国道248号
part3

R155東本町交差点〜R153挙母町1交差点
瀬戸市→豊田市

97.東本町交差点からも上り勾配が続く 98.20t超起点(消されているのは3.8m超?) 99.名もなき峠を越える
 R155・R363東本町交差点からはR155との重複区間が始まる。緩やかなカーブを描きながら緩やかな勾配を上っていると20t超の起点を通過する。右半分が白いシール(?)で隠されているが、3.8m超のピクトグラムだろうか。逆方向にはなぜか3.8m超の終点しか立てられていない。沿線の家屋が途切れてしまってからも上り勾配が続いており、大きく左にカーブして名もなき峠を越えて下り勾配に転ずる。

100.長い下り勾配が続く 101.愛知環状鉄道 102.愛知環状鉄道付近だけ改良されている
 家屋が現れてから緩やかな左カーブを曲がる。沿線の集落だけでなく国道から見えない場所に造成された住宅地があり、早朝にもかかわらず交通量が非常に多い。下り勾配が終わって平坦になってすぐに愛知環状鉄道の跨道橋をくぐる。すぐ西側には山口駅が置かれており、南側にあるロータリーはR248(実質R155)に接続している。

103.長閑な風景の割に交通量は多い 104.左側の高台に新興住宅地がある 105.周囲の風景に比して交通量は多い
 平坦な2車線道路を走っているとR248瀬戸東バイパスとの大坪町交差点を通過する。瀬戸東バイパスはR478東海環状道のせと赤津IC・PA付近を経て瀬戸市街地の東側を通りせと品野IC付近までが計画されているが、2016年10月時点では大坪町交差点付近とせと赤津IC・PA付近のみ供用されており、その間の区間と愛知r33以南の区間が工事中である。ただし、せと赤津IC・PA〜r33の間は愛知r22となっている。
 大坪町交差点からも2車線道路が続いている。沿線の家屋はさほど多くなくどちらかと言えば長閑な風景だが、意外に交通量が多く流れはあまり良くない。走行した日は文化の日で祝日ながら自動車関連企業が稼働しているため通勤車両が多いのかもしれない。

106.愛知r6八草インター北交差点 107.愛知r6八草インター南交差点 108.交通量が多く渋滞気味
 勾配を下っていると市境を通過して豊田市に入り、その直後に愛知r6・猿投グリーンロードとの八草インター北交差点、次いで八草インター南交差点を通過する。前者はr6八草ICの西向きと、後者は東向きと接続しており、すぐ東の八草東ICより東側は猿投グリーンロードとなっている。また、八草インター南交差点の北には愛知高速鉄道東部丘陵線(リニモ)が走っており、国道の東に八草駅があり、愛知環状鉄道の八草駅も隣接した位置にある。
 八草駅付近から南は伊保川と愛知環状鉄道の間を走る。ごく普通の対面2車線道路で周辺には家屋と田畑が混在する長閑な風景だが、1km強に渡って渋滞が発生していた。事故もしくは工事に伴う渋滞かと思ったが、その先頭は大畑町不流交差点であり単なる交通集中による渋滞と思われる。

109.左側には愛知環状鉄道が並走 110.篠原工業団地口交差点 111.伊保川の左岸を走る
 大畑町不流交差点の直後に伊保川を渡り、右にカーブして愛知環状鉄道から離れる。その先でも伊保川を渡るが、その橋は路側帯がなく大型車の離合が難しい幅である。その後は伊保川の左岸を走っておりほぼ平坦ではあるもののカーブが多い。

112.愛知r54・r58大井橋東交差点 113.愛知r58保見町塚原交差点 114.豊田市保見町横山
 愛知環状鉄道が東に逸れて離れて行く辺りで愛知r54・r58大井橋東交差点を通過する。元々は現在よりも少し南に交差点があったが、大井橋が架け直された事に伴って交差点の位置も変更されている。橋と交差点の名称は変わっていないようである。
 大井橋東交差点から少し走るとr58保見町塚原交差点を通過する。r58は豊田市の中心部の北を走っておりそちらに進む車両が多かった。その後も2車線道路を走り続けるが、豊田西病院付近に右の急カーブがある他は緩やかなカーブが多い。

115.名鉄豊田線 116.交通量は多い 117.豊田市花丘町
 名鉄豊田線のガード下を通過し、その直後に浄水町伊保原南交差点を通過しさらに少し南で浄水町中三戸口交差点を通過する。2つの交差点で交差しているのは市道だが、この辺りのR248(実質R155)よりも整備された道路である。なお、2つの交差点の間に関して言えば、その東を流れている布袋子川の対岸はみよし市域である。
 住宅地の西側を走っているが、宅地が高台になっており見えにくいため周囲の建物が少ないように見える。豊田市の中心部に近付くせいもあって進むにつれて交通量が増えてくる。

