国道249号
part4

石川r12すずなり西口交差点〜石川r1金比羅交差点
珠洲市→能登町→穴水町

152.珠洲市の市街地を走る 153.R249珠洲バイパスとの珠洲警察署前交差点を左折 154.上戸町北方交差点を右折
 石川r12すずなり西口交差点からも2車線道路が続いている。市役所の真ん前を通過するなど珠洲市の中心部を走っているが、お隣の輪島市と異なり市役所周辺も路側帯が広く走りやすい道路状況である。
 約1.0km走って珠洲警察署を通り過ぎた所でR249珠洲バイパスとの珠洲警察署前交差点に至る。案内標識には直進のバイパスにしかおにぎりが表記されていないが、左折する道路も国道である。バイパスは1.0km程先までしか国道に指定されておらず、国道トレースであれば左折して現道に進まなければならない。なお、国道に指定されている区間以遠も道路自体は続いており、その市道(?)を走り続ければR249のバイパスとして使う事ができる。珠洲警察署前交差点から100mも進まないうちに市道との上戸町北方交差点に突き当たり、右折して金沢・七尾方面に進む。ここの案内標識にはおにぎりが表記されている。

155.おにぎりが国道である事を照明している 156.七尾までまだ88kmも残っている 157.海沿いを走っているが海面は見えない
 上戸町北方交差点からも2車線道路が続いているが、歩道がなくまた家屋が密集している中を通っているため多少の狭苦しさを感じる。途切れることなく続く集落を通り抜けており、概ね海沿いと言える場所を走っているが海は見えない。

158.鵜飼交差点を右折 159.鵜飼交差点の直後は1.8車線幅 160.石川r26金峰寺交差点を左折
 家屋が密集している中を走っていると、上戸町北方交差点から約3.7kmで鵜飼交差点に至り、右折して七尾・能登方面に進む。勘の良い方は気付くかもしれないが、おそらくは直進の市道が国道の旧道であろう。融雪水用のパイプがセンターラインの代わりをしている1.8車線幅のやや狭い道路を走っているとすぐに走りやすい2車線道路になる。道路状況が変化する辺りにのと鉄道の踏切があったようだが、一見しただけでその痕跡を視認する事はできない。
 鵜飼交差点から約800m走ると石川r26金峰寺交差点に至り、今度は左折する。珠洲警察署前交差点を直進して道なりに走ればこの鵜飼交差点に着く。つまり国道トレースでなければわざわざ海沿いの集落を通り抜ける国道を走る必要はない。なお、もうひとつ交差しているr26の路線名を珠洲穴水線と言い、その名称が示す通り穴水町でR249と交差している。

161.「金沢143km 七尾84km 能登17km」 162.能登道路との立体交差を側道に進む 163.鵜島トンネル
 金峰寺交差点からは走りやすい2車線道路となっている。緩やかな勾配を上っていると右にカーブして珠洲道路との立体交差を側道に進む。珠洲道路は能越道の能登空港ICと珠洲市街地を結ぶ道路で、県道や市道の寄せ集めだが意外に整備された道路である。R249との交差点付近は珠洲市道であるもののR249が側道に進まされるのはそういった背景も影響しているのだろう。だからと言って珠洲道路とのインターから道路状況が悪くなるという事もなく、アップダウンを繰り返す2車線道路が続いている。

164.能登町に入る 165.松波漁港へは市道を経由 166.石川r35松波西交差点を右折
 バイパスらしく沿線の建物がほとんどない状態を走っている。アップダウンが結構あるもののカーブは少なく走りやすいと言える。松波漁港の北西を大きく右にカーブした後にやや急な左カーブを曲がり、勾配を下り切った所で石川r35松波西交差点に突き当たる。R249は交差点を右折し少し内陸を走るため、海沿いドライブはr35を走る必要がある。

167.松波西交差点の直後だけ平坦 168.カーブは多いが勾配は緩やかな快走路 169.数字が消えたおにぎり
 松波西交差点からしばらくは平坦だが石川r57交差点付近から上り勾配となる。急なカーブもあるが2車線なので走りにくいと言える程ではなく、宮犬集落や不動寺集落などを通り過ぎながら2車線道路を淡々と走る。山中集落で海沿いのr35に繋がっている石川r284との交差点を通過するが、ソトバがなければ県道との交差点とは思えない程ひっそりとした交差点である。

170.十八束集落 171.松英トンネル 172.法面工事(復旧?)のため片側交互通行
 十八束集落を通り過ぎて程なくして広域農道らしき道路との時長交差点を通過し、そのすぐ先で松英トンネルをくぐる。松英トンネルを出てからしばらくは谷筋を走っており、走行時は法面工事のため交互通行規制の敷かれた場所が1ヶ所あった。

