国道233号

R231元川町2交差点〜R12 4条通6交差点
留萌市→北竜町→秩父別町→深川市→旭川市

1.元川町2交差点 2.旭川まで79km 3.大型量販店は中心部から離れた場所にある
 留萌市の市街地の南東に位置するR231R232R239R451との元川町2交差点がR233の終点であり、ここから深川市を経て旭川市に向かう。連番の3本の国道の起終点となっている交差点の例として群馬県長野原町のR144R145R146の羽根尾交差点が挙げられる。おまけとしてR406が重複しており、実は4本の国道の交差点ですという点も共通している。
 R232から元川町2交差点に進入すると左側の2車線が左折車線であり、R233が片側2車線で始まる事が想像できる。実際にR233に進むとすぐに車線が減少するというオチもなく片側2車線で留萌市街地から離れていく。

4.潮静交差点で右側車線が右折専用車線になる 5.留萌市大和田 6.深川留萌道・留萌大和田IC
 片側2車線の終わりは約2.6km先の潮静交差点までで、右側車線が右折専用車線になる事で交差点以東は対面2車線になる。車線は減少したものの平坦で走りやすい道路状況が続いている。蛇行する留萌川に沿っているものの急なカーブはない。大和田駅の前を通過して程なくして深川留萌道の留萌大和田ICに至る。留萌幌糠IC〜留萌大和田IC間は2013年3月16日に開通した新しい区間である。またR233のバイパス(高規格幹線道路)に当たり、深川西IC〜留萌大和田IC間は無料で供用されている。

7.落石注意の標識がある割に地形は穏やか 8.大和田跨線橋 9.深川留萌道は通行無料である事を示す標識が複数設置されている
 無料で通行できる区間があるため留萌大和田IC以降の交通量はさらに少なくなる。道路状況としてはアップダウンやカーブがあるもののどれも緩やかなため走りやすい。大和田跨線橋でJR留萌本線をオーバーパスして紅葉橋で留萌川を渡り、2車線快走路を淡々と走る。

10.深川留萌道と並走 11.深川留萌道・留萌幌糠IC 12.北海道r550交差点の手前には中央分離帯がある
 幌糠駅周辺の幌糠集落の手前では右側を走る深川留萌道が見え、遮音壁等がないため走っている車両が見える。幌糠駅前を通り過ぎてすぐに幌糠留萌ICを通過する。留萌大和田ICと異なりR233との交差点には信号機が設置されている。留萌幌糠ICからは中央分離帯が設けられており片側1車線として留萌本線に沿って左に大きくカーブする。北海道r550との交差点を過ぎると中央分離帯はなくなり対面2車線となり、北海道r1068との交差点を通過する。

13.橙実線と白破線を繰り返す 14.橘橋 15.北海道r549交差点
 留萌本線と並走しながら2車線快走路と淡々と走る。留萌本線とは隣接している区間も長いが非電化で架線がないため余り目立たず並走している事を忘れてしまいそうになる。留萌本線との並走は北海道r549との交差点付近までで、以降はR233が南に進路を取るのに対して留萌本線は北に進路を取りr549と並走して深川駅方面に向かう。

16.美葉牛峠を越えて北竜町に入る 17.北竜ひまわりIC 18.平野を快走
 r549交差点から緩やかな上り勾配の快走路を走っていると深川留萌道の高架下をくぐり、美葉牛峠を越えて北竜町に入る。どう読むのか悩む峠の名称だが、そのまま“びばうし”と読む。美葉牛峠からの下り勾配も緩やかで峠から約900mで北竜ひまわりICを通過する。インターから先は田畑の多い平野部となり勾配はさらに緩やかになる。

19.「居眠り運転注意!2時間ごとに休憩を!」 20.R275碧水交差点 21.旭川まで45km
 平坦かつ直線基調の2車線快走路を淡々と走る。一ノ沢川を渡って右カーブを曲がった先でR275との碧水交差点を通過する。左折のR275に深川留萌道が案内されているが、沼田ICはR233ではなくR275と接続している。碧水交差点からも2車線の走りやすい状況が続いており、緩やかな上り勾配の快走路を走る。

22.筑紫橋 23.秩父別町内も快走路 24.北海道r282秩父別2-2交差点
 雨竜川に架かる筑紫橋を渡ると秩父別町に入る。橋を渡り終えた直後こそ下り勾配で左カーブだが、勾配がなくなると同時にカーブもなくなり、北海道らしい直線道路走る。秩父別町の市街地も直線のままで周囲にあるものが田畑から家屋に川割るだけで走りやすい道路状況から変化ない。町役場に隣接する北海道r282秩父別2-2交差点を通過するが、町や村の中心部にありがちな狭くなる事もごちゃごちゃ走らされる事もない。

25.道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」 26.秩父別跨線橋 27.秩父別IC
 町役場から程なくして道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」の前を通過する。便宜上“前”と表現したが、厳密には道の駅の敷地は国道に隣接しておらず市道を介して出入りする必要がある。道の駅を通過してすぐに上り勾配となって秩父別跨線橋で少し距離をおいていた留萌本線をオーバーパスする。秩父別跨線橋から降りた所で五差路を道なりに右斜め前方へ進み、これまた少し距離を置いていた深川留萌道の秩父別ICを通過する。

28.深川留萌道 29.深川市に入る 30.北海道r281曙町交差点
 秩父別ICから程なくして深川留萌道の本線高架下を通過し、留萌本線と並走しながら東南東の方角に進む。深川カントリー倶楽部の出入口道路との交差点付近で市町境を越えて深川市に入る。北海道r281曙町交差点の手前から右に大きくカーブして進行方角を南南東に変える。

