国道251号
part3

R57雲仙東登山口交差点〜R34小船越トンネル交差点
島原市→雲仙市→諫早市

100.R57重複区間 101.R57島原外港交差点
 雲仙東登山口交差点を右折するとR57に重複しながら島原市の中心部の南部を走る。北向き車線は1車線だが反対側の南向き車線は2車線設けられている。北向き車線も2車線に増えて上下4車線になってすぐに島原外港交差点を通過する。交差点の名称が示す通り、島原外港に隣接しておりR57の海上区間の港でもある。島原外港〜熊本港の間をフェリーが就航しているが、R57の九州本土側の港は三角港であり、厳密に言えばフェリー航路=R57の海上区間という訳ではない。ちなみに島原外港交差点を左折してすぐに島原鉄道の島原外港駅があるが、廃線になったのはこの駅より南の区間であって以北の区間は営業している。

102.島原外港交差点以降も4車線 103.長崎r134広馬場交差点で左側車線が左折専用車線になる 104.島原市街地を北上
 島原外港交差点を過ぎると単独区間となるが、車線が減少する事もなく4車線道路が続いている。島原鉄道の上を通過した先の長崎r134広馬場交差点で左側車線が左折専用車線となり交差点以降は対面2車線道路になる。島原市の中心部を通り抜けているせいもあって交通量は多く流れもあまり良くない。島原市役所に隣接した長崎r58交差点を通過するが、左折してr58を進めばR251島原道路との島原ICに至る。なお、島原IC以北はR251ではなく長崎r58として指定されている。

105.商業施設が点在している 106.交通量は多い 107.島原鉄道をオーバーパス
 商業施設と家屋と田畑が混在する中を北上する。交通量が多いため若干流れが悪くなる箇所もあるが、信号機付きの交差点が少ないため渋滞が発生するまでには至らなかった。島原鉄道に並走するようにして海沿いを北上していると右にカーブしてから跨線橋を通過して島原鉄道と東西が入れ替わる。

108.雲仙市に入る 109.海岸線沿いを走る
 島原鉄道と海に挟まれた状態を走っていると栗谷川を渡って雲仙市に入る。雲仙市の境標識は支柱ではなく欄干に付けられているが、島原市は街灯に付けられている。雲仙市に入ってからは海に近接した場所を走っている。

110.R389交差点 111.R389が重複している 112.R389多比良港入口交差点
 多比良町駅の裏手を通過した直後にR389との交差点を通過する。南島原市の口之津港付近で交差したR389はR57同様に島原半島の内陸部を縦断しており、2ヶ所目の交差点となる。R251で海沿いを走行した場合の距離は約46km、R389で内陸を走行した場合の距離は約47kmと意外にその差はほとんどない。
 R389との交差点を通過してすぐに土黒川を渡り、その北詰の多比良港入口交差点でR389が多比良港方面に分岐する。案内標識にある有明フェリーとある事からも想像できるが、多比良港〜長州港の間はR389の海上区間である。

113.尾茂浜憩いの広場 114.海沿いを快走 115.島原鉄道とオーバーパス
 多比良港入口交差点からは再びR251の単独区間として島原半島の沿岸部を走る。島原鉄道と並走しているせいもあって途切れる事なく住宅が続いており、幹線道路として機能しているため交通量も多い。旧国見町から瑞穂町に入り、緩やかな勾配を上った先で左にカーブして島原鉄道をオーバーパスする。

116.長崎r220交差点 117.長崎r220交差点 118.緩やかなアップダウンを繰り返す
 跨線橋からの勾配を下ると長崎r220交差点を通過する。r220に進んだ先に西郷駅があり、交差点の周辺には家屋が密集しており若干の走りにくさを感じる。その後は島原鉄道と並走しながら南西の方角に走っていると再びr220との交差点を通過する。約2.1kmの間はr220が重複している。旧瑞穂町から旧吾妻町に入ってからも道路状況に特に変化はなく、緩やかなアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を走る。

119.諫早湾干拓堤防道路で湾を横断できる 120. 121.交通量は多いが流れは良い
 田内川を渡ってすぐに跨道橋兼跨線橋の下にある交差点を通過するが、左折して跨線橋・跨道橋を通行すれば諫早湾干拓堤防道路で諫早湾を横断してR207に行く事ができる。諫早市の市街地を通らずに佐賀〜島原を往来するバイパスとしての機能がある。諫早湾干拓堤防道路との交差点以降も2車線道路が続いている。交通量はやや多いものの流れは比較的スムースである。