173.宇出津集落を通る旧道との交差点 174.石川r6・r35バイパス中央交差点 175.新宇出津隧道
 右にカーブしながら信号機のない交差点を通過するが、宇出津集落に至る町道はそのルートからして国道の旧道と見て間違いないだろう。現在のR294は宇出津集落の西を迂回するようなルートを取っており、バイパス故に沿線の建物はほとんどない。石川r6・r35とのバイパス中央交差点を通過して左にカーブしてから新宇出津隧道をくぐる。この時r6の上を通っている宇出津大橋はのと鉄道跡も同時にオーバーパスしている。

176.藤波交差点を右折 177.高波に注意 178.能登町波並
 宇出津隧道を出てすぐに石川r275との交差点を通過し、緩やかな勾配を下り切った所の町道との藤波交差点を右折する。前方に防潮堤があるためT字路に見えてしまうが、左斜め前方にも道路が交差しているので対向車に注意しなければならない。
 藤波交差点からは海のすぐ傍を走っており高波に注意を促す標識が立てられている。海面との高低差がほとんどなく海に近接した状態はしばらくの間続いている。防潮堤ではなくガードロープとなっている箇所もあり海面だけでなく能登島も視界にとらえる事ができる。

179.砂浜もある 180.右側の盛土部はのと鉄道跡 181.石川r34鵜川駅前交差点
 海沿いの2車線道路を淡々と走る。海岸桟敷のと七見というポケットパーク(道の駅には指定されていない)付近からは海から少し離れるものの概ね海沿いと言える場所を走っている。海と反対側に目を向けると盛土が確認できるが、これはのと鉄道の跡である。山田川の河口付近で大きく左にカーブして川沿いを遡上するルートとなるため海からはさらに離れて内陸に進む。この区間の海沿いを走っているのは鵜川駅前交差点で交差している石川r34である。なお、鵜川駅はもちろんのと鉄道の駅であり現在は撤去されていて交差点の名称に名を残すのみである。

182.橋梁部は撤去済み 183.高鳥トンネル 184.山田川沿いの快走路を走る
 鵜川駅前交差点から少し走ると撤去されたのと鉄道のガード跡を通過する。その後非常に緩やかな上り勾配の直線道路を走っていると高鳥トンネルをくぐり、山田川の流域を上流方向に向かって進む。集落を通る部分も改良されており走りやすい2車線道路となっている。

185.石川r37交差点 186.峠に向かって緩やかな勾配を上る 187.曽山峠
 石川r37交差点を通過すると左にカーブして山田川を離れる。曽山峠という峠に向かって走っているが、峠の標高が130mととさほど高くないため峠に向かう道路の勾配も自然と緩やかである。曽山峠を越えて下りに転じてからも勾配は緩やかである。

188.穴水町に入る 189.褪せた道路情報板 190.のと鉄道ガード跡
 曽山峠から約800m走ると穴水町の町境標識を通過する。峠と市境標識がズレているが、市境標識の立っている場所が実際の市境の位置に合致している。集落のほとんどない状態を走っていると勾配がなくなり平坦になり、ほぼ同時にのと鉄道のガード跡を通過する。

191.石川r34交差点 192.ぼら待ち漁のやぐらが見える 193.海岸線から離れる
 ガード跡からは集落が存在しており沿線の家屋も少なくない。郵便局の脇で海沿いを走ってきた石川r34との交差している。その東に信号機のある比良駅前交差点があるが、これは県道ではなく市道との交差点である。r34交差点からは海沿いとなっており、藤波交差点〜鵜川駅前交差点にかけての区間と同様にかなり海に近い位置を走っている。日詰川の河口付近からは少し内陸に入るが道路状況は走りやすい2車線道路が続く。

194.七海第三隧道 195.のと鉄道跡と並走 196.七海第一隧道
 石川r26中居交差手を通過して日詰川を離れると沿線に家屋のない谷筋を走るようになり、のと鉄道跡と同じく複数のトンネルが存在している。そのうち七海第三隧道と第二隧道は近接しているが、第一隧道は少し離れている。

197.七海第一隧道からは下り勾配 198.石川r1金比羅交差点を左折
 七海第一隧道を抜けると左にカーブしながら緩やかな勾配を下り、下り切った所で石川r1金比羅交差点に至る。右折方向のr1に輪島と表記されている事からも分かる通り、輪島市の市街地にある河井中央交差点で交差したあのr1である。R249はこの金比羅交差点を左折して七尾・中島方面に進む。

国道249号 part5