31.深川市北光町 32.函館本線をオーバーパス
 曙町交差点から程なくして沿線の建物が増え、そのうちのいくつかは商業施設である。進むにつれて建物はどんどん増えていくが、見通しが悪くなったり道路そのものの線形が悪くなったりという事はない。留萌本線の起点駅でもある深川駅の東で跨線橋で函館本線を越える。

33.北海道r574条12番交差点を右折 34.4条12番交差点からは4車線 35.北海道r47・r2844条8番交差点を左折
 跨線橋からの勾配を下り切った所で北海道r57との4条12番交差点を右折する。その後は4車線道路になるが、僅か300m程進んだ所で北海道r47・r2844条8番交差点を左折しなければならない。直進のr47に進めば3.4km程先で深川西ICに至る。深川JCTからひとつめのこの深川西ICが有料/無料の境のインターである。1区間だけ無料というのは不自然な気がするが、深川JCTでは流出入できず深川JCT〜深川西IC間が無料で通行できないと解釈すれば多少なりともすっきりするのではないだろうか。

36.深川橋は泥跳ねに注意 37.市街地を抜けると快走路に戻る
 4条8番交差点からは2車線となって市街地の南部を走り抜けて深川橋を渡る。走行時は上流側の欄干を工事しており若干狭くなっていた。その後しばらくは住宅がそこそこ立っている中を走るが、進むにつれてその密度は疎らになっていく。

38.道の駅「ライスランドふかがわ」 39.R12音江町1-8交差点を左折
 R12との音江町1-12交差点の直前に道の駅「ライスランドふかがわ」があり、R233からもR12からも出入り可能である。R12との音江町1-8交差点はR233の起点ではなく、左折して旭川に向かう。しかしこの先起点まで全てR12と重複しており、この音江町1-8交差点が実質的な起点と言える。

40.すぐに右車線が減少 41.おにぎりはR12のみ 42.道央道
 音江町1-8交差点を左折した直後は片側2車線だが、すぐに右側車線がなくなるため対面2車線と言ってよい状態である。二桁幹線国道と重複しているだけあって交通量は多く、反対側車線は渋滞気味だった。旭川方面に向かう方は順調に流れており、緩やかなカーブの上り勾配を走る。すぐ左側に石狩川が流れているのだが、樹木などに視界を遮られるため川面は見えない。北海道r916内園交差点付近からは平坦になるが、道央道の高架の手前からは緩やかに下っている。

43.旭川市に入る 44.旭川市に入ってすぐに片側2車線になる 45.神居古潭トンネルは対面2車線
 勾配を下っていると内大部川を渡って旭川市に入り、そのすぐ先で車線が増えて片側2車線になる。さすが二桁幹線国道は良く整備されていると思うかもしれないが、r57神居古潭交差点を過ぎると右側車線がなくなり、以降は対面2車線になる。石狩川左岸の上り勾配を走っていると神居古潭トンネルをくぐる。

46.神居古潭トンネルを出ると片側2車線 47.片側2車線は市街地まで続かない 48.奥に見えるのは春志内トンネル
 神居古潭トンネルを出てすぐに車線が増えて再び片側2車線となる。しかしこの片側2車線区間も旭川市街地まで届かず、約2.0km先で今度は左側車線がなくなる。その後ニンエカムイ覆道をくぐり、左に大きくカーブして春志内トンネルに入る。内部で右にカーブしている春志内トンネルは1805mと比較的長大なトンネルである。トンネルを出ると石狩川に沿った2車線道路を走る。

49.音江町1条8交差点以降3ヶ所目の片側2車線 50.R12旭川新道との分岐は右車線を走行 51.台場2条6交差点
 まず中央分離帯が現れて片側1車線になったうえで車線が増えて片側2車線になる。この音江町1条8交差点以東で3ヶ所目の片側3車線区間にしてようやく車線減少なく市街地まで行く事ができる。旭川市台場まで来ると沿線には密度は低いものの住宅や商業施設が点在するようになる。そして音江町1条8交差点から約22.0kmでR12のバイパスの旭川新道と現道とに分岐する。R12のトレースであればどちらに進んでも良いのだが、今回トレースしているのはR233である。よって右側車線を走り現道へと進む。

52.台場2条6交差点から先は片側2車線 53.市街地に差し掛かる 54.旭川大橋
 台場2条6交差点で片側1車線となるも交差点を過ぎれば片側2車線になる。バイパスではない現道でも片側2車線なのはR12という二桁幹線国道に重複しているからに他ならない。緩やかな勾配を上っていると沿線の建物の数が増えていく。北海道r90忠和4条8交差点を過ぎて美瑛川に架かる旭川大橋を渡る。

55.4条通西7丁目交差点を右折 56.市街地らしくなってくる 57.R12・R237・R4524条通1交差点
 旭川大橋からはさらに交通量が増えるが片側2車線と道路状況が良いせいもあって流れは悪くない。JR函館本線のガードをくぐった直後の4条6交差点を右斜め前方へ進み、市街地の直線道路を約800m走るとR12・R237・R4524条通1交差点を通過する。ここからはR237やR452も重複してきそうなものだが、4条通1交差点が起終点のため4国道重複状態にはならない。

58.交通量は多い 59.R12・R39・R40・R333 4条通6交差点
 4条通1交差点からは旭川市の中心部にさらに近付くため交通量は多い。しかし路上駐車はほとんどなく歩道が整備されているうえに路側帯も狭くないので道路状況としては走りやすいと言える。4条通1交差点から約700mで4条通6交差点に至る。このR12、R39、R40、R333との交差点がR233の起点である。