国道253号
part2

R353池尻交差点〜R17美佐島交差点
十日町市→南魚沼市

45.池尻大橋 46.長者原橋 47.新千年橋
 R353R403R404池尻交差点からはR403とR404が重複しているが、表に出ているのはR253のみである。交差点の直後に池尻大橋を渡り、次いで長者原橋と新大橋の3つの橋で渋海川を渡る。R403走行当時(2012年9月8日)は新大橋は供用されていたが、長者原橋と池尻大橋は工事中で供用されておらず1.5〜1.8車線幅の狭路が残っていた。千年集落を通り抜けた後に新千年橋を渡る。

48.新潟r350交差点 49.道の駅「まつだいふるさと会館」 50.新潟r12松代交差点
 新潟r350交差点を過ぎると緩やかなカーブを描きながら緩やかな勾配を上って旧松代町の中心部に差し掛かる。道の駅「まつだいふるさと会館」の前を通過するが、北越急行の松代駅が隣接しており道の駅の駐車場と建物の間に駅のロータリーがある。旧松代町の中心部を走っていると新潟r12松代交差点を通過する。この交差点までが町の中心部だった場所と言える。

51.十日町市太平 52.元田沢橋 53.新田沢橋
 松代交差点からは緩やかな勾配を下り、渋海川の流域を走る。センターラインがなくなり2.0車線幅道路になって元田沢橋を渡り、その後にセンターラインが復活する。さらに田沢橋と新田沢橋を渡る。どの橋も渋海川に架けられており、渋海川が蛇行している事が分かる。

54.田澤下トンネル 55.犬伏トンネル 56.出合橋
 新田沢橋を渡り終えてすぐに田澤下トンネルをくぐり、ロックシェッドをくぐってから犬伏トンネルをくぐる。田澤下トンネルとロックシェッドの間には田澤大橋が、ロックシェッドと犬伏トンネルの間には炭坑橋が、さらに犬伏トンネルの東に出合橋が架かっている。

57.R403・R404犬伏交差点 58.センターラインが消えかけている 59.薬師トンネル
 井沢橋を渡った直後にR403・R404犬伏交差点を通過する。ここでR403とR404が中仙田方面に分岐し、起点から40km以上走ってようやく完全な単独区間となる。なお、R404はまだまだR403との重複区間が続いており、単独区間になるにはさらに25kmほど走らなければならない。
 犬伏交差点を過ぎると緩やかな上り勾配となる。センターラインが見えないが消えかけているだけで2車線道路である。薬師トンネルと名ヶ山トンネルを連続して通過するが、前者の延長は2305m、後者のそれは1155mと長大なトンネルであり、それらの間に新潟r427との交差点がある。

60.鎧坂トンネル 61.山間部を走る快走路 62.旧道との交差点を通過
 やや急なカーブが連続する2車線道路を走っていると鎧坂トンネルをくぐる。右カーブを曲がると樽沢集落に入り、そこで旧道の市道との交差点を通過する。旧道区間の7割程度は新潟r49に指定されており、現在でも通行可能である。

63.吉田トンネル 64.吉田トンネルからは下り勾配 65.十日町市街地を見下ろす
 旧道との交差点から緩やかな勾配を上っていると吉田トンネルをくぐる。上越市と十日町市の境の儀明峠トンネルと同様に工事のため片側交互通行規制が敷かれていた。トンネルからは下り勾配となり、旧道でもある新潟r49との信号機のない交差点を通過した直後に信号機のある市道との交差点を通過する。前方に十日町の市街地の望みながら左にカーブしている下り勾配の2車線道路を走る。

66.新潟r49浅河原交差点を右折 67.十日町橋 68.新潟r75高田町6交差点
 下り勾配から平坦になった所で新潟r49浅河原交差点を右折してる十日町橋で信濃川を渡る。橋を渡り終えるとやや急な右カーブを曲がって新潟r75高田町6交差点を通過する。十日町市街や十日町駅へは左折してr75を走る。

69.沿線には郊外型の店舗が点在 70.「!(スリップ注意)」 71.R117山本町交差点
 平坦で路側帯の広い2車線道路を走る。市街地に近い場所だが見通しが良く走りやすい。JR飯山線と北越急行のアンダーパスをくぐるが、その手前にスリップ注意を意味するその他の危険標識が立てられている。アンダーパスを出て平坦で直線的な2車線道路を走っているとR117山本町交差点を通過する。

