国道244号
part3

R334東五線交差点〜R39南4西1交差点
斜里町→小清水町→網走市

98.斜里町市街地の南部を走る 99.R244・R334串刺しおにぎり 100.豊倉跨線橋
 東五線交差点からはR334が重複した状態で西の方角に向かって走る。交差点のすぐ西で国鉄根北線が交差していたが、ここも痕跡は確認できない。斜里町の市街地の南部を通っているため、これまでの区間に比べて沿線の家屋は多い。JR釧網本線を豊倉跨線橋で越える。釧網本線は2019年の時点でも現役の鉄道であり、起点の網走市まで概ね並走と言えるルートである。

101.R334・北海道r802豊倉交差点 102.沿線の建物が少なくなる 103.斜里新大橋
 豊倉跨線橋の勾配を下り切ってすぐにR334・北海道r802豊倉交差点を通過する。重複区間の距離は約1.7kmと短い。また、r802に知床斜里駅が案内されているが、停車場線ではなく斜里港という路線名である。
 豊倉交差点付近からは沿線に商業施設が多いが進むにつれて少なくなっていく。商業施設が途切れた後に緩やかな勾配を上って斜里新大橋を渡る。支流の猿間川が本流の斜里川に合流する地点に架けられており、2つの河川を渡っている。

104.北海道r769の旧道(?)との交差点 105.「網走37km 浜小清水16km」 106.大栄橋
 斜里新大橋以西も直線道路が続いているが、沿線には家屋よりも畑の方が多い状態である。豊倉交差点から約3.9kmで町道との交差点を通過するが、右折方向の地名が表示されていない道路は北海道r769の旧道と思われる。ウォッちずではまだ道道扱いされていた(2019年10月時点)。

107.町道が交差している右カーブを通過 108.小清水町に入る 109.小清水町に入ってからも快走路が続く
 直線道路を真西に向かって走っていると町道が交差しているやや急な右カーブを曲がり、その後は緩やかな左カーブを曲がる。涛釣沼の南西で町境を通過して小清水町に入るが、その直後に北海道r769交差点を通過する。小清水町に入ってからも平坦な直線道路が続いており、非常に走りやすい。

110.北海道r250・r557止別交差点 111.見通しが良すぎる直線道路 112.R391北斗交差点
 右、左とS字状にカーブした後に北海道r250・r557止別交差点を通過する。北に延びているr557は止別停車場線という路線名であり、約800m先にJR釧網本線の止別駅がある。緩やかにアップダウンしている直線道路を西に向かって走っているとR391北斗交差点を通過する。R391の終点はR244の起点と同じ交差点であり、ここからすべてR244に重複しているという事になる。

113.「北見83km 網走26km」 114.右の急カーブを曲がる 115.真北の方角に進む
 北斗交差点からも引き続き平坦な直線道路を走る。じゃがいも街道と呼ばれる町道が交差している右直角カーブを曲がると進行方角が北になる。じゃがいも街道を南に進むと小清水町の中心部に至る。

116.小清水町字浜小清水 117.道の駅「はなやか小清水」 118.涛沸湖の湖畔を走る
 浜小清水集落を走っていると左カーブを曲がって道の駅「はなやか小清水」を通過する。走行した日は3連休の最終日で、イベントが開催されていたようでかなり混雑していた。なお、道の駅の裏手にはJR釧網本線の浜小清水駅がある。道の駅からは西の方角に向かっており、北海道r467交差点を過ぎると涛沸湖の北岸を走る。

119.原生花園駐車場と展望牧舎 120.原生花園駅の傍を通る 121.右側の高台にはJR釧網本線が通っている
 涛沸湖の湖畔を走っていると原生花園駐車場を通過する。駐車場から木道を歩けば展望牧舎に行く事ができ、運が良ければ放牧されている馬が見られる。原生花園駐車場から少し走るとJR釧網本線の原生花園駅を通過する。この駅は毎年5月1日から10月31日までの臨時駅である。

122.涛沸橋 123.片側2車線道路 124.左側車線が減少
 涛沸湖の河口部分に架かる涛沸橋を渡ると網走市に入る。小清水町と網走市との境は浦士別川から涛沸湖上を経て河口を結ぶ線上にあり、湖の南は網走市域である。涛沸橋を渡って緩やかな右カーブを曲がりながら北海道r767交差点を通過する。JR釧網本線の北浜駅付近から車線が増えて片側2車線道路になるが、1.4km程で左側車線が減少して対面2車線道路に戻る。

125.車線減少後も快走路 126.北海道r102交差点 127.藻琴跨線橋
 藻琴橋を渡ると再び片側2車線道路になる。JR釧網本線の藻琴駅の前で北海道r102交差点を通過する。網走市の市街地に近付いているため、交通量は多くなり始める。緩やかな上り勾配の右カーブの先で藻琴跨線橋で釧網本線をオーバーパスして左カーブを曲がる。

128.オホーツク海沿いを走る 129.網走市字鱒浦 130.市道との交差点を通過
 藻琴跨線橋からはオホーツク海とJR釧網本線の間を走る。平坦な片側2車線道路で道路状況としては非常に走りやすいと言える。交通量は増えているとは言っても大都市圏に比べると少なく、スムースに流れている。鱒浦駅の傍を通り過ぎた後に市道との交差点を通過するが、この市道は網走市の市街地を通っているため左折する車両が多い。

131.複数の駐車帯あり 132.右折すると網走港に行ける 133.正面に見えるのはポンモイ柱状節理
 鱒浦漁港付近でやや急な左カーブを曲がって左右に設置された駐車帯の間を通過する。網走港の東ではポンモイ柱状節理を正面に見ながら右カーブを曲がる。崖に見えるのはポンモイ柱状節理だが、観光地されている訳ではなく日常風景に溶け込んでいる感じである。

134.市街地の手前に急カーブがある 135.北海道r1083南6東6・南6東7交差点を左折
 左の急カーブを曲がると中央分離帯がなくなって4車線道路になる。周辺の建物が増えた所で北海道r1083との南6東6・南6東7交差点を左折して網走市街方面に進む。直進のr1083に紋別と北見が案内されている事からも分かるが、通り抜けるだけなら直進の方が便利である。なお、r1083を約400m進んだ所に道の駅「流氷街道網走」がある。

136.網走市役所の前を通る 137.北海道r490市役所前・南6東4交差点 138.市街地だが交通量はさほど多くない
 南6東6・南6東7交差点からは対面2車線道路となるが、車線幅が広いため走りにくさは感じない。市役所の前を通っているが、通過するだけの車両は北海道r1083を走るためか、交通量はさほど多くない。

139.北海道r683南6西1・南6東1交差点を右折 140.R39・R240・R242・R243・R391南4西1・南4東1交差点
 南6東6・南6東7交差点から約900mで北海道r683南6西1・南6東1交差点となり、右折して能取岬方面に進む。南6西1・南6東1交差点から100m強の位置にある南4西1・南4東1交差点がR244の起点である。案内標識が設置されていない交差点だが、R39(〜旭川市)の終点であり、他にもR240(〜釧路市)、R242(〜帯広市)、R243(〜根室市)、R391(〜釧路市)と合計6本の国道の起終点でもある。なお、冒頭で述べたとおり、R243とは起終点が同じ交差点である。