122.R251島原道路の愛野IC 123.現道は対面2車線道路 124.市道との交差点を右折
 旧愛野町に入ってすぐにR251島原道路との愛野ICを通過する。案内標識に島原方面には行けないとの警告がなされているが、2016年4月時点では諫早寄りの森山東ICまでの一区間しか開通していないので当然だろう。現道は愛野駅の南で右にカーブした後に左にカーブし、今木場川に架かる愛の橋の手前で市道との交差点を右折する。

125.今木場川の右岸を走る 126.今木場橋を渡る 127.R57愛野交差点を右折
 市道との交差点からは今木場川の右岸を走り、約200m進んだ所で今木場橋をS字状にカーブしながら通過する。そのすぐ先でR57愛野交差点に突き当たる。R57は島原外港交差点で島原湾を渡って熊本に行ったのではと思われるかもしれないが、このR57は起点の長崎市寄りの区間である。なお、愛野交差点を左折して約3.3km走ると愛野展望台前交差点に至る。part1のNo.58の写真の交差点で、R251トレースにおいて既に通過している交差点である。

128.4ヶ所目のR57重複区間 129.R251島原道路と並走 130.R251島原道路・森山東IC
 愛野交差点の直後の有明川を渡ると諫早市に入る。R57との重複区間は交通量が多くなるうえに沿線には商業施設が目立つようになる。諫早東高校前駅を通り過ぎるとR251島原道路の高架の手前で左にカーブして高架に沿うように北西の方角に進む。程なくして森山東ICを通過する。僅か1.8kmの一区間だけとは言え信号機がないため、おそらく島原道路を走った方が時間短縮になると思われる。

131.島原鉄道との並走が続く 132.島原道路が建設中 133.長崎r124森山駅前交差点
 島原鉄道の南側を並走する形で西の方角に進む。R251と島原鉄道の間には建設中の島原道路の橋脚などが確認できる。(仮称)森山ICの予定地と思われる場所ではインターチェンジを造る関係か、R251(実質R57)がS字状にカーブを描いている。長崎r124森山駅前交差点からは沿線に家屋が建ち並んでおりやや狭苦しさを感じる。

134.おにぎりはR57のみ 135.長崎r124尾崎交差点 136.交通量の多い4車線道路
 島原鉄道と隣接した状態で並走していると干拓の里駅の南東の長崎r124尾崎交差点から車線が増える。交通量も多くなっており幹線道路の雰囲気が色濃くなる。島原鉄道との並走も続いているが、長崎r55・r125鷲崎町交差点の少し手前からは鉄道は北西の方角に進むため離れていく。

137.県立総合運動公園の南を通過 138.諫早市小船越町 139.R57・R207小船越町交差点
 長崎r41栗面町交差点からは県立総合運動公園の南側を西進し、公園の出入口との交差点を通過する。そのすぐ先でR57・R207小船越町交差点を道なりに左にカーブして通過する。案内標識にR251は一切現れていないが、この先もまだ続いている。

140.R57・R207重複区間 141.R34佐世保・大村方面は右方向へ進む
 小船越町交差点からはR57・R207・R251の3国道重複区間となるが、R57とR207のおにぎりは表記されているもののR251は表記されていない。約300m進むとR34佐世保・大村方面への道路が分岐する。JR長崎本線が北側に隣接しているせいか、単純な構造の立体交差点ではないため右方向に分岐している。

142.本線部分は片側2車線 143.R34・R57・R207小船越トンネル交差点 144.R57は「ここまで」ではないはず…
 R34佐世保方面の側道(?)が分岐してからはその道路を挟むようにして上下線が分離して片側2車線になる。その状態を約600m走るとR34・R57・R207小船越トンネル交差点に至る。この小船越トンネル交差点は直進すればR34・R57・R207重複区間となり、Uターンする事でR34佐世保方面やR57・R207・R251島原方面に行く事も可能である。また、交差点の近傍にR57のおにぎりの下に「ここまで」の補助標識が付けられているが、R57の終点はR251と同じ長崎市の県庁前交差点であり、小船越トンネルが終点ではない。