72.山本町交差点からは上り勾配 73.融雪水パイプがセンターライン代わり 74.関根集落
 山本町交差点を過ぎると上りとなるがその勾配は緩やかであり、交通量が少なくなるためむしろ走りやすくなったと感じる。センターラインが見えなくなっている箇所もあるが、融雪水のパイプがセンターライン代わりをしていて概ね走りやすい道路状況である。

75.「なだれ注意」 76.S字カーブ部分にはラバーポールが設置されている 77.新潟r559交差点
 やや急なS字カーブ部分にはラバーポールが設置されており物理的に追い越せないようになっている。走行した日は法面の復旧工事のため片側交互通行規制が敷かれていた。川治川の流域を快走していると新潟r559交差点を通過する。案内標識が設置されておらず少し西に信号機付きの市道との交差点があるため県道との交差点の位置が分かりにくい。

78.十日町市八箇 79.「なだれ注意」 80.R253現道との八箇ICを右折
 新潟r559交差点以降も川治川沿いの緩やかな勾配とカーブの2車線道路を走る。十日町市と南魚沼市を最短で結ぶルートながら交通量はさほど多くない。色見橋を渡った直後でR253の現道との八箇ICに至る。案内標識に直進の南魚沼方面におにぎりが表記されていないが、R253の現道である。ただし、国道に指定されたままなのは八箇トンネルまでで、トンネルより西は新潟r560もしくは南魚沼市道に降格している。よって国道をトレースしている場合は右折して上沼道に進むしかない。なお、上沼道は自動車専用道路であり、現道・旧道は冬季閉鎖区間があるため、徒歩や自転車、125cc以下の2輪車は閉鎖期間中は市境を越える往来は不可能となる。

81.八箇icランプ橋 82.八箇峠トンネル 83.欠之上スノーシェッド
 八箇ICを右折してすぐに八箇icランプ橋を渡って左の直角カーブを曲がる。2019年11月の時点では八箇ICより東側の区間は供用されていないが、供用されればインターチェンジ形式になるものと思われる。ラバーポールが設置されている2車線道路を走っていると八箇峠トンネルをくぐる。現道(旧道?)の八箇トンネルの延長は1179mだったが、八箇峠トンネルのそれは2840mと2倍以上の差がある。八箇峠トンネルからは下り勾配となり、庄之又川1号橋を渡って欠之上スノーシェッドをくぐる。

84.「下り5%勾配」 85.庄之又川3号橋 86.長い下り勾配が続く
 庄之又川2号橋や庄之又3号橋といった比較的長大な橋を渡りながら下り続ける。新潟r74の上を通過した後に岩之沢川1号橋を、少し走ると次の岩之沢2号橋を渡る。前方には魚野川流域の平地やその向こう側の八海山などを望む事ができる。

87.魚野川流域を望む 88.野田ICを側道へ進む 89.新潟r521野田ICを右折
 さらに岩之沢3号橋を渡った先で中央分離帯がガードレールになり、強制的に野田ICの側道に進まされる。側道を下っていると新潟r521野田ICを右折して六日町市街方面に進む。野田ICで側道に進まなければならなかったのはこれより東の区間が供用されていないためである。

90.野田ICの上越・十日町方面入口 91.平坦な快走路 92.新潟r74交差点
 野田ICを右折した直後に上越・十日町方面の入口を通過して野田橋を渡って新潟r521交差点を通過する。野田橋前後の区間は八箇峠道路が開通する以前はr521だった区間である。r521の重複区間が終わってからは道路状況が良くなり沿線の建物も少ない事から野田ICの供用に際して整備されたと思われる。新潟r74交差点の直後にE17関越道の下をくぐる。

93.元々新潟r74だった区間 94.新潟r74交差点を左折
 新潟r74交差点から南も元々はr74だった区間のため、沿線には多くの家屋が建っており若干の狭苦しさを感じる。r74との交差点を左折するとr74との短い重複区間が終わる。右折の十日町と案内されている市道はR253の旧道であり、案内標識のおにぎりが消されているのか確認できる。

95.E17関越道の六日町IC 96.北越急行 97.R17美佐島交差点
 新潟r74との交差点から少し走るとE17関越道の六日町ICを通過してイオン六日町店の南を通過する。R17の六日町バイパスの一部区間で供用されており、北に延伸されればイオンの南に接続する予定である。
 南魚沼市の市街地の北を走っていると北越急行のガードをくぐり、その先でR17美佐島交差点に突き当たる。この交差点がR253の終点である。なお、ほぼ全区間において並走していた北越急行の起点は六日町駅であり、終点は上越市内の犀潟駅である。