国道239号
part1

R231元川町1交差点〜R232交差点
留萌市→小平町→苫前町

1.R231・R232・R233・R451元川町1交差点 2.栄萌橋 3.東雲通りとの交差点で右側車線が右折専用車線になる
 北海道留萌市の市街地の南西に位置するR231・R232・R233R451元川町1交差点がR239の終点であり、ここから日本海沿岸を北上した後に内陸部を横断してオホーツク海沿岸を走って網走市に向かう。元川町1交差点からはR232に重複しているため、案内標識には表記されていない。浜益方面に向かうR231にはR451が重複しているが、こちらも案内標識に表記されていない。
 元川町1交差点から走り始めると中央分離帯付きの片側2車線道路を走って栄萌橋を渡るが、東雲通りと呼ばれる市道との交差点で右側車線が右折専用車線になってしまう。そのすぐ先で北海道r1031堀川町2・東雲町1交差点を通過する。

4.東雲跨線橋の直後は左直角カーブ 5.E62深川留萌道の接続に伴って改良工事中 6.市街地の北の高台を走る
 堀川町2・東雲町1交差点を過ぎてすぐに東雲跨線橋でJR留萌本線の上を通過して左の直角カーブを曲がる。以前は少し西側に跨線橋がかかっておりカーブももう少し緩やかだったが、E62深川留萌道の(仮称)留萌ICが接続するのにあたって改良されている。なお、留萌大和田IC〜留萌ICの供用は2019年度内の予定である。
 直角カーブからは留萌本線に沿って少し走った後に留萌川の右岸を走る。川に沿っているとは言え少し高い位置を通っているため川沿い感はない。また、市街地に近い場所だが沿線に建物はほとんどない。

7.R231BP・R232交差点 8.北海道r1048塩見町・春日町2交差点 9.正面に見えるのは留萌灯台
 元川町1交差点から約2.4km走るとR231バイパス・R232との交差点を通過する。バイパスを走る事で浜益や増毛に行く事は可能だが、JR留萌本線の踏切跡の前後が国道に指定されていない。その後も留萌川の右岸の高台を走っていると北海道r1048塩見町・春日町2交差点を通過する。かつては交差点の少し南から国鉄羽幌線が並走していたが、1987年に廃線となっている。その後も留萌川に沿って走り、河口付近に建っている留萌灯台の西を通過する。

10.「高さ制限3.8m幅員制限3.5m 片側交互通行」 11.日本海沿いを走る 12.平坦で見通しの良い2車線道路
 留萌港の北東を北に向かって走る。市街地から離れて行くせいもあって交通量は少なくなっていく。沿線の集落が途切れる区間においても平坦でカーブの少ない走りやすい2車線道路が続いている。

13.小平町に入る 14.小平町はクビナガリュウの化石が発見された地でもある 15.ゆずりレーン
 臼谷集落の手前で市町境を通過して小平町に入る。臼谷駅跡の近くを通り過ぎるとゆずりレーン区間となる。反対側車線も同様にゆずりレーンが設置されており、その間に中央分離帯がある。

16.北海道r550小平本町交差点 17.北海道r550小平中央町交差点 18.高砂橋
 対面2車線道路に戻ると同時に沿線の建物が増える。北海道r550小平本町交差点を通過するが、その西に小平町役場がある。さらに北上するとr550小平中央町交差点を通過する。この交差点を右折してr550を150m程進んだ所に小平駅跡がある。つまり、r550は停車場のない停車場線である。小平蘂川に架かる高砂橋を渡ると小平町の中心部から離れて行く。

19.北海道r126交差点 20.小平トンネル 21.小平トンネル以北はシーサイドルート
 高砂橋を渡った直後を左にカーブしながら北海道r126交差点を通過する。r126は小平幌加内線という路線名だが、町境の前後に分断区間があるため通り抜ける事はできない。r126交差点から緩やかな勾配を上っていると小平トンネルをくぐる。トンネルを出ると前方に海が見える状態となり、程なくして海岸線沿いルートとなる。

22.海沿いを快走 23.所々に簡易駐車帯あり 24.北海道r958交差点
 標高10m未満の場所を走っており、強風時には波飛沫がかかりそうな場所である。狭い平地を走っているが、勾配もカーブもほとんどないため走りやすい道路状況と言える。大椴子川に架かる眞砂橋の直後に北海道r958交差点を通過する。そのすぐ北で少し内陸を通っていた国鉄羽幌線跡との並走状態となる。

25.ブレードのない風力発電用の風車がある 26.「稚内163km 羽幌28km 苫前21km」 27.蛇の目橋
 2車線道路を走っていると右側の高台に風力発電用の風車が建っているのが確認できるが、落雷でブレードの一部が破損したため休止期間を経て廃止となっているようである。そのため4基ともブレードが取り外されていた。

28.道の駅「おびら鰊番屋」 29.「羽幌26km 苫前19km」 30.北海道r643・r707港町三区・港町二区交差点
 日本海に沿った2車線道路を快走していると道の駅「おびら鰊番屋」を通過する。さらに北上を続けると旧鬼鹿村の中心部だった集落に差し掛かる。港橋で温寧川を渡った後に北海道r643・r707港町三区・港町二区交差点を通過する。r643は鬼鹿停車場線という路線名だが、前述の通り国鉄羽幌線は廃線になっており鬼鹿駅も廃止済みである。

31.おにしかツインビーチを通過 32.小平町字鬼鹿千松 33.小さな集落を繋ぎながら北上する
 北海道r853港町三区交差点を過ぎてすぐにおにしかツインビーチの前を過ぎた後に集落が途切れる。以降は河口付近にある小さな集落を繋ぎながら日本海沿いを北上する。交通量は少なくそれなりのハイペースになってしまう。

34.苫前町に入る 35.「この先連続カーブ走行注意」 36.北海道r1062交差点
 境橋でサカエノ沢川を渡ると苫前町に入る。並走していた国鉄羽幌線の橋梁は内陸側にあったが、現在は橋台が確認できるのみである。町境からすぐの地点に力昼駅があったが、その痕跡もほとんど確認できない。羽幌線跡が内陸に向かった後に西浜集落を通り抜け、番屋の沢川に架かる力昼橋の北詰で北海道r1062交差点を通過する。羽幌線はr1062沿いの内陸に敷設されていた。

37.グリーンヒルウインドパークの風車群 38.工事用車両があるため車線幅が少し狭くなっている 39.おにぎりはR232のみ
 北海道r1062交差点から少し走ると内陸側の高台に複数の風力発電用風車が建っているのが見える。町営牧場の敷地内に建てられている風車の数は30基以上とかなり大規模な風力発電施設である。

40.苫前町字上平 41.右にカーブして海岸線から少し離れる 42.北海道内は意外に防雪柵は少ない
 苫前グリーンヒルウインドパークを過ぎると内陸側も平地となり開けた場所を走る。緩やかなS字カーブを通過すると防雪柵が設置された区間を走る。降雪量の多い北海道ではあるが、意外に防雪柵が設置された区間は少ないように思えた。

43.折り畳み式の防雪柵もある 44.R232交差点を右折
 防雪柵区間を走っていると右カーブの後に左カーブを曲がり、苫前川の手前のR232交差点を右折して単独区間となり、ここからは内陸に向かって進む。終点の元川町1交差点からの距離は約39.9kmである。

国道239号 part2