118.市道との朝日小学校北交差点を左折 119.緩やかな勾配を下る 120.市道との栄町3交差点を右折
 車線が増えて片側2車線道路になった直後に市道との朝日小学校北交差点を左折しなければならない。交差点の北東の歩道部分がやたら広い事からも想像できるが、元々は道なりに走っていればR248(実質R155)をトレースできたのだが、新たに造られた市道が接続したため屈曲しなければならない交差点になってしまった。直進の市道は片側2車線のまま南下して豊田市街地の西でR153に、さらに南でR419とランプで繋がっている。
 朝日小学校北交差点からは2車線道路を走り、栄生町5交差点を過ぎると左にカーブして勾配を下る。勾配がなくなった所で市道との栄町3交差点を右折して豊田市街方面に進む。

121.愛知環状鉄道 122.挙母小学校西交差点は道なりに左にカーブ 123.愛知r343(?)挙母小学校南交差点
 栄町3交差点から少し進むと愛知環状鉄道のガード下を通過する。そのすぐ先の挙母小学校西交差点はY字路となっているが、R248(実質R155)は道なりに左へカーブするだけである。さらに挙母小学校南交差点を通過するが、案内標識には左折(東)の足助方面が愛知r343となっているが、ウォッちずを始めほぼすべての地図が県道扱いしていない。なお、r343(?)を約500m進むとR153(R419・R420重複)との久保町2交差点に至り、それ以東はウォッちずでも県道扱いされている。

124.名鉄の豊田市駅と愛知環状鉄道の新豊田駅の間を通過 125.中層のビルが建ち並ぶ 126.R155・愛知r520西町5交差点を左折
 挙母小学校南交差点からは沿線にはビルが建ち並んでおり豊田市の中心部を走っている事を窺わせる。多くの市道が交差しているが一方通行が多く、国道から右左折できない道路も多い。名鉄三河線・豊田線の豊田市駅の東側を通過するが、約200m西には愛知環状鉄道の新豊田駅がある。両駅の間には連絡通路のような歩道橋が架けられている。豊田市駅・新豊田駅付近のR248(実質R155)は2車線道路ではあるものの歩道が狭く市の中心部の国道としては貧弱と言える。しかし、挙母小学校西交差点を右斜め前方の市道に進めば片側2車線道路をより快適に走る事ができる。
 狭苦しい2車線道路を走っているとR155・愛知r520西町5交差点に至る。この交差点を左折する事でR155から分岐する事ができる。東本町交差点から約18.0kmである。西町5交差点の約150m南にR153・R155・R419西町4交差点があり、通過した際はそちらを先頭に渋滞していた。

127.西町5交差点〜西町2交差点までは改良済み 128.西町2交差点〜元城町1交差点は改良工事中 129.元城町1交差点〜挙母町1北交差点は未改良
 西町5交差点を左折した直後に名鉄三河線の跨道橋の下をくぐり、対面2車線道路を東進する。大型車両の通行が禁止されている区間だが、意外に整備されていると思いきや、広い歩道が設置されているのは西町2交差点までである。西町2交差点から元城町1交差点までにかけては改良工事が行われている最中であった。元城町1交差点以降は狭い歩道があるのかないのか分からないような状態で、車道の幅も狭苦しい。元城町1交差点以西の区間も改良されれば大型車両通行禁止規制が解除されるのかもしれない。

130.R153・R419・R420挙母町1北交差点を右折 131.R153・R419・R420重複区間 132.R153・R301・R419・R420挙母町1交差点
 西町5交差点から約500m走るとR153R419R420挙母町1北交差点に至り、右折して岡崎方面に進む。案内標識にR248のおにぎりは表記されていないが、支柱のおにぎり下の補助標識によって右折である事が分かる。
 挙母町1北交差点からはR153・R419・R420が重複しており、R248を含めて4本の国道が重複している。しかし僅か150m程南にあるR153・R301・R419・R420挙母町1交差点を直進するとすべての国道との重複が解消されて単独区間になる。挙母町1交差点で交差している5本の国道は、西がR153・R419、南がR248、東がR301、そして北がR153・R248・R419・R420となっている。案内標識に表記されているのはR153とR248とR301だけであり、R419とR420は存在感がない。

国道248号 part4