わってからも阿武川と山に挟まれた状態が続いており、安全速度は40km/hに設定されている。ただし、道路状況はさほど悪くなく、交通量が少ない事もあってそんな速度で走っていれば追い抜かれる可能性が高いと思われる。

82.視界が開ける 83.交通量の少ない快走路 84.阿武川から離れる
 萩ウェルネスパーク付近からは阿武川沿いという状況に変化はないが視界が広がり、沿線には集落も見られる。直線的な2車線道路を走っていると左にカーブして阿武川および分流した橋本川から離れて行く。

85.中国電力の萩営業所付近で右カーブ 86.山口r32交差点を右折
 大屋川に架けられた開田橋の前後で右にカーブし、その先で山口r32交差点に突き当たり右折して萩市街方面に進む。r32交差点間の距離はR262の約8.9kmに対してr32は約5.0kmと短く、交通量は圧倒的にr32の方が多い。また、r32は元々有料道路だったが2010年3月20日に無料化されている。料金所跡周辺には道の駅「萩往還」が建てられ、萩観光の拠点となっており結構なにぎわいを見せている。

87.萩跨線橋 88.山口r293金谷交差点 89.右カーブの後に椿大橋を渡る
 山口r32交差点からは片側2車線道路を北上して萩市街に向かう。r32交差点の約350m南にR191山陰道の萩ICが接続しているが、それより北が片側2車線となっている。緩やかな勾配を上って萩跨線橋でJR山陰本線を上を通過し、下り切った所で山口r293金谷交差点を通過する。跨線橋の北の交差点もしくは金谷交差点を西に進むと萩駅に行く事ができる。
 金屋交差点から程なくして緩やかな上り勾配の右カーブを曲がって椿大橋で橋本川を渡る。橋の北詰では緩やかに下りながら左カーブを曲がる。

90.沿線の建物は多くない 91.R191・山口r11警察署前交差点
 椿大橋以北は直線的な片側2車線道路を走る。昼間であれば交通量が多い区間だが、信号機付きの交差点が少ないため比較的スムースに走る事ができる印象である。沿線の建物が多くなった所でR191・山口r11警察署前交差点に至る。このR191が北と西に屈曲している交差点がR262の